久留米高専がGIGAスクール構想実現に向けて久留米市内小学生を対象にプログラミング教室を開講!
[22/02/15]
提供元:PRTIMES
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久留米市立学校におけるGIGAスクール構想のスタートにあたり、久留米工業高等専門学校(福岡県久留米市、担当:産学民連携テクノセンター部門マネージャー(地域連携担当)田中諒 制御情報工学科助教、講師:制御情報工学科4年生2名、電気電子工学科3年生2名、制御情報工学科1年生1名)は、久留米市から委託を受け、久留米市教育センターにて、抽選で選ばれた77名の小学4年生から小学6年生の児童を対象に、小学生プログラミング教室を開講しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/75419/134/resize/d75419-134-8f9a17c0008128ba7ffd-0.png ]
「小学生プログラミング教室」実施概要
日時:令和3年12月27日(月)1. 9時00分〜12時00分、2. 13時30分〜16時30分
令和3年12月28日(火)3. 9時00分〜12時00分、4. 13時30分〜16時30分
会場:久留米市教育センター2階大研修室(久留米市南1丁目8-1)
対象:応募のあった久留米市内の小学4年生から小学6年生のうち、抽選で選ばれた77名の児童
1.:19名、2.:20名、3.:19名、4.:19名、上記1.〜4.はいずれも同じ講座内容
担当:久留米高専産学民連携テクノセンター部門マネージャー(地域連携担当)、制御情報工学科 助教 田中諒
講師:久留米高専 制御情報工学科4年生2名、電気電子工学科3年生2名、制御情報工学科1年生1名
背景
国が推進するGIGAスクール構想(※1)について、久留米市立学校(小学校44校、中学校17校、特別支援学校1校、高等学校2校)においても、令和2年度中にコンピュータ端末と校内通信ネットワークの整備が終了し、久留米市内児童生徒へのICT教育の機運が高まっています。令和3年4月から、整備したICT環境の活用をスタートし、すべての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現を目指す久留米市の施策に対して、本校が久留米市から委託を受け、小学生プログラミング教室を開講するに至りました。
(※1)学校における1人1台の端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境を実現することを掲げた文部科学省の施策。
参考URL:(リーフレット)GIGAスクール構想の実現へ(出典:文部科学省ホームページ)
https://www.mext.go.jp/content/20200625-mxt_syoto01-000003278_1.pdf
久留米市との連携事業の趣旨
久留米市立学校におけるGIGAスクール構想のスタートにあたり、プログラミング教育を活性化するためのイベントとして、授業におけるChromebook(ノートパソコン)の効果的な活用を支援することで、すべての児童生徒へ確かな学力や豊かな心・創造性を育成します。
当日の様子
講座では、まず初めに学生講師によるプログラミングの概要説明や今年度の高専ロボコンで実際に使用された倒立振子を用いたデモンストレーションが行われ、受講生は“プログラミングとは何か”や“プログラミングの応用事例”について学習しました。
次に、プログラムの基本構造である、逐次実行(順次)、反復(繰り返し)、条件分岐(選択)について学習しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/75419/134/resize/d75419-134-216159ce083fef97abc5-1.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/75419/134/resize/d75419-134-3f09b46a0c46d1529b51-2.png ]
これらプログラムの基本構造について学習した後、Smart Cutebot底面の前方2箇所についている、ライントレースセンサを用いて、黒い線の上をなぞるように自動走行するプログラムの作成を、ヒントを交えつつ児童に考えさせながら進めました。プログラムを組めた児童には、Smart Cutebotに付属で用意された、ライントレース基本経路の用紙にかかれた黒い線の上を自動で走行するプログラムが実装できたかどうか確かめてもらいました。今回、基本経路のほか応用経路を12種類用意し、基本経路の自動走行プログラムを組めた児童には、応用経路の自動走行プログラムの作成にチャレンジしてもらいました。児童は応用経路から好きな経路を選び、ラインの上を周回できるまで、試行錯誤でプログラムのデバッグ作業に夢中になっていました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/75419/134/resize/d75419-134-32d5ad12b1e187708d52-3.png ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/75419/134/resize/d75419-134-0fc4d202b8c91200552e-4.png ]
