経済産業省「服づくり4.0」プロジェクト
[17/02/22]
提供元:PRTIMES
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-Amazon Fashion Week TOKYOにて、デジタルを活用した新しいアパレルサプライチェーンによるコレクション作品を発表-
2017年2月、東京発
欧州系最大の戦略コンサルティングファームの日本法人である株式会社ローランド・ベルガー(東京都港区:代表取締役社長 長島 聡)は、昨年11月より経済産業省委託事業「平成28年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(ファッションデザイナーと繊維産地との連携促進に資するITプラットフォームの有効性に係る実証事業)」(プロジェクト名称「服づくり4.0」)を受託し、協力事業者であるシタテル株式会社(熊本県熊本市:代表取締役社長 河野 秀和)及び株式会社COMITAS(東京都渋谷区 代表取締役 林 和宏)と共に、本プロジェクトを進めてまいりました。このたびプロジェクトの成果となる作品と本取組み内容を、Amazon Fashion Week TOKYO 2017 A/Wにて発表することになりましたので、お知らせ致します。
[画像: https://prtimes.jp/i/20895/9/resize/d20895-9-570069-0.jpg ]
プロジェクトの概要
近年、日本の繊維・アパレル産業には課題が多い。川下では、少子高齢化や価値観の多様化に伴い、国内アパレル・ファッション市場が伸び悩む中、慢性的なオーバーストア、ブランド過多の状況が続いている。他方、川上・川中では、高齢化に伴う工場の承継問題や生産の海外移転などにより、事業者数は減少の一途を辿っている。
一方、ポジティブな側面もある。それは川上・川中・川下ともに質の高い事業者が多く存在していことである。川下には、世界に通用するデザイナーズブランドが輩出されてきており、川上・川中には、欧米のラグジュアリーブランドから高く評価され直接取引している事業者も数多い。
しかしながら、国内繊維・アパレル産業は、川上・川中・川下で分断された構造にあり、かつ中小企業が多いフラグメントで構成されていることから、バリューチェーンを跨いだ事業者間の連携が難しくなっている。例えば、若手のデザイナーがイメージにあう生地や工場を選び、直接繊維産地と連携しながらクリエーションを高めることは難しいと言える。
以上の問題意識のもと、本プロジェクトでは、今後のファッション産業の活性化のためには、繊維産地・工場とデザイナーとの連携及び垂直統合の推進が有効な方策の一つと考え、デザイナーと繊維産地・工場とのコラボレーションをITプラットフォームを通じて行うという、従来とは異なるデジタル活用型の新しいアパレル・サプライチェーンによる服づくり(服づくり4.0)にチャレンジし、その有効性を確認した。
具体的には、デザイナーjunhashimotoがシタテル株式会社のITプラットフォームを活用し、これまで取引のなかった工場と連携して短期間でコレクション作品を製作した。なお、これらプロジェクトの設計や協力事業者の選定に始まり、作品製作から発表までの一連のプロジェクト運営については、弊社プリンシパルの福田稔が担当している。
3月20日16時30分より、ITプラットフォームを通じた作品の製作過程について、Amazon Fashion Week TOKYO 2017 A/Wの会場となる渋谷ヒカリエにおいて、Amazon Fashion Week TOKYOの公式スケジュールイベントとして映像やパネルによりインスタレーション形式に発表する。
また、3月20-21日には8階のイベントスペースCOURTにて、実際のコレクション作品を展示する。
協力事業者のご紹介
イタリアで培った美意識を、日本人の「粋」の精神に基づく細やかな仕事により服を表現する。余分な装飾を取り省き、形貌と機能性に意匠的関心を持たせ、服そのものの美しさによって、外装だけでなく、本人の「実用的な美意識」を引き出すことを目的としている。
2003年、日本のメンズファッションにタイトシルエットを持ち込む。wjk創設後、ミリタリーウェアをラグジュアリーファッションへと昇華させ、メンズファッションで一世を風靡する。同ブランド離脱後に、40代を迎えるデザイナー自身を納得させる大人のリアルクローズブランド、junhashimotoを展開する。シンプルな見た目の中に光るこだわりのディティールが特長。プラス3cm、マイナス3kgに見せる計算しつくされたシルエット「デザイン性と機能性の融合」により快適さとスマートさを共存させる。2014年から日本の「粋」をテーマに、「柔と剛」「光と影」「デザインと機能」など、相反するものを、掛け合せ、融合し共有する手法により作品を発表し続ける。近年、ヒルトングループの最高位ホテルConrad Tokyo (コンラッド東京)や、全世界シェアNo.1のシガーブランドDavidoff (ダビドフ)と協業するなど、 ファションの枠だけにとどまらず、現代の「粋」な男の世界を展開する。
シタテル株式会社
インターネットを通して、優れた技術力を持つ衣服生産拠点の「時間・技術・資源」のテ゛ータ管理を行い、「短納期・高品質・小ロット」て゛の服の生産を実現する、国内初の衣服生産フ゜ラットフォームサーヒ゛スを提供。
SCS(シタテル・コントロールシステム)チームを中心に、アパレルに精通した経験豊富なシタテル・コンシェルジェと、幅広い縫製事業者や連携工場のネットワーク活用により、より良い製品作りをトータルにサポート。多くのブランド・企業の商品に関するパターン企画から生産・納品にいたるまで、お客様のニーズを踏まえた提案を行っています。 テクノロジー素材や高機能素材などを含む、付加価値のある生地・素材(国内の高品質な生地)の提案なども行います。
