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Quollio、シリーズAラウンドで7.5億円を調達、累計調達額10億円を突破

メタデータ管理技術を主軸とするデータインテリジェンスの推進により国内大企業のデータ & AI活用、及びガバナンスの課題解決を支援

国内のエンタープライズ企業向けに次世代データインテリジェンスソリューションを提供する株式会社Quollio Technologies(代表取締役:松元亮太、本社:東京都千代田区、以下Quollio)は、DNX Ventures(以下、DNX)をリード投資家とし、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(以下、ITV)および Incubate Fund を引受先とした第三者割当増資により、7.5億円の資金調達を完了し、これにより累計調達額が10億円を突破したことを発表いたします。これまでに、Incubate Fundはシードラウンドを、ITVはプレシリーズAラウンドをリードしています。




[画像1: https://prtimes.jp/i/90718/17/resize/d90718-17-bd2ada47fc8dba51b29c-4.jpg ]

Quollioが向き合う「企業が抱えるデータ & AI活用の課題」と社会背景
昨今、世界中の企業がクラウド化やデジタル化、AI化を進める中で、データ資産の適切な管理の需要が増しています。特に、近年ではSnowflakeやDatabricksをはじめとするクラウド型データウェアハウスの普及により、データの計算や共有が容易になった一方で、データ品質の低下や信頼性の問題が浮き彫りになっています。

歴史的に、データは様々な部署やシステムで独自に生成・利用されてきており、その過程で無限に新しいデータが生まれる結果、意味・定義の不整合や低品質データの散見、離職による生成背景の忘却などが多発しています。特に大企業において、DXやAIの文脈で会社全体でのデータ資産管理を考えた際、こうした問題が顕在化し、組織的なデータ活用が妨げられ、またAIのビジネス利用も浸透しづらい状況を生んでいます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/90718/17/resize/d90718-17-38360c159540cc28bcce-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/90718/17/resize/d90718-17-09a7d4579e27ddf72f42-2.jpg ]

この課題に対処するためにQuollioは、戦略的なメタデータ供給によって組織全体のデータ資産の収集と整理を効率化し、データ&AI活用のポテンシャルを解放する「アクティブメタデータ*1」の考え方に着目し、メタデータ管理技術を軸にした「Quollio Data Intelligence Cloud」を開発・提供しています。本プラットフォームを活用することで、「メタデータ(データの意味定義や品質状態、ライフサイクル、用途などの情報)」を一元管理し、企業のデータ&AI活用、またそれらのガバナンス活動を根本から支えます。

すでに2021年の創業から3年で、KDDIや博報堂テクノロジーズでの導入も進むなど、大企業のDX・クラウド化の加速を受けて、Quollioの引き合いは急拡大しています。国内IT環境の構造的な特徴にアドレスしたインターフェース設計や、顧客側の要望がすぐに反映される点も、国産スタートアップならではの支援と評価されています。

*1 The Gartner Magic Quadrant for Metadata Management was just scrapped. Here’s everything you need to know. https://towardsdatascience.com/the-gartner-magic-quadrant-for-metadata-management-was-just-scrapped-d84b2543f989


調達の目的と今後の展望
このたび調達した資金は、より多くのデータマネジメントに苦悩する企業に向けて、さらに満足度の高いサービスを提供するために充てる予定です。

<注力領域>
・プロダクトの強化
・サポート体制の強化と顧客満足度の向上
・生成AIとのインテグレーションを含むテクノロジーへの積極的な投資

企業IT動向調査報告書*2によれば、国内の売上1兆円企業の約7割が既にメタデータ管理に取り組んでおり、この取り組みが企業にとって喫緊の課題であることが示されています。また、経営者のためのデータ読本*3によれば、データの棚卸しとカタログ化がデータ経営実現にとって重要であると示されています。Data is new oilである今日において、Quollio Technologiesは更なる成長を遂げ、メタデータ管理技術とソフトウェア開発力を軸に、データ資産の管理に悩みを抱える大企業の経営課題を解決し、データやAIを活用した価値創造を後押しして参ります。

*2 一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)企業IT動向調査報告書 2022 ユーザー企業のIT投資・活用の最新動向(2021年度調査) https://juas.or.jp/cms/media/2022/04/JUAS_IT2022.pdf
*3 独立行政法人情報処理推進機構 経営者のための データ経営読本(発行:2024年5月27日) https://www.ipa.go.jp/digital/data/m42obm000000flkc-att/dsa001-data-management-guidebook-for-managers.pdf

投資家コメント
DNX Ventures Managing Partner
Head of Japan 倉林 陽氏 / Principal 中野 智裕氏
[画像4: https://prtimes.jp/i/90718/17/resize/d90718-17-5b7ca0e7f0f8139683c8-4.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/90718/17/resize/d90718-17-1eff4ddc61ffdc91a9a8-4.jpg ]

この度、QuollioのシリーズAにリード投資家として出資できましたこと、大変嬉しく思います。前回ラウンドから1年余り伴走する中で、松元さんが経営者として大きくスケールアップし、多様で優秀なタレントが続々と集い、ビジネスの視座が日々高まっていく様子を頼もしく見ておりました。大企業のデータ活用に向けて、メタデータを基点にしたインテリジェンスが喫緊で決定的なピースであることは確信しています。今回の資金調達が、Quollioの挑戦を加速させ、データのインフラとして社会をアップデートしていけるよう、DNXは力強く支援いたします。

伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社
取締役 & パートナー 中野 慎三氏 / 取締役 & パートナー 阿部 剛士氏
[画像6: https://prtimes.jp/i/90718/17/resize/d90718-17-3c61713d8e4c8cf5010b-4.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/90718/17/resize/d90718-17-5912a5bb9443584097ac-7.jpg ]

この度、Quollio Technologies へのプレシリーズAに続く追加資金調達に参画させて頂きました事を大変嬉しく思います。前回調達以降、Quollio社は高い提案力と丁寧なカスタマーサクセスを武器に顧客を獲得し急成長しています。ユーザー企業は誰もが簡単にデータ活用を実現する事を目指しており、Quollio社のデータカタログ製品はその道標となっています。またQuollio社は要件を素早く吸収して製品に落とし込む事に長けており、ユーザー企業から圧倒的に支持されています。弊社としましても、今後のQuollio社の成長に寄与できるよう最大限ご支援させて頂きたいと思っています。

インキュベイトファンド株式会社
代表パートナー 本間 真彦氏
[画像8: https://prtimes.jp/i/90718/17/resize/d90718-17-2f38d355ff5559a3fdf0-8.jpg ]

創業より支援しているQuollio社に、この度インキュベイトファンドも追加出資を行いました。今回のシリーズAラウンドに至るまでQuollioらしい多文化的な組織作りやモダンな思想に基づく製品づくりを積み重ねた結果、Quollioは世界に冠たる大手クライアントより高い評価を受けています。今後はQuollioが日本の大企業に対し”データインテリジェンス”の概念を仕組みとしてインストールし、日本産業全体のデータ運用を大きくアップデートして欲しいと思います。


代表者コメント
株式会社Quollio Technologies
代表取締役CEO 松元 亮太
[画像9: https://prtimes.jp/i/90718/17/resize/d90718-17-e0de928a331a7d732584-9.jpg ]

シリーズAを非常に嬉しく思います。創業から3年、Quollioは日本企業のデータ & AI活用を推進すべく、グローバルの潮流を加味した次世代メタデータ技術による製品提供を行い、一貫して成長を続けています。今回DNX Ventures様をリードとする投資ラウンドを経て、Quollioは更なる製品拡大と本格的な組織構築を行い、お客様への価値貢献を加速していく所存です。世界的な大AI時代の波の上で、この領域を担う責任と期待に胸を躍らせています。引き続き精進して参ります。


Quollio Data Intelligence Cloudの特長
Quollio Data Intelligenceは、エンタープライズ企業のDXやデータ活用、AI活用を加速するプラットフォームです。データサイエンティストやデータエンジニアだけでなく、DX担当者や事業部ユーザー、外部パートナーなど幅広い利用者のコラボレーションを想定したインターフェイス設計で、データ活用をする上で重要となるメタデータを一元管理し、企業全体のデータ活用・データガバナンスの活動を根本から支えています。

主な特長は以下の通りです。

・テクニカルメタデータを収集し、組織が抱えるデータ資産を棚卸し管理、また全体像を可視化することができる
・様々なDWH(Data Warehouse/データウェアハウス)・BI(ビジネスインテリジェンス)・ELT(Extract/抽出・Load/書き出し・Transform/変換)ツールからもメタデータを収集することができ、これによりデータの利用度やリネージ、品質等をより正確に把握できる
・従来のデータ活用の専門家(データサイエンティスト)がメタデータを見るためだけでなく、専門家ではないDX担当者や事業部ユーザーがメタデータ入力しやすい設計
・エンタープライズ企業での部門間のサイロを想定した、柔軟性の高い責任範囲や権限の設計、またワークフローオートメーションを実現
[画像10: https://prtimes.jp/i/90718/17/resize/d90718-17-221c12a21a963b03445d-2.jpg ]

ユースケースや仕様の詳細についてはコーポレートサイトをご覧ください。
https://quollio.com/

採用について
Quollioでは、チームを強化するため積極的に採用を行っています。注目の高まるデータマネジメントの領域で活躍する人材を募集しています。

さらに、Quollioが主催・運営する東京発のインターナショナルコミュニティ「Data Intelligence Tokyo」では、データマネジメントの領域に関わる日本在住の英語話者が定期的に情報交換やネットワーキングを行っています。7月のコミュニティイベントにて、Quollioの採用イベントを同時開催いたします。当社のリーダーシップチームや現場のメンバーと交流し、チームの一員としての役割や責任について詳細にご案内するとともに、Quollioやデータマネジメント領域の文化やコミュニティを直接体感できる機会を提供します。

詳しくは、当社公式LinkedInをご覧ください(https://www.linkedin.com/company/quollio/)。

株式会社Quollio Technologiesについて
世界中の情報と知を繋げ、人々や企業が繋がり、新たな価値創造を促進する未来を築くことをミッションとしているデータテクノロジーパートナーです。Quollioは、メタデータ管理技術とソフトウェア開発力を軸に、企業のデータにまつわる経営課題を解決し、社会のデータ & AIからの価値創造を促進します。

【会社概要】
会社名:株式会社Quollio Technologies
会社URL:https://quollio.com
採用URL:https://careers.quollio.com
所在地:東京都千代田区麹町5-3-23 日テレ四谷ビル
代表取締役:松元 亮太
事業内容:データインテリジェンスに関する製品の開発・提供

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