ヤフー、サービス開発の生産性向上のためのAPIプラットフォームをKongで構築- 全社サービス基盤で利用する数百以上の社内APIを集約しセキュリティや可用性を向上 -
[18/09/13]
提供元:PRTIMES
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Kong Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:アウグスト・マリエッティ、以下「Kong」)と、 株式会社ブリスコラ (本社:東京都港区、代表取締役:末貞 慶太郎、以下、「ブリスコラ」) は本日、ヤフー株式会社 (以下「ヤフー」) の全社サービス基盤のAPIプラットフォームとして、Kong Enterprise Edition が採用されたことを発表しました。今回ヤフーは、APIプラットフォームを構築し、社内におけるサービス開発者の生産性向上を図ります。
日本最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフーは、検索、ニュース、天気情報、メール、ショッピング、オークションなど100を超えるサービスを展開し、ログインユーザーID数は月間4,433万IDと、日本最大級の利用者規模を有しています。中核となるネットサービスの開発生産性を向上させるために、常に新しいソフトウェア技術を取り入れるヤフーにおいては、PHP、Java、Node.js、Goなどの多様な言語で開発したサービスを連携する技術としてAPIを多用しており、社内に存在する数百以上のAPIの集中管理が必要になっていました。そこで、ヤフーは、Kong Enterprise Editionによって、自社で開発した膨大な数のAPIを集約して、開発生産性を向上させるとともに、セキュリティや可用性を向上させる新たな機能を使いやすく提供して、サービス開発の強化に貢献しています。
今回ヤフーが構築したAPIプラットフォームの主な機能は以下のとおりです。
●APIの集約と集中管理
ヤフー社内に存在する数百以上のAPIを「ゲートウェイ」に集約することで、サービス開発者がAPIを発見・理解しやすくしています。
●認証機能の共通化
APIを呼び出す際の、認証・認可の機能をゲートウェイに持たせるとともに、共通化することで、APIごとに実装する工数を削減します。
●カナリアリリース機能
新しいバージョンのAPIをリリースする際に、Kong Enterprise Editionが提供するカナリアリリースの機能で段階的に新旧バージョンを切り替えることで、移行のリスクを軽減します。
●サーキットブレーカー機能
APIサーバーに障害が発生した場合でも、Kong Enterprise Editionが検知と切り離しを行い、複数用意されているAPIサーバーの中で正常に稼働しているものを使用してサービスを継続することで可用性を高めます。
●マルチテナント対応
Kongのワークスペース機能により、API群への権限をグループ単位で設定し権限範囲内の操作に限定することで、多グループでAPIプラットフォームを安全に利用することができます。
ヤフーが構築したAPIプラットフォームは今後も継続的な拡張が計画されており、さらなるサービス開発力の向上を図ります。
ヤフー株式会社 システム統括本部 プラットフォーム開発本部 コンピューティングプラットフォーム部 福田奏部長は次のように述べています。「Kong Enterprise Edition を採用したことでAPIの集約と認証の共通化が実現し、サービス開発の工数が削減できました。ビジネスのアイデアをより素早くサービスに展開できるようになり、迅速で安全なサービスリリースが可能となり、生産性が向上します。今後は全社規模でAPIプラットフォームの活用を本格化し、ビジネス拡大のための質の高いサービス開発を支援していきます。」
Kong Enterprise Edition は、米Kongが開発したAPI基盤ソフトウェアで、ブリスコラが国内初の販売代理店として再販と技術サポートを行っています。「企業がマイクロサービスに移行するにつれ、APIも新しいモダンなアーキテクチャをサポートするために進化しなければなりません。」KongのCEOで共同創設者であるアウグスト・マリエッティ氏は述べています。 「ヤフー様がお客様にさらに高い価値を迅速に提供するだけでなく、将来のビジネス需要への対応を、KongのモダンなAPIプラットフォームにより実現されることを確信しています。」
株式会社ブリスコラ代表取締役 末貞慶太郎は次のように述べています。「Kong Enterprise Editionを活用することで、APIとマイクロサービスの一貫した構築・デプロイ・管理が可能となり、より短い開発サイクルかつ高い効率でサービスをリリースすることが可能になります。今回は構想段階より、弊社およびKong Inc.の協力体制にて、ヤフー様の課題を解決できる次世代API環境の構築をご支援することができました。」
今回の詳細については次のケーススタディをご覧ください。https://www.webapi.tokyo/kong-for-yahoo
■Kong Incについて
――――――――――――――――――――――――――――――――――
Kongは、マイクロサービス、コンテナ、クラウド、サーバレスなど、最新のアーキテクチャ向けに設計された次世代APIプラットフォームを提供します。 オープンソースプラットフォームにより、高い柔軟性、スケーラビリティ、スピード、パフォーマンスを提供することで、開発者やGlobal 5000企業は、モダンなアプリケーション向けのマイクロサービスAPIを確実に保護、接続、オーケストレーションすることができます。
公式Webサイト:https://konghq.com/ Twitter:@thekonginc
■株式会社ブリスコラについて
――――――――――――――――――――――――――――――――――
株式会社ブリスコラは、デジタルテクノロジ(ビッグデータ、IoT、センサークラウド、AI 等)を活用した幅広いアプリケーションやサービス、及びマイクロサービスアーキテクチャを実現するために鍵となる API ソリューションに 特化した事業支援会社です。日本有数の企業へのデジタルビジネスコンサルティング会社としても多くの実績があります。
