脊髄障害に起因する排便障害についての情報サイト「スッキリ排便.jp」公開のお知らせ
[23/02/22]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
日本で初めての脊髄障害に起因する排便障害に特化した専門的サイト
コロプラスト株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ヤコブセン・ステファン・リンデ、以下、コロプラスト)は、脊髄障害に起因する排便障害の患者さんやそのご家族および一般の方々を対象に、排便障害やその治療法についての情報を掲載したウェブサイト「スッキリ排便.jp(http://sukkirihaiben.jp)」(総監修:医療法人社団 健育会 湘南慶育病院 副院長 外科・消化器外科 前田 耕太郎 先生、自治医科大学 外科学講座 消化器一般移植外科学部門 教授 味村 俊樹 先生)を公開しましたのでお知らせいたします。
脊髄障害に起因する排便障害とは、脊髄損傷や二分脊椎などの脊髄障害によって排便に関する神経が損傷することで起こる排便障害(重い便秘や、便失禁など)で、脊髄障害者の半数以上が排便障害に悩まされています*1,2。デリケートな悩みのため一人で悩む方が多く、適切な治療法にたどり着けている方はまだ少ないのが現状です。本サイトでは近年日本に導入された新しい治療法(経肛門的洗腸療法)をはじめ、病状を正しく理解し、悩みを解決するためのサポート情報を提供しています。
[画像: https://prtimes.jp/i/113471/1/resize/d113471-1-1ed9787e02feff34fbb7-0.png ]
本サイトは、脊髄障害の患者さんの多くが悩んでいる排便障害について、効果的な排便管理方法ならびに排便障害を改善する治療法の情報を提供することで、患者さんご自身や周囲でサポートする方々、社会一般の方々にも疾患を正しく理解いただき、適した治療法を見つけるためのサポートとなることを目的としています。脊髄障害の約半数以上の方が便秘や便失禁等の排便障害に悩んでいると報告されています*1,2。デンマークにあるコロプラストの親会社実施したインタビュー調査*3では、排便障害は身体的な影響だけでなく、心の健康への影響が大きく、「外出が億劫になる」、「他者との関わりを持たず孤独になる」、「仕事や学校に行けなくなる」など、治療を更に遅らせる悪循環へと陥りがちであるという結果が得られました。また、排便障害はデリケートな問題であることから、医療機関を頼らず、まずは自己流の治療を試みてしまい、適切な治療にたどり着くまでに平均5〜6年を要してしまうのが現状です。早期に適切な治療にたどり着くためには、疾患の理解や治療法の種類などの情報が重要です。「スッキリ排便.jp」では、排便障害に関する情報や治療のステップ、病院情報に加え、受診時に役立つ排便日誌を提供しています。患者さんが排便障害を正しく理解し、医療機関へ相談するためのツールとしてご活用いただけます。また、同じ疾患を抱えた患者さんの体験談を掲載しています。同じ悩みを持った方が治療に取り組む様子をご覧いただくことで、患者さんの孤独感を払拭し、治療へ踏み出すきっかけになることをねらいとしています。「スッキリ排便.jp」のコンテンツ
排便障害とは
排便障害の症状やその原因、排便障害に関するインタビュー調査結果等をわかりやすく解説しています。
治療について
経肛門的洗腸療法を中心とした排便障害の治療法の解説、治療のステップ、公的医療保険について掲載しています。
病院検索
経肛門的洗腸療法を導入している病院を検索できます。年々導入病院は増加しており、随時更新しています。
体験談
排便障害による悩みを抱え、治療をしている方の体験談を掲載しています。閲覧する方が似た境遇の方と出会えるよう、今後も記事を増やしてまいります。
資料ダウンロード
日々の排便状況を記録し、医療機関へ相談の際に役立つ排便日誌がダウンロードできます。脊髄障害による排便障害について
*4
脊髄の障害(脊髄損傷や二分脊椎など)によって排便に関する神経が損傷することで起こる排便障害です。腸の運動機能低下や、便秘、排便時間の延長といった症状が見られます。また、肛門括約筋を意識的に動かすことが難しくなるため、便失禁を引き起こします。コロプラストグループについて
コロプラストは、1957年に福祉の国デンマークで設立された、医療用装具・治療材料では世界トップクラスのメーカーです。個人的でデリケートな医療状態にある皆さまの生活をより快適にするための製品やサービスを開発しています。製品をお使いくださっている方々の声に耳を傾け、ともに開発を行い、個々のニーズに即した解決方法を見つけ出しています。オストミーケア、コンチネンスケア、ウンドケア&スキンケア、ウロロジーケアの分野において、1万人以上の社員が世界136ヶ国で活動しています。Coloplast A/S (英語):https://www.coloplast.com/コロプラスト株式会社:https://www.coloplast.co.jp/Facebook:https://www.facebook.com/ColoplastJP/Instagram:https://www.instagram.com/coloplast.jp/Twitter:https://twitter.com/ColoplastJapan参考*1. 脊髄障害による難治性排便障害に対する経肛門的洗腸療法(transanal irrigation:TAI)の適応および指導管理に関する指針*2. 加藤真介, 仙石淳, 乃美昌司, 能登真一. ウェブベース調査による日本での神経因性大腸機能障害の実態調査. 日本脊髄障害医学会雑誌. 2017;30(1):46-50.*3. Coloplast, Market Study, The impact of bowel dysfunction of patients and HCPs, 2017, Data-on-file [VV-0196644]*4. Guidelines for Management of Neurogenic Bowel Dysfunction in Individuals with Central Neurological Conditions 2012 P14【本リリース内容はPDFでもご覧いただけます】https://prtimes.jp/a/?f=d113471-1-f0766ef9c0025bec9daac4e740f87ce1.pdf
