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【福祉のBCP対策の実態とは】事業者の64.4%が「BCP対策」を実施 6割以上が自家発電機を、約半数が蓄電池を設置

〜停電時の問題、「医療機器が使えなくなること」を最も懸念〜

 大型リチウムイオン蓄電池内臓蓄電システム「パワーイレ・スリー」を販売する株式会社サイラット(本社:東京都中央区、代表取締役:高橋 政偉)は、介護・医療施設の経営者・施設長・ホーム長・管理者104名に対し、福祉領域(介護・医療)のBCP対策の実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。





調査サマリー


[画像1: https://prtimes.jp/i/108411/1/resize/d108411-1-4d44cf5f55e570863dc4-5.jpg ]




調査概要

調査概要:福祉領域(介護・医療)のBCP対策の実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー(R)?」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年8月2日〜同年8月4日
有効回答:介護・医療施設の経営者・施設長・ホーム長・管理者104名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社サイラット」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.cairat.co.jp/


介護・医療施設の64.4%が、「BCP対策」を実施

 「Q1.あなたは、あなたが勤めている施設では施設を継続的に運営するために、施設の設備強化に関するBCP対策を行っていますか。」(n=104)と質問したところ、「はい」が64.4%、「いいえ」が35.6%という回答となりました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/108411/1/resize/d108411-1-00d9714d23d7202e7269-2.jpg ]

・はい:64.4%
・いいえ:35.6%


具体的には、6割以上が「自家発電機の設置」、約半数は「蓄電池の設置」を実施

 Q1で「はい」と回答した方に、「Q2.施設の設備強化に関するBCP対策として実施していることを教えてください。(複数回答)」(n=67)と質問したところ、「自家発電機の設置」が61.2%、「防火シャッターの設置」が46.3%、「蓄電池の設置」が44.8%という回答となりました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/108411/1/resize/d108411-1-6a4e16b50a613e966c8a-1.jpg ]

・自家発電機の設置:61.2%
・防火シャッターの設置:46.3%
・蓄電池の設置:44.8%
・排煙設備の設置:43.3%
・太陽光発電の設置:35.8%
・排水ポンプの設置:32.8%
・制震・免震ラックの設置:23.9%
・止水板の設置:16.4%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:4.5%


導入している蓄電池のタイプ、40.0%が「ポータブルタイプ」で最多

 Q2で「蓄電池の設置」と回答した方に、「Q3.あなたがお勤め先の施設で導入している蓄電池のタイプを教えてください。」(n=30)と質問したところ、「ポータブルタイプ」が40.0%、「据置型」が30.0%という回答となりました。

[画像4: https://prtimes.jp/i/108411/1/resize/d108411-1-e8ad2d65923e5ed7aa1a-4.jpg ]

・ポータブルタイプ:40.0%
・据置型:30.0%
・両方導入している:30.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%


「停電」した場合に想定される問題、「医療機器が使えなくなる」が56.7%で最多

 「Q4.あなたのお勤めの施設で、もし災害などで「停電」した場合、どのような問題が起きると思いますか。(複数回答)」(n=104)と質問したところ、「医療機器が使えなくなる」が56.7%、「施設利用者がパニックになる」が50.0%、「通信、連絡手段が途絶える」が49.0%という回答となりました。

[画像5: https://prtimes.jp/i/108411/1/resize/d108411-1-93d7a7d7453c44e51a73-7.jpg ]

・医療機器が使えなくなる:56.7%
・施設利用者がパニックになる:50.0%
・通信、連絡手段が途絶える:49.0%
・従業員間での電子端末を活用したコミュニケーションが取りづらくなる:34.6%
・介護ベットなどの福祉・介護用具が使えなくなる:31.7%
・蛍光灯がつかないため、身動きが取れなくなる:26.9%
・その他:3.8%
 ー61歳:EVなどが使えず移動しにくくなる
 ー60歳:自家発電機で対応する
 ー65歳:無停電電源装置がある
・わからない/答えられない:4.8%


他にも「入浴ができない、食事が作れない」や「問題解決後、機器類が正常に作動するのかどうか」などの不安も

 Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、災害などで「停電」した際に、あなたがお勤めしている施設で起きる問題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=99)と質問したところ、「入浴ができない、食事が作れない」や「問題解決後、機器類が正常に作動するのかどうか」など57の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・40歳:入浴ができない、食事が作れない。
・47歳:データ保存の問題。問題解決後、機器類が正常に作動するのかどうか。
・65歳:空調が止まる。冷蔵設備が使用できなくなる。コンピュータ関連が作動しなくなる。
・56歳:自家発電が起動し、音と振動がする。
・44歳:パニックをうまくコントロールできるかわからない。
・58歳:人工呼吸器が使えなくなる。
・63歳:治療、診療に支障が出る。
・50歳:季節によるが冷蔵、冷凍の食品、薬品に影響が出る。