2017年2月現在、250拠点を超える国内縫製工場・生地メーカー等と連携、3100ユーサ゛ー(事業者)のフ゛ラント゛やテ゛サ゛イナーか゛登録利用する。
2017年2月、東京発
欧州系最大の戦略コンサルティングファームの日本法人である株式会社ローランド・ベルガー(東京都港区:代表取締役社長 長島 聡)は、昨年11月より経済産業省委託事業「平成28年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(ファッションデザイナーと繊維産地との連携促進に資するITプラットフォームの有効性に係る実証事業)」(プロジェクト名称「服づくり4.0」)を受託し、協力事業者であるシタテル株式会社(熊本県熊本市:代表取締役社長 河野 秀和)及び株式会社COMITAS(東京都渋谷区 代表取締役 林 和宏)と共に、本プロジェクトを進めてまいりました。このたびプロジェクトの成果となる作品と本取組み内容を、Amazon Fashion Week TOKYO 2017 A/Wにて発表することになりましたので、お知らせ致します。
[画像: https://prtimes.jp/i/20895/9/resize/d20895-9-570069-0.jpg ]
プロジェクトの概要
近年、日本の繊維・アパレル産業には課題が多い。川下では、少子高齢化や価値観の多様化に伴い、国内アパレル・ファッション市場が伸び悩む中、慢性的なオーバーストア、ブランド過多の状況が続いている。他方、川上・川中では、高齢化に伴う工場の承継問題や生産の海外移転などにより、事業者数は減少の一途を辿っている。
一方、ポジティブな側面もある。それは川上・川中・川下ともに質の高い事業者が多く存在していことである。川下には、世界に通用するデザイナーズブランドが輩出されてきており、川上・川中には、欧米のラグジュアリーブランドから高く評価され直接取引している事業者も数多い。
しかしながら、国内繊維・アパレル産業は、川上・川中・川下で分断された構造にあり、かつ中小企業が多いフラグメントで構成されていることから、バリューチェーンを跨いだ事業者間の連携が難しくなっている。例えば、若手のデザイナーがイメージにあう生地や工場を選び、直接繊維産地と連携しながらクリエーションを高めることは難しいと言える。
以上の問題意識のもと、本プロジェクトでは、今後のファッション産業の活性化のためには、繊維産地・工場とデザイナーとの連携及び垂直統合の推進が有効な方策の一つと考え、デザイナーと繊維産地・工場とのコラボレーションをITプラットフォームを通じて行うという、従来とは異なるデジタル活用型の新しいアパレル・サプライチェーンによる服づくり(服づくり4.0)にチャレンジし、その有効性を確認した。
具体的には、デザイナーjunhashimotoがシタテル株式会社のITプラットフォームを活用し、これまで取引のなかった工場と連携して短期間でコレクション作品を製作した。なお、これらプロジェクトの設計や協力事業者の選定に始まり、作品製作から発表までの一連のプロジェクト運営については、弊社プリンシパルの福田稔が担当している。
3月20日16時30分より、ITプラットフォームを通じた作品の製作過程について、Amazon Fashion Week TOKYO 2017 A/Wの会場となる渋谷ヒカリエにおいて、Amazon Fashion Week TOKYOの公式スケジュールイベントとして映像やパネルによりインスタレーション形式に発表する。
また、3月20-21日には8階のイベントスペースCOURTにて、実際のコレクション作品を展示する。
協力事業者のご紹介
イタリアで培った美意識を、日本人の「粋」の精神に基づく細やかな仕事により服を表現する。余分な装飾を取り省き、形貌と機能性に意匠的関心を持たせ、服そのものの美しさによって、外装だけでなく、本人の「実用的な美意識」を引き出すことを目的としている。
2003年、日本のメンズファッションにタイトシルエットを持ち込む。wjk創設後、ミリタリーウェアをラグジュアリーファッションへと昇華させ、メンズファッションで一世を風靡する。同ブランド離脱後に、40代を迎えるデザイナー自身を納得させる大人のリアルクローズブランド、junhashimotoを展開する。シンプルな見た目の中に光るこだわりのディティールが特長。プラス3cm、マイナス3kgに見せる計算しつくされたシルエット「デザイン性と機能性の融合」により快適さとスマートさを共存させる。2014年から日本の「粋」をテーマに、「柔と剛」「光と影」「デザインと機能」など、相反するものを、掛け合せ、融合し共有する手法により作品を発表し続ける。近年、ヒルトングループの最高位ホテルConrad Tokyo (コンラッド東京)や、全世界シェアNo.1のシガーブランドDavidoff (ダビドフ)と協業するなど、 ファションの枠だけにとどまらず、現代の「粋」な男の世界を展開する。
シタテル株式会社
インターネットを通して、優れた技術力を持つ衣服生産拠点の「時間・技術・資源」のテ゛ータ管理を行い、「短納期・高品質・小ロット」て゛の服の生産を実現する、国内初の衣服生産フ゜ラットフォームサーヒ゛スを提供。
SCS(シタテル・コントロールシステム)チームを中心に、アパレルに精通した経験豊富なシタテル・コンシェルジェと、幅広い縫製事業者や連携工場のネットワーク活用により、より良い製品作りをトータルにサポート。多くのブランド・企業の商品に関するパターン企画から生産・納品にいたるまで、お客様のニーズを踏まえた提案を行っています。 テクノロジー素材や高機能素材などを含む、付加価値のある生地・素材(国内の高品質な生地)の提案なども行います。
2017年2月現在、250拠点を超える国内縫製工場・生地メーカー等と連携、3100ユーサ゛ー(事業者)のフ゛ラント゛やテ゛サ゛イナーか゛登録利用する。