緊急事態宣言下で迎える「こどもの日」 子どもを支え、地域の飲食店を支えるこども食堂を応援します。
[20/04/27]
提供元:PRTIMES
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「新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト」第2弾「むすびえ基金」創設等のおしらせ
子どもたちは今年、異例づくめの中で「こどもの日」を迎えようとしています。2ヶ月に及ぶ休校、外出自粛、緊急事態宣言……学校にも行けない、友だちにも会えない、勉強もできない、思いっ切り遊べないという中で、すべての子どもが不安とストレスを抱えていると言っていいでしょう。
しかしその中に、さらに気がかりな子どもたちがいます。保護者の収入が減って食事にも事欠く子、在宅化が虐待リスクを高める子、どこにも居場所を見出せない中で追い込まれていく子たちです。
その子たちにも無事に「こどもの日」を迎えてほしい、そしてコロナ危機を乗り切ってほしい。
そうした願いを込めて、全国のこども食堂が今、さまざまな活動を展開しています。私たちの緊急アンケートによれば、こども食堂の開催10%、フードパントリー(食材・弁当配布)や宅食(その配達)を行っている団体46%です。
私たちは、こうしたこども食堂を支援するため、3月から「新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト」として、これまでに食料等を企業・団体に呼びかけ、全国に届ける活動を行なってきましたが、このたび、上記アンケートで寄せられた切実な声に応えるため、以下の新規事業を同プロジェクトの下で実施しますのでお知らせします。
ご注目いただければ幸いです。
1、こども食堂・フードパントリー等を支援する助成金の創設
2、地域での子どもたちの生活をよく知る小児科医の監修による「こども食堂・フードパン トリー 開設簡易ハンドブック」の作成
3、こども食堂・フードパントリー等におけるチャイルドラインのカード配布
(以下、各事業詳細)
1、こども食堂・フードパントリー等を支援する助成金(「むすびえ基金」)の創設
[画像1: https://prtimes.jp/i/44382/5/resize/d44382-5-190179-0.jpg ]
困難な状況下でも、地域社会とのつながりを持ち続けられるよう、こども食堂が緊急支援活動として行なっているフードパントリー(食材・弁当配布)、宅食(その配達)の事業に対し、助成金事業を実施いたします。
また、経営危機にある地元の飲食店から弁当を購入し、必要とする子や家庭に配りつつ、相談支援を行って生活崩壊を防ぐ意欲的なこども食堂に対しては、「子どもを支え、事業者を支え、地域を支えるこども食堂」を目指すチャレンジ支援として、規模を拡大した助成を行います。
本助成金事業では、例えば学習支援を行なっている団体などが新たに行う食支援活動に対して、以後、こども食堂を実施することを想定としている場合は、助成の対象といたします。
新しくこども食堂を実施したいと考えている方からの応募も、お待ちしています。
なお、今回は第一弾として緊急に実施しますが、今後「特別定額給付金」のご寄付を呼びかけるなどして、資金が集まり次第、第二弾、第三弾を実施していきます。
助成総額:750万円
公募開始:4月27日(月)〜 5月5日(火)15:00まで
公募内容:
Aコース:「今日をしのぐ」活動助成(上限10万円・50団体)
・新型コロナウイルス感染症対策として全国で子どもたちの居場所が失われる中、社会的に孤立することが懸念される子どもや保護者の支援を目的として、こども食堂が行うフードパントリーや宅食など食支援活動に対して助成します。
Bコース:「明日をひらく」活動助成(上限50万円・5団体)
・コロナ危機収束後に、こども食堂がより一層地域に欠かせない存在(インフラ)となるために、今の段階から「子どもを支え、事業者を支え、地域を支えるこども食堂」を目指すこども食堂のチャレンジを支援します。
・以下の取組みをトータルに(すべて)実施する事業
1、事業者を支える:地域の飲食店から弁当を購入する購買支援を行う
※飲食店が広く経営危機にあることから、地元の飲食店を応援する趣旨です。地域に本社のない全国チェーンの飲食店からの購入費は含まれません。また、スーパーは経営危機にないことから、食材購入費は含まれません。
