MICINとアムジェン、慢性皮膚疾患患者さんを対象にオンライン診療/服薬指導を活用した治療・服薬の利便性とアドヒアランス向上に関する検証プログラムを開始
[20/06/18]
提供元:PRTIMES
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皮膚疾患領域のオンライン診療へのニーズの高まりと新型コロナウイルス感染症影響下におけるオンライン診療の時限的・特例的取扱い措置を受けて
株式会社MICIN(マイシン、本社:東京都千代田区、代表取締役:原聖吾、以下MICIN)は、アムジェン株式会社(本社:東京、代表取締役社長:スティーブ・スギノ)との共同事業により、同社が有するオンライン診療サービス「curon(クロン)」(以下、クロン)を用いた、慢性皮膚疾患の患者さんを対象とした治療・服薬の利便性、及びアドヒアランスの向上に関する検証プログラムを2020年7月より開始致します。
[画像: https://prtimes.jp/i/17806/40/resize/d17806-40-386672-0.png ]
本プログラムでは、MICINが提供するクロンのスマートフォンアプリを使用し、皮膚科領域の医療機関がアトピー性皮膚炎や尋常性乾癬等の慢性皮膚疾患の患者さんに対して、オンライン診療、情報提供、オンライン服薬指導、通院の通知等を行い、将来的な皮膚疾患領域での患者サポートプログラムの構築に向けた実証調査を行います。
皮膚疾患は、オンラインでの画像を用いた患部の診察や服薬指導に適した領域と考えられており(※1)、オンライン診療の発展に期待が集まっていますが、実臨床における知見は未だ限られています。MICINとアムジェン株式会社は本共同事業を通じて、オンライン診療およびオンライン服薬指導が皮膚科領域の医療従事者と患者さんのコミュニケーションにおいて有用であるか、患者さんの受診に伴う利便性や治療・服薬アドヒアランスがどのように向上するか等を検証します。
なお、これまで皮膚疾患領域は一部の難病等を除き、オンライン診療料の保険算定の対象外でした。しかし、今般の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に際し、対策がとられたオンライン診療の時限的・特例的な取扱い措置を受け、皮膚疾患領域でもオンライン診療が可能となりました(2020年6月18日現在)。皮膚科領域でのオンライン診療のニーズの高まりを受け、MICINとアムジェン株式会社の両社で、試験的に本検証プログラムを実施することとしました。
MICIN代表取締役の原聖吾は、次のように述べています。「本年2月28日に厚生労働省から、オンライン診療およびオンライン服薬指導に関する事務連絡が発出されて以降、医療機関からのお問い合わせが急増しています。その中には、慢性疾患を抱える患者さんが受診を控えてしまうことを懸念し、オンライン診療の活用を開始する医療機関が多くいらっしゃいます。皮膚科の領域での深い経験を有するアムジェンとの共同の取り組みを通じ、COVID-19影響下において慢性皮膚疾患の患者さんが医療にアクセスできる体制を作ることは勿論、長期的な治療継続が求められる皮膚科領域において、デジタルツール等を用いた包括的な患者サポートプログラムを構築することも見据えて、本プログラムを進めて参ります。」
アムジェン株式会社代表取締役社長のスティーブ・スギノは、次のように述べています。「持続可能な医療システム実現のためには、医療の質、効率、患者さんのアウトカムの改善に焦点をあてた様々な変化が必要です。また、そのような変化は、互いに補完し合える専門知識、経験、および能力があることを認めた組織間のコラボレーションにより促されるものであると考えています。慢性皮膚疾患患者さんのより良い医療との関わり方を見出すため、日本のオンライン診療の技術、市場を牽引するMICINとの共同事業を通じて、新たな知見の創出に取り組めることを大変嬉しく思っています。」
(※1)Trettel A, Eissing L, Augustin M. Telemedicine in dermatology: findings and experiences worldwide - a systematic literature review. J Eur Acad Dermatol Venereol. 2018;32(2):215‐224. doi:10.1111/jdv.14341
オンライン診療サービス「curon(クロン)」について
