PLAY TRUE Sapporo 札幌からスポーツの価値を発信札幌市・スポーツ庁・JADA 〜クリーンなスポーツが若い世代を育み、都市を、社会を創る〜
[16/12/11]
提供元:PRTIMES
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PLAY TRUE Sapporo 札幌からスポーツの価値を発信
「クリーンなスポーツへのコミットメントを継続させ、その輪を広げる」(秋元克広札幌市長)
[画像: http://prtimes.jp/i/8230/4/resize/d8230-4-499255-2.jpg ]
日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は、2016年12月10日(土)、札幌時計台にて、「スポーツの価値」を国内外に発信するイベント「PLAY TRUE Sapporo 札幌からスポーツの価値を発信」を開催しました。大雪という悪天候の中、集まった多くの来場者たちはアスリートたちの話す「スポーツの価値」や「アンチ・ドーピングの精神」について、熱心に耳を傾けていました。
主催者側の開会挨拶の後、鈴木大地スポーツ庁長官、秋元克広札幌市長、鈴木秀典JADA会長が冒頭に登壇し、「スポーツの価値」を高め、広めるために札幌市で行われている活動とその意義についてのスピーチを行いました。鈴木大地スポーツ庁長官は、当日札幌市内で降った大雪の話題に触れ「ウィンタースポーツの地として最適な場所であると世界の皆さんに証明できる」と、来年2月に冬季アジア大会の会場となる札幌が大会にふさわしい場所であることをアピールしました。次に登壇した秋元克広札幌市長は、1972年に札幌で開催された冬季オリンピックで子供たちがスポーツに夢を持つきっかけになったと説明、「札幌の発展と持続はスポーツと切り離せない」とし「クリーンなスポーツへコミットメントを継続させ、その輪を広げていくことが冬季アジア大会開催都市の役割だ」と強調しました。続けて登壇した鈴木秀典JADA会長は「アンチ・ドーピングを通してスポーツの価値を未来につなげる」と話し、クリーンなスポーツに参画するアスリートの権利を守る、スポーツの価値を体現し未来につなぐ高校生などの若いリーダーの育成、スポーツの価値を未来につなげる行政や自治体などとのパートナーシップの構築によりアンチ・ドーピングのムーブメントを更に広げていくことの説明がありました。
アスリートの語る「スポーツの価値」、ユース世代が担うスポーツの未来
WADA/JADAアスリート委員室伏広治氏をはじめとする5人のアスリートが参加して行われた座談会では、来る2017年2月に札幌で開催されるアジア冬季競技大会が、クリーンな大会として開催されるよう、スポーツ庁、札幌市、大会組織委員会、JADAが連携して行っているアンチ・ドーピング活動とその意義について語られました。
室伏氏はスポーツの力について「制限の中から生まれる美がある」とし、アンチ・ドーピング活動について「ガーディアン(守護者)として守ってあげるような活動をしていく」と話しました。陸上の福島千里氏は「クリーンなアスリートとして世界と戦っていく」と宣言、元スピードスケート選手の鈴木靖氏は「オリンピアンが話すことでスポーツの価値を高める」と話しました。WADAアスリート委員ベン・サンドフォード氏はドーピングについて「ズルをしてはいけないという理解が必要」と説き、APCアスリート委員長のユ・ホキョン氏は「アジア・オセアニア国際セミナーに参加して母国の韓国に帰ってもアンチ・ドーピングの精神を伝えてゆきたい」と話しました。
また、若きリーダーとして札幌市立平岸高校、清田高校の生徒が登壇し、札幌市とJADAが連携し取り組んでいる教育現場における「ユース世代へのスポーツの価値教育」の成果を発表しました。
平岸高校の生徒はドーピングに対する理解を深めるための策として、紙芝居でドーピングをした選手の心の動きを描き、高校生が小学生に読み聞かせてアンチ・ドーピングを啓発することを提案しました。それに加えて、リストバンドをグッズとして作り、アンチ・ドーピングの文字を身に付けることでの意識の向上をはかることも提案しました。
清田高校の生徒は英語でスポーツの価値をスピーチしました。スポーツは人々の違いを超え、多くの人をつなげる力があると説明し、病気に対してもメリットがあることを解説しました。文化や国籍を超え、誰でも楽しむことのできるスポーツは健康改善や精神の向上などに役立ち、人生を興味深くエキサイティングなものにすると強調しました。
世界各地のアスリートがつないだ「スポーツの真実」が、札幌にイベント後半では、「PLAY TRUEトーチリレー」(※)が紹介されました。
