10月31日(火) 山田錦の名産地から生まれた15年熟成酒『八継 刻15 実楽』、WEBサイト公開。
[23/10/31]
提供元:PRTIMES
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実りゆたかな風土のちからと、“時間”が磨き上げた味。
日本酒の熟成酒ブランド『八継』は、新しくラインナップに加わる『八継 刻15 実楽』のWEBサイトを10月31日から公開いたします。製造元は、沢の鶴株式会社(本社:神戸市灘区)です。
URL https://hakkei.site
[画像1: https://prtimes.jp/i/118324/5/resize/d118324-5-068d8f8ccdbfdc680539-3.jpg ]
山田錦の名産地で育まれてきた、130年の絆。
実楽(じつらく)とは、兵庫県三木市吉川町にある集落の名前。山田錦の名産地として知られ、米づくりに適した地質と地形に恵まれたこの地域には、いくつかの古墳が見つかり、古くからそこで人が暮らし、稲作を営んできた歴史を物語っています。
江戸時代、お米は年貢として大名に納められ、税金として地域の財源や暮らしを支えてきました。このため年貢米には、徹底した品質管理が求められ、地域ごとに良質なお米がつくられてきました。しかし時代が変わり、明治の頃になると税金はお金で納めるかたちになり、お米を売ってより多くのお金に換えるために、品質よりも収量重視の農業が広まっていきます。
税制の変革によってお米の品質が低下していくことを危惧した日本酒の蔵元は、「その地域のお米を安定的に買い取ることで品質の良いお米をつくり続けてもらおう」と、地域との結びつきをより大事にする機運が高まっていきます。
こうした動きに先駆けて、実楽では、地域の米づくりを守るために、農家と蔵元が協力して「村米制度」と呼ばれる関係を築き、明治時代から今日に至るまで、130年以上にわたって絆を育んできました。これまでに何人もの酒の造り手たちが実楽に通って米づくりを学び、田んぼに入り、地域の人と語らいながら、米を大切に扱うことを身をもって教わってきました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/118324/5/resize/d118324-5-3f0f2e0083b3a4ff2e8b-5.jpg ]
生酛造りを研究し、辿り着いた味を、地域の名前を冠したお酒へ。
実楽の山田錦から造る日本酒は、甘味や酸味、旨味、渋味、ミネラル感などの味わいをバランス良く含み、どれかひとつの味が突出するのではなく、全体をやわらかく包み込み、お酒の味をまとめ上げるような力をそなえています。
実楽と縁のある蔵元は、その深みと膨らみのある味わいをさらに生かすために、生酛造りという伝統的な手法を採り入れました。生酛造りは「お酒の味わいがゆたかになる」「味に深みや膨らみが出る」と言われます。しかし、研究を重ねて辿り着いた味はそれだけでなく、後口のキレが驚くほど研ぎ澄まされ、酒の造り手だけでなく地域の人々も「これなら」と頷く一品に辿り着きました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/118324/5/resize/d118324-5-5c72b4ad09e5daf0128e-4.jpg ]
みんなの想いが詰まった実楽に、15年の長期熟成を。
バランスの良いスムーズな味わいと、最後に感じられるキレの良さ。そこに、長期熟成による「時間」という価値を加えたのが、『八継 刻15 実楽』です。
熟成酒にすることで、お酒の持つ味わいはより膨らみ、ナッツやキノコを思わせる香りのニュアンスが添えられ、色合いも少しずつ濃くなっていきました。しかしさらに年数が経つと、ベテランの造り手たちでも予想できなかった変化が生まれ、お酒のなかにあるタンパク質が他の成分とともに滓(おり)となって沈んでいくことで、味わいはむしろクリアになり、軽やかな心地よさを感じられるものになっていきました。この熟成酒は今もなお、貯蔵庫のなかで変化を続けています。
