大崎リサイクルシステム展開先自治体募集プログラム第二弾、静岡県西伊豆町が決定!漁業の町ならではの魚のアラなどの堆肥化実験「ALL COMPOST NISHIIZUプロジェクト」がスタート!
[23/08/29]
提供元:PRTIMES
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一般社団法人大崎町SDGs推進協議会(所在地:鹿児島県大崎町 代表理事 千歳史郎 以下 大崎町SDGs推進協議会)は、2023年6月より、焼却処理に頼らない廃棄物処理の仕組みの構築を検討している自治体を対象に、14回リサイクル率日本一を達成した鹿児島県大崎町の大崎リサイクルシステム(*1)実践の、ノウハウ提供を希望する自治体を募集しています(*2)。
この度、第二弾の自治体として静岡県西伊豆町 (町長: 星野 淨晋、以下 西伊豆町)が応募し、地域内の食物残渣堆肥化実証実験を、一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(代表理事:阿部 勝太、以下 フィッシャーマン・ジャパン)によるサポートのもと行い、大崎リサイクルシステムの展開を9月中旬より開始いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/85406/29/resize/d85406-29-3ec1538a336d25911d16-2.png ]
西伊豆町は、リアス式海岸の複雑な地形を持ち、古くからカツオ漁など漁業の町として栄える町です。リサイクル率は15.1%(令和3年度)と、全国平均の19.9%と比較しても低い傾向にあります。町内の焼却処理場は老朽化が進み、故障等による焼却量制限の増加などの課題を抱えています。 また漁業の町として魚のアラなどの廃棄物も多い状況です。
そこで、西伊豆町では、ごみの減量化のため、これまで以上に再資源化の徹底を図り、併せて町民のごみ減量化の意識を高めることを目指しています。その第一歩として、本堆肥化実証実験を行うこととなりました。
本取り組みは、「ALL COMPOST NISHIIZU プロジェクト」として、一般家庭や飲食店などから出る魚のアラや生ごみなどを地域内で堆肥化することを通じて、 西伊豆町の水産物をはじめとした有機物の地域内循環を目指していきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/85406/29/resize/d85406-29-c7f903fd5b0cb5be633a-1.jpg ]
(*1)住民・企業・行政の協働による、焼却炉に頼らない低コスト(※)な廃棄物処理システム (※低コスト:環境省策定一般廃棄物会計基準に基づき大崎町が算出) 。国立環境研究所資源循環領域河井紘輔氏の調査では、焼却自治体と比較してGHG排出量が38.5%低く、廃棄物処理分野での脱炭素効果があることが明らかになっています。
(*2)大崎町SDGs推進協議会では、鹿児島県大崎町にてすべての資源が循環する「サーキュラーヴィレッジ・大崎町」の2030年までの実現を目的としています。また、世の中の資源循環促進や脱炭素化を図ることをめざし、大崎町の生ごみ堆肥化を他の自治体に展開をする取り組みを進めています。本取り組みは、日本の脱炭素に貢献し得るとして、ヤフー株式会社が募集した「カーボンニュートラル」をテーマにした自治体を対象とする企業版ふるさと納税の寄附先として、2021年より2年連続で選定いただきました。
<静岡県西伊豆町 星野 淨晋町長コメント>
当町の第2次総合計画では、「ゴミ減量化を図るため、これまで以上に再資源化の徹底を図り、併せて住民のゴミ減量化の意識を高めることを目指す」を目標に掲げております。資源リサイクル率14回日本一を達成した大崎町からのご指導ご支援を受けながら実証実験を行い、ゴミの減量化に向けたまちづくりにチャレンジしていきます。
<一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン 代表理事 阿部 勝太氏コメント>
魚のアラをはじめとして、水産物から出る「捨てる部分」は家庭でも産業においても嫌われ者になりつつあります。それが地域で循環する資源に変われば、嫌われ者が宝物になるかもしれません。西伊豆町でこの堆肥化実験が成功し、地域の皆さんに支持されるようになって、漁師や水産業関係者にとっての資源循環の新しいチャレンジが始まることを期待しています。
<一般社団法人大崎町SDGs推進協議会 代表理事 千歳 史郎氏コメント>
大崎町はサーキュラーヴィレッジ構想を掲げ「リサイクルの町から世界の未来をつくる町へ」と題して取組を推進しておりますが、大崎町だけが取り組んでいてはその目的の達成は困難です。そのため、同じ未来を見据え、共に取組を推進する仲間が増えていくことでその実現可能性が高まっていくと考えています。今回、ヤフー株式会社様からいただいた企業版ふるさと納税を原資に、カーボンニュートラル実現に向けて西伊豆町様と共にプロジェクトがスタートしますが、プロジェクトを進める中で新たな課題も表出してくることが予想されます。その課題を一緒に乗り越えることで、より世界の未来に近づいていけるものと大きな可能性を感じています。
<施策概要>
●対象資源ごみ
・飲食店、スーパーマーケットなどから出る魚のアラ(秋刀魚、アジ、カツオなど)
