DSM、アディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)への取り組みを強化
[17/12/20]
提供元:PRTIMES
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深い専門知識と連携体制を持つ新組織を設立
ライフサイエンスとマテリアルサイエンスのグローバルカンパニーである DSM は、アディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)の取り組みを推進するため、新たな組織体制を整備しました。アディティブ・マニュファクチャリングに係る連携、パートナーシップの推進によってDSMは、開かれた柔軟性の高いインフラをお客様に提供します。この新組織を通じて、お客様が最適な材料と生産システムを選べるようサポートしていきます。
[画像: https://prtimes.jp/i/29768/5/resize/d29768-5-671555-0.jpg ]
この新組織はお客様第一主義のもと、お客様の業界固有のニーズに対する深い理解、及びポリマーのアディティブ・マニュファクチャリング技術に関する専門知識を駆使しながら、DSMが素材事業でこれまで得てきた経験と専門性をお客様に提供します。
DSMは、光造形技術(ステレオ・リソグラフィー。以下、SLA)およびデジタル光処理技術(デジタル・ライト・プロセッシング。以下、DLP)向けの樹脂を扱うSomos(R)(ソモス)事業を通じ、アディティブ・マニュファクチャリングの分野で20年間にわたり大きな役割を果たしてきました。新組織「DSMアディティブ・マニュファクチャリング」は、アディティブ・マニュファクチャリング分野におけるプラットフォームとして、事業を行います。SLAやDLPにとどまらず、粉末焼結技術やマルチ・ジェット・フュージョン方式、インクジェット方式、バインダージェット方式など各種3Dプリント技術に関する長年の研究で得た経験と、熱溶解方式(フューズド・フィラメント・ファブリケーション)をお客様に提供していきます。
DSMがまず集中的に取り組むのは、ヘルスケア、交通、衣料、エレクトロニクス製品の4分野です。いずれも製造業の最先端分野であり、アディティブ・マニュファクチャリングが精力的に取り組まれています。DSMはお客様が最適な素材と生産方式を選べるようサポートしていきます。
3Dプリントの技術の中では現在、熱溶解方式に大きな注目が集まっています。DSMでは、ポリアミドのNovamid(R)や熱可塑性エラストマーのArnitel(R)など、この方式に使用する素材のラインナップを拡充させています。それだけでなく、技術提携や連携により、粉末焼結技術やマルチ・ジェット・フュージョン方式、インクジェット方式、バインダージェット方式向けの新しいソリューションも開発していきます。また、研究を終えたばかりの新たなテクノロジーも追求し、業界で最も幅広いソリューションを提供していきたいと考えています。
DSMの今後のアディティブ・マニュファクチャリング戦略には、「エコシステム」の構築が欠かせません。新組織が行う技術提携や協力体制の構築によって、DSMはお客様に、開かれた柔軟性の高いインフラを提供できるようになります。お客様のニーズに対して最適な材料とプラットフォームを提供することで、製造現場での3Dプリンティングの活用の加速が期待されます。また、業界内での連携促進によって、より多くのお客様のニーズに対し、アディティブ・マニュファクチャリングの恩恵が低価格でもたらされることにもつながります。
製造現場におけるアディティブ・マニュファクチャリングの利用が主流に
アディティブ・マニュファクチャリングは、試験段階の技術というステージを脱し、製造現場での主流技術として急速に進化しています。そして、企業に、さらにその先のエンドユーザーに対して、実際に目に見える価値や経済的なメリットをもたらしています。アディティブ・マニュファクチャリングの利用によって、少量生産であっても、個々のお客様のニーズに合うソリューションを低価格で提供すること(マスカスタマイゼーション)が可能となり、こうした新しいビジネスモデルが成熟していくにつれ、お客様の行動も変化しています。
DSMはアディティブ・マニュファクチャリングのエコシステムの中で、様々な協力体制を構築しています。最近では、トヨタ自動?の100%?会社であるToyota Motorsport GmbH社 (TMG)と「One DSM」フレームワークによる技術提携を行いました。技術提携には、Somos(R)、エンジニアリングプラスチックス、および超高分子ポリエチレン繊維のDyneema(R)など、自動車分野に関する材料と技術を持つDSMのすべての事業を対象としています。
さらにDSMは、マルチ・ジェット・フュージョン技術に係るHP社のオープンプラットフォーム「 3D マテリアルディベロップメントキット 」を採用し、ジェットフュージョン3Dプリンティングソリューションに使用する3D粉末の開発を急速に進めています。DSMは、材料開発においてHP社と協力し、革新的なソリューションを市場に提供してまいります。
DSM – Bright Science. Brighter Living.TM
DSM社は、科学をベースとして健康、栄養、材料分野で活躍しているグローバル企業です。ライフサイエンスと マテリアルサイエンスにおける独自の技術を組み合わせることで、経済的繁栄、環境問題への取り組み、そして 社会の発展を促進し、DSMと関わる全ての人々にとって持続可能な価値を創造します。また、DSMは食品や栄養補助食品、パーソナルケア、飼料、医療機器、自動車、塗料、電気・電子機器、ライフプロテクション、 代替エネルギー、バイオ素材などのグローバル市場において、顧客企業の業績向上・維持に貢献できる革新的なソリューションを提供します。年間の純売上高はおよそ100億ユーロで、Euronext Amsterdamに上場しており、社員数は25,000名です。