BCP対策として「蓄電池の導入」を検討する事業者は7割以上

 Q1で「はい」と回答し、かつQ2で「蓄電池の設置」と回答しなかった方に、「Q6.今後施設の設備強化に関するBCP対策として「蓄電池」の導入を検討していきたいと思いますか。」(n=37)と質問したところ、「非常にそう思う」が24.4%、「ややそう思う」が48.6%という回答となりました。

[画像6: https://prtimes.jp/i/108411/1/resize/d108411-1-59bbf5f10b6d5b5c0a46-6.jpg ]

・非常にそう思う:24.4%
・ややそう思う:48.6%
・あまりそう思わない:10.8%
・全くそう思わない:5.4%
・わからない/答えられない:10.8%


蓄電池を導入する場合、約6割から「長期保証」を求める声

 Q6で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q7.あなたが、施設で導入を進める場合、蓄電池に求めることはなんですか。(複数回答)」(n=27)と質問したところ、「長期保証」が59.3%、「安全性」が51.9%、「蓄電量」が44.4%という回答となりました。

[画像7: https://prtimes.jp/i/108411/1/resize/d108411-1-a120cb7c896a3f7d92fc-3.jpg ]

・長期保証:59.3%
・安全性:51.9%
・蓄電量:44.4%
・工事不要で設置可能:40.7%
・電源供給が自動:37.0%
・容量維持率:25.9%
・急速充電:18.5%
・その他:0.0%
・特にない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%


他にも「安価で大容量」や「ある程度の電力を供給できる」などを蓄電池に求める声も

 Q7で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q8.Q7で回答した以外に、施設に導入する蓄電池に求めることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=27)と質問したところ、「安価で大容量」や「ある程度の電力を供給できる」など16の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・50歳:安価で大容量。
・44歳:ある程度の電力を供給できる。
・47歳:どの程度の効果があるのかが、不明の為知りたい。
・51歳:一時的な電力確保。
・50歳:蓄電池のコストを下げてほしい。


まとめ

 今回は、介護・医療施設の経営者・施設長・ホーム長・管理者104名に対し、福祉領域(介護・医療)のBCP対策の実態調査を実施しました。

 企業におけるBCP対策の重要性に関心が集まる中、介護・医療施設の64.4%が「BCP対策」を実施していることが分かりました。最も多い対策方法として、6割以上が「自家発電機の設置」と回答しており、約半数は「蓄電池の設置」を実施していることが明らかに。

 介護・医療施設の現場で「停電」した場合に想定される問題として、「医療機器が使えなくなる」(56.7%)や「施設利用者がパニックになる」(50.0%)、他にも「通信、連絡手段が途絶える」(49.0%)などが挙がりました。介護・医療施設の現場においての停電時のトラブルは、命に関わる問題に発展する恐れが多いことから、混乱を避けるための万全な対策が必要と言えるでしょう。

 また、今後BCP対策として「蓄電池の導入」を検討する介護・医療施設は7割以上にも上り、蓄電池のニーズの高まりが伺えました。蓄電池を導入する場合に求める条件としては、第1位「長期保証」、第2位「安全性」、第3位「蓄電量」が挙がりました。

 現在電力高騰、さらに夏の電力逼迫を受け、現状でもBCP対策が急務とされている中、福祉療育現場においても停電など有事の際は大きな影響を受けることが危惧され、BCP対策を実施する介護・医療施設は増加傾向にあります。命を預かる現場において停電時の混乱を避けるために、ハードルの低い対策から実施することが万全の対策への近道と考えられており、最近では手軽に導入できる対策の一環として、「蓄電池」のニーズが高まりを見せているようです。


株式会社サイラットについて

 社名である「cairat」は、フランス語の「Caira(「何とかなる」「解決する」)」と「TROS(「3」「3つ」)」を掛け合わせた造語ネーミングとなっています。
 ともに働く仲間と、アカルイ職場で、ココロを通わせ、イッショに楽しみながら、これまでにないソリューションをゼロからイチに持っていくことをモットーにしている会社です。

 サイラットが提供する「ゼロクレール」は、独自のロジックを用いることにより、初期投資ゼロで様々なビジネス機器をレンタル方式で導入できるサービスを提供しており、SDGsへの取り組みも実施しております。


会社概要

会社名  :株式会社サイラット
設立   :2020年11月13日
代表取締役:高橋 政偉
所在地  :東京都中央区小伝馬町4-2 VORT日本橋本町6F
事業内容 :ZERO事業(ゼロクレール)、スペースブランディング事業
URL   :https://www.cairat.co.jp/
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