消費税増税後のECサイト集客動向レポート
[14/06/02]
提供元:PRTIMES
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健康食品、食材宅配は増税後も堅調
◆増税後の4月度、主要なECサイト全体の集客は、前年4月より6.1ポイント減
◆「家具・雑貨」、「家電・AV・IT」、「日用品」は増税前需要の反動もあり4月はマイナスに転じた
◆健康食品、食材宅配などの「食品・飲料」業界は増税後もユーザー数を堅調に維持
ネット行動分析サービスを提供する株式会社ヴァリューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻本 秀幸)は、2014年4月1日より消費税率が5%から8%に上がったことをうけて、主要なECサイトの集客動向の変化を分析いたしました。
【調査・分析概要】
ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、「ショッピング」カテゴリの流入上位サイト(370サイト)について、サイト訪問者数を調査。業界別に前年比を集計し、加えて増税影響をみるため、3月から4月にかけての伸び率を算出した。
※サイト訪問者数はPCからのアクセスを集計。「ショッピング」カテゴリや各業界はヴァリューズが独自に定義。
増税後の4月度、主要なECサイト全体の集客は、前年4月より6.1ポイント減
ヴァリューズが独自に定義する「ショッピング」カテゴリの流入上位サイトについて、2013年4月度と2014年4月度のサイト訪問者数を集計して比較したところ、合計では前年比が93.9%となり、昨年度よりも訪問者数が6.1ポイント減少していました。【図1】
特に落ち幅が大きい業界は、「化粧品」(前年比:68.6%)、「日用品」(前年比:76.6%)、「家具・雑貨」(前年比:79.9%)となっています。一方で、前年よりも今年4月のサイト訪問者数が上回っている業界は、「食品・飲料」(前年比:111.9%)、「書籍・音楽」(前年比:108.4%)です。「書籍・音楽」業界では、「電子書籍 楽天kobo」が前年よりも約1.9倍に増加したほか、動画配信の「DMM.com」や音楽配信の「レコチョク」などのサイトが急伸しています。ここ1年での電子書籍や音楽・動画配信等のデジタルコンテンツ市場の拡大が、サイト訪問者数増加に顕著にあらわれています。【図2】
健康食品、食材宅配などの「食品・飲料」業界は増税後もユーザー数を堅調に維持
続いて、消費税増税の前後で、ECサイト集客にどのような変化があったかをみるため、2014年3月から4月にかけてのサイト訪問者数とその伸び率を業界別に集計しました。【図3】
3月に増税前の需要で伸びたと考えられる、「家具・雑貨」、「家電・AV・IT」、「日用品」などの業界が4月はその反動でマイナスに転じていました。4月は前月割れしている業界が多い中で、ユーザー数を堅調に維持したのは、「食品・飲料」、チケットECの「イベント」、及び「化粧品」です。
特に、健康食品、食材宅配のECサイトが含まれる「食品・飲料」業界は、サイト訪問者数の前年比も業界別で1位であったこと【図1】に加え、前月比もプラスになっており、業界自体の成長と、消費税増税をうけても消費者ニーズが引き続き高いことがうかがえます。また「その他」のカテゴリも、+4.9%と3月よりも4月の訪問者が増加していますが、内訳では、写真プリントやフォトブックの「楽天写真館」をはじめ、ブランド買取サイト、toto、JRA、ゴルフ場予約サイトなどが牽引していました。【図4】
■株式会社ヴァリューズについて
株式会社ヴァリューズは、マーケティングノウハウとIT先端技術を活用して、新たな市場価値の創造をサポートする、事業成長支援企業です。 20万人規模の一般インターネットユーザーの行動ログとデモグラフィック(属性)情報を活用した次世代マーケティング手法「VALUES eMark+」(ヴァリューズ イーマークプラス)サービス提供のほか、経営課題のコンサルティングから、課題解決、販売促進の支援まで、独自のノウハウとソリューションで多くの企業を支援しています。
株式会社ヴァリューズ ホームページ
http://www.valuesccg.com/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ヴァリューズ 子安 (こやす)