詳細については https://www.dsm.com/ をご覧ください。
* 本リリースは2017年11月13日にDSM社から発表されたプレスリリースを抄訳したものです。
ライフサイエンスとマテリアルサイエンスのグローバルカンパニーである DSM は、アディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)の取り組みを推進するため、新たな組織体制を整備しました。アディティブ・マニュファクチャリングに係る連携、パートナーシップの推進によってDSMは、開かれた柔軟性の高いインフラをお客様に提供します。この新組織を通じて、お客様が最適な材料と生産システムを選べるようサポートしていきます。
[画像: https://prtimes.jp/i/29768/5/resize/d29768-5-671555-0.jpg ]
この新組織はお客様第一主義のもと、お客様の業界固有のニーズに対する深い理解、及びポリマーのアディティブ・マニュファクチャリング技術に関する専門知識を駆使しながら、DSMが素材事業でこれまで得てきた経験と専門性をお客様に提供します。
DSMは、光造形技術(ステレオ・リソグラフィー。以下、SLA)およびデジタル光処理技術(デジタル・ライト・プロセッシング。以下、DLP)向けの樹脂を扱うSomos(R)(ソモス)事業を通じ、アディティブ・マニュファクチャリングの分野で20年間にわたり大きな役割を果たしてきました。新組織「DSMアディティブ・マニュファクチャリング」は、アディティブ・マニュファクチャリング分野におけるプラットフォームとして、事業を行います。SLAやDLPにとどまらず、粉末焼結技術やマルチ・ジェット・フュージョン方式、インクジェット方式、バインダージェット方式など各種3Dプリント技術に関する長年の研究で得た経験と、熱溶解方式(フューズド・フィラメント・ファブリケーション)をお客様に提供していきます。
DSMがまず集中的に取り組むのは、ヘルスケア、交通、衣料、エレクトロニクス製品の4分野です。いずれも製造業の最先端分野であり、アディティブ・マニュファクチャリングが精力的に取り組まれています。DSMはお客様が最適な素材と生産方式を選べるようサポートしていきます。
3Dプリントの技術の中では現在、熱溶解方式に大きな注目が集まっています。DSMでは、ポリアミドのNovamid(R)や熱可塑性エラストマーのArnitel(R)など、この方式に使用する素材のラインナップを拡充させています。それだけでなく、技術提携や連携により、粉末焼結技術やマルチ・ジェット・フュージョン方式、インクジェット方式、バインダージェット方式向けの新しいソリューションも開発していきます。また、研究を終えたばかりの新たなテクノロジーも追求し、業界で最も幅広いソリューションを提供していきたいと考えています。
DSMの今後のアディティブ・マニュファクチャリング戦略には、「エコシステム」の構築が欠かせません。新組織が行う技術提携や協力体制の構築によって、DSMはお客様に、開かれた柔軟性の高いインフラを提供できるようになります。お客様のニーズに対して最適な材料とプラットフォームを提供することで、製造現場での3Dプリンティングの活用の加速が期待されます。また、業界内での連携促進によって、より多くのお客様のニーズに対し、アディティブ・マニュファクチャリングの恩恵が低価格でもたらされることにもつながります。
製造現場におけるアディティブ・マニュファクチャリングの利用が主流に
アディティブ・マニュファクチャリングは、試験段階の技術というステージを脱し、製造現場での主流技術として急速に進化しています。そして、企業に、さらにその先のエンドユーザーに対して、実際に目に見える価値や経済的なメリットをもたらしています。アディティブ・マニュファクチャリングの利用によって、少量生産であっても、個々のお客様のニーズに合うソリューションを低価格で提供すること(マスカスタマイゼーション)が可能となり、こうした新しいビジネスモデルが成熟していくにつれ、お客様の行動も変化しています。
DSMはアディティブ・マニュファクチャリングのエコシステムの中で、様々な協力体制を構築しています。最近では、トヨタ自動?の100%?会社であるToyota Motorsport GmbH社 (TMG)と「One DSM」フレームワークによる技術提携を行いました。技術提携には、Somos(R)、エンジニアリングプラスチックス、および超高分子ポリエチレン繊維のDyneema(R)など、自動車分野に関する材料と技術を持つDSMのすべての事業を対象としています。
さらにDSMは、マルチ・ジェット・フュージョン技術に係るHP社のオープンプラットフォーム「 3D マテリアルディベロップメントキット 」を採用し、ジェットフュージョン3Dプリンティングソリューションに使用する3D粉末の開発を急速に進めています。DSMは、材料開発においてHP社と協力し、革新的なソリューションを市場に提供してまいります。
DSM – Bright Science. Brighter Living.TM
DSM社は、科学をベースとして健康、栄養、材料分野で活躍しているグローバル企業です。ライフサイエンスと マテリアルサイエンスにおける独自の技術を組み合わせることで、経済的繁栄、環境問題への取り組み、そして 社会の発展を促進し、DSMと関わる全ての人々にとって持続可能な価値を創造します。また、DSMは食品や栄養補助食品、パーソナルケア、飼料、医療機器、自動車、塗料、電気・電子機器、ライフプロテクション、 代替エネルギー、バイオ素材などのグローバル市場において、顧客企業の業績向上・維持に貢献できる革新的なソリューションを提供します。年間の純売上高はおよそ100億ユーロで、Euronext Amsterdamに上場しており、社員数は25,000名です。
詳細については https://www.dsm.com/ をご覧ください。
* 本リリースは2017年11月13日にDSM社から発表されたプレスリリースを抄訳したものです。