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里山のくらしと家族、友だちとのかかわりを描いた作品。文研出版より『さよ子のいた夏』を発売いたします。

株式会社新興出版社啓林館(本社:大阪市、代表取締役社長:佐藤諭史)は、児童書の「文研出版」ブランドで『さよ子のいた夏』(じゅべにーる)を、本日より全国の書店で発売いたします。




[画像: https://prtimes.jp/i/32562/90/resize/d32562-90-805d37f8107f931c786b-0.jpg ]

あらすじ
両側をなだらかな山々と棚田に囲まれた沢野辺地区で、農家を営む家族と暮らす龍平。春には山野草の芽吹きをみつけ、夏は都会から来た従妹のさよ子との甘酸っぱい思い出。5年生になった龍平は、初めて自分の棚田をもらい、田植えを始めた。龍平の米作りは無事収穫ができるのだろうか?四季とともに成長していく龍平とその家族を描いた物語。

編集者より
長野県在住の作者の、山々と棚田に囲まれた故郷と里山の四季を描いた物語です。農家を営む龍平の家族と龍平の米作りを通じて、大自然の素晴らしさと敬意、そこで暮らす子どもたちの成長を見事に描いています。龍平は祖父に対しては「米作りの専門家」、祖母に対しては「キノコの専門家」と尊敬をしています。今では少なくなった三世帯家族の良さとあたたかさにも触れることができる作品です。

依田秀人・作家
1960年長野県佐久市生まれ。信州大学理学部数学科卒業。現在は諏訪郡下諏訪町在住。日本児童文学者協会会員。信州児童文学会会員(会誌「とうげの旗」編集長)。2009年、「ドアを開けたら」で第18回とうげの旗作品賞受賞。2019年、本作品の元になった「巡る春」で第8回とうげの旗児童文学賞を受賞。著書に『元気がでる童話3年生 お祭り原始人』(共著/日本児童文学者協会 編/ポプラ社)など。本書が初の単行本となる。

木村修・画家
野生生物画家。1953年生まれ。1984年から自然をテーマにあらゆる動植物を描き始める。「シートン動物記上巻・下巻」(世界文化社)『しぜんのえほん』シリーズ(学研)など科学絵本・図鑑などを幅広く制作している。図鑑などを幅広く制作。国際公募展「バーズインアート」入選(米国美術館)。現在日本の自然、環境風景、動植物などあらゆる生き物をテーマに創作活動に励んでいる。

商品情報
『さよ子のいた夏』
シリーズ:じゅべにーる
対象:小学校高学年以上
判型:A5判
本体価格:1,400円(税別)
ISBN:978-4-580-82551-2
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