2、子どもを支える:配布・配達時に各種生活支援策の情報提供を行い、かつ相談支援を行う
※子どもの保護者に対する情報提供と相談支援を含みます。
3、地域を支える:自治会等の地域団体や学校等との連携を模索する
※本項目のみ、必ずしも具体的な連携が実現できることを求ません(相手のあることなので)。連携の模索を試みることが条件です。
選考委員長:清原慶子(杏林大学客員教授、ルーテル学院大学学事顧問・客員教授、前・東京都三鷹市長、前・全国市長会少子化施策担当副会長)
募集要項など詳細はこちらから。
https://musubie.org/news/2136/
2、地域での子どもたちの生活をよく知る小児科医の監修による「こども食堂・フードパントリー 開設簡易ハンドブック」の作成
今後、地域によっては学校再開の動きが出てくるものと予想されますが、コロナ危機の完全収束にはほど遠い状況下で、居場所を開設することには不安がつきまといます。運営者の不安、地域の不安、行政の不安、こうした不安を少しでもやわらげるために、地域での子どもたちの生活をよく知る小児科医の監修による簡易ハンドブックを緊急で作成します。
完成時期:5月5日(予定)
頒布方法:むすびえHPよりダウンロード
監修者:藤岡雅司(小児科医。富田林医師会感染症対策委員会委員長、大阪小児科医会感染症対策委員会委員、日本外来小児科学会予防接種委員会副委員長、同アドボカシー委員会委員長、日本小児科医会公衆衛生委員会委員、日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会委員)
3、こども食堂・フードパントリー等におけるチャイルドラインのカード配布
休校など、新型コロナウイルスの影響が長期化する中で、不安や苦しみを抱えている子どもたち、その苦しみをどこに相談していいかわからない子どもたちがいます。そこで、18歳までの子ども専用のフリーダイヤルの電話相談窓口を設けているチャイルドライン支援センターと協働し、子どもたちにホッとできる「こころの居場所」を届けるため、チャイルドラインカードをこども食堂を通じて配布します。
共催:認定NPO法人チャイルドライン支援センター
配布時期:5月下旬から(予定)
<参考>
新型コロナウィルス対策緊急プロジェクト
https://musubie.org/news/2073/
こども食堂の現状&困りごとアンケート調査結果
https://musubie.org/news/2126/
<本プロジェクトへのご寄付について>
「新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト」は、法人、個人の皆様からのご寄付で活動しています。ご寄付は、食材などの配送費やアンケート企画、調査、集計の費用、こども食堂が行うフードパントリーや宅配等の事業への資金支援の費用などに活用します。新型コロナウイルス対策緊急支援として行うこども食堂の活動をご支援いただける方は、こちらよりご寄付をお願いいたします。
https://congrant.com/project/musubie/1476
(クレジットカード、銀行振込が可能です。)
また、法人の方は、当団体までご連絡ください。
担当:三島 cr@musubie.org
[画像2: https://prtimes.jp/i/44382/5/resize/d44382-5-905042-3.jpg ]
<NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえについて>
「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。」というビジョンを掲げ、2018年12月に設立された団体(理事長 湯浅誠)。こども食堂が全国のどこにでもあり、みんなが安心して行ける場所となるよう環境を整える他、こども食堂を通じて、多くの人たちが未来をつくる社会活動に参加できるよう活動しています。活動は、個人や企業等からの寄付で行なっています。
https://musubie.org/
[画像3: https://prtimes.jp/i/44382/5/resize/d44382-5-813051-2.jpg ]
<こども食堂について>
“多世代交流拠点”と“子どもの貧困対策”という2つの役割を持つ「こども食堂」は、2012年東京都大田区の青果店「気まぐれ八百屋 だんだん」から始まり、現在、少なくとも全国3,718ヶ所で運営されています(むすびえと地域ネットワーク団体の合同調査)。
