地盤改良工法「HySPEED工法」液状化に特化したサービス対応を8月より開始
[11/07/07]
提供元:PRTIMES
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天然砕石を活用した環境対応型の地盤改良工法「HySPEED工法」
液状化に特化したサービス対応を8月より開始
一般住宅からアパート、マンション、店舗、工場等の建築物にも対応
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社(代表:濱村聖一、本社:港区 以下、ハイアス)は、天然砕石を活用した環境対応型の地盤改良工法「HySPEED工法」の液状化に特化したサービス対応を新たに8月より提供開始いたします。
この度提供するのは、液状化現象の影響を抑制できる2つの施工手法です。基礎の周囲に厚さ30cm以上の砕石からなる透水層を敷くことで、砕石から上がってきた水を逃がすことを可能にします。
1.は、建物基礎の下に加え、周辺にも通常より長めの砕石パイルを施工し、且つ基礎と砕石パイルの間に砕石を敷く手法です。2.は基礎の下と建物の周囲に砕石を敷く手法で、1.に比べ簡易的な対処法となります。
HySPEED工法は天然砕石を活用した環境対応型の地盤補強工事として、累積施工件数6,200棟以上の実績があります。天然砕石を活用して地盤を締め固めているため、砕石の隙間に水が通り易く、土中の水圧上昇が抑えられるため、地盤補強だけでなく、液状化対応工法としても以前から注目されていました。実際、東日本大震災後の事後調査においても、液状化の軽減効果の実例として、その効果が実証されています。
東日本大震災以降、住宅会社や設計事務所から「液状化対策工法」としての問合せが急増していることを受け、HySPEED工法本部であるハイアスは、地盤補強目的の工事に加え、今回新たに液状化に特化したサービス対応を開始することにいたしました。
液状化対応を行う場合、一般住宅でも1,000万円以上の費用が掛るケースがありますが、「HySPEED工法」は予算を抑えて、(通常の5分の1程度)液状化現象を抑制できるということも、問合せ増加の要因となっています。
国土交通省告示1113号第2(平成13年7月2日)では、地震時の液状化による地盤の変形について有害な損傷、変形及び沈下が生じないことを確かめることが定義されていますが、東日本大震災以降、今後ますます住宅会社の施工責任問題は問われることとなります。
ハイアスでは、今期1年間(2011年5月〜2012年4月)で、HySPEED工法の施工件数6,000棟の計画をしています。
■HySPEED工法の特徴
1.セメント等を使わない為、土壌汚染の懸念が無い
2.通常の杭の様に産廃、埋設物扱いにならない為土地の資産価値を棄損しない
3.施工後の品質検査の徹底
対象となる建物は一般住宅などの小規模建築物の地盤補強からアパート、マンション、店舗、工場など様々な建物の地盤補強工法として前年比約2〜3倍のペースで毎年施工実績を積み上げています。