アルテラ、次世代の不揮発性 MAX 10 FPGA、およびMAX 10 FPGA評価キットの提供開始を発表
[14/10/01]
提供元:PRTIMES
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MAX 10 FPGA、デュアル・コンフィギュレーション・フラッシュ、アナログ、およびエンベデッド・プロセッシング機能の統合により、より高いシステム価値を提供
プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長、CEO兼会長:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:ハンス・チュアン、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ)は、米国時間9月30日(日本時間10月1日)、アルテラの Generation 10 ポートフォリオの最新製品となる不揮発性 MAX(R) 10 FPGA の提供開始を発表いたしました。
MAX 10 FPGA は、TSMC の 55nm エンベデッド・フラッシュ・プロセス・テクノロジにより、デュアル・コンフィギュレーション・フラッシュ、アナログ、およびエンベデッド・プロセッシング機能を、省スペース、低コストのインスタント・オン・プログラマブル・ロジック・デバイスに搭載し、不揮発性 FPGA に革命をもたらす製品です。MAX 10 FPGA は本日より出荷され、Quartus(R) II 開発ソフトウェア、評価キット、デザイン例、アルテラ・デザイン・サービス・ネットワーク(DSN)によるデザイン・サービス、資料、トレーニングなど、システム開発を迅速化する広範なデザイン・ソリューションもあわせて提供されます。詳細は www.altera.co.jp/max-10 にてご覧いただけます。
富士ゼロックス社コントローラ開発本部マネージャーの柳澤克彦氏は、「アルテラの新しい MAX 10 FPGA の提供開始に胸を躍らせています。MAX 10 FPGA は、システム管理機能やコンパニオン・チップ機能のために必要な ADC や、デュアル・コンフィギュレーション機能を備えたフラッシュ・メモリを含め、これまで以上に高いレベルの統合を可能にします。これらの機能により、当社複合機のボード・コンポーネント数を削減し、システム・コストを抑えることができるようになります」と述べています。
MAX 10 FPGA は、ボードの信頼性を高めながら全体の BOM コストを削減することにより、システム価値の向上に寄与します。この高集積・不揮発性 FPGA は、以下の主要機能を 1 つのチップに集積することにより、他の低コスト FPGA と比較してボード面積を最大 50 % 削減することが可能です。
・ 最大 5 万個のロジック・エレメント
・ フラッシュ・メモリ・ブロック(ユーザー・フラッシュおよびデュアル・コンフィギュレーション・フラッシュ)
・ アナログ-デジタル・コンバータ
・ エンベデッド・メモリおよび DSP ブロック
・ DDR3 外部メモリ・インタフェース
・ ソフトコア Nios(R) II プロセッサによるエンベデッド・プロセッシング
・ 最大 500 個のユーザー I/O
・ 内蔵パワー・レギュレータ
これらの主要機能により、MAX 10 FPGA はインスタント・オン・コンフィギュレーション、フェイルセーフ・アップグレード、システム・モニタ、システム制御などの重要なシステム機能を実行することが可能となり、システム・レベルでの価値向上を実現します。
瞬時のシステム起動が可能なインスタント・オン・アーキテクチャ
MAX 10 FPGA のコンフィギュレーションは、オン・ダイ・フラッシュ・メモリによって 10 ms(ミリ秒)未満で完了します。このインスタント・オンにより、システム管理アプリケーションでは、システム・ボード上で最初に使用できるデバイスとして、他のボード・コンポーネントの起動を制御することができます。データ・パス・アプリケーションでは、電源投入とほぼ同時にユーザー・インタラクションが可能になります。
フェイルセーフ・アップグレードを実現するデュアル・コンフィギュレーション
MAX 10 FPGA に統合されたオン・ダイ・フラッシュ・ストレージは、デュアル・コンフィギュレーションをサポートしており、1 個のチップで 2 つの FPGA デザインを実装することが可能です。デュアル・コンフィギュレーション機能により、一方のフラッシュ・ブロックをアップグレード・イメージ用とし、もう一方のブロックを「安全」な工場出荷時イメージ用に確保することで、フェイルセーフ・アップグレードを実行できます。それにより、システム展開の迅速化、保守コストの削減、および製品寿命の延長を実現します。
システム・モニタ用アナログ・ブロック