世界中のアスリートたちのメッセージが記された巻物=PLAY TRUE トーチは、アジア冬季競技大会のアスリートヴィレッジにおいて一般公開されることとなり、このプロジェクトの第一走者を務めた室伏広治氏から、秋元克広札幌市長にトーチが手渡されました。最後に記念撮影が行われ、親指と人差し指で四角形を作り、スポーツの価値を自分自身で切り取るということを表すポーズを披露しました。
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(※)「PLAY TRUEトーチリレー」
日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献プロジェクトである「スポーツ・フォー・トゥモロー」の3つの柱の1つである「国際アンチ・ドーピング強化支援事業(?PLAY TRUE 2020”と呼ぶ): スポーツ庁委託事業」の一環として行われているインタビュープロジェクト。
世界中のアスリートのメッセージを、世界で1つの巻物「PLAY TRUE トーチ」に込め、リレー形式につなげていく。
巻物に記されるメッセージは「スポーツにおける真実」=“Truth in Sport”。
アスリートがその競技生活、人生において、最も大切にしている言葉が世界へ、未来へ繋がれていく。
(参照HP:http://playtrue2020-sp4t.jp/torchrelay/jp/ )
■イベント概要■
タイトル :PLAY TRUE Sapporo 札幌からスポーツの価値を発信
開催日 : 平成28年12月10日
会 場 : 札幌市 札幌時計台
登 壇 : 鈴木大地スポーツ庁長官、秋元克広札幌市長、鈴木秀典JADA会長
室伏広治氏、福島千里氏、鈴木靖氏、ベン・サンドフォード氏、ユ・ホキョン氏
平岸高校生徒代表、清田高校生徒代表
主 催 : 日本アンチ・ドーピング機構(JADA)
[補足情報]
■SP4Tについて
東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年までに、官民連携のもと、開発途上国を中心とした100カ国・1000万人以上を対象に推進されるスポーツ国際貢献事業。
世界のよりよい未来をめざし、スポーツの価値を伝え、オリンピック・パラリンピック・ムーブメントをあらゆる世代の人々に広げていく取組み。
(参照HP:http://www.sport4tomorrow.jp/jp/)
■PLAY TRUE 2020
SPORT FOR TOMORROWの活動領域の1つである「国際的なアンチ・ドーピング推進体制の強化支援」プロジェクト。
(参照HP:http://playtrue2020-sp4t.jp/jp/ )
「クリーンなスポーツへのコミットメントを継続させ、その輪を広げる」(秋元克広札幌市長)
[画像: http://prtimes.jp/i/8230/4/resize/d8230-4-499255-2.jpg ]
日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は、2016年12月10日(土)、札幌時計台にて、「スポーツの価値」を国内外に発信するイベント「PLAY TRUE Sapporo 札幌からスポーツの価値を発信」を開催しました。大雪という悪天候の中、集まった多くの来場者たちはアスリートたちの話す「スポーツの価値」や「アンチ・ドーピングの精神」について、熱心に耳を傾けていました。
主催者側の開会挨拶の後、鈴木大地スポーツ庁長官、秋元克広札幌市長、鈴木秀典JADA会長が冒頭に登壇し、「スポーツの価値」を高め、広めるために札幌市で行われている活動とその意義についてのスピーチを行いました。鈴木大地スポーツ庁長官は、当日札幌市内で降った大雪の話題に触れ「ウィンタースポーツの地として最適な場所であると世界の皆さんに証明できる」と、来年2月に冬季アジア大会の会場となる札幌が大会にふさわしい場所であることをアピールしました。次に登壇した秋元克広札幌市長は、1972年に札幌で開催された冬季オリンピックで子供たちがスポーツに夢を持つきっかけになったと説明、「札幌の発展と持続はスポーツと切り離せない」とし「クリーンなスポーツへコミットメントを継続させ、その輪を広げていくことが冬季アジア大会開催都市の役割だ」と強調しました。続けて登壇した鈴木秀典JADA会長は「アンチ・ドーピングを通してスポーツの価値を未来につなげる」と話し、クリーンなスポーツに参画するアスリートの権利を守る、スポーツの価値を体現し未来につなぐ高校生などの若いリーダーの育成、スポーツの価値を未来につなげる行政や自治体などとのパートナーシップの構築によりアンチ・ドーピングのムーブメントを更に広げていくことの説明がありました。
アスリートの語る「スポーツの価値」、ユース世代が担うスポーツの未来
