〜女性が生きやすい社会づくりの新ムーブメント〜フェムテックに関する意識・行動調査
[23/04/26]
提供元:PRTIMES
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女性のライフステージにおける様々な健康課題(生理・妊活・更年期など)をテクノロジーで解決する製品・サービス「フェムテック」が注目を浴びており、2025年までに5兆円規模の市場になるといわれています。
女性の社会進出が進む中、これまでタブー視されがちだった女性の身体や心の悩みを解決するべく、大手企業からベンチャー企業、また国や自治体も含めてフェムテックを推進、社会全体の意識を動かす新たなムーブメントとなってきています。
そこで、日本インフォメーション株式会社(代表取締役社長:斎藤 啓太 以下、日本インフォメーション)では、消費者のフェムテックに対する理解・意識を把握すべく、本調査を実施しました。
https://www.n-info.co.jp/report/0044
詳細資料ご希望の方は以下よりお気軽に問い合わせください。
※ご希望の資料欄に本リリース名をご記載ください
https://www.n-info.co.jp/inquiry/report/
[画像1: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-e0f9aa5c851473fb4d32-0.jpg ]
■調査結果について
[画像2: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-b5c461c424d37d7c4abe-1.jpg ]
■主な調査結果
1)フェムテックの認知
フェムテックの認知は約2割に留まり、約8割が言葉も内容も認知なし。10代の認知が14.9%と最も低いが、「製品やサービスを利用したことがある」は全年代で最も高く4.6%。
認知は10代が最も低く、以降は年代が上がるにつれて認知は高くなり、40代が最も高く26.3%となっています。
一方、40代の認知は最も高いが「言葉は知っているが、内容は知らない」が16.2%を占め、「製品やサービスを利用したことがある」は2.5%と低いです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-a37671b1ae44980e68c5-2.jpg ]
2)フェムテックの利用意向
フェムテックの「利用意向あり(T2B)」は15.6%と2割にも満たず、「どちらとも言えない」51.2%、「利用意向なし(T2B)」33.2%と積極的な意向は伺えない。
年代別では、「利用意向あり(T2B) 」は10代が23.0%と最も高く、次点は30代で18.4%。「利用意向なし(T2B)」は50代が40.6%、「利用したくない」も31.5%と最も多くなっています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-920d04a9abeab8726489-3.jpg ]
3)利用意向のある商品・サービス
「生理・月経」関連の商品・サービスの利用意向が高い傾向。「良質なナプキン」36.9%が最も多く、「良質なおりものシート」32.2%、「デリケートゾーンケア」30.2%と続く。
年代別では、10・20代「良質なナプキン」「月経管理アプリ」4割、 20・30代「妊娠・産後」関連、特に20代では「つわりケア」「妊娠線ケア」2割、30代では「妊娠期ケア」2割。20代では「妊活サポートアプリ・サービス」など「妊活」も全体より多くあがっています。50代は、「更年期ケアアプリ」7割、「骨盤底筋トレーニング・骨盤ケアグッズ」「サプリメント」4割。ライフステージに応じた商品・サービスの利用意向が高くなっています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-8da3ba607bffff40d1b2-4.jpg ]
4)非利用意向の理由
「何をしてよいか分からない」が26.7%と最も多く、「興味がない」22.5%、「何を調べたら良いか分からない」19.3%と続く。「特になし」も24.6%と一定数存在。
「何をしてよいか分からない」は全年代で2〜3割、特に30代以上が3割とやや多くなっています。一方、「興味がない」は10代で3割、「お金がかかりそう」は40代が2割とやや多い傾向です。「何を調べたらよいか分からない」は20〜40代で2割を超えています。
[画像6: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-dbbd884402bd9339d04f-5.jpg ]
5)悩みの種類
約8割の女性が何らかの悩みを持つ。特に「肩こり・腰痛」「むくみ・冷え」は3割を超える。「PMS」「気分の浮き沈み」「体型の変化」「便秘」「骨盤のゆがみ」も約2割あがる。
