NVIDIA、認定パートナーの世界的ネットワークが提供する既製の NVIDIA DGX SuperPOD を発表
[20/10/06]
提供元:PRTIMES
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世界最先端の AI システムが 20 ノード単位で利用可能となり、年内に韓国、英国、スウェーデンおよびインドに初回出荷
[画像: https://prtimes.jp/i/12662/168/resize/d12662-168-924218-0.jpg ]
2020 年 10 月 5 日、カリフォルニア州サンタクララ — GTC — NVIDIA は本日、世界初のターンキー型 AI インフラストラクチャであり、驚異的なパワーを持つ AI スーパーコンピューターを多くの場合わずか数週間というきわめて速いスピードで設置できる、NVIDIA DGX SuperPODTM Solution for Enterprise を発表しました。
利用可能なクラスタのサイズの範囲が20台 から 140台 の独立した NVIDIA DGX A100TM システムとなっている DGX SuperPOD は、現在出荷が進められており、今年の年末までに韓国、英国、スウェーデンおよびインドに納入される予定です。
NVIDIA Mellanox(R) HDR InfiniBandネットワーキングで相互接続された 20 ユニットのモジュールとして発売される DGX SuperPOD システムの AI 性能は、100 PFLOPS から、最も複雑な AI ワークロードを実行するために最大 700 PFLOPS へと拡張することができます。
NVIDIA の DGX システム担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるチャーリー ボイル (Charlie Boyle) は、次のように述べています。「従来のスーパーコンピューターは、計画から導入に数年もかかることがありますが、ターンキー型の NVIDIA DGX SuperPOD Solution for Enterprise により、お客様は今日からでも AI トランスフォーメーションを開始することができます。最先端の対話型 AI、レコメンデーション システムおよびコンピューター ビジョンのワークロードが、従来のインフラストラクチャの性能を急速に凌駕しており、NVIDIA の新しいソリューションにより、お客様は、世界で最も先進的で、拡張の高い AI インフラストラクチャと NVIDIA の専門知識をすばやく手に入れられるようになります」
世界のイノベーターが、優れた AI センターを構築するために DGX SuperPOD を採用
明確なビジョンを持つ組織は、NVIDIA DGX SuperPOD Solution for Enterprise を使って、優れた AI センターを構築しようとしています。本日新たに発表された DGX SuperPOD AI スーパーコンピューターの採用については以下となります
・NAVER は、韓国の大手検索エンジンで、日本のナンバーワン メッセージング サービスである LINE と AI テクノロジ ブランドの NAVER CLOVA を運営しています。NAVER CLOVA は、140台 の DGX A100 システムで構成された DGX SuperPOD を使い、高性能なディープラーニング推論を実現する NVIDIA TensorRTTM SDK をベースにした AI プラットフォームで自然言語処理モデルおよび対話型 AI サービスの研究開発を強化しようとしています。
・Linköping University はスウェーデンの大学で、60 台の DGX A100 システムで構成された DGX SuperPOD である、BerzeLiUs を構築しています。BerzeLiUs は、Knut and Alice Wallenberg Foundation が資金を提供する、Wallenberg 人工知能、自律システムおよびソフトウェア プログラムといった研究プログラム、ならびにライフサイエンスおよび量子テクノロジでのイニシアティブを通じて、AI 研究を後押しするとともに、スウェーデンの学界と産業界のコラボレーションを強化する、パワフルなリソースとなるでしょう。
・C-DAC (Centre for Development of Advanced Computing) はインドの電子情報技術省が運営する組織で、PARAM Siddhi – AI と呼ばれる、インドで最速かつ最大の HPC-AI スーパーコンピューターを稼働させようとしています。42台 の DGX A100 システムで構成された、このスーパーコンピューターにより、学界、産業界およびスタートアップ企業を横断した研究提携とコラボレーションが可能になり、ヘルスケア、教育、エネルギー、サイバーセキュリティ、宇宙、自動車および農業における国内および世界の課題に対処できるようになります。
上記以外にも、NVIDIA は本日、400 PFLOPS の AI 性能を備えた 80 ノードの DGX SuperPOD である、Cambridge-1 の構築についての発表も行いました。今年末に設置が完了すると、Cambridge-1 は英国で最速のスーパーコンピューターとなります。このシステムは、学界、産業界およびスタートアップ企業を横断して、英国の AI およびヘルスケア コミュニティ内の共同研究に使用されます。
Cambridge-1 は、NVIDIA ClaraTM ヘルスケア アプリケーション フレームワークを使った薬剤開発を含む、多様なヘルスケア ワークロードを加速するようになるでしょう。また、Cambridge-1 により、研究者は、NVIDIA NGCTM ソフトウェア ハブで入手可能な、専用の NVIDIA BioMegatron モデルによる自然言語処理を使って、膨大な量の医療情報を迅速に分析できるようになります。
世界をリードするインフラストラクチャで AI イノベーションを実現
DGX SuperPOD Solution for Enterprise は、長年の研究開発を通じて、NVIDIAの自動車、ヘルスケア、対話型 AI、レコメンデーション システム、データサイエンスおよびコンピューター グラフィックスにおけるエンジニアリングを支援する世界最先端のAI システムを開発してきました。
280 ノードの DGX SuperPOD である NVIDIA Selene は、今年初めに発表された TOP500 と MLPerf の両方の結果で上位にランクされたことで、AI の基準を高めました。NVIDIA Selene の DGX SuperPOD アーキテクチャは、20 GFLOPS/W という、Green500 で記録となる性能を打ち立て、画期的な効率性を実現しています。
AI インフラストラクチャの構築には、テキストや表形式データ、音声やビデオといった多様なタイプのデータを並列に処理する、きわめて速度の速いストレージが必要となります。NVIDIA DGX SuperPOD Solution for Enterprise は、顧客の個別の要件および AI ワークロードに対する個々の需要に応えるように最適化されたオールフラッシュ ストレージを備えています。DDN は、DGX SuperPOD Solution for Enterprise の初の NVIDIA 認定ストレージ パートナーです。
システムからソフトウェア至る、あらゆる部分に AI を実装
カスタマイズされた規模のプランニングおよびデータセンター設計サービスから、アプリケーション性能のテストと開発者向け運用トレーニングに至るまで、DGX SuperPOD Solution for Enterprise は、大規模な AI イノベーションに向けた最適なパスを提供します。それぞれの DGX SuperPOD は、NVIDIA 認定パートナーがすべてをラック化、スタック