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レイセオン社、米海軍向けSPY-6レーダーを追加生産 DDG-51フライトIII駆逐艦に搭載へ




※ この資料はレイセオン社が 2019 年 12月 20 日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳・要約し、配信するものです。資料の内容および解釈については英語版が優先されます。

マサチューセッツ州トゥックズベリー(2019年12月20日)-米海軍との2億5000万ドルの契約を受け、レイセオン社(英語名:Raytheon Company (NYSE: RTN))は、SPY-6レーダーをさらに2セット製造する運びとなりました。これにより、DDG-51フライトIII駆逐艦に納入するレーダーは合計9セットとなります。

[画像: https://prtimes.jp/i/44028/4/resize/d44028-4-348613-0.jpg ]

SPY-6は次世代型の統合ミサイル防空レーダーで、あらゆる艦艇の任務要求を満たすことが出来るように改善されています。

レイセオン社でSPY-6プログラムのディレクターを務めるマイク・ミルズ(Mike Mills)は次のように述べています。「SPY-6は(レガシーレーダーと比べて)探知範囲と感度が大幅に改善されており、地理的に離れて配備されている艦艇がこれまでは不可能だった方法でセンサーデータを共有し、データに基づいて行動することができるようになります。また、弾道ミサイル、巡航ミサイル、水上や空中での最新の脅威に対してこれまでになく柔軟に作戦を遂行する能力を海軍にもたらします」

2014年1月の開始以来、SPY-6プログラムは20のマイルストーンのすべてを、スケジュールを前倒すかたちで完了しています。レーダーは、海軍による広範囲にわたる試験プログラムにおいて単一目標や多目標に同時に対処するという多任務能力を実証し、性能面での成果を挙げています。

レイセオン社が所有する最新式のレーダー開発施設で現在製造中のAN/SPY-6(V)は、DDG-51フライトIIIの1番艦となる「ジャック・H・ルーカス」(DDG-125)に予定どおり納入されることになっています。AN/SPY-6(V)2のアメリカ級強襲揚陸艦(LHA-8)への初納入は2021年を予定しています。


レイセオン社について
レイセオン社(2018年売上高270億ドル、従業員67,000名)は、防衛、民間政府およびサイバー・セキュリティー用ソリューションを専門とする、テクノロジーとイノベーションを誇るリーディングカンパニーです。97年間に及ぶイノベーションの歴史を持つレイセオン社は、世界80カ国以上のお客様に対して、最新のエレクトロニクス、ミッションシステム統合、C5I(R)製品およびサービス、センシング、エフェクトとミッションサポートを提供しています。当社はマサチューセッツ州ウォルサムに本社を置いています。当社のTwitterをフォローください。
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