年代別では、「肩こり・腰痛」は50代が43.1%と最も多く、年代が上がるにつれて増える悩みとなっています。「気分の浮き沈み」「生理不順」は10・20代で2割、「PMS」は30代で3割と生理・月経関連の悩みは若年層に多くなっています。30代では「肩こり・腰痛」「むくみ・冷え」「便秘」などが2〜4割となっており、悩みが増えやすいタイミングであると推察されます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-a7d806fb4ec817d166df-9.jpg ]
6)悩みの解決意向
解決意向(T2B)はほぼ全ての悩みで7割以上で(「セックスレス」6割を除く)、ほぼ全ての人が高い解決意向を持っている。特に「尿漏れ」「デリケートゾーンの乾燥」「寝つきが悪い」「濡れにくい」は9割半ばを超え、その他にも9割を超える高い解決意向を持つ悩みが複数あがる。
[画像8: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-388a0a6a9e2e6d2ad69d-7.jpg ]
今回の調査では、ビジネスでは注目されているフェムテック市場は、まだまだ発展段階といった実態が浮き彫りになりました。悩みを抱える女性が多い実態はあるため、いかに潜在ニーズを行動レベルまで落とせるような商品やサービスを開発できるかが、今後も市場成長のカギになりそうです。以上、〜女性が生きやすい社会づくりの新ムーブメント〜フェムテックに関する意識・行動調査の結果を抜粋してお伝えしました。
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詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/報告書)を無料にて配布しております。
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https://www.n-info.co.jp/inquiry/report/
■調査概要
調査地域:日本全国
調査対象:16~59歳 女性
調査実施期間:2023年3月27日~28日
調査手法:クローズドモニターへのインターネットリサーチ
サンプルサイズ:有効回収計 954サンプル
[画像9: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-867dcf9d043e8e79e43d-8.jpg ]
レポートの著作権は、日本インフォメーション株式会社が保有します。
内容を転載・引用する場合には、「日本インフォメーション(株)調べ」と明記してご利用ください。
■会社概要
会社名:日本インフォメーション株式会社
所在地:東京都中央区銀座3丁目15-10 JRE銀座三丁目ビル4F
代表取締役社長:斎藤啓太
資本金:5,500万円
設立:1969年12月1日
URL:https://www.n-info.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他
女性の社会進出が進む中、これまでタブー視されがちだった女性の身体や心の悩みを解決するべく、大手企業からベンチャー企業、また国や自治体も含めてフェムテックを推進、社会全体の意識を動かす新たなムーブメントとなってきています。
そこで、日本インフォメーション株式会社(代表取締役社長:斎藤 啓太 以下、日本インフォメーション)では、消費者のフェムテックに対する理解・意識を把握すべく、本調査を実施しました。
https://www.n-info.co.jp/report/0044
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[画像1: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-e0f9aa5c851473fb4d32-0.jpg ]
■調査結果について
[画像2: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-b5c461c424d37d7c4abe-1.jpg ]
■主な調査結果
1)フェムテックの認知
フェムテックの認知は約2割に留まり、約8割が言葉も内容も認知なし。10代の認知が14.9%と最も低いが、「製品やサービスを利用したことがある」は全年代で最も高く4.6%。
認知は10代が最も低く、以降は年代が上がるにつれて認知は高くなり、40代が最も高く26.3%となっています。
一方、40代の認知は最も高いが「言葉は知っているが、内容は知らない」が16.2%を占め、「製品やサービスを利用したことがある」は2.5%と低いです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-a37671b1ae44980e68c5-2.jpg ]
2)フェムテックの利用意向
フェムテックの「利用意向あり(T2B)」は15.6%と2割にも満たず、「どちらとも言えない」51.2%、「利用意向なし(T2B)」33.2%と積極的な意向は伺えない。
