三菱電機株式会社MELSEC iQ-Rシリーズ C言語コントローラ、さらなる高性能化によるパソコン/マイコン置き換えのため、アルテラのSoCを採用
[15/05/13]
提供元:PRTIMES
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三菱電機のC言語コントローラに、より一層の高性能、機能性、およびネットワーク接続性を提供するアルテラのCyclone V SoC
プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長、CEO兼会長:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:ハンス・チュアン、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ)は、米国時間5月12日 (日本時間:5月13 日)、三菱電機株式会社が、ファクトリー・オートメーション装置で使用される次世代C言語コントローラに、アルテラのCyclone(R) V SoCを採用したことを発表いたしました。本C言語コントローラは、本日より開催される第18回組込みシステム開発技術展(5月13日〜15日、東京ビッグサイト)の、三菱電機株式会社ブース(小間番号:西9-1)にて展示されます。
Cyclone V SoCは、従来世代のマイクロコントローラ・ベースのシステムより、C言語コントローラに優れた柔軟性をもたらしつつ、さらなる性能の向上、機能の改善、ネットワーク性能の強化も実現するものです。
三菱電機のC言語コントローラは、幅広いファクトリー・オートメーション・システムで採用されており、パソコン/マイコンの置き換えにおいて、高い信頼性とコスト効率に優れたソリューションとなっています。本C言語コントローラは、C言語およびC++言語プログラムを実行できる「MELSECオープン・プラットフォーム・アーキテクチャ」をベースとしており、高い柔軟性も備えています。アルテラのCyclone V SoCによって、このMELSEC iQ-RシリーズC言語コントローラに、全く新しい水準のプログラミングおよびシステム移行における柔軟性が組み込まれたことにより、Cyclone V SoC内に統合されたFPGAハードウェアとARMデュアルコアCortex A9プロセッサを、自社のシステム要件を満たすべくカスタマイズできるようになりました。
三菱電機株式会社 名古屋製作所FAシステム第二部コントローラ開発課長 井上直丈氏は、「当社のC言語コントローラ・ファミリは、卓越した信頼性、厳しい環境下における耐久性、および長期供給という、ファクトリー・オートメーション装置におけるニーズを満たす製品です。当社のMELSEC iQ-RシリーズC言語コントローラに、アルテラのCyclone V SoCを採用したことで、従来のマイコンと制御用ICの構成を1チップ化しコスト削減を図ることができました。また、演算性能の向上に加えてプロセッサ部とユーザロジック部のインタフェースを高速化することでコントローラ全体の性能を大幅に向上できました」と述べています。
Cyclone V SoCは、低コスト、低消費電力の28nm FPGAに、デュアルコアのARM Cortex A9プロセッサを搭載した製品で、アプリケーション向けARMプロセッサが有する性能とエコシステムに、FPGAのシステム・マネジメントおよびハードウェア・アクセラレーション機能を提供するものです。Cyclone V SoCにより、三菱電機製C言語コントローラは、最新のファクトリー・オートメーション装置で収集、処理される大容量のデータをサポート可能な卓越したネットワーク接続性と高性能のデータ処理能力の両方を提供できるようになります。
この高度に統合されたCyclone V SoCは、システムのメインCPUおよびI/Oコントローラとして機能し、イーサネット、SD、PCI(R) をサポートします。統合されたARMプロセッサは、極めてシンプルなベアメタル・アプリケーションから、 VxWorks(R)オペレーティング・システムで動作する、広帯域幅で低レイテンシのリアルタイムのオペレーションに至る、広範なファンクションで使用することができます。
アルテラ Director of the Industrial Business Unit, David Mooreは、「産業用IoTは、より高度なネットワーク・セキュリティやクラウドへの接続性、増大するシステムの多様性や機能性といった、次世代のスマートファクトリーの進化に、大きな影響をもたらすものです。SoC FPGAは、こうしたニーズに対応可能な、従来のマイクロコントローラ・ベースのシステムより遙かに優れた能力を備えています。三菱電機社は、世界のスマートファクトリーが求める性能とライフサイクルにおけるニーズを満たす、MELSEC C言語コントローラのようなCyclone V SoCベース・ソリューションを開発・提供する、業界最先端の企業です」と述べています。
インテリジェント・オートメーションの普及を促進
アルテラのFPGAおよびSoC産業用オートメーション・ソリューションは、産業用ファクトリー・オートメーション・システムの開発コストを削減し、市場投入期間を大幅に短縮することができます。アルテラの産業用オートメーション・ソリューションの詳細情報は、http://www.altera.co.jp/industrial をご参照ください。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983 年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988 年に NASDAQ に上場しました。FPGA、SoC、CPLD、ASIC および電源をはじめとする関連技術を提供し、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジ・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は 1990 年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本における PLD 市場でトップシェアを維持しています。
ALTERA, ARRIA, CYCLONE, ENPIRION, MAX, MEGACORE、NIOS, QUARTUS, STRATIX の製品名ならびにロゴは、アルテラ・コーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。商標またはサービス・マークとして記載されている製品名ならびにロゴはすべて、http://www.altera.com/legal に記載されているとおり、各所有企業に帰属します。