MAX 10 FPGA に統合されたアナログ・ブロックには、ADC や温度検出ダイオードが搭載されています。この統合アナログ機能により、MAX 10 FPGA は温度制御、タッチパネル・ヒューマン・マシン・インタフェース制御など、システム・モニタを必要とするアプリケーションに使用することができます。統合アナログ・ブロックは、ボードの簡素化と遅延時間の短縮に役立つほか、2 チャネル同時サンプリングをはじめとする、より柔軟なサンプル・シーケンスを可能にします。
システム制御のためのエンベデッド・プロセッシング
MAX 10 FPGA は、アルテラのソフトコア Nios II エンベデッド・プロセッサの統合をサポートしており、組込みシステム開発者に、完全にコンフィギュレーション可能なインスタント・オンのシングルチップ・プロセッサ・サブシステムを提供します。MAX 10 FPGA に Nios II エンベデッド・プロセッサを統合することにより、複雑なコントロール・システムの効率的な管理が可能になります。
広範なアプリケーションをターゲット
MAX 10 FPGA は、多くのエンド・マーケットにシステム・レベルの価値をもたらします。デバイスの統合機能とわずか 3 mm x 3 mm という小型パッケージ・オプションの組み合わせにより、オートモーティブ・アプリケーションや産業機器アプリケーションなど、スペース制約の厳しいシステムに対する有効なソリューションとなります。先進的通信、コンピューティング、およびストレージ・アプリケーションでは、複雑なコントロール機能を効率的に管理しながら、システム・コンフィギュレーション、インタフェース・ブリッジ、パワー・シーケンス、および I/O 拡張を実行することが可能です。
アルテラのプロダクト・マーケティング担当シニア・ディレクタのパトリック・ドーシー(Patrick Dorsey)は、「MAX 10 FPGA は、より多くの機能を 1 個のデバイスに集積することにより、幅広い市場における省スペース、コスト削減、低消費電力化といったニーズに対応します。早期アクセス・プログラムに参加している数百社のお客様は、エンベデッド・フラッシュ・テクノロジとプログラマブル・ロジック、アナログ、DSP、およびマイクロプロセッサ機能を組み合わせることで得られる利点を、すでに実感されています。そして本日からは、すべてのお客様が MAX 10 デバイス、ボード、IP、そしてソフトウェアをご利用いただけます」と述べています。
MAX 10 FPGA のシステム価値をさらに高める、アルテラの Enpirion Power ソリューション
MAX 10 FPGA のインテグレーションならびにパッケージ・サイズがもたらす全体的なシステム価値は、アルテラの Enpirion(R) 電源デバイスを併用することで、大幅に高まります。Enpirion 電源 製品は、ボード・デザインの単純化と BOM コストの削減を実現する高集積ソリューションです。アルテラは、デザイン・リスクの低減とボード・デザインの簡素化のために、MAX 10 FPGA との使用に最適化された完全検証済みの Enpirion 電源リファレンス・デザインを提供しています。
提供開始時期
MAX 10 FPGA は、本日よりご購入いただけます。MAX 10 FPGA は、コマーシャル、インダストリアル、およびオートモーティブ (AEC-Q100) 温度グレードに対応しています。アルテラのウェブサイトから評価キットを購入し、デザイン例、製品資料、および無料の MAX 10 FPGA の開発ソフトウェアをダウンロードすることにより、MAX 10 FPGAを使用するプロジェクトを直ちに開始することができます。MAX 10 FPGA 評価キットの推奨販売価格は 30 ドル(米国販売価格)です。詳細は、www.altera.co.jp/max-10 をご覧ください。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983 年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988 年に NASDAQ に上場しました。FPGA、SoC、CPLD および電源をはじめとする関連技術を提供し、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジ・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は 1990 年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本における PLD 市場でトップシェアを維持しています。ALTERA, ARRIA, CYCLONE, ENPIRION, MAX, MEGACORE、NIOS, QUARTUS, STRATIX の製品名ならびにロゴは、アルテラ・コーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。商標またはサービス・マークとして記載されている製品名ならびにロゴはすべて、http://www.altera.com/legal に記載されているとおり、各所有企業に帰属します。
プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長、CEO兼会長:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:ハンス・チュアン、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ)は、米国時間9月30日(日本時間10月1日)、アルテラの Generation 10 ポートフォリオの最新製品となる不揮発性 MAX(R) 10 FPGA の提供開始を発表いたしました。
MAX 10 FPGA は、TSMC の 55nm エンベデッド・フラッシュ・プロセス・テクノロジにより、デュアル・コンフィギュレーション・フラッシュ、アナログ、およびエンベデッド・プロセッシング機能を、省スペース、低コストのインスタント・オン・プログラマブル・ロジック・デバイスに搭載し、不揮発性 FPGA に革命をもたらす製品です。MAX 10 FPGA は本日より出荷され、Quartus(R) II 開発ソフトウェア、評価キット、デザイン例、アルテラ・デザイン・サービス・ネットワーク(DSN)によるデザイン・サービス、資料、トレーニングなど、システム開発を迅速化する広範なデザイン・ソリューションもあわせて提供されます。詳細は www.altera.co.jp/max-10 にてご覧いただけます。
富士ゼロックス社コントローラ開発本部マネージャーの柳澤克彦氏は、「アルテラの新しい MAX 10 FPGA の提供開始に胸を躍らせています。MAX 10 FPGA は、システム管理機能やコンパニオン・チップ機能のために必要な ADC や、デュアル・コンフィギュレーション機能を備えたフラッシュ・メモリを含め、これまで以上に高いレベルの統合を可能にします。これらの機能により、当社複合機のボード・コンポーネント数を削減し、システム・コストを抑えることができるようになります」と述べています。
MAX 10 FPGA は、ボードの信頼性を高めながら全体の BOM コストを削減することにより、システム価値の向上に寄与します。この高集積・不揮発性 FPGA は、以下の主要機能を 1 つのチップに集積することにより、他の低コスト FPGA と比較してボード面積を最大 50 % 削減することが可能です。
・ 最大 5 万個のロジック・エレメント
・ フラッシュ・メモリ・ブロック(ユーザー・フラッシュおよびデュアル・コンフィギュレーション・フラッシュ)
・ アナログ-デジタル・コンバータ
・ エンベデッド・メモリおよび DSP ブロック
・ DDR3 外部メモリ・インタフェース
・ ソフトコア Nios(R) II プロセッサによるエンベデッド・プロセッシング
・ 最大 500 個のユーザー I/O
・ 内蔵パワー・レギュレータ
これらの主要機能により、MAX 10 FPGA はインスタント・オン・コンフィギュレーション、フェイルセーフ・アップグレード、システム・モニタ、システム制御などの重要なシステム機能を実行することが可能となり、システム・レベルでの価値向上を実現します。
瞬時のシステム起動が可能なインスタント・オン・アーキテクチャ
MAX 10 FPGA のコンフィギュレーションは、オン・ダイ・フラッシュ・メモリによって 10 ms(ミリ秒)未満で完了します。このインスタント・オンにより、システム管理アプリケーションでは、システム・ボード上で最初に使用できるデバイスとして、他のボード・コンポーネントの起動を制御することができます。データ・パス・アプリケーションでは、電源投入とほぼ同時にユーザー・インタラクションが可能になります。
フェイルセーフ・アップグレードを実現するデュアル・コンフィギュレーション
MAX 10 FPGA に統合されたオン・ダイ・フラッシュ・ストレージは、デュアル・コンフィギュレーションをサポートしており、1 個のチップで 2 つの FPGA デザインを実装することが可能です。デュアル・コンフィギュレーション機能により、一方のフラッシュ・ブロックをアップグレード・イメージ用とし、もう一方のブロックを「安全」な工場出荷時イメージ用に確保することで、フェイルセーフ・アップグレードを実行できます。それにより、システム展開の迅速化、保守コストの削減、および製品寿命の延長を実現します。
システム・モニタ用アナログ・ブロック
MAX 10 FPGA に統合されたアナログ・ブロックには、ADC や温度検出ダイオードが搭載されています。この統合アナログ機能により、MAX 10 FPGA は温度制御、タッチパネル・ヒューマン・マシン・インタフェース制御など、システム・モニタを必要とするアプリケーションに使用することができます。統合アナログ・ブロックは、ボードの簡素化と遅延時間の短縮に役立つほか、2 チャネル同時サンプリングをはじめとする、より柔軟なサンプル・シーケンスを可能にします。
