ブレインケア、軽度認知障害プロジェクトに参画し認知症研究開始
[17/06/14]
提供元:PRTIMES
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キャピタルメディカ・ベンチャーズを引受先とする第三者割当増資を実施
認知症予防ソリューションや医療データ解析を提供するブレインケア株式会社(東京都世田谷区、代表取締役 山本大輔、以下当社)は、病院の経営支援や高齢者住宅を運営するキャピタルメディカグループの企業内ベンチャーキャピタルである株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ(東京都港区、代表取締役 青木武士、以下キャピタルメディカ・ベンチャーズ)を引受先とする第三者割当増資を実施しました。これに伴いキャピタルメディカグループと業務提携し、認知症に関する研究を開始します。
本提携により当社は、キャピタルメディカグループがJR東日本スポーツ株式会社(東京都豊島区:代表取締役社長 岩崎伊佐雄、以下JR東スポーツ)と認知症基礎研究の第一人者である東京大学大学院薬学系研究科機能病態学富田泰輔研究室とが共同で実施している『軽度認知障害早期発見及びリスク低減プログラム開発運営プロジェクト』(以下MCIプロジェクト)に参画し、認知症に関する研究を共同で開始することを発表します。
■業務提携の詳細
厚生労働省の調査によると、65歳以上の高齢者のうち認知症の方は推計15%で、2012年時点で約462万人に上ることがわかっており、軽度認知障害(MCI)の高齢者も約400万人いると推計され、65歳以上の4人に1人が認知症とその“予備軍”となる計算になっています(※1)。認知症は近年大きな社会問題とされ、その社会的コストは年間約14.5兆円にものぼると言われています(※2)。
認知症を発症した後に健常状態に戻ることはできないとされている一方で、軽度認知障害(MCI)から14%〜44%の方が健常に戻る可能性があることから、リカバリープログラムを施すのは早期であればあるほど効果的と考えられています。したがって、大きな社会問題である認知症対策としては、現状では軽度認知障害を早期に発見し、併せて適切なリカバリープログラムを実施することが有効であると言われています。
このような背景を踏まえ、認知症治療専門病棟を含む22病院の経営支援や14施設の高齢者住宅を運営するキャピタルメディカは、認知症基礎研究の第一人者である東京大学大学院薬学系研究科・富田教授の全体監修のもと、フィットネスクラブや介護予防サービス事業を行うJR東スポーツと共同でMCIの早期発見テスト及び認知症リスク低減プログラム「アタマカラダ!ジム」を開発・運営しています。
「アタマカラダ!ジム」は軽度認知障害(MCI)の早期発見テストと認知症リスク低減運動プログラムを併せて実施することができる構成になっており、プログラムを実施する利用者の情報を保管・蓄積する仕組みとなっております。
ブレインケアは「誇りある高齢化社会の実現」という理念のもと、創業以来、デイサービスといった介護事業者とともに認知症予防ソリューションの開発運営を行っています。認知機能トレーニングを目的とした機械学習を活用した画像解析技術を基盤とする脳波測定の研究開発や平均年齢84.1歳の購読者層を持つ脳トレ冊子『認活道場』を後期高齢者に提供し機能改善を図る一方で、高齢者に特化した健康データ調査やデータ解析を行っています。高齢者に特化した認知機能や運動データを解析することにより、軽度認知障害(MCI)に至るまでの状態変化の可視化に取り組んでいます。
今回のキャピタルメディカグループとの業務提携を通じて、ブレインケアはキャピタルメディカグループの介護事業子会社である株式会社クラーチ(本社:東京都港区、代表取締役:鮫島 智啓)に蓄積されたデータおよびアタマカラダ!ジムで得られるデータを解析することにより、新しい知見の論文化支援をはじめ、MCIプロジェクトの新サービスの開発ならびに「アタマカラダ!ジム」のサービスクオリティ向上につなげていくことで、認知症にならない社会の実現を推進してまいります。
4.関係各機関
【ブレインケア株式会社】
所在地 : 東京都世田谷区北沢5丁目11-13
事業内容 : 認知症予防ソリューションの開発運営
ホームページ : http://braincare.jp/
【株式会社キャピタルメディカ】
所在地 : 東京都港区虎ノ門1丁目2-3 虎ノ門清和ビル10 階
事業内容 : 病院の経営支援/医療周辺事業/介護施設の運営
ホームページ : http://capimedi.com/
【本リリースの用語及び参考文献等について】
・軽度認知障害(MCI)とは
アルツハイマー型認知症は、長年に渡るアミロイドβタンパクとタウタンパクの蓄積にて発症することが分かっています。この原因物質が蓄積し始めてから発症するまでの間に、認知症予備軍とも言うべき段階があり、この段階を軽度認知障害(MCI)と呼んでいます。軽度認知障害は、健常者と認知症の人の中間段階(グレーゾーン)にあたる症状で認知機能(記憶、決定、理由づけ、実行など)のうち1つの機能に問題が生じているが、日常生活には支障がない状態をいいます。