本講座の最後にGoogle Formを活用したアンケートに回答してもらったところ、参加した児童からは「知らなかったことが沢山知れて良かったです」、「とても楽しかったです。来年も参加したいです」、「いろいろなものをプログラミングで動かしたいです」などといった、多くの感想が寄せられました。
本校学生への教育的効果
本講座に学生講師として参画した学生は、久留米市との定期的な打合せを通して、市側の要望を汲み取り、田中助教の指導の下、参加児童向けに教材テキストを独自に開発しました。
参画学生からは、「今回初めてプログラミング教室の講師を務めたこともあり、当日に向けた準備や役割分担がとても大変だったが、参加児童と接するなかで、児童のプログラミングにおける関心事や流行などを知ることができ、とても勉強になりました。次年度以降も機会があれば、講師を務めたいです」との意欲的な感想が寄せられるなど、本事業の実施は、参画学生にとって高専で学んだ技術や知識を社会に還元(実装)する良い機会になったものと思います。
出前講座について
久留米高専産学民連携テクノセンターは、科学の楽しさや,ものをつくる喜びを体験できる公開講座や出前授業等をつうじ地域の初等中等教育機関への支援を行っております。https://www.kurume-nct.ac.jp/RCTC/
久留米工業高等専門学校について
本校は5学科からなる本科と2専攻からなる専攻科を備えた工業高等専門学校で、からくり儀右衛門の発明家・田中久重氏の出身地及びゴム産業の発祥の地・久留米の地に昭和39年に創設されました。自立の精神と創造性に富み、広い視野と豊かな心を兼ね備えた、社会に貢献できる技術者の育成を教育理念とし、本校の教育・研究の発展に寄与するとともに、地域社会における技術開発及び技術教育に資することに努めています。
【学校概要】
学校名:久留米工業高等専門学校
所在地:福岡県久留米市小森野1丁目1番1号
校長名:本庄 春雄
設立:昭和39年
URL:https://www.kurume-nct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
【お問い合わせ先】
久留米工業高等専門学校 総務課研究推進係
TEL:0942-35-9333
Email : pi-staff.GAD@ON.kurume-nct.ac.jp
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「小学生プログラミング教室」実施概要
日時:令和3年12月27日(月)1. 9時00分〜12時00分、2. 13時30分〜16時30分
令和3年12月28日(火)3. 9時00分〜12時00分、4. 13時30分〜16時30分
会場:久留米市教育センター2階大研修室(久留米市南1丁目8-1)
対象:応募のあった久留米市内の小学4年生から小学6年生のうち、抽選で選ばれた77名の児童
1.:19名、2.:20名、3.:19名、4.:19名、上記1.〜4.はいずれも同じ講座内容
担当:久留米高専産学民連携テクノセンター部門マネージャー(地域連携担当)、制御情報工学科 助教 田中諒
講師:久留米高専 制御情報工学科4年生2名、電気電子工学科3年生2名、制御情報工学科1年生1名
背景
国が推進するGIGAスクール構想(※1)について、久留米市立学校(小学校44校、中学校17校、特別支援学校1校、高等学校2校)においても、令和2年度中にコンピュータ端末と校内通信ネットワークの整備が終了し、久留米市内児童生徒へのICT教育の機運が高まっています。令和3年4月から、整備したICT環境の活用をスタートし、すべての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現を目指す久留米市の施策に対して、本校が久留米市から委託を受け、小学生プログラミング教室を開講するに至りました。
(※1)学校における1人1台の端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境を実現することを掲げた文部科学省の施策。
参考URL:(リーフレット)GIGAスクール構想の実現へ(出典:文部科学省ホームページ)
https://www.mext.go.jp/content/20200625-mxt_syoto01-000003278_1.pdf