山田錦の名産地「実楽」で、ゆたかな歴史と文化に育まれて生まれた米。その米が、昔ながらの生酛造りで味わいを磨き上げ、さらに「時間」によって研ぎ澄まされていく。貯蔵庫のなかで静かに熟成を重ねてきた『八継 刻15 実楽』は、風土のちからと時間を掛け合わせたゆたかな実りで、私たちを楽しませてくれます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/118324/5/resize/d118324-5-2f12cfe9c96e92fe118e-0.jpg ]
伝統と共創が紡いだ、希少なオリジナル和紙。
『八継 刻15 実楽』が生酛造りという伝統的な製法によって磨かれ、米の作り手と酒の造り手たちの共創によって育まれてきたように、ラベルにも伝統と共創が息づいています。
素材は、日本の伝統工芸である“和紙”。徳島県の阿波エリアで抄造される阿波和紙(あわわし)は、およそ1300年もの歴史を持ち、肌触りと生成(きなり)の風合い、そして、薄くても水に強くて破れにくい丈夫な紙質を特徴としています。昭和51年12月には国の伝統的工芸品に指定され、国内外のアーティストたちからも絶大な支持を受け、阿波和紙を使用した芸術作品も多数生まれています。
この和紙に、日本酒の製造工程で米を精米した時に出る“米糠”を混ぜて漉き上げることで、世界のどこにも存在しない希少なオリジナル和紙が生まれました。
この和紙は、大阪に本社を置く寿精版印刷株式会社が2025年大阪・関西万博での共創チャレンジとして取り組んでいる活動。凹凸のある和紙の表面に精巧な印刷を施す技術と、地域や産業を越えた共創によって実現したラベルです。
共創チャレンジ:寿精版印刷和紙開発プロジェクト
「日本の伝統文化の 『和紙』づくり。技術を伝承し、サステナビリティな未来社会に貢献!」の取り組みは、2025年日本国際博覧会の「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジとして登録されています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/118324/5/resize/d118324-5-ce646ce97dbb72488d92-1.jpg ]
■商品スペック
商品名:『八継 刻15 実楽』
熟成年数:15年
製造者:沢の鶴(兵庫)
内容量:720ml
価格:30,000 円 (税抜)
■WEBサイト
https://hakkei.site
facebook
https://www.facebook.com/hakkei50
instagram
https://www.instagram.com/hakkei50/
日本酒の熟成酒ブランド『八継』は、新しくラインナップに加わる『八継 刻15 実楽』のWEBサイトを10月31日から公開いたします。製造元は、沢の鶴株式会社(本社:神戸市灘区)です。
URL https://hakkei.site
[画像1: https://prtimes.jp/i/118324/5/resize/d118324-5-068d8f8ccdbfdc680539-3.jpg ]
山田錦の名産地で育まれてきた、130年の絆。
実楽(じつらく)とは、兵庫県三木市吉川町にある集落の名前。山田錦の名産地として知られ、米づくりに適した地質と地形に恵まれたこの地域には、いくつかの古墳が見つかり、古くからそこで人が暮らし、稲作を営んできた歴史を物語っています。
江戸時代、お米は年貢として大名に納められ、税金として地域の財源や暮らしを支えてきました。このため年貢米には、徹底した品質管理が求められ、地域ごとに良質なお米がつくられてきました。しかし時代が変わり、明治の頃になると税金はお金で納めるかたちになり、お米を売ってより多くのお金に換えるために、品質よりも収量重視の農業が広まっていきます。
税制の変革によってお米の品質が低下していくことを危惧した日本酒の蔵元は、「その地域のお米を安定的に買い取ることで品質の良いお米をつくり続けてもらおう」と、地域との結びつきをより大事にする機運が高まっていきます。
こうした動きに先駆けて、実楽では、地域の米づくりを守るために、農家と蔵元が協力して「村米制度」と呼ばれる関係を築き、明治時代から今日に至るまで、130年以上にわたって絆を育んできました。これまでに何人もの酒の造り手たちが実楽に通って米づくりを学び、田んぼに入り、地域の人と語らいながら、米を大切に扱うことを身をもって教わってきました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/118324/5/resize/d118324-5-3f0f2e0083b3a4ff2e8b-5.jpg ]