・一般家庭から出る家庭系の生ごみ
・飲食店などから出る事業系の生ごみ
・剪定などで発生する草木ごみ
●スケジュール
・大崎町での技術習得研修プログラム(8月30日〜9月1日)
・西伊豆町消費生活研究会「生ごみ捨て方講座」 ※大崎町SDGs推進協議会レクチャー (9月4日10時〜)
・簡易堆肥舎の設置(9月中旬)
・生ごみ回収&堆肥化 実証実験(9月中旬〜9月下旬)
・堆肥完成(2024年1月頃)
●役割分担
西伊豆町役場:大崎町への調査、西伊豆町民や関係機関への周知、制度設計
フィッシャーマン・ジャパン:実証実験費用負担、情報発信や周知のサポート
大崎町SDGs推進協議会:
・協議会事務局:取り組みパッケージの提供、取り組みに係る大崎町側の関係者調整、情報発信や周知のサポート
・有限会社そおリサイクルセンター:技術指導
・大崎町役場:行政事務手続き等の情報交換
<静岡県西伊豆町とは>
西伊豆町は伊豆半島西海岸の中央部に位置し、富士箱根伊豆国立公園及び名勝伊豆西南海岸の指定を受けている自然景観に恵まれたまちです。駿河湾に沈む夕陽は「日本の夕陽百選」にも選ばれ町の誇りとなっています。また、海、山、川の豊かな自然に恵まれているため海の幸、山の幸も豊富です。
URL:https://www.town.nishiizu.shizuoka.jp/
<一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンとは>
漁業のイメージをカッコよくて、稼げて、革新的な「新3K」に変え、次世代へと続く未来の水産業の形を提案していく若手漁師集団。2024年までに三陸に多様な能力をもつ新しい職種「フィッシャーマン」を1000人増やすというビジョンを掲げ、新しい働き方の提案や業種を超えた関わりによって水産業に変革を起こすことを目指しています。
URL:http://fishermanjapan.com
<鹿児島県大崎町とは>
大崎町は広大なシラス台地が広がる自然豊かな大隅半島に位置し、自治体としてこれまで12年連続を含む、合計14回リサイクル率日本一を達成し、「ジャパンSDGsアワード」内閣官房長官賞を受賞するなど、環境問題への取り組みは「大崎リサイクルシステム」として世界的に評価されています。また、温暖な気候と溢れる湧水で育む農畜産物は、生産量も国内最大級ながら、高い品質を求め常に挑戦し続けています。
URL:https://www.town.kagoshima-osaki.lg.jp/
<一般社団法人大崎町SDGs推進協議会>
所 在 地 :鹿児島県曽於郡大崎町菱田1441 ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅 管理棟2F
代 表 者:千歳史郎(代表理事)
事業内容 : 12年連続を含む合計14回リサイクル率日本一を獲得した大崎町を舞台に、多様なパートナーと協働して研究開発・人材育成・情報発信などに取り組み、サーキュラーエコノミーを推進する。
設 立:2021年4月
U R L:https://osakini.org/
この度、第二弾の自治体として静岡県西伊豆町 (町長: 星野 淨晋、以下 西伊豆町)が応募し、地域内の食物残渣堆肥化実証実験を、一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(代表理事:阿部 勝太、以下 フィッシャーマン・ジャパン)によるサポートのもと行い、大崎リサイクルシステムの展開を9月中旬より開始いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/85406/29/resize/d85406-29-3ec1538a336d25911d16-2.png ]
西伊豆町は、リアス式海岸の複雑な地形を持ち、古くからカツオ漁など漁業の町として栄える町です。リサイクル率は15.1%(令和3年度)と、全国平均の19.9%と比較しても低い傾向にあります。町内の焼却処理場は老朽化が進み、故障等による焼却量制限の増加などの課題を抱えています。 また漁業の町として魚のアラなどの廃棄物も多い状況です。
そこで、西伊豆町では、ごみの減量化のため、これまで以上に再資源化の徹底を図り、併せて町民のごみ減量化の意識を高めることを目指しています。その第一歩として、本堆肥化実証実験を行うこととなりました。
本取り組みは、「ALL COMPOST NISHIIZU プロジェクト」として、一般家庭や飲食店などから出る魚のアラや生ごみなどを地域内で堆肥化することを通じて、 西伊豆町の水産物をはじめとした有機物の地域内循環を目指していきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/85406/29/resize/d85406-29-c7f903fd5b0cb5be633a-1.jpg ]
(*1)住民・企業・行政の協働による、焼却炉に頼らない低コスト(※)な廃棄物処理システム (※低コスト:環境省策定一般廃棄物会計基準に基づき大崎町が算出) 。国立環境研究所資源循環領域河井紘輔氏の調査では、焼却自治体と比較してGHG排出量が38.5%低く、廃棄物処理分野での脱炭素効果があることが明らかになっています。