システム制御のためのエンベデッド・プロセッシング
MAX 10 FPGA は、アルテラのソフトコア Nios II エンベデッド・プロセッサの統合をサポートしており、組込みシステム開発者に、完全にコンフィギュレーション可能なインスタント・オンのシングルチップ・プロセッサ・サブシステムを提供します。MAX 10 FPGA に Nios II エンベデッド・プロセッサを統合することにより、複雑なコントロール・システムの効率的な管理が可能になります。
広範なアプリケーションをターゲット
MAX 10 FPGA は、多くのエンド・マーケットにシステム・レベルの価値をもたらします。デバイスの統合機能とわずか 3 mm x 3 mm という小型パッケージ・オプションの組み合わせにより、オートモーティブ・アプリケーションや産業機器アプリケーションなど、スペース制約の厳しいシステムに対する有効なソリューションとなります。先進的通信、コンピューティング、およびストレージ・アプリケーションでは、複雑なコントロール機能を効率的に管理しながら、システム・コンフィギュレーション、インタフェース・ブリッジ、パワー・シーケンス、および I/O 拡張を実行することが可能です。
アルテラのプロダクト・マーケティング担当シニア・ディレクタのパトリック・ドーシー(Patrick Dorsey)は、「MAX 10 FPGA は、より多くの機能を 1 個のデバイスに集積することにより、幅広い市場における省スペース、コスト削減、低消費電力化といったニーズに対応します。早期アクセス・プログラムに参加している数百社のお客様は、エンベデッド・フラッシュ・テクノロジとプログラマブル・ロジック、アナログ、DSP、およびマイクロプロセッサ機能を組み合わせることで得られる利点を、すでに実感されています。そして本日からは、すべてのお客様が MAX 10 デバイス、ボード、IP、そしてソフトウェアをご利用いただけます」と述べています。
MAX 10 FPGA のシステム価値をさらに高める、アルテラの Enpirion Power ソリューション
MAX 10 FPGA のインテグレーションならびにパッケージ・サイズがもたらす全体的なシステム価値は、アルテラの Enpirion(R) 電源デバイスを併用することで、大幅に高まります。Enpirion 電源 製品は、ボード・デザインの単純化と BOM コストの削減を実現する高集積ソリューションです。アルテラは、デザイン・リスクの低減とボード・デザインの簡素化のために、MAX 10 FPGA との使用に最適化された完全検証済みの Enpirion 電源リファレンス・デザインを提供しています。
提供開始時期
MAX 10 FPGA は、本日よりご購入いただけます。MAX 10 FPGA は、コマーシャル、インダストリアル、およびオートモーティブ (AEC-Q100) 温度グレードに対応しています。アルテラのウェブサイトから評価キットを購入し、デザイン例、製品資料、および無料の MAX 10 FPGA の開発ソフトウェアをダウンロードすることにより、MAX 10 FPGAを使用するプロジェクトを直ちに開始することができます。MAX 10 FPGA 評価キットの推奨販売価格は 30 ドル(米国販売価格)です。詳細は、www.altera.co.jp/max-10 をご覧ください。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983 年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988 年に NASDAQ に上場しました。FPGA、SoC、CPLD および電源をはじめとする関連技術を提供し、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジ・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は 1990 年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本における PLD 市場でトップシェアを維持しています。ALTERA, ARRIA, CYCLONE, ENPIRION, MAX, MEGACORE、NIOS, QUARTUS, STRATIX の製品名ならびにロゴは、アルテラ・コーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。商標またはサービス・マークとして記載されている製品名ならびにロゴはすべて、http://www.altera.com/legal に記載されているとおり、各所有企業に帰属します。