クロンは株式会社 MICIN が 2016 年 4 月に提供を始めたオンライン診療サービスです。 患者はスマートフォン、医療機関はパソコンまたはタブレット端末を使用し、予約から問診、診察、 決済、処方箋や医薬品の配送手続きまでをオンラインで完結させることができます。クロンは 2020年6月時点で 約4,000 件の医療機関に導入されており、全都道府県を網羅しています。
クロンのサービス紹介サイト:https://curon.co
株式会社MICIN について
株式会社MICIN(マイシン)は医師で代表取締役の原聖吾が2015年に設立しました。オンライン診療/服薬指導などを手掛けるアプリケーション事業、医療データをAIなどで解析・活用するデータソリューション事業、医薬品の臨床開発向けデジタルソリューション事業を展開しています。「すべての人が納得して生きて、最期を迎えられる世界を」というビジョンの実現を目指しています。
コーポレートサイト: https://micin.jp/
アムジェン社について
アムジェン社は、重篤な疾患に苦しむ患者さんのために、生物学的に革新的な治療を探索・開発・製造・提供する可能性を切り開いていきます。このアプローチは、疾患の複雑性の解明と人体の生物学上の基本を理解するために、先進的なヒト遺伝学などの手法を活用することから始まります。
アムジェン社は、アンメット・メディカル・ニーズが大きい領域に焦点を絞り、生物製剤の製造に関する専門知識を活用して医療効果の向上と人々の生活に画期的な改善をもたらすソリューションを追求しています。1980年に創業したバイオテクノロジーのパイオニアであるアムジェン社は、世界最大の独立バイオテクノロジー企業に成長し、世界中の多くの患者さんに貢献しており、革新的な可能性が期待されるパイプラインを開発しています。
詳細については www.amgen.comをご覧になるか、ツイッターアカウント(www.twitter.com/amgen)をフォローしてください。
アムジェン株式会社について
アムジェン株式会社は、世界最大規模の独立バイオテクノロジー企業である米国アムジェン社の日本法人です。2013年10月にアステラス製薬との合弁会社であるアステラス・アムジェン・バイオファーマとして事業を開始し、2020年4月1日にアムジェン社の完全子会社となり商号を変更しました。アムジェン株式会社では、循環器疾患、がん、骨疾患、炎症・免疫性疾患、神経疾患を始めとするアンメット・メディカル・ニーズが高い領域に焦点を絞り、現在、約600人の従業員が、「To serve patients – 患者さんのために、今できるすべてを」というミッションのもと、臨床開発から販売までの活動を行っています。
株式会社MICIN(マイシン、本社:東京都千代田区、代表取締役:原聖吾、以下MICIN)は、アムジェン株式会社(本社:東京、代表取締役社長:スティーブ・スギノ)との共同事業により、同社が有するオンライン診療サービス「curon(クロン)」(以下、クロン)を用いた、慢性皮膚疾患の患者さんを対象とした治療・服薬の利便性、及びアドヒアランスの向上に関する検証プログラムを2020年7月より開始致します。
[画像: https://prtimes.jp/i/17806/40/resize/d17806-40-386672-0.png ]
本プログラムでは、MICINが提供するクロンのスマートフォンアプリを使用し、皮膚科領域の医療機関がアトピー性皮膚炎や尋常性乾癬等の慢性皮膚疾患の患者さんに対して、オンライン診療、情報提供、オンライン服薬指導、通院の通知等を行い、将来的な皮膚疾患領域での患者サポートプログラムの構築に向けた実証調査を行います。
皮膚疾患は、オンラインでの画像を用いた患部の診察や服薬指導に適した領域と考えられており(※1)、オンライン診療の発展に期待が集まっていますが、実臨床における知見は未だ限られています。MICINとアムジェン株式会社は本共同事業を通じて、オンライン診療およびオンライン服薬指導が皮膚科領域の医療従事者と患者さんのコミュニケーションにおいて有用であるか、患者さんの受診に伴う利便性や治療・服薬アドヒアランスがどのように向上するか等を検証します。
なお、これまで皮膚疾患領域は一部の難病等を除き、オンライン診療料の保険算定の対象外でした。しかし、今般の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に際し、対策がとられたオンライン診療の時限的・特例的な取扱い措置を受け、皮膚疾患領域でもオンライン診療が可能となりました(2020年6月18日現在)。皮膚科領域でのオンライン診療のニーズの高まりを受け、MICINとアムジェン株式会社の両社で、試験的に本検証プログラムを実施することとしました。