公式Webサイト:http://www.briscola.co.jp/ 、API専門サイト:https://www.webapi.tokyo/
■本件に関するお問い合わせ
株式会社ブリスコラ 広報部
東京都港区赤坂二丁目20番5号 デニス赤坂
Tel:03-6441-2614 Fax:03-6441-2615
Email:press@briscola.co.jp
日本最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフーは、検索、ニュース、天気情報、メール、ショッピング、オークションなど100を超えるサービスを展開し、ログインユーザーID数は月間4,433万IDと、日本最大級の利用者規模を有しています。中核となるネットサービスの開発生産性を向上させるために、常に新しいソフトウェア技術を取り入れるヤフーにおいては、PHP、Java、Node.js、Goなどの多様な言語で開発したサービスを連携する技術としてAPIを多用しており、社内に存在する数百以上のAPIの集中管理が必要になっていました。そこで、ヤフーは、Kong Enterprise Editionによって、自社で開発した膨大な数のAPIを集約して、開発生産性を向上させるとともに、セキュリティや可用性を向上させる新たな機能を使いやすく提供して、サービス開発の強化に貢献しています。
今回ヤフーが構築したAPIプラットフォームの主な機能は以下のとおりです。
●APIの集約と集中管理
ヤフー社内に存在する数百以上のAPIを「ゲートウェイ」に集約することで、サービス開発者がAPIを発見・理解しやすくしています。
●認証機能の共通化
APIを呼び出す際の、認証・認可の機能をゲートウェイに持たせるとともに、共通化することで、APIごとに実装する工数を削減します。
●カナリアリリース機能
新しいバージョンのAPIをリリースする際に、Kong Enterprise Editionが提供するカナリアリリースの機能で段階的に新旧バージョンを切り替えることで、移行のリスクを軽減します。
●サーキットブレーカー機能
APIサーバーに障害が発生した場合でも、Kong Enterprise Editionが検知と切り離しを行い、複数用意されているAPIサーバーの中で正常に稼働しているものを使用してサービスを継続することで可用性を高めます。
●マルチテナント対応
Kongのワークスペース機能により、API群への権限をグループ単位で設定し権限範囲内の操作に限定することで、多グループでAPIプラットフォームを安全に利用することができます。
ヤフーが構築したAPIプラットフォームは今後も継続的な拡張が計画されており、さらなるサービス開発力の向上を図ります。
ヤフー株式会社 システム統括本部 プラットフォーム開発本部 コンピューティングプラットフォーム部 福田奏部長は次のように述べています。「Kong Enterprise Edition を採用したことでAPIの集約と認証の共通化が実現し、サービス開発の工数が削減できました。ビジネスのアイデアをより素早くサービスに展開できるようになり、迅速で安全なサービスリリースが可能となり、生産性が向上します。今後は全社規模でAPIプラットフォームの活用を本格化し、ビジネス拡大のための質の高いサービス開発を支援していきます。」
Kong Enterprise Edition は、米Kongが開発したAPI基盤ソフトウェアで、ブリスコラが国内初の販売代理店として再販と技術サポートを行っています。「企業がマイクロサービスに移行するにつれ、APIも新しいモダンなアーキテクチャをサポートするために進化しなければなりません。」KongのCEOで共同創設者であるアウグスト・マリエッティ氏は述べています。 「ヤフー様がお客様にさらに高い価値を迅速に提供するだけでなく、将来のビジネス需要への対応を、KongのモダンなAPIプラットフォームにより実現されることを確信しています。」
株式会社ブリスコラ代表取締役 末貞慶太郎は次のように述べています。「Kong Enterprise Editionを活用することで、APIとマイクロサービスの一貫した構築・デプロイ・管理が可能となり、より短い開発サイクルかつ高い効率でサービスをリリースすることが可能になります。今回は構想段階より、弊社およびKong Inc.の協力体制にて、ヤフー様の課題を解決できる次世代API環境の構築をご支援することができました。」
今回の詳細については次のケーススタディをご覧ください。https://www.webapi.tokyo/kong-for-yahoo
■Kong Incについて
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Kongは、マイクロサービス、コンテナ、クラウド、サーバレスなど、最新のアーキテクチャ向けに設計された次世代APIプラットフォームを提供します。 オープンソースプラットフォームにより、高い柔軟性、スケーラビリティ、スピード、パフォーマンスを提供することで、開発者やGlobal 5000企業は、モダンなアプリケーション向けのマイクロサービスAPIを確実に保護、接続、オーケストレーションすることができます。
公式Webサイト:https://konghq.com/ Twitter:@thekonginc
■株式会社ブリスコラについて
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株式会社ブリスコラは、デジタルテクノロジ(ビッグデータ、IoT、センサークラウド、AI 等)を活用した幅広いアプリケーションやサービス、及びマイクロサービスアーキテクチャを実現するために鍵となる API ソリューションに 特化した事業支援会社です。日本有数の企業へのデジタルビジネスコンサルティング会社としても多くの実績があります。
公式Webサイト:http://www.briscola.co.jp/ 、API専門サイト:https://www.webapi.tokyo/
■本件に関するお問い合わせ
株式会社ブリスコラ 広報部
東京都港区赤坂二丁目20番5号 デニス赤坂
Tel:03-6441-2614 Fax:03-6441-2615
Email:press@briscola.co.jp