テュフ ラインランド、福島県との医療機器分野での協力連携を推進
[16/09/12]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
[画像: http://prtimes.jp/i/5788/42/resize/d5788-42-643435-0.jpg ]
テュフ ラインランド ジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:トビアス・シュバインフルター)は、テュフ インターナショナルGmbH*(本社:ドイツ)が2015年10月に福島県と交わした医療機器分野における連携強化の覚書を受け、約1年弱にわたり協力関係を構築してまいりました。去る2016年9月2日、福島県の畠 利行 副知事がテュフ ラインランドのドイツ本社にご訪問いただき、この1年の協力体制についてご報告いただきました。テュフ ラインランドは、今年11月に開所する「ふくしま医療機器開発支援センター」での具体的な協力内容について協議したことを発表しました。*テュフ ラインランド グループのメンバー
福島県では、復興への重点プロジェクトである医療関連産業集積を一層加速させるための拠点として、ふくしま医療機器開発支援センターの整備を進めています。このセンターは、医療機器の安全性評価、企業のマッチングやコンサルティング、医療従事者のトレーニング等を総合的に実施し、医療機器の開発から事業化までを一体的に支援する我が国初の医療機器開発支援拠点です。
【2016年8月までの協力内容】
テュフ ラインランド ジャパンは、2016年5月より、「ふくしま医療機器開発支援センター」でEMC試験を行うエンジニアに対し、約3ヵ月間のEMCエキスパート育成のための基礎トレーニングを行いました。現在は、二人目のエンジニアに対し、医療機器の安全試験トレーニングを開始しています。
【今後の協力内容】
テュフ ラインランド ジャパンのEMCエキスパートが「ふくしま医療機器開発支援センター」で、センターに設置されたEMC試験施設を使って応用トレーニングを実施します。
福島県には医療機器メーカーの拠点が多く存在します。これらのメーカーを対象とした医療機器認証に関するセミナー開催について協力する予定です。
日本の医療機器メーカーが、日本市場のみならず、海外市場へ進出できるように包括的にサポートしてまいります。
また、表敬訪問では、今後の協力、活動についての意見交換が行われました。畠副知事は次のようにコメントされました。「昨年10月の覚書締結以降、貴社には本県にて開催される医療機器展示会への出展や講演をいただいたり、「ふくしま医療機器開発支援センター」の職員の研修を受け入れていただいたり、さまざまな支援をいただいています。今後もこの連携を継続し、さらに発展していくことができればと考えています」。テュフ ラインランドAGの取締役であるラルフ・シェラーは、「ふくしま医療機器開発センターで安全性評価をおこなうエンジニアの方に対し、EMCのトレーニングを協力できたことをうれしく思います。このセンターの開所後も、福島県が医療機器産業を振興するためにテュフ ラインランドの医療機器に関する長年の知見を生かし、貢献していきたいと思います。」と述べました。
【テュフ ラインランド グループについて】
テュフ ラインランドは、140年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関です。69ヵ国に拠点があり、従業員数は19,300人、年間売上高は17億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。ウェブサイト: www.jpn.tuv.com