年代別では、「利用意向あり(T2B) 」は10代が23.0%と最も高く、次点は30代で18.4%。「利用意向なし(T2B)」は50代が40.6%、「利用したくない」も31.5%と最も多くなっています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-920d04a9abeab8726489-3.jpg ]
3)利用意向のある商品・サービス
「生理・月経」関連の商品・サービスの利用意向が高い傾向。「良質なナプキン」36.9%が最も多く、「良質なおりものシート」32.2%、「デリケートゾーンケア」30.2%と続く。
年代別では、10・20代「良質なナプキン」「月経管理アプリ」4割、 20・30代「妊娠・産後」関連、特に20代では「つわりケア」「妊娠線ケア」2割、30代では「妊娠期ケア」2割。20代では「妊活サポートアプリ・サービス」など「妊活」も全体より多くあがっています。50代は、「更年期ケアアプリ」7割、「骨盤底筋トレーニング・骨盤ケアグッズ」「サプリメント」4割。ライフステージに応じた商品・サービスの利用意向が高くなっています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-8da3ba607bffff40d1b2-4.jpg ]
4)非利用意向の理由
「何をしてよいか分からない」が26.7%と最も多く、「興味がない」22.5%、「何を調べたら良いか分からない」19.3%と続く。「特になし」も24.6%と一定数存在。
「何をしてよいか分からない」は全年代で2〜3割、特に30代以上が3割とやや多くなっています。一方、「興味がない」は10代で3割、「お金がかかりそう」は40代が2割とやや多い傾向です。「何を調べたらよいか分からない」は20〜40代で2割を超えています。
[画像6: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-dbbd884402bd9339d04f-5.jpg ]
5)悩みの種類
約8割の女性が何らかの悩みを持つ。特に「肩こり・腰痛」「むくみ・冷え」は3割を超える。「PMS」「気分の浮き沈み」「体型の変化」「便秘」「骨盤のゆがみ」も約2割あがる。
年代別では、「肩こり・腰痛」は50代が43.1%と最も多く、年代が上がるにつれて増える悩みとなっています。「気分の浮き沈み」「生理不順」は10・20代で2割、「PMS」は30代で3割と生理・月経関連の悩みは若年層に多くなっています。30代では「肩こり・腰痛」「むくみ・冷え」「便秘」などが2〜4割となっており、悩みが増えやすいタイミングであると推察されます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-a7d806fb4ec817d166df-9.jpg ]
6)悩みの解決意向
解決意向(T2B)はほぼ全ての悩みで7割以上で(「セックスレス」6割を除く)、ほぼ全ての人が高い解決意向を持っている。特に「尿漏れ」「デリケートゾーンの乾燥」「寝つきが悪い」「濡れにくい」は9割半ばを超え、その他にも9割を超える高い解決意向を持つ悩みが複数あがる。
[画像8: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-388a0a6a9e2e6d2ad69d-7.jpg ]
今回の調査では、ビジネスでは注目されているフェムテック市場は、まだまだ発展段階といった実態が浮き彫りになりました。悩みを抱える女性が多い実態はあるため、いかに潜在ニーズを行動レベルまで落とせるような商品やサービスを開発できるかが、今後も市場成長のカギになりそうです。以上、〜女性が生きやすい社会づくりの新ムーブメント〜フェムテックに関する意識・行動調査の結果を抜粋してお伝えしました。
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■調査概要
調査地域:日本全国
調査対象:16~59歳 女性
調査実施期間:2023年3月27日~28日
調査手法:クローズドモニターへのインターネットリサーチ
サンプルサイズ:有効回収計 954サンプル
[画像9: https://prtimes.jp/i/48646/53/resize/d48646-53-867dcf9d043e8e79e43d-8.jpg ]
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■会社概要
会社名:日本インフォメーション株式会社
所在地:東京都中央区銀座3丁目15-10 JRE銀座三丁目ビル4F
代表取締役社長:斎藤啓太
資本金:5,500万円
設立:1969年12月1日
URL:https://www.n-info.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他