MICIN代表取締役の原聖吾は、次のように述べています。「本年2月28日に厚生労働省から、オンライン診療およびオンライン服薬指導に関する事務連絡が発出されて以降、医療機関からのお問い合わせが急増しています。その中には、慢性疾患を抱える患者さんが受診を控えてしまうことを懸念し、オンライン診療の活用を開始する医療機関が多くいらっしゃいます。皮膚科の領域での深い経験を有するアムジェンとの共同の取り組みを通じ、COVID-19影響下において慢性皮膚疾患の患者さんが医療にアクセスできる体制を作ることは勿論、長期的な治療継続が求められる皮膚科領域において、デジタルツール等を用いた包括的な患者サポートプログラムを構築することも見据えて、本プログラムを進めて参ります。」
アムジェン株式会社代表取締役社長のスティーブ・スギノは、次のように述べています。「持続可能な医療システム実現のためには、医療の質、効率、患者さんのアウトカムの改善に焦点をあてた様々な変化が必要です。また、そのような変化は、互いに補完し合える専門知識、経験、および能力があることを認めた組織間のコラボレーションにより促されるものであると考えています。慢性皮膚疾患患者さんのより良い医療との関わり方を見出すため、日本のオンライン診療の技術、市場を牽引するMICINとの共同事業を通じて、新たな知見の創出に取り組めることを大変嬉しく思っています。」
(※1)Trettel A, Eissing L, Augustin M. Telemedicine in dermatology: findings and experiences worldwide - a systematic literature review. J Eur Acad Dermatol Venereol. 2018;32(2):215‐224. doi:10.1111/jdv.14341
オンライン診療サービス「curon(クロン)」について
クロンは株式会社 MICIN が 2016 年 4 月に提供を始めたオンライン診療サービスです。 患者はスマートフォン、医療機関はパソコンまたはタブレット端末を使用し、予約から問診、診察、 決済、処方箋や医薬品の配送手続きまでをオンラインで完結させることができます。クロンは 2020年6月時点で 約4,000 件の医療機関に導入されており、全都道府県を網羅しています。
クロンのサービス紹介サイト:https://curon.co
株式会社MICIN について
株式会社MICIN(マイシン)は医師で代表取締役の原聖吾が2015年に設立しました。オンライン診療/服薬指導などを手掛けるアプリケーション事業、医療データをAIなどで解析・活用するデータソリューション事業、医薬品の臨床開発向けデジタルソリューション事業を展開しています。「すべての人が納得して生きて、最期を迎えられる世界を」というビジョンの実現を目指しています。
コーポレートサイト: https://micin.jp/
アムジェン社について
アムジェン社は、重篤な疾患に苦しむ患者さんのために、生物学的に革新的な治療を探索・開発・製造・提供する可能性を切り開いていきます。このアプローチは、疾患の複雑性の解明と人体の生物学上の基本を理解するために、先進的なヒト遺伝学などの手法を活用することから始まります。
アムジェン社は、アンメット・メディカル・ニーズが大きい領域に焦点を絞り、生物製剤の製造に関する専門知識を活用して医療効果の向上と人々の生活に画期的な改善をもたらすソリューションを追求しています。1980年に創業したバイオテクノロジーのパイオニアであるアムジェン社は、世界最大の独立バイオテクノロジー企業に成長し、世界中の多くの患者さんに貢献しており、革新的な可能性が期待されるパイプラインを開発しています。
詳細については www.amgen.comをご覧になるか、ツイッターアカウント(www.twitter.com/amgen)をフォローしてください。
アムジェン株式会社について
アムジェン株式会社は、世界最大規模の独立バイオテクノロジー企業である米国アムジェン社の日本法人です。2013年10月にアステラス製薬との合弁会社であるアステラス・アムジェン・バイオファーマとして事業を開始し、2020年4月1日にアムジェン社の完全子会社となり商号を変更しました。アムジェン株式会社では、循環器疾患、がん、骨疾患、炎症・免疫性疾患、神経疾患を始めとするアンメット・メディカル・ニーズが高い領域に焦点を絞り、現在、約600人の従業員が、「To serve patients – 患者さんのために、今できるすべてを」というミッションのもと、臨床開発から販売までの活動を行っています。