「こども食堂」は、子どもの未来を応援したいという志を持つボランティアが運営しており、ご寄付により活動が支えられています。
https://musubie.org/kodomosyokudo/
子どもたちは今年、異例づくめの中で「こどもの日」を迎えようとしています。2ヶ月に及ぶ休校、外出自粛、緊急事態宣言……学校にも行けない、友だちにも会えない、勉強もできない、思いっ切り遊べないという中で、すべての子どもが不安とストレスを抱えていると言っていいでしょう。
しかしその中に、さらに気がかりな子どもたちがいます。保護者の収入が減って食事にも事欠く子、在宅化が虐待リスクを高める子、どこにも居場所を見出せない中で追い込まれていく子たちです。
その子たちにも無事に「こどもの日」を迎えてほしい、そしてコロナ危機を乗り切ってほしい。
そうした願いを込めて、全国のこども食堂が今、さまざまな活動を展開しています。私たちの緊急アンケートによれば、こども食堂の開催10%、フードパントリー(食材・弁当配布)や宅食(その配達)を行っている団体46%です。
私たちは、こうしたこども食堂を支援するため、3月から「新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト」として、これまでに食料等を企業・団体に呼びかけ、全国に届ける活動を行なってきましたが、このたび、上記アンケートで寄せられた切実な声に応えるため、以下の新規事業を同プロジェクトの下で実施しますのでお知らせします。
ご注目いただければ幸いです。
1、こども食堂・フードパントリー等を支援する助成金の創設
2、地域での子どもたちの生活をよく知る小児科医の監修による「こども食堂・フードパン トリー 開設簡易ハンドブック」の作成
3、こども食堂・フードパントリー等におけるチャイルドラインのカード配布
(以下、各事業詳細)
1、こども食堂・フードパントリー等を支援する助成金(「むすびえ基金」)の創設
[画像1: https://prtimes.jp/i/44382/5/resize/d44382-5-190179-0.jpg ]
困難な状況下でも、地域社会とのつながりを持ち続けられるよう、こども食堂が緊急支援活動として行なっているフードパントリー(食材・弁当配布)、宅食(その配達)の事業に対し、助成金事業を実施いたします。
また、経営危機にある地元の飲食店から弁当を購入し、必要とする子や家庭に配りつつ、相談支援を行って生活崩壊を防ぐ意欲的なこども食堂に対しては、「子どもを支え、事業者を支え、地域を支えるこども食堂」を目指すチャレンジ支援として、規模を拡大した助成を行います。
本助成金事業では、例えば学習支援を行なっている団体などが新たに行う食支援活動に対して、以後、こども食堂を実施することを想定としている場合は、助成の対象といたします。
新しくこども食堂を実施したいと考えている方からの応募も、お待ちしています。
なお、今回は第一弾として緊急に実施しますが、今後「特別定額給付金」のご寄付を呼びかけるなどして、資金が集まり次第、第二弾、第三弾を実施していきます。
助成総額:750万円
公募開始:4月27日(月)〜 5月5日(火)15:00まで
公募内容:
Aコース:「今日をしのぐ」活動助成(上限10万円・50団体)
・新型コロナウイルス感染症対策として全国で子どもたちの居場所が失われる中、社会的に孤立することが懸念される子どもや保護者の支援を目的として、こども食堂が行うフードパントリーや宅食など食支援活動に対して助成します。
Bコース:「明日をひらく」活動助成(上限50万円・5団体)
・コロナ危機収束後に、こども食堂がより一層地域に欠かせない存在(インフラ)となるために、今の段階から「子どもを支え、事業者を支え、地域を支えるこども食堂」を目指すこども食堂のチャレンジを支援します。
・以下の取組みをトータルに(すべて)実施する事業
1、事業者を支える:地域の飲食店から弁当を購入する購買支援を行う
※飲食店が広く経営危機にあることから、地元の飲食店を応援する趣旨です。地域に本社のない全国チェーンの飲食店からの購入費は含まれません。また、スーパーは経営危機にないことから、食材購入費は含まれません。
2、子どもを支える:配布・配達時に各種生活支援策の情報提供を行い、かつ相談支援を行う
※子どもの保護者に対する情報提供と相談支援を含みます。
3、地域を支える:自治会等の地域団体や学校等との連携を模索する
