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【救急外来問診】Covid-19対応セルフ問診支援システムを無料リリース!

TXP Medical株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:園生智弘、以下TXP Medical)は、病院救急外来におけるITシステムの提供を主たる事業として行っています。国内における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に際して、救急外来におけるセルフ問診支援システムを無償提供いたします。最前線でCOVID-19診療に当たる急性期病院では、COVID-19疑い患者専用のブースを用意しているケースが多く、本システムにより医療スタッフの感染リスクの抑制、診療業務の最適化を図ることが可能となります。




【新型コロナウイルス対応セルフ問診支援システム提供の背景】
2020年4月7日、東京都をはじめとする日本各地で緊急事態宣言が発出され、新型コロナウイルス感染患者数は連日増加をたどる厳しい状況が続いております。

これらに対応する急性期医療現場では、COVID-19疑いの外来受診患者への対応負担は著しく増加し、医療提供体制がひっ迫している状況がつづいております。この対応負担の本質は、COVID-19疑い患者から医療スタッフへの感染を避けるための感染防御体制や安全な患者動線の確立、COVID-19疑い患者を初期段階で正確に拾い上げることは困難であるため、通常の救急外来診療と並行してCOVID-19疑いの患者の診療を行う必要がある点、などが挙げられます。さらに、病院救急外来と隔離された位置にサテライトの専用ブースを設ける病院も増えてきており、この場合はカルテや各種報告書類の記載業務も課題となります。

このような危機的状況を鑑みて、TXP Medicalでは救急外来におけるCOVID-19疑い患者の問診におけるセルフ問診支援システムの提供を開始いたします。

本サービスはClaris社(本社:米国カリフォルニア州)が提供するFileMakerプラットフォームにおいてTXP Medical社が開発した問診アプリケーションを中心に、テレビ電話機能を組み合わせて構成されるパッケージです。


【COVID-19対応セルフ問診支援システムの概要】
新型コロナウイルス疑い患者に対しては、通常、救急外来診察室からは隔離したサテライト診察室に入室して頂き、医療者は、各種個人防護具を身に付けた上で問診、トリアージを行い、必要に応じて検査を行います。この際に医師、看護師など複数のスタッフが通常診療と並行しつつ複数回に部屋を出入りするため、感染拡大リスクがあります。さらに現在個人防護具の不足も全国的に問題となっております。

このため、患者さん自身でセルフ問診を行なっていただくこと、および室内に入らずとも医療者による遠隔サポートを行うことは感染拡大の防止と、個人防護具の節約の2点から極めて重要です。また、限られた時間内で防護服をつけた状態での問診よりも、感染リスクのないテレビ電話等を用いた方がよりきめ細かな問診・適切なトリアージが行える可能性が上がります。

本セルフ問診支援システムの構成は下記のようになっております。
問診票の入力は患者さん自身のスマホを用いて、TXP Medical社により提供されるCOVID-19に特化した問診アプリにアクセスして行います。サテライト診察室には体温計等を装備することで、バイタルサインの測定をセルフで行うことができます。

これらの問診・測定結果は救急外来の端末上に送信され、QRコードリーダーを用いてセキュリティリスクを伴わずにワンタッチで院内電子カルテに転記することができます。(特許申請中)。サテライト診察室と、通常の救急外来診察室はテレビ電話で繋ぐことにより、必要に応じて追加問診・検体採取のサポートなども可能です。

●新型コロナウイルス疑い患者の問診フローイメージ
[画像: https://prtimes.jp/i/31630/8/resize/d31630-8-362448-0.png ]



この度のCOVID-19のひっ迫した状況を鑑みて、このセルフ問診支援システムに関しては期間限定で各種デバイス等を含めて無料でご利用可能とさせていただきます(病院側でWi-Fi接続環境のご用意が必要。各種利用条件あり)。

TXP Medical株式会社は、救急外来業務支援システム”NEXT Stage ER”を全国提供し、救命救急センターをはじめとする全国25病院で導入内定・稼働しております。(2020年3月末日現在) NEXT Stage ERは急性期医療現場における患者満足度向上、医療者の業務効率向上、正確なデータ収集効率向上の3要素を同時に実現することをコアコンセプトとしています。TXP Medical株式会社は、救急外来の通常業務の改善のみならず、この度の国難とも言えるCOVID-19の流行に対しても、ITサービスのリリースを通じて全力で貢献してまいります。


<会社概要>
TXP Medical株式会社
代表取締役:園生 智弘
所在地:東京都中央区日本橋横山町3番13号508
事業概要:急性期データシステムの開発と提供
     医療関連言語処理技術の開発と提供
     医療AIプログラムの基礎開発
     医療関連データの解析
URL:https://txpmedical.jp/
お問い合わせ:inquiry@txpmedical.com
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