【プレスリリース(速報)】2014 年: オーガニックグロースは4.5%。 営業利益は10 ベーシスポイント改善、為替変動の要因を除いた実質ベースでは30 ベーシスポイント改善
[15/02/20]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
● 売上は916 億スイスフラン
● オーガニックグロースは4.5%、実質内部成長率は2.3%
● 営業利益は10 ベーシスポイント改善し15.3%に、 為替の要因を除いた実質ベースでは30 ベーシスポイント改善
● 基礎となる資産ベースでの1 株あたり利益は為替の要因を除いた実質ベースで4.4%向上
● 営業キャッシュフローは147 億スイスフランと堅調
● 一株当たり2.20 スイスフランへの増配を提案
● 2015 年の見通し:約5%のオーガニックグロースと、為替の要因を除いた実質ベースでの利益率と一株当たりの利益の向上、および資本効率の改善を目指す
ネスレCEO ポール・ブルケ:
前年までの順調な成長を基盤に、2014 年も力強い業績となりました。軟調な事業環境の中でこの業績を達成できたことはネスレの本質的な強さを示しています。すなわちネスレ社員の献身的な努力、グローバルな事業展開、強力な製品ポートフォリオと質の高いイノベーションです。短期の目標達成とともに、今後とも長期的な事業展開に注力し、将来の成長の基盤をより強固なものとしていきます。2015 年も2014 年と同様、約5%のオーガニックグロースと、為替の要因を除いた実質ベースでの利益率と一株当たり利益の向上、および資本効率の改善を目指します。
ゾーン アジア・オセアニア・アフリカ-
売上高183 億スイスフラン、オーガニックグロース2.6%、実質内部成長率-0.3%。営業利益率は18.7%で、20 ベーシスポイント減少。
● 日本は製品とビジネスモデル両面での強力なイノベーションが業績をけん引。
ネスカフェ ドルチェグストとネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ(コーヒーシステム)の好調に加えキットカットも引き続き力強い成長を維持しました。
【参考資料】
ネスレS.A. 2014 年業績発表会におけるCEO ポール・ブルケのネスレ日本に関するコメント
「日本はとても良い例です。日本のような市場は成長していない市場と言われています。
しかしながら、ネスレは日本で成長していると数字が示しています。なぜでしょうか?
創造力があるからです。とてもイノベーティブなやり方でビジネスに取り組み、Pepper と「ネスカフェ」コーヒーマシンのコラボレーションをはじめとした新しい要素をもたらしています。
これらは一つの国から出た新しいアイデアで、他の国々でも有益なものであると私は強く信じています。
これは、「ノー」を受け入れず、新しいビジネスのやり方を見つけようとする姿勢の結果です。
例えば、デジタル、コーヒーシステム、ネスレの既存製品に価値を加える、お客さまにとっての価値を構築するなどの取り組みが挙げられます。多くの成長要因を一緒に挙げることができますが、共通点はアントレプレナーシップ(起業家精神)です。成長をけん引する要素をもたない国々でも、かなり多くの価値が創造できます。つまり、私たちの日本での成長は自ら創造しているのです。
例えば、「キット カット」は昨年とても成長しました。日本ではすでに大きなブランドでしたが、まるで発売時のように、今なお成長し続けています。「ネスカフェ」もとても力強い成長を見せてくれました。」
[画像: http://prtimes.jp/i/5825/32/resize/d5825-32-274416-0.jpg ]
https://www.flickr.com/photos/nestle/16577836511/