ベリトランス、クレジットカード情報の非保持化とICカード対応を実現する「オムニPAY」をH.I.Sグループ「変なホテル東京 銀座」に提供
[18/02/01]
提供元:PRTIMES
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〜2018年4月開業予定の「変なホテル東京 浜松町」でも採用〜
株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)の子会社で、決済事業を手がけるベリトランス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長:篠 寛、以下:ベリトランス)は、店舗でのクレジットカード決済においてカード情報の非保持化とICカード対応を実現する「オムニPAY」を、H.I.SグループのH.I.S.ホテルホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:澤田 秀雄、以下:H.H.H.)が2018年2月1日に開業する、ロボットを活用したホテル「変なホテル東京 銀座」の自動精算機に提供します。
H.H.H.では、2018年4月に開業予定の「変なホテル東京 浜松町」の自動精算機でも「オムニPAY」の導入を決定しています。
■背景
H.H.H.での「オムニPAY」の導入は、2016年に可決・成立した「改正割賦販売法(以下:改正割販法)」*1と、経済産業省とクレジット取引セキュリティ対策協議会が推進する「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画*2(以下:実行計画)」を受けたものです。
改正割販法は、クレジットカード加盟店(以下:加盟店)の必須措置として「クレジットカード情報の適切な管理」と「不正使用防止対策の実施」を義務付けており、実行計画は改正割販法の措置事項に関する具体的な対応策を定めています。店舗などの対面加盟店は、2020年3月末までに、クレジットカード情報の漏えい対策として、外付けのカード決済端末を導入することでカード情報を自社環境に保管も通過も処理もさせない「クレジットカード情報の非保持化」か、国際カードブランドが策定したセキュリティ基準「PCI-DSS*3準拠」のいずれかの対応に加え、偽造カードによる不正使用防止対策として「決済端末のIC対応」が求められています。
しかしながら、実行計画が定める対面加盟店の対応方式はPOSシステムを前提としており、自動精算機におけるクレジットカード情報の非保持化対応及びIC対応は難しいのが現状です。従来の自動精算機に組み込まれたカード読取機の場合は、POS等の決済アプリケーションが守るべきセキュリティ基準「PA-DSS」に準拠する必要があり、自動精算機メーカーでの対応が困難となっているためです。
■システム概要
これらの背景を受け、H.H.H.では実行計画に対応するために、H.H.H.が開発した自動精算機に、決済アプリケーションとICカード決済端末「VEGA3000P」をパッケージにした「オムニPAY」の搭載を決定しました。
宿泊者が自動精算機の画面に表示される支払い方法でクレジットカード決済を選択すると、会計金額が決済端末に自動連携されます。暗号化されたカード情報は決済端末とPCI-DSSに準拠したベリトランスの決済サーバ間のみで送受信するため、セキュアにクレジットカード決済が完了します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/23393/91/resize/d23393-91-671896-0.jpg ]
ICカード決済端末「VEGA3000P」はコンパクトなサイズのため、自動精算機への設置が容易で外観を損ねることもありません。カードのPIN入力装置のほか、接触IC/非接触ICなどさまざまな決済手段に1台で対応でき、訪日外国客などの支払いニーズにも柔軟に対応が可能です。
■今後の展開
H.H.H.は「オムニPAY」を導入する「変なホテル」各店舗において、宿泊するお客様の利便性を向上するため、接触IC/非接触ICカードへの対応も進めていく予定です。
ベリトランスでは「オムニPAY」を中心として、自動精算機を利用する対面加盟店のクレジットカード決済のセキュリティ強化及びオムニチャネル展開を支援していきます。
【オムニPAYの自動精算機搭載イメージ】
自動精算機下部に、ICカード決済端末「VEGA3000P」を設置しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/23393/91/resize/d23393-91-568315-1.jpg ]
*1 割賦販売法:クレジットカード取引などの公正・健全な取引の確保を目的に事業者が守るべきルールを定めた法律。
*2 「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画」
http://www.j-credit.or.jp/security/pdf/plan_2017.pdf
*3 PCI-DSS:「Payment Card Industry Data Security Standard」の略で、VISAやJCBなどクレジットカードの国際ブランドが共同策定したカード情報保護のためのグローバルセキュリティ基準。
【オムニPAYについて】https://www.veritrans.co.jp/payment/omnipay.html
ベリトランスが提供する、オムニチャネル展開時にEC・実店舗の在庫・販売・顧客データに加え、決済処理や決済データの統合管理を低コスト・スピーディーに実現する対面加盟店向け決済ソリューション。事業者アプリによるバーコード決済や、予約番号と連携した店舗決済等での活用のほか、事業者環境でのカード情報の非保持化、ICカード端末対応等、クレジットカード決済のセキュリティ強化を実現します。
決済端末「VEGA3000P」は、クレジットカード(磁気、PIN入力)に加え、NFCを利用した非接触IC決済サービス「PayPass/PayWave」、各種電子マネー等の接触・非接触ICカード、銀聯など、多様な決済手段に対応しています。
【ベリトランスについて】 https://www.veritrans.co.jp/
デジタルガレージグループで、オンライン決済事業を提供する決済プロバイダー。近年では、モバイルPOS、モバイルバーコード決済等のオフライン決済事業も提供。社会インフラに成長した決済サービスの担い手として、DGグループのイーコンテクストと共に、行政・クレジットカード業界への提言、政策や業界動向に応じたサービスのスピーディーな提供など、EC事業者・消費者に必要とされる安全安心な環境、ソリューションを拡充しています。