久留米市との連携事業の趣旨
久留米市立学校におけるGIGAスクール構想のスタートにあたり、プログラミング教育を活性化するためのイベントとして、授業におけるChromebook(ノートパソコン)の効果的な活用を支援することで、すべての児童生徒へ確かな学力や豊かな心・創造性を育成します。
当日の様子
講座では、まず初めに学生講師によるプログラミングの概要説明や今年度の高専ロボコンで実際に使用された倒立振子を用いたデモンストレーションが行われ、受講生は“プログラミングとは何か”や“プログラミングの応用事例”について学習しました。
次に、プログラムの基本構造である、逐次実行(順次)、反復(繰り返し)、条件分岐(選択)について学習しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/75419/134/resize/d75419-134-216159ce083fef97abc5-1.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/75419/134/resize/d75419-134-3f09b46a0c46d1529b51-2.png ]
これらプログラムの基本構造について学習した後、Smart Cutebot底面の前方2箇所についている、ライントレースセンサを用いて、黒い線の上をなぞるように自動走行するプログラムの作成を、ヒントを交えつつ児童に考えさせながら進めました。プログラムを組めた児童には、Smart Cutebotに付属で用意された、ライントレース基本経路の用紙にかかれた黒い線の上を自動で走行するプログラムが実装できたかどうか確かめてもらいました。今回、基本経路のほか応用経路を12種類用意し、基本経路の自動走行プログラムを組めた児童には、応用経路の自動走行プログラムの作成にチャレンジしてもらいました。児童は応用経路から好きな経路を選び、ラインの上を周回できるまで、試行錯誤でプログラムのデバッグ作業に夢中になっていました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/75419/134/resize/d75419-134-32d5ad12b1e187708d52-3.png ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/75419/134/resize/d75419-134-0fc4d202b8c91200552e-4.png ]
本講座の最後にGoogle Formを活用したアンケートに回答してもらったところ、参加した児童からは「知らなかったことが沢山知れて良かったです」、「とても楽しかったです。来年も参加したいです」、「いろいろなものをプログラミングで動かしたいです」などといった、多くの感想が寄せられました。
本校学生への教育的効果
本講座に学生講師として参画した学生は、久留米市との定期的な打合せを通して、市側の要望を汲み取り、田中助教の指導の下、参加児童向けに教材テキストを独自に開発しました。
参画学生からは、「今回初めてプログラミング教室の講師を務めたこともあり、当日に向けた準備や役割分担がとても大変だったが、参加児童と接するなかで、児童のプログラミングにおける関心事や流行などを知ることができ、とても勉強になりました。次年度以降も機会があれば、講師を務めたいです」との意欲的な感想が寄せられるなど、本事業の実施は、参画学生にとって高専で学んだ技術や知識を社会に還元(実装)する良い機会になったものと思います。
出前講座について
久留米高専産学民連携テクノセンターは、科学の楽しさや,ものをつくる喜びを体験できる公開講座や出前授業等をつうじ地域の初等中等教育機関への支援を行っております。https://www.kurume-nct.ac.jp/RCTC/
久留米工業高等専門学校について
本校は5学科からなる本科と2専攻からなる専攻科を備えた工業高等専門学校で、からくり儀右衛門の発明家・田中久重氏の出身地及びゴム産業の発祥の地・久留米の地に昭和39年に創設されました。自立の精神と創造性に富み、広い視野と豊かな心を兼ね備えた、社会に貢献できる技術者の育成を教育理念とし、本校の教育・研究の発展に寄与するとともに、地域社会における技術開発及び技術教育に資することに努めています。
【学校概要】
学校名:久留米工業高等専門学校
所在地:福岡県久留米市小森野1丁目1番1号
校長名:本庄 春雄
設立:昭和39年
URL:https://www.kurume-nct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
【お問い合わせ先】
久留米工業高等専門学校 総務課研究推進係
TEL:0942-35-9333
Email : pi-staff.GAD@ON.kurume-nct.ac.jp