WADA/JADAアスリート委員室伏広治氏をはじめとする5人のアスリートが参加して行われた座談会では、来る2017年2月に札幌で開催されるアジア冬季競技大会が、クリーンな大会として開催されるよう、スポーツ庁、札幌市、大会組織委員会、JADAが連携して行っているアンチ・ドーピング活動とその意義について語られました。
室伏氏はスポーツの力について「制限の中から生まれる美がある」とし、アンチ・ドーピング活動について「ガーディアン(守護者)として守ってあげるような活動をしていく」と話しました。陸上の福島千里氏は「クリーンなアスリートとして世界と戦っていく」と宣言、元スピードスケート選手の鈴木靖氏は「オリンピアンが話すことでスポーツの価値を高める」と話しました。WADAアスリート委員ベン・サンドフォード氏はドーピングについて「ズルをしてはいけないという理解が必要」と説き、APCアスリート委員長のユ・ホキョン氏は「アジア・オセアニア国際セミナーに参加して母国の韓国に帰ってもアンチ・ドーピングの精神を伝えてゆきたい」と話しました。
また、若きリーダーとして札幌市立平岸高校、清田高校の生徒が登壇し、札幌市とJADAが連携し取り組んでいる教育現場における「ユース世代へのスポーツの価値教育」の成果を発表しました。
平岸高校の生徒はドーピングに対する理解を深めるための策として、紙芝居でドーピングをした選手の心の動きを描き、高校生が小学生に読み聞かせてアンチ・ドーピングを啓発することを提案しました。それに加えて、リストバンドをグッズとして作り、アンチ・ドーピングの文字を身に付けることでの意識の向上をはかることも提案しました。
清田高校の生徒は英語でスポーツの価値をスピーチしました。スポーツは人々の違いを超え、多くの人をつなげる力があると説明し、病気に対してもメリットがあることを解説しました。文化や国籍を超え、誰でも楽しむことのできるスポーツは健康改善や精神の向上などに役立ち、人生を興味深くエキサイティングなものにすると強調しました。
世界各地のアスリートがつないだ「スポーツの真実」が、札幌にイベント後半では、「PLAY TRUEトーチリレー」(※)が紹介されました。
世界中のアスリートたちのメッセージが記された巻物=PLAY TRUE トーチは、アジア冬季競技大会のアスリートヴィレッジにおいて一般公開されることとなり、このプロジェクトの第一走者を務めた室伏広治氏から、秋元克広札幌市長にトーチが手渡されました。最後に記念撮影が行われ、親指と人差し指で四角形を作り、スポーツの価値を自分自身で切り取るということを表すポーズを披露しました。
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(※)「PLAY TRUEトーチリレー」
日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献プロジェクトである「スポーツ・フォー・トゥモロー」の3つの柱の1つである「国際アンチ・ドーピング強化支援事業(?PLAY TRUE 2020”と呼ぶ): スポーツ庁委託事業」の一環として行われているインタビュープロジェクト。
世界中のアスリートのメッセージを、世界で1つの巻物「PLAY TRUE トーチ」に込め、リレー形式につなげていく。
巻物に記されるメッセージは「スポーツにおける真実」=“Truth in Sport”。
アスリートがその競技生活、人生において、最も大切にしている言葉が世界へ、未来へ繋がれていく。
(参照HP:http://playtrue2020-sp4t.jp/torchrelay/jp/ )
■イベント概要■
タイトル :PLAY TRUE Sapporo 札幌からスポーツの価値を発信
開催日 : 平成28年12月10日
会 場 : 札幌市 札幌時計台
登 壇 : 鈴木大地スポーツ庁長官、秋元克広札幌市長、鈴木秀典JADA会長
室伏広治氏、福島千里氏、鈴木靖氏、ベン・サンドフォード氏、ユ・ホキョン氏
平岸高校生徒代表、清田高校生徒代表
主 催 : 日本アンチ・ドーピング機構(JADA)
[補足情報]
■SP4Tについて
東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年までに、官民連携のもと、開発途上国を中心とした100カ国・1000万人以上を対象に推進されるスポーツ国際貢献事業。
世界のよりよい未来をめざし、スポーツの価値を伝え、オリンピック・パラリンピック・ムーブメントをあらゆる世代の人々に広げていく取組み。
(参照HP:http://www.sport4tomorrow.jp/jp/)
■PLAY TRUE 2020
SPORT FOR TOMORROWの活動領域の1つである「国際的なアンチ・ドーピング推進体制の強化支援」プロジェクト。
(参照HP:http://playtrue2020-sp4t.jp/jp/ )