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Classiq、シリーズBラウンドの調達総額が4900万ドルに達成日本および欧州での拠点設立も発表

量子ソフトウェアのリーダーとして、顧客が量子コンピューティングの力を活用できるよう支援

【2022年9月20日、イスラエル】 - 量子コンピューティングソフトウェアのリーディングカンパニーであるClassiq Technologies(本社:イスラエル・テルアビブ、以下「Classiq」)は、本日、シリーズBラウンドに関して、さらなる重要な進展があったとし、これまでに戦略的投資家である企業・個人からの出資により総額3600万ドルの資金調達を実施していましたが、新たにカナダ・イスラエル系のベンチャーキャピタルファンドであるAwz Venturesより出資を受け、同ラウンドの資金調達額が累計4900万ドルに達したことを発表しました。これは、量子ソフトウェア企業の資金調達において、過去最大規模のラウンドとなります。




Awz Venturesの創業者兼マネージングパートナーであるYaron Ashkenaziは、「Awz Venturesは、量子革命の実現に向けてClassiqの優れたリーダーシップチームと提携できることを嬉しく思います。Classiqは、今日の量子コンピューティングの商業的可能性を活用する明確なビジネスプランを兼ね備えた素晴らしいビジョンを持っています。私たちはClassiqに大きな期待を寄せており、継続的なコラボレーションを期待しています」と述べています。

【グローバル展開とパートナーシップ】
Classiqは、研究開発チームの大幅な拡大(2023年に約50名から100名に増員)と共に、日本とヨーロッパでの事業拡大を発表し、今後数ヶ月のうちに両地域にオフィスを設立する予定です。

Classiqは、量子実験の効率化と企業における量子的優位性の確立を目指し、新しいオフィスの開設、新規顧客、及び投資家の獲得に加え、本年、Amazon、ColdQuanta、NVIDIAと新たなパートナーシップを結びました。これらの価値ある新規パートナーシップは、昨年末に発表した欧州の応用研究機関であるフラウンホーファー研究所や、シカゴ量子取引所、その他の産業コンソーシアムなどとの提携の流れを汲むものです。

Classiqの共同創業者兼CEOであるニール・ミネルビは、次のように述べています。
「顧客、パートナー、投資家の皆様の貴重なご支援により、私たちは量子コンピューティングソフトウェアをより高いレベルへと進化させることができました。これは、企業と国家、双方のレベルにおいて、量子コンピューティングの重要性が高まっていることにも合致します。この半年間で達成できたことを誇りに思うと同時に、Classiqの次の成果を皆様と共有できることを大いに期待しています」

世界経済に逆風が吹く中でも、量子コンピューティングの活用に向けた取り組みにすぐに着手しなければならないという事実に企業が気付き始めた今日において、Classiqは、量子技術業界における高度なソフトウェア開発のニーズに応えています。企業は、量子ハードウェアが急速に進歩しており、実際のビジネスでの価値を形成するまでの時間が、従来の予想よりも短くなっていることを認識していますが、同時に、量子プログラミングができる人材が不足しており、低レベルのコードで高度なソフトウェアを作るのは不可能であることも理解しています。

【Classiqの強み】
Classiqの関数型量子プログラミングのプラットフォームでは、量子コンピュータの能力を活用することで、重要な企業アプリケーションを実現し、量子工学の博士号を取得することなく、高度で最適化され、ハードウェアと整合性の取れた量子ソフトウェアを作成することが可能となります。

これらは、化学から金融、製造業、そしてその他の分野に至るまで、あらゆる業界の企業が、どのような経営状況においても、イノベーションと発展のために導入することができる技術です。

【ガートナーのCool Vendorに選出】
Classiqは、2022年5月23日に発行されたガートナーのレポート「Cool Vendors in Quantum Computing(量子コンピューティング業界の注目ベンダー)」において、「Cool Vendor」に選出され、さらに多くの賞賛の声を集めています。

ニール・ミネルビCEOは、さらに次のようにも述べています。
「近年、景気後退の可能性が指摘されていますが、今こそ、1〜2年後に実を結ぶかもしれない量子技術のような新技術に投資する時です。量子コンピューティングは、世界経済にとって大きな価値をもたらします。がん治療などの変革を可能にする壮大なプロジェクトから、輸送ルートの最適化や個人の株式ポートフォリオのバランス調整といった日常的な問題まで、革新的な価値を生み出す要因になり得るからです。今日の量子技術への投資は、1980年代のインターネットへの投資と類似しており、安価に始めることができる一方で、量子技術に適応しない場合のコストは膨大になる可能性を秘めています。量子技術への投資を怠ってしまう企業や国家は、将来取り残されることになるかもしれません」

【リ―ダーシップの更なる確立】
Classiqは、世界的な量子技術への関心の高まりを受け、企業が直面する課題を解決するために、研究開発グループを約2倍に拡大し、現在は50名以上の一流の科学者やエンジニアで構成されています。また、事業開発部門の責任者には、経験豊富な経営者であるSimon Fried氏を迎え、顧客のニーズに対応するチームを強化しました。当社は、量子コンピューティングのソフトウェアスタックの中核となる特許の申請も継続して行っています。

Classiqは、量子コンピューティングによるアドバンテージを得るために必要な技術と人材をどちらも確保するために、先日、量子回路設計を競う世界コーディングコンテスト「Classiq Coding Competition」( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000101286.html )を開催しました。この取り組みにより、グローバルな技術革新と量子コンピューティング分野への新たな参入を促し、コンパクトで効率的な量子回路の構築が重要かつ可能であるとの認識を広めることができました。

Classiqについて
Classiqは量子コンピューティングソフトウェアのリーディングカンパニーで、量子ソフトウェアをより高いレベルへと進化させます。Classiqが特許を取得した量子ソフトウェアは、量子コンピュータやクラウドプロバイダー向けに、高レベルの機能モデルを最適化された量子回路に自動変換し、量子コンピューティングプログラムを立ち上げて加速させることを目指す企業を支援しています。Classiqのプラットフォームを利用することで、ユーザーは量子アセンブリのレベルでの作業を省き、他の方法では不可能な量子ソフトウェアを開発することができるだけでなく、量子技術分野での経験が少ない人材でも容易に機能面でのスキルアップを可能にするため、パフォーマンスの高い量子技術チームを組成することが可能です。ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)、HSBC、Samsung NEXT、NTTなどの強力な投資家に支えられ、Classiqは2020年の設立以来6300万ドルを調達し、世界クラスの科学者とエンジニアのチームを作り、数十年の量子専門知識を画期的なソフトウェア開発プラットフォームに凝縮しています。Classiqは、来るべき量子コンピューティング革命を最大限に活用するために必要な支援を顧客に提供します。詳細については、LinkedIn、Twitter、YouTubeでClassiqをフォローするか、ウェブサイト( https://ja.classiq.io/ )をご覧ください。

Awz Venturesについて
Awz Venturesは、人工知能(AI)、ディープテック、フィンテック、サイバーセキュリティ、インテリジェンスなどの革新的な技術を複数の用途で商業的に応用する事業に投資するカナダ・イスラエル系のベンチャーキャピタルです。創業期からステージBまでの4つのファンドで3億米ドル以上を運用し、現在までに25社以上の有望なポートフォリオ企業を擁しています。グローバル350ファンドのベンチマークデータ(PitchBook)に基づき、実現倍率(DPI)および投資倍率(TVPI)において、Awz Ventures Iは上位10%、Awz Ventures IIは上位25%の同規模のファンドに属しています。

ガートナー免責事項:
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