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学校を超える、自分も超える ナレッジキャピタル超学校 東洋陶磁美術館×KNOWLEDGE CAPITAL東洋陶磁美術館にて開催の特別展・企画展との連動企画「東洋陶磁の魅力III陶磁器にみる世界」

全5回の連続講座開校決定!




一般社団法人ナレッジキャピタル(代表理事:宮原 秀夫)ならびに株式会社KMO(代表取締役社長:小田島 秀俊)、大阪市立東洋陶磁美術館(館長:出川 哲朗)は、ナレッジキャピタル超学校「東洋陶磁の魅力III 陶磁器にみる世界」の開校が決定しましたのでお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/14551/86/resize/d14551-86-984645-0.jpg ]

ナレッジキャピタル超学校は、一般生活者と研究者が一緒に考え対話するプログラムです。会議室での授業形式ではなく、開放感のあるカフェ空間でコーヒーやアルコールドリンク(20歳以上)など、ドリンクを片手にカジュアルに受講できるのが特徴で、2017年度は全56回の講座を開催し、毎回多くの方に参加いただきました。

本シリーズでは、東洋陶磁美術館で現在開催中の特別展「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」と、9月1日(土)から開催の特別展「高麗青磁-ヒスイのきらめき」、12月8日(土)からの企画展「オブジェクト・ポートレイト Object Portraits by Eric Zetterquist」という今年度の展覧会企画と連動する全5回のプログラムを開催します。

<開催概要>
日 程 :【第1回】 2018年4月26日(木) 【第2回】 2018年4月30日(月・祝) 【第3回】 2018年         5月17日(木)【第4回】2018年6月17日(日)※現地ツアー 【第5回】 2018年6月29日(金)
時    間 : 19:00〜20:30(開場18:30)  ※第4回は15:00〜17:00
会 場 : グランフロント大阪北館1F「カフェラボ」 ※第4回のみ東洋陶磁美術館
対 象  者 : 高校生以上
定 員 : 50名 ※第4回は30名
参 加 方 法  : 公式ウェブサイト(http://kc-i.jp/)から事前申し込み(先着順)※電話での申し込み不可
料 金 : 500円(1ドリンク料金・税込み) ※第4回は1000円(税込み)
主    催 : 一般社団法人ナレッジキャピタル・株式会社KMO・大阪市立東洋陶磁美術館


<ナレッジキャピタル超学校  「東洋陶磁の魅力III 陶磁器にみる世界」 概要>
大阪の古き良き姿を残す淀屋橋と北浜の近く、堂島川と土佐堀川にはさまれた中之島に世界の陶磁ファン垂涎のコレクションを持つ大阪市立東洋陶磁美術館はあります。東洋陶磁美術館の所蔵品の根幹をなす安宅コレクションは、中国・韓国陶磁を中心とした世界屈指の東洋陶磁のコレクションとして知られています。開館後は安宅コレクションの他にも韓国陶磁や濱田庄司などのコレクションの寄贈を受け、東洋陶磁全般のコレクションも充実してきました。
また、従来の日本の鑑賞方法に依らず、陶磁器を純粋に芸術作品として鑑賞することをコンセプトとして展示を行っている日本では数少ない美術館と言えます。

今回は、現在開催中の特別展「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」と、9月1日(土)から開催される特別展「高麗青磁-ヒスイのきらめき」、12月8日(土)からの企画展「オブジェクト・ポートレイト Object Portraits by Eric Zetterquist」という今年度の展覧会企画と連動するプログラムです。
特別ゲストとして、4月21日(土)から茨城県陶芸美術館で巡回展として始まる特別展「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア」のゲスト・キュレーターであるハッリ・カルハ氏を第1回の講師に迎え、より広い視野で世界の陶磁器に目を向けます。


■第1回 


2018年4月26日(木) 「フィンランド陶芸の精神と新感覚」 

[画像2: https://prtimes.jp/i/14551/86/resize/d14551-86-439437-8.jpg ]