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プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長、CEO兼会長:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:ハンス・チュアン、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ)は、米国時間5月12日 (日本時間:5月13 日)、三菱電機株式会社が、ファクトリー・オートメーション装置で使用される次世代C言語コントローラに、アルテラのCyclone(R) V SoCを採用したことを発表いたしました。本C言語コントローラは、本日より開催される第18回組込みシステム開発技術展(5月13日〜15日、東京ビッグサイト)の、三菱電機株式会社ブース(小間番号:西9-1)にて展示されます。
Cyclone V SoCは、従来世代のマイクロコントローラ・ベースのシステムより、C言語コントローラに優れた柔軟性をもたらしつつ、さらなる性能の向上、機能の改善、ネットワーク性能の強化も実現するものです。
三菱電機のC言語コントローラは、幅広いファクトリー・オートメーション・システムで採用されており、パソコン/マイコンの置き換えにおいて、高い信頼性とコスト効率に優れたソリューションとなっています。本C言語コントローラは、C言語およびC++言語プログラムを実行できる「MELSECオープン・プラットフォーム・アーキテクチャ」をベースとしており、高い柔軟性も備えています。アルテラのCyclone V SoCによって、このMELSEC iQ-RシリーズC言語コントローラに、全く新しい水準のプログラミングおよびシステム移行における柔軟性が組み込まれたことにより、Cyclone V SoC内に統合されたFPGAハードウェアとARMデュアルコアCortex A9プロセッサを、自社のシステム要件を満たすべくカスタマイズできるようになりました。
三菱電機株式会社 名古屋製作所FAシステム第二部コントローラ開発課長 井上直丈氏は、「当社のC言語コントローラ・ファミリは、卓越した信頼性、厳しい環境下における耐久性、および長期供給という、ファクトリー・オートメーション装置におけるニーズを満たす製品です。当社のMELSEC iQ-RシリーズC言語コントローラに、アルテラのCyclone V SoCを採用したことで、従来のマイコンと制御用ICの構成を1チップ化しコスト削減を図ることができました。また、演算性能の向上に加えてプロセッサ部とユーザロジック部のインタフェースを高速化することでコントローラ全体の性能を大幅に向上できました」と述べています。
Cyclone V SoCは、低コスト、低消費電力の28nm FPGAに、デュアルコアのARM Cortex A9プロセッサを搭載した製品で、アプリケーション向けARMプロセッサが有する性能とエコシステムに、FPGAのシステム・マネジメントおよびハードウェア・アクセラレーション機能を提供するものです。Cyclone V SoCにより、三菱電機製C言語コントローラは、最新のファクトリー・オートメーション装置で収集、処理される大容量のデータをサポート可能な卓越したネットワーク接続性と高性能のデータ処理能力の両方を提供できるようになります。
この高度に統合されたCyclone V SoCは、システムのメインCPUおよびI/Oコントローラとして機能し、イーサネット、SD、PCI(R) をサポートします。統合されたARMプロセッサは、極めてシンプルなベアメタル・アプリケーションから、 VxWorks(R)オペレーティング・システムで動作する、広帯域幅で低レイテンシのリアルタイムのオペレーションに至る、広範なファンクションで使用することができます。
アルテラ Director of the Industrial Business Unit, David Mooreは、「産業用IoTは、より高度なネットワーク・セキュリティやクラウドへの接続性、増大するシステムの多様性や機能性といった、次世代のスマートファクトリーの進化に、大きな影響をもたらすものです。SoC FPGAは、こうしたニーズに対応可能な、従来のマイクロコントローラ・ベースのシステムより遙かに優れた能力を備えています。三菱電機社は、世界のスマートファクトリーが求める性能とライフサイクルにおけるニーズを満たす、MELSEC C言語コントローラのようなCyclone V SoCベース・ソリューションを開発・提供する、業界最先端の企業です」と述べています。
インテリジェント・オートメーションの普及を促進
アルテラのFPGAおよびSoC産業用オートメーション・ソリューションは、産業用ファクトリー・オートメーション・システムの開発コストを削減し、市場投入期間を大幅に短縮することができます。アルテラの産業用オートメーション・ソリューションの詳細情報は、http://www.altera.co.jp/industrial をご参照ください。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983 年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988 年に NASDAQ に上場しました。FPGA、SoC、CPLD、ASIC および電源をはじめとする関連技術を提供し、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジ・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は 1990 年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本における PLD 市場でトップシェアを維持しています。
ALTERA, ARRIA, CYCLONE, ENPIRION, MAX, MEGACORE、NIOS, QUARTUS, STRATIX の製品名ならびにロゴは、アルテラ・コーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。商標またはサービス・マークとして記載されている製品名ならびにロゴはすべて、http://www.altera.com/legal に記載されているとおり、各所有企業に帰属します。
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