株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)の子会社で、決済事業を手がけるベリトランス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長:篠 寛、以下:ベリトランス)は、店舗でのクレジットカード決済においてカード情報の非保持化とICカード対応を実現する「オムニPAY」を、H.I.SグループのH.I.S.ホテルホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:澤田 秀雄、以下:H.H.H.)が2018年2月1日に開業する、ロボットを活用したホテル「変なホテル東京 銀座」の自動精算機に提供します。
H.H.H.では、2018年4月に開業予定の「変なホテル東京 浜松町」の自動精算機でも「オムニPAY」の導入を決定しています。
■背景
H.H.H.での「オムニPAY」の導入は、2016年に可決・成立した「改正割賦販売法(以下:改正割販法)」*1と、経済産業省とクレジット取引セキュリティ対策協議会が推進する「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画*2(以下:実行計画)」を受けたものです。
改正割販法は、クレジットカード加盟店(以下:加盟店)の必須措置として「クレジットカード情報の適切な管理」と「不正使用防止対策の実施」を義務付けており、実行計画は改正割販法の措置事項に関する具体的な対応策を定めています。店舗などの対面加盟店は、2020年3月末までに、クレジットカード情報の漏えい対策として、外付けのカード決済端末を導入することでカード情報を自社環境に保管も通過も処理もさせない「クレジットカード情報の非保持化」か、国際カードブランドが策定したセキュリティ基準「PCI-DSS*3準拠」のいずれかの対応に加え、偽造カードによる不正使用防止対策として「決済端末のIC対応」が求められています。
しかしながら、実行計画が定める対面加盟店の対応方式はPOSシステムを前提としており、自動精算機におけるクレジットカード情報の非保持化対応及びIC対応は難しいのが現状です。従来の自動精算機に組み込まれたカード読取機の場合は、POS等の決済アプリケーションが守るべきセキュリティ基準「PA-DSS」に準拠する必要があり、自動精算機メーカーでの対応が困難となっているためです。
■システム概要
これらの背景を受け、H.H.H.では実行計画に対応するために、H.H.H.が開発した自動精算機に、決済アプリケーションとICカード決済端末「VEGA3000P」をパッケージにした「オムニPAY」の搭載を決定しました。
宿泊者が自動精算機の画面に表示される支払い方法でクレジットカード決済を選択すると、会計金額が決済端末に自動連携されます。暗号化されたカード情報は決済端末とPCI-DSSに準拠したベリトランスの決済サーバ間のみで送受信するため、セキュアにクレジットカード決済が完了します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/23393/91/resize/d23393-91-671896-0.jpg ]
ICカード決済端末「VEGA3000P」はコンパクトなサイズのため、自動精算機への設置が容易で外観を損ねることもありません。カードのPIN入力装置のほか、接触IC/非接触ICなどさまざまな決済手段に1台で対応でき、訪日外国客などの支払いニーズにも柔軟に対応が可能です。
■今後の展開
H.H.H.は「オムニPAY」を導入する「変なホテル」各店舗において、宿泊するお客様の利便性を向上するため、接触IC/非接触ICカードへの対応も進めていく予定です。
ベリトランスでは「オムニPAY」を中心として、自動精算機を利用する対面加盟店のクレジットカード決済のセキュリティ強化及びオムニチャネル展開を支援していきます。
【オムニPAYの自動精算機搭載イメージ】
自動精算機下部に、ICカード決済端末「VEGA3000P」を設置しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/23393/91/resize/d23393-91-568315-1.jpg ]
*1 割賦販売法:クレジットカード取引などの公正・健全な取引の確保を目的に事業者が守るべきルールを定めた法律。
*2 「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画」
http://www.j-credit.or.jp/security/pdf/plan_2017.pdf
*3 PCI-DSS:「Payment Card Industry Data Security Standard」の略で、VISAやJCBなどクレジットカードの国際ブランドが共同策定したカード情報保護のためのグローバルセキュリティ基準。
【オムニPAYについて】https://www.veritrans.co.jp/payment/omnipay.html
ベリトランスが提供する、オムニチャネル展開時にEC・実店舗の在庫・販売・顧客データに加え、決済処理や決済データの統合管理を低コスト・スピーディーに実現する対面加盟店向け決済ソリューション。事業者アプリによるバーコード決済や、予約番号と連携した店舗決済等での活用のほか、事業者環境でのカード情報の非保持化、ICカード端末対応等、クレジットカード決済のセキュリティ強化を実現します。
決済端末「VEGA3000P」は、クレジットカード(磁気、PIN入力)に加え、NFCを利用した非接触IC決済サービス「PayPass/PayWave」、各種電子マネー等の接触・非接触ICカード、銀聯など、多様な決済手段に対応しています。
【ベリトランスについて】 https://www.veritrans.co.jp/
デジタルガレージグループで、オンライン決済事業を提供する決済プロバイダー。近年では、モバイルPOS、モバイルバーコード決済等のオフライン決済事業も提供。社会インフラに成長した決済サービスの担い手として、DGグループのイーコンテクストと共に、行政・クレジットカード業界への提言、政策や業界動向に応じたサービスのスピーディーな提供など、EC事業者・消費者に必要とされる安全安心な環境、ソリューションを拡充しています。