※本項目のみ、必ずしも具体的な連携が実現できることを求ません(相手のあることなので)。連携の模索を試みることが条件です。
選考委員長:清原慶子(杏林大学客員教授、ルーテル学院大学学事顧問・客員教授、前・東京都三鷹市長、前・全国市長会少子化施策担当副会長)
募集要項など詳細はこちらから。
https://musubie.org/news/2136/
2、地域での子どもたちの生活をよく知る小児科医の監修による「こども食堂・フードパントリー 開設簡易ハンドブック」の作成
今後、地域によっては学校再開の動きが出てくるものと予想されますが、コロナ危機の完全収束にはほど遠い状況下で、居場所を開設することには不安がつきまといます。運営者の不安、地域の不安、行政の不安、こうした不安を少しでもやわらげるために、地域での子どもたちの生活をよく知る小児科医の監修による簡易ハンドブックを緊急で作成します。
完成時期:5月5日(予定)
頒布方法:むすびえHPよりダウンロード
監修者:藤岡雅司(小児科医。富田林医師会感染症対策委員会委員長、大阪小児科医会感染症対策委員会委員、日本外来小児科学会予防接種委員会副委員長、同アドボカシー委員会委員長、日本小児科医会公衆衛生委員会委員、日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会委員)
3、こども食堂・フードパントリー等におけるチャイルドラインのカード配布
休校など、新型コロナウイルスの影響が長期化する中で、不安や苦しみを抱えている子どもたち、その苦しみをどこに相談していいかわからない子どもたちがいます。そこで、18歳までの子ども専用のフリーダイヤルの電話相談窓口を設けているチャイルドライン支援センターと協働し、子どもたちにホッとできる「こころの居場所」を届けるため、チャイルドラインカードをこども食堂を通じて配布します。
共催:認定NPO法人チャイルドライン支援センター
配布時期:5月下旬から(予定)
<参考>
新型コロナウィルス対策緊急プロジェクト
https://musubie.org/news/2073/
こども食堂の現状&困りごとアンケート調査結果
https://musubie.org/news/2126/
<本プロジェクトへのご寄付について>
「新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト」は、法人、個人の皆様からのご寄付で活動しています。ご寄付は、食材などの配送費やアンケート企画、調査、集計の費用、こども食堂が行うフードパントリーや宅配等の事業への資金支援の費用などに活用します。新型コロナウイルス対策緊急支援として行うこども食堂の活動をご支援いただける方は、こちらよりご寄付をお願いいたします。
https://congrant.com/project/musubie/1476
(クレジットカード、銀行振込が可能です。)
また、法人の方は、当団体までご連絡ください。
担当:三島 cr@musubie.org
[画像2: https://prtimes.jp/i/44382/5/resize/d44382-5-905042-3.jpg ]
<NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえについて>
「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。」というビジョンを掲げ、2018年12月に設立された団体(理事長 湯浅誠)。こども食堂が全国のどこにでもあり、みんなが安心して行ける場所となるよう環境を整える他、こども食堂を通じて、多くの人たちが未来をつくる社会活動に参加できるよう活動しています。活動は、個人や企業等からの寄付で行なっています。
https://musubie.org/
[画像3: https://prtimes.jp/i/44382/5/resize/d44382-5-813051-2.jpg ]
<こども食堂について>
“多世代交流拠点”と“子どもの貧困対策”という2つの役割を持つ「こども食堂」は、2012年東京都大田区の青果店「気まぐれ八百屋 だんだん」から始まり、現在、少なくとも全国3,718ヶ所で運営されています(むすびえと地域ネットワーク団体の合同調査)。
「こども食堂」は、子どもの未来を応援したいという志を持つボランティアが運営しており、ご寄付により活動が支えられています。
https://musubie.org/kodomosyokudo/