講師: ハッリ・カルハ / 美術史家
【講師プロフィール】ヘルシンキ大学美術史学およびジェンダー研究非常勤教授、トゥルク大学視覚文化学非常勤教授。美術、視覚文化、応用美術などの分野で十冊以上もの著作があり、フィンランド美術協会の美術書大賞を2度受賞している。また、フィンランドで最も名誉ある文芸賞であるフィンランディア大賞のノンフィクション部門に2度ノミネートされている。カルハ氏は今回、茨城県陶芸美術館から巡回の始まる特別展「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア」のゲスト・キュレーターとして来日する。


【内容】
[画像3: https://prtimes.jp/i/14551/86/resize/d14551-86-289538-1.jpg ]

本講座では、1900〜1960年頃にかけてのフィンランド陶芸をご紹介します。アルフレッド・ウィリアム・フィンチなど初期のパイオニア的な作家達から国際的に高く評価されているキュッリッキ・サルメンハーラまで、フィンランド・モダニズムは世界的潮流と作家の個性の双方とが強く結びついています。それらは強い国家意識を反映したものでもあります。有名なアラビア窯のアート・デパートメントの作品は、オーガニック・モダニズムや陶磁器の絵画的装飾の先駆とし世界的に広く知られています。フィンランドの応用美術教育における工芸の理想の重要性を取り上げ、日本の芸術感覚との共通性を探ると同時に、国際的モダニズムにおけるフィンランドの特別な役割について考えます。(通訳あり)

■第2回 2018年4月30日(月・祝) 
「オブジェクト・ポートレイト ニューヨークの写真家のみた東洋陶磁コレクション」

[画像4: https://prtimes.jp/i/14551/86/resize/d14551-86-721557-2.jpg ]

講師: 出川 哲朗 / 大阪市立東洋陶磁美術館館長


【講師プロフィール】
大阪大学大学院文学研究科博士課程芸術学専攻前期修了。第32回小山冨士夫記念賞(平成23年)受賞。共著書として『アジア陶芸史』昭和堂・平成13年、『明末清初の民窯』平凡社・平成12年。

【内容】
[画像5: https://prtimes.jp/i/14551/86/resize/d14551-86-602096-3.jpg ]

企画展「オブジェクト・ポートレイト Object Portraits by Eric Zetterquist」では、ニューヨークを拠点として活動する写真家のエリック・ゼッタクイスト氏による、東洋陶磁美術館のコレクションを写した作品をご紹介します。「古陶磁の肖像」と呼ばれる彼の作品は、陶磁器の具象的な写真を加工して抽象的な独自の表現となっています。本講座では、企画展の紹介を通じて、現代の写真表現について、また東洋陶磁美術館を代表するコレクションや、コレクションを紹介する際の新しい試みについてお話しします。


■第3回 2018年5月17日(木)
「陶磁器の映す時代の価値観―特別展『フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年』」

[画像6: https://prtimes.jp/i/14551/86/resize/d14551-86-686132-4.jpg ]

 講師: 宮川 智美 / 大阪市立東洋陶磁美術館学芸員


【講師プロフィール】
お茶の水女子大学大学院比較社会文化学専攻博士後期課程単位取得退学。民藝運動などを対象に、比較文化学的な観点から近現代の陶芸および工芸を考える。

【内容】
現在開催中の特別展「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」をとり上げて、
[画像7: https://prtimes.jp/i/14551/86/resize/d14551-86-519316-9.jpg ]

フランスを代表するセーヴル製作所の活動をご紹介します。製作所の始まりは1740年に遡り、間もなく300年を迎えます。18世紀には王立の製作所として王侯貴族の要望に応えながら、フランス革命の混乱を経ても存続され、時代とともに変化を続けてきました。


その長い歴史における活動の変遷、また日本との相互の交流や影響関係についてご紹介します。

■第4回 2018年6月17日(日) 
「特別展『フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年』鑑賞ツアー」

[画像8: https://prtimes.jp/i/14551/86/resize/d14551-86-578748-5.jpg ]

 講師: 宮川 智美 / 大阪市立東洋陶磁美術館学芸員
【内容】
実際に大阪市立東洋陶磁美術館で、特別展を観覧します。鑑賞前に、本展担当の宮川学芸員による展覧会解説を行います。