※1 厚生労働省老健局高齢者支援課認知症・虐待防止対策推進室公表資料 2013.08.24
※2 慶応義塾大学医学部「認知症の社会的費用と推計」 2015.05.29
認知症予防ソリューションや医療データ解析を提供するブレインケア株式会社(東京都世田谷区、代表取締役 山本大輔、以下当社)は、病院の経営支援や高齢者住宅を運営するキャピタルメディカグループの企業内ベンチャーキャピタルである株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ(東京都港区、代表取締役 青木武士、以下キャピタルメディカ・ベンチャーズ)を引受先とする第三者割当増資を実施しました。これに伴いキャピタルメディカグループと業務提携し、認知症に関する研究を開始します。
本提携により当社は、キャピタルメディカグループがJR東日本スポーツ株式会社(東京都豊島区:代表取締役社長 岩崎伊佐雄、以下JR東スポーツ)と認知症基礎研究の第一人者である東京大学大学院薬学系研究科機能病態学富田泰輔研究室とが共同で実施している『軽度認知障害早期発見及びリスク低減プログラム開発運営プロジェクト』(以下MCIプロジェクト)に参画し、認知症に関する研究を共同で開始することを発表します。
■業務提携の詳細
厚生労働省の調査によると、65歳以上の高齢者のうち認知症の方は推計15%で、2012年時点で約462万人に上ることがわかっており、軽度認知障害(MCI)の高齢者も約400万人いると推計され、65歳以上の4人に1人が認知症とその“予備軍”となる計算になっています(※1)。認知症は近年大きな社会問題とされ、その社会的コストは年間約14.5兆円にものぼると言われています(※2)。
認知症を発症した後に健常状態に戻ることはできないとされている一方で、軽度認知障害(MCI)から14%〜44%の方が健常に戻る可能性があることから、リカバリープログラムを施すのは早期であればあるほど効果的と考えられています。したがって、大きな社会問題である認知症対策としては、現状では軽度認知障害を早期に発見し、併せて適切なリカバリープログラムを実施することが有効であると言われています。
このような背景を踏まえ、認知症治療専門病棟を含む22病院の経営支援や14施設の高齢者住宅を運営するキャピタルメディカは、認知症基礎研究の第一人者である東京大学大学院薬学系研究科・富田教授の全体監修のもと、フィットネスクラブや介護予防サービス事業を行うJR東スポーツと共同でMCIの早期発見テスト及び認知症リスク低減プログラム「アタマカラダ!ジム」を開発・運営しています。
「アタマカラダ!ジム」は軽度認知障害(MCI)の早期発見テストと認知症リスク低減運動プログラムを併せて実施することができる構成になっており、プログラムを実施する利用者の情報を保管・蓄積する仕組みとなっております。
ブレインケアは「誇りある高齢化社会の実現」という理念のもと、創業以来、デイサービスといった介護事業者とともに認知症予防ソリューションの開発運営を行っています。認知機能トレーニングを目的とした機械学習を活用した画像解析技術を基盤とする脳波測定の研究開発や平均年齢84.1歳の購読者層を持つ脳トレ冊子『認活道場』を後期高齢者に提供し機能改善を図る一方で、高齢者に特化した健康データ調査やデータ解析を行っています。高齢者に特化した認知機能や運動データを解析することにより、軽度認知障害(MCI)に至るまでの状態変化の可視化に取り組んでいます。
今回のキャピタルメディカグループとの業務提携を通じて、ブレインケアはキャピタルメディカグループの介護事業子会社である株式会社クラーチ(本社:東京都港区、代表取締役:鮫島 智啓)に蓄積されたデータおよびアタマカラダ!ジムで得られるデータを解析することにより、新しい知見の論文化支援をはじめ、MCIプロジェクトの新サービスの開発ならびに「アタマカラダ!ジム」のサービスクオリティ向上につなげていくことで、認知症にならない社会の実現を推進してまいります。
4.関係各機関
【ブレインケア株式会社】
所在地 : 東京都世田谷区北沢5丁目11-13
事業内容 : 認知症予防ソリューションの開発運営
ホームページ : http://braincare.jp/
【株式会社キャピタルメディカ】
所在地 : 東京都港区虎ノ門1丁目2-3 虎ノ門清和ビル10 階
事業内容 : 病院の経営支援/医療周辺事業/介護施設の運営
ホームページ : http://capimedi.com/
【本リリースの用語及び参考文献等について】
・軽度認知障害(MCI)とは
アルツハイマー型認知症は、長年に渡るアミロイドβタンパクとタウタンパクの蓄積にて発症することが分かっています。この原因物質が蓄積し始めてから発症するまでの間に、認知症予備軍とも言うべき段階があり、この段階を軽度認知障害(MCI)と呼んでいます。軽度認知障害は、健常者と認知症の人の中間段階(グレーゾーン)にあたる症状で認知機能(記憶、決定、理由づけ、実行など)のうち1つの機能に問題が生じているが、日常生活には支障がない状態をいいます。
※1 厚生労働省老健局高齢者支援課認知症・虐待防止対策推進室公表資料 2013.08.24
※2 慶応義塾大学医学部「認知症の社会的費用と推計」 2015.05.29