(*2)大崎町SDGs推進協議会では、鹿児島県大崎町にてすべての資源が循環する「サーキュラーヴィレッジ・大崎町」の2030年までの実現を目的としています。また、世の中の資源循環促進や脱炭素化を図ることをめざし、大崎町の生ごみ堆肥化を他の自治体に展開をする取り組みを進めています。本取り組みは、日本の脱炭素に貢献し得るとして、ヤフー株式会社が募集した「カーボンニュートラル」をテーマにした自治体を対象とする企業版ふるさと納税の寄附先として、2021年より2年連続で選定いただきました。
<静岡県西伊豆町 星野 淨晋町長コメント>
当町の第2次総合計画では、「ゴミ減量化を図るため、これまで以上に再資源化の徹底を図り、併せて住民のゴミ減量化の意識を高めることを目指す」を目標に掲げております。資源リサイクル率14回日本一を達成した大崎町からのご指導ご支援を受けながら実証実験を行い、ゴミの減量化に向けたまちづくりにチャレンジしていきます。
<一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン 代表理事 阿部 勝太氏コメント>
魚のアラをはじめとして、水産物から出る「捨てる部分」は家庭でも産業においても嫌われ者になりつつあります。それが地域で循環する資源に変われば、嫌われ者が宝物になるかもしれません。西伊豆町でこの堆肥化実験が成功し、地域の皆さんに支持されるようになって、漁師や水産業関係者にとっての資源循環の新しいチャレンジが始まることを期待しています。
<一般社団法人大崎町SDGs推進協議会 代表理事 千歳 史郎氏コメント>
大崎町はサーキュラーヴィレッジ構想を掲げ「リサイクルの町から世界の未来をつくる町へ」と題して取組を推進しておりますが、大崎町だけが取り組んでいてはその目的の達成は困難です。そのため、同じ未来を見据え、共に取組を推進する仲間が増えていくことでその実現可能性が高まっていくと考えています。今回、ヤフー株式会社様からいただいた企業版ふるさと納税を原資に、カーボンニュートラル実現に向けて西伊豆町様と共にプロジェクトがスタートしますが、プロジェクトを進める中で新たな課題も表出してくることが予想されます。その課題を一緒に乗り越えることで、より世界の未来に近づいていけるものと大きな可能性を感じています。
<施策概要>
●対象資源ごみ
・飲食店、スーパーマーケットなどから出る魚のアラ(秋刀魚、アジ、カツオなど)
・一般家庭から出る家庭系の生ごみ
・飲食店などから出る事業系の生ごみ
・剪定などで発生する草木ごみ
●スケジュール
・大崎町での技術習得研修プログラム(8月30日〜9月1日)
・西伊豆町消費生活研究会「生ごみ捨て方講座」 ※大崎町SDGs推進協議会レクチャー (9月4日10時〜)
・簡易堆肥舎の設置(9月中旬)
・生ごみ回収&堆肥化 実証実験(9月中旬〜9月下旬)
・堆肥完成(2024年1月頃)
●役割分担
西伊豆町役場:大崎町への調査、西伊豆町民や関係機関への周知、制度設計
フィッシャーマン・ジャパン:実証実験費用負担、情報発信や周知のサポート
大崎町SDGs推進協議会:
・協議会事務局:取り組みパッケージの提供、取り組みに係る大崎町側の関係者調整、情報発信や周知のサポート
・有限会社そおリサイクルセンター:技術指導
・大崎町役場:行政事務手続き等の情報交換
<静岡県西伊豆町とは>
西伊豆町は伊豆半島西海岸の中央部に位置し、富士箱根伊豆国立公園及び名勝伊豆西南海岸の指定を受けている自然景観に恵まれたまちです。駿河湾に沈む夕陽は「日本の夕陽百選」にも選ばれ町の誇りとなっています。また、海、山、川の豊かな自然に恵まれているため海の幸、山の幸も豊富です。
URL:https://www.town.nishiizu.shizuoka.jp/
<一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンとは>
漁業のイメージをカッコよくて、稼げて、革新的な「新3K」に変え、次世代へと続く未来の水産業の形を提案していく若手漁師集団。2024年までに三陸に多様な能力をもつ新しい職種「フィッシャーマン」を1000人増やすというビジョンを掲げ、新しい働き方の提案や業種を超えた関わりによって水産業に変革を起こすことを目指しています。
URL:http://fishermanjapan.com
<鹿児島県大崎町とは>
大崎町は広大なシラス台地が広がる自然豊かな大隅半島に位置し、自治体としてこれまで12年連続を含む、合計14回リサイクル率日本一を達成し、「ジャパンSDGsアワード」内閣官房長官賞を受賞するなど、環境問題への取り組みは「大崎リサイクルシステム」として世界的に評価されています。また、温暖な気候と溢れる湧水で育む農畜産物は、生産量も国内最大級ながら、高い品質を求め常に挑戦し続けています。
URL:https://www.town.kagoshima-osaki.lg.jp/
<一般社団法人大崎町SDGs推進協議会>
所 在 地 :鹿児島県曽於郡大崎町菱田1441 ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅 管理棟2F
代 表 者:千歳史郎(代表理事)
事業内容 : 12年連続を含む合計14回リサイクル率日本一を獲得した大崎町を舞台に、多様なパートナーと協働して研究開発・人材育成・情報発信などに取り組み、サーキュラーエコノミーを推進する。
設 立:2021年4月
U R L:https://osakini.org/