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無料短尺動画のトレンドに反し、有料で長時間の動画が好評 動画配信プラットフォーム「シラス」の累計GMVが5億円を突破

「タイパ」主義とは異なる、独自の体験を提供

 合同会社シラス(本社:東京都品川区、代表:上田洋子、桂大介)は、株式会社ゲンロン(本社:東京都品川区)とともに開発・運営する動画配信プラットフォーム「シラス」(https://shirasu.io)において、2020年10月のサービス開始後から2年3カ月で、累計GMV(流通取引総額)が5億円を突破したことをお知らせします。
「シラス」は知と文化の動画プラットフォームとして、他にはない特色を維持しつつ、さらなる成長を目指してまいります。




「シラス」は、「観客と配信者をつなぐ」をコンセプトに開発された、動画配信プラットフォームです。2020年10月のサービス開始以来順調に売上が伸長し、2023年1月末までの2年3カ月で累計の流通総額が5億円を突破しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/74723/9/resize/d74723-9-ad87ecdf7fdb3644b6a0-0.jpg ]


1.有料、長時間、だけど好評
 昨年より、おもに動画コンテンツを対象に、自分が得たい情報を効率よく収集することを意図する消費者の傾向を意味する「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉が注目を集めています。TikTokやYouTube Shortsなど様々なサービスで広告モデルによる無料の短尺動画が流行する中、シラスはすべての番組が有料で提供されているだけではなく、その内容もこうした傾向とまったく逆の特徴を持ちながら成長を続けてきました。
 例えば、シラスの平均番組時間は2.4時間。細かく見ると30分〜12時間を超えるものまでさまざまですが、基本的には2〜3時間程度の番組が中心になっています。しかし、ユーザーの平均視聴番組数は月8本と視聴頻度も高く、月額課金や個別の番組単位での購入額を合わせたARPUは月3,500円と一般的な月単位での定額制の動画配信サービスよりも高い傾向があります。

2.熱心なユーザーと、独自の視聴体験
 番組はトークを中心としたものが多く、配信者と視聴者コメントとの対話を含む雑談や、ときに番組テーマから少しズレた話が大きく盛り上がることも。番組時間を当初の予定よりも延長できるシステムはすっかり定着しました。ユーザーは番組に対して一定の期待値がありながらも、それだけを目的としない視聴スタイルで楽しんでいるようです。さらに、番組終了後にユーザーが感想や内容のまとめを投稿できるレビュー機能もあり、3,000件近く投稿されています。数千字を超えるレビューも多く、これもシラスの特徴といえるでしょう。そうした熱心なユーザーの存在は、配信者側にもたいへん好評です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/74723/9/resize/d74723-9-d3c9e609019c10de28d9-1.jpg ]

 シラスでは、現在40を超えるチャンネルが放送を行っています。しかし、そのテーマは哲学や人文学、あるいは植物や民族楽器、伝統工芸など、決して万人に受け入れられやすいものばかりではありません。収益化が難しいジャンルと考えられるものも多いなかで、熱心なユーザーに愛されながら、確実な成長を遂げてきました。そんなシラスのユーザーたちは、単に情報を得ようとしているのではなく、視聴体験そのものに楽しみを見出しているといえるでしょう。


 知的好奇心旺盛で、さまざまなトピックについて長く対話し、深く考えることを愛するユーザーと、それに応える番組を提供する配信者たち。シラスは「知と文化の配信プラットフォーム」として、その特性を維持しつつ、アプリ開発や新テナントの開設などを通じて、より成長を続けてまいります。今後のシラスにもご期待ください。

 シラスでは新規テナント開設に関するお問い合わせを随時受け付けております。また、これまでの歩みや今後の開発等に関する取材も積極的にお受けいたします。詳細は担当者までお問い合わせください。
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