コロプラスト株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ヤコブセン・ステファン・リンデ、以下、コロプラスト)は、脊髄障害に起因する排便障害の患者さんやそのご家族および一般の方々を対象に、排便障害やその治療法についての情報を掲載したウェブサイト「スッキリ排便.jp(http://sukkirihaiben.jp)」(総監修:医療法人社団 健育会 湘南慶育病院 副院長 外科・消化器外科 前田 耕太郎 先生、自治医科大学 外科学講座 消化器一般移植外科学部門 教授 味村 俊樹 先生)を公開しましたのでお知らせいたします。
脊髄障害に起因する排便障害とは、脊髄損傷や二分脊椎などの脊髄障害によって排便に関する神経が損傷することで起こる排便障害(重い便秘や、便失禁など)で、脊髄障害者の半数以上が排便障害に悩まされています*1,2。デリケートな悩みのため一人で悩む方が多く、適切な治療法にたどり着けている方はまだ少ないのが現状です。本サイトでは近年日本に導入された新しい治療法(経肛門的洗腸療法)をはじめ、病状を正しく理解し、悩みを解決するためのサポート情報を提供しています。
[画像: https://prtimes.jp/i/113471/1/resize/d113471-1-1ed9787e02feff34fbb7-0.png ]
本サイトは、脊髄障害の患者さんの多くが悩んでいる排便障害について、効果的な排便管理方法ならびに排便障害を改善する治療法の情報を提供することで、患者さんご自身や周囲でサポートする方々、社会一般の方々にも疾患を正しく理解いただき、適した治療法を見つけるためのサポートとなることを目的としています。脊髄障害の約半数以上の方が便秘や便失禁等の排便障害に悩んでいると報告されています*1,2。デンマークにあるコロプラストの親会社実施したインタビュー調査*3では、排便障害は身体的な影響だけでなく、心の健康への影響が大きく、「外出が億劫になる」、「他者との関わりを持たず孤独になる」、「仕事や学校に行けなくなる」など、治療を更に遅らせる悪循環へと陥りがちであるという結果が得られました。また、排便障害はデリケートな問題であることから、医療機関を頼らず、まずは自己流の治療を試みてしまい、適切な治療にたどり着くまでに平均5〜6年を要してしまうのが現状です。早期に適切な治療にたどり着くためには、疾患の理解や治療法の種類などの情報が重要です。「スッキリ排便.jp」では、排便障害に関する情報や治療のステップ、病院情報に加え、受診時に役立つ排便日誌を提供しています。患者さんが排便障害を正しく理解し、医療機関へ相談するためのツールとしてご活用いただけます。また、同じ疾患を抱えた患者さんの体験談を掲載しています。同じ悩みを持った方が治療に取り組む様子をご覧いただくことで、患者さんの孤独感を払拭し、治療へ踏み出すきっかけになることをねらいとしています。「スッキリ排便.jp」のコンテンツ
排便障害とは
排便障害の症状やその原因、排便障害に関するインタビュー調査結果等をわかりやすく解説しています。
治療について
経肛門的洗腸療法を中心とした排便障害の治療法の解説、治療のステップ、公的医療保険について掲載しています。
病院検索
経肛門的洗腸療法を導入している病院を検索できます。年々導入病院は増加しており、随時更新しています。
体験談
排便障害による悩みを抱え、治療をしている方の体験談を掲載しています。閲覧する方が似た境遇の方と出会えるよう、今後も記事を増やしてまいります。
資料ダウンロード
日々の排便状況を記録し、医療機関へ相談の際に役立つ排便日誌がダウンロードできます。脊髄障害による排便障害について
*4
脊髄の障害(脊髄損傷や二分脊椎など)によって排便に関する神経が損傷することで起こる排便障害です。腸の運動機能低下や、便秘、排便時間の延長といった症状が見られます。また、肛門括約筋を意識的に動かすことが難しくなるため、便失禁を引き起こします。コロプラストグループについて
コロプラストは、1957年に福祉の国デンマークで設立された、医療用装具・治療材料では世界トップクラスのメーカーです。個人的でデリケートな医療状態にある皆さまの生活をより快適にするための製品やサービスを開発しています。製品をお使いくださっている方々の声に耳を傾け、ともに開発を行い、個々のニーズに即した解決方法を見つけ出しています。オストミーケア、コンチネンスケア、ウンドケア&スキンケア、ウロロジーケアの分野において、1万人以上の社員が世界136ヶ国で活動しています。Coloplast A/S (英語):https://www.coloplast.com/コロプラスト株式会社:https://www.coloplast.co.jp/Facebook:https://www.facebook.com/ColoplastJP/Instagram:https://www.instagram.com/coloplast.jp/Twitter:https://twitter.com/ColoplastJapan参考*1. 脊髄障害による難治性排便障害に対する経肛門的洗腸療法(transanal irrigation:TAI)の適応および指導管理に関する指針*2. 加藤真介, 仙石淳, 乃美昌司, 能登真一. ウェブベース調査による日本での神経因性大腸機能障害の実態調査. 日本脊髄障害医学会雑誌. 2017;30(1):46-50.*3. Coloplast, Market Study, The impact of bowel dysfunction of patients and HCPs, 2017, Data-on-file [VV-0196644]*4. Guidelines for Management of Neurogenic Bowel Dysfunction in Individuals with Central Neurological Conditions 2012 P14【本リリース内容はPDFでもご覧いただけます】https://prtimes.jp/a/?f=d113471-1-f0766ef9c0025bec9daac4e740f87ce1.pdf