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業容の拡大で(株)Mマートが100キロ単位、1トン単位の「大量販売市場」創設

2011年10月27日

株式会社Mマート

業容の拡大で(株)Mマートが
100キロ単位、1トン単位の「大量販売市場」創設

食材B2Bサイトの大手「Mマート」を運営する株式会社エムマート(本社・東京都新宿区、村橋孝嶺社長、電話03・6811・0124、http://www.m-mart.co.jp/)は、業務用食材のネットにおける取引が拡大し、一回に数百キロ、数トンという大量の販売が増えたのと、買い手が7万社を超えたのを機に、一回の取引の最小単位を百キロと1トンの二種類の「大量販売市場」をMマート内に開設した。
創業以来十一年が経過し、業務用食材の仕入れをネットで行う企業が増え、大型飲食店、宿泊施設やチェーン店や、食品加工業等の企業は、一回の仕入れが数百キロ・数トンになることが多くなり、大量仕入れ専用の市場が必要と判断し、「大量販売市場」を十一月一日にオープンする。
従来の十五〜二十キロ単位の市場も拡大が続き、出店社管理ページに出店社の出品全品に毎日や毎月のアクセス数と販売数、販売率等を表示するシステムを六月より導入し、そのシステムを活用して商品の並び替えや価格政策に反映させたところ、七月、八月、九月の対前年比売上げは、出店社平均で三十一%、四十八%、二十%と大幅にアップした。
Mマートの村橋孝嶺社長は、「インターネットで業務用の仕入れをしている企業は、まだまだ少なく、又、仕入れをしている企業でも、自社の総仕入れ額からみると、数%しかいっていない。ということは、ネットによる業務用食材の仕入れは、これからの伸びが大きく、成長分野として期待できる業態です。」といっている。
業務用食材を仕入れする企業の内、インターネットを利用する企業の数はまだ少数派である。
電子書籍やLCC(ローコストキャリア)等、インターネットを利用した流通革命が進んでいるが、食材を利用する企業の殆どが数%でも利用するようになれば大変な売上げをネット食材B2Bにもたらすことになる。
村橋社長は「従来のようにコストに利益を乗せて価格を設定するのではなく、ネットの市場相場があるので、それに合わせても利益が出るように自社の販売構造を改変する企業が生き残ります。買い手はネットの向こうに無限に近い程います。それを信じて価格を決定する、その時大事なことは従来の組織の販管費を正確に分離して計算することです」と言っている。
今後もあらゆる業界でネットを利用した流通革命は進んでいくと思う。(了)
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