TEL: 03-6277-6812 E-mail: press@valuesccg.com
◆増税後の4月度、主要なECサイト全体の集客は、前年4月より6.1ポイント減
◆「家具・雑貨」、「家電・AV・IT」、「日用品」は増税前需要の反動もあり4月はマイナスに転じた
◆健康食品、食材宅配などの「食品・飲料」業界は増税後もユーザー数を堅調に維持
ネット行動分析サービスを提供する株式会社ヴァリューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻本 秀幸)は、2014年4月1日より消費税率が5%から8%に上がったことをうけて、主要なECサイトの集客動向の変化を分析いたしました。
【調査・分析概要】
ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、「ショッピング」カテゴリの流入上位サイト(370サイト)について、サイト訪問者数を調査。業界別に前年比を集計し、加えて増税影響をみるため、3月から4月にかけての伸び率を算出した。
※サイト訪問者数はPCからのアクセスを集計。「ショッピング」カテゴリや各業界はヴァリューズが独自に定義。
増税後の4月度、主要なECサイト全体の集客は、前年4月より6.1ポイント減
ヴァリューズが独自に定義する「ショッピング」カテゴリの流入上位サイトについて、2013年4月度と2014年4月度のサイト訪問者数を集計して比較したところ、合計では前年比が93.9%となり、昨年度よりも訪問者数が6.1ポイント減少していました。【図1】
特に落ち幅が大きい業界は、「化粧品」(前年比:68.6%)、「日用品」(前年比:76.6%)、「家具・雑貨」(前年比:79.9%)となっています。一方で、前年よりも今年4月のサイト訪問者数が上回っている業界は、「食品・飲料」(前年比:111.9%)、「書籍・音楽」(前年比:108.4%)です。「書籍・音楽」業界では、「電子書籍 楽天kobo」が前年よりも約1.9倍に増加したほか、動画配信の「DMM.com」や音楽配信の「レコチョク」などのサイトが急伸しています。ここ1年での電子書籍や音楽・動画配信等のデジタルコンテンツ市場の拡大が、サイト訪問者数増加に顕著にあらわれています。【図2】
健康食品、食材宅配などの「食品・飲料」業界は増税後もユーザー数を堅調に維持
続いて、消費税増税の前後で、ECサイト集客にどのような変化があったかをみるため、2014年3月から4月にかけてのサイト訪問者数とその伸び率を業界別に集計しました。【図3】
3月に増税前の需要で伸びたと考えられる、「家具・雑貨」、「家電・AV・IT」、「日用品」などの業界が4月はその反動でマイナスに転じていました。4月は前月割れしている業界が多い中で、ユーザー数を堅調に維持したのは、「食品・飲料」、チケットECの「イベント」、及び「化粧品」です。
特に、健康食品、食材宅配のECサイトが含まれる「食品・飲料」業界は、サイト訪問者数の前年比も業界別で1位であったこと【図1】に加え、前月比もプラスになっており、業界自体の成長と、消費税増税をうけても消費者ニーズが引き続き高いことがうかがえます。また「その他」のカテゴリも、+4.9%と3月よりも4月の訪問者が増加していますが、内訳では、写真プリントやフォトブックの「楽天写真館」をはじめ、ブランド買取サイト、toto、JRA、ゴルフ場予約サイトなどが牽引していました。【図4】
■株式会社ヴァリューズについて
株式会社ヴァリューズは、マーケティングノウハウとIT先端技術を活用して、新たな市場価値の創造をサポートする、事業成長支援企業です。 20万人規模の一般インターネットユーザーの行動ログとデモグラフィック(属性)情報を活用した次世代マーケティング手法「VALUES eMark+」(ヴァリューズ イーマークプラス)サービス提供のほか、経営課題のコンサルティングから、課題解決、販売促進の支援まで、独自のノウハウとソリューションで多くの企業を支援しています。
株式会社ヴァリューズ ホームページ
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TEL: 03-6277-6812 E-mail: press@valuesccg.com