生酛造りを研究し、辿り着いた味を、地域の名前を冠したお酒へ。
実楽の山田錦から造る日本酒は、甘味や酸味、旨味、渋味、ミネラル感などの味わいをバランス良く含み、どれかひとつの味が突出するのではなく、全体をやわらかく包み込み、お酒の味をまとめ上げるような力をそなえています。
実楽と縁のある蔵元は、その深みと膨らみのある味わいをさらに生かすために、生酛造りという伝統的な手法を採り入れました。生酛造りは「お酒の味わいがゆたかになる」「味に深みや膨らみが出る」と言われます。しかし、研究を重ねて辿り着いた味はそれだけでなく、後口のキレが驚くほど研ぎ澄まされ、酒の造り手だけでなく地域の人々も「これなら」と頷く一品に辿り着きました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/118324/5/resize/d118324-5-5c72b4ad09e5daf0128e-4.jpg ]
みんなの想いが詰まった実楽に、15年の長期熟成を。
バランスの良いスムーズな味わいと、最後に感じられるキレの良さ。そこに、長期熟成による「時間」という価値を加えたのが、『八継 刻15 実楽』です。
熟成酒にすることで、お酒の持つ味わいはより膨らみ、ナッツやキノコを思わせる香りのニュアンスが添えられ、色合いも少しずつ濃くなっていきました。しかしさらに年数が経つと、ベテランの造り手たちでも予想できなかった変化が生まれ、お酒のなかにあるタンパク質が他の成分とともに滓(おり)となって沈んでいくことで、味わいはむしろクリアになり、軽やかな心地よさを感じられるものになっていきました。この熟成酒は今もなお、貯蔵庫のなかで変化を続けています。
山田錦の名産地「実楽」で、ゆたかな歴史と文化に育まれて生まれた米。その米が、昔ながらの生酛造りで味わいを磨き上げ、さらに「時間」によって研ぎ澄まされていく。貯蔵庫のなかで静かに熟成を重ねてきた『八継 刻15 実楽』は、風土のちからと時間を掛け合わせたゆたかな実りで、私たちを楽しませてくれます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/118324/5/resize/d118324-5-2f12cfe9c96e92fe118e-0.jpg ]
伝統と共創が紡いだ、希少なオリジナル和紙。
『八継 刻15 実楽』が生酛造りという伝統的な製法によって磨かれ、米の作り手と酒の造り手たちの共創によって育まれてきたように、ラベルにも伝統と共創が息づいています。
素材は、日本の伝統工芸である“和紙”。徳島県の阿波エリアで抄造される阿波和紙(あわわし)は、およそ1300年もの歴史を持ち、肌触りと生成(きなり)の風合い、そして、薄くても水に強くて破れにくい丈夫な紙質を特徴としています。昭和51年12月には国の伝統的工芸品に指定され、国内外のアーティストたちからも絶大な支持を受け、阿波和紙を使用した芸術作品も多数生まれています。
この和紙に、日本酒の製造工程で米を精米した時に出る“米糠”を混ぜて漉き上げることで、世界のどこにも存在しない希少なオリジナル和紙が生まれました。
この和紙は、大阪に本社を置く寿精版印刷株式会社が2025年大阪・関西万博での共創チャレンジとして取り組んでいる活動。凹凸のある和紙の表面に精巧な印刷を施す技術と、地域や産業を越えた共創によって実現したラベルです。
共創チャレンジ:寿精版印刷和紙開発プロジェクト
「日本の伝統文化の 『和紙』づくり。技術を伝承し、サステナビリティな未来社会に貢献!」の取り組みは、2025年日本国際博覧会の「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジとして登録されています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/118324/5/resize/d118324-5-ce646ce97dbb72488d92-1.jpg ]
■商品スペック
商品名:『八継 刻15 実楽』
熟成年数:15年
製造者:沢の鶴(兵庫)
内容量:720ml
価格:30,000 円 (税抜)
■WEBサイト
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