■第5回 2018年6月29日(金) 
「特別展『高麗青磁―ヒスイのきらめき』への招待」  
講師: 鄭銀珍 / 大阪市立東洋陶磁美術館・学芸員

[画像9: https://prtimes.jp/i/14551/86/resize/d14551-86-166995-6.jpg ]

【講師プロフィール】
専門は韓国陶磁史。立命館大学大学院文学研究科博士学位取得。高麗青磁と韓国の近代陶磁史を研究。「朝鮮陶磁と浅川伯教」『浅川伯教の眼と浅川巧の心―朝鮮時代の美』で優秀論文賞(2012年5月1日美術館連絡協議会、読売新聞社)。「近代における高麗青磁—再発見から再現へ」で『陶説』創刊60周年記念論文・朝鮮陶磁部門優秀賞受賞(2014年6月日本陶磁協会)。第38回小山冨士夫記念賞(第5回奨励賞)受賞。

【内容】
[画像10: https://prtimes.jp/i/14551/86/resize/d14551-86-757847-7.jpg ]

韓国陶磁史における最高峰のやきものとも称される高麗青磁は、高麗王朝(918-1392)の滅亡とともに姿を消し、近代になり「再発見」された、いわば「幻のやきもの」でした。高麗青磁は瞬く間に当時の人々を魅了し、収集と研究、そして再現品の制作が始まり、その一連の過程に日本人が深く関与していました。今回は近代における高麗青磁と日本人との関係を紹介するとともに、今秋開催予定の特別展「高麗青磁―ヒスイのきらめき」の見どころを一足早く紹介します。

写真1. アルフレッド・ウィリアム・フィンチ「花瓶」1897年-1902年、アイリス工房、コレクション・カッコネン Photo:Niclas Warius
写真2. エリック・ゼッタクイスト《青磁八角瓶》
写真3. ポプリ壺「エベール」、セーヴル陶磁都市蔵
Photo (C) RMN-Grand Palais (Sèvres, Cité de la céramique) / Martine Beck-Coppola / distributed by AMF
写真4. スープ用の蓋付小鉢と受け皿Photo (C) RMN-Grand Palais (Sèvres, Cité de la céramique) / Tony Querrec / distributed by AMF
写真5. 「青磁陽刻 龍波濤文 九龍浄瓶」(大和文華館蔵) 写真 六田知弘

※ナレッジキャピタル超学校 とは
大学や企業、研究機関などのさまざまな分野の研究者と一般参加者が一緒に考え、対話するナレッジキャピタルならではのプログラムです。これまでにも「大阪大学」「京都大学iPS細胞研究所」「関西大学」「慶應義塾大学院メディアデザイン研究科」「国立民族学博物館」「大阪芸術大学」「JAXA」などと共同開催し、一般の参加者と研究者をつなぐ場と機会を提供しています。
(参考) これまでの「ナレッジキャピタル超学校」開催一覧 https://kc-i.jp/activity/chogakko/#c03


【施設概要】
・施設名
ナレッジキャピタル
・所在地
〒530-0011大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪 北館
・施設案内
The Lab.みんなで世界一研究所(アクティブラボ.・カフェラボ・イベントラボ) 地下1階〜3階
フューチャーライフショールーム 1階〜6階
ナレッジシアター 4階
ナレッジサロン 7階
コラボオフィス・コラボオフィスネクス 7階〜8階
カンファレンスルーム 8階・10階
ナレッジオフィス 9階〜13階
コンベンションセンター 地下1階〜地下2階
・運営組織 代表者
一般社団法人ナレッジキャピタル 代表理事 宮原 秀夫
株式会社KMO 代表取締役 小田島 秀俊
・事業者 (五十音順)
NTT都市開発株式会社
株式会社大林組
オリックス不動産株式会社
関電不動産開発株式会社
新日鉄興和不動産株式会社
積水ハウス株式会社
株式会社竹中工務店
東京建物株式会社
日本土地建物株式会社
阪急電鉄株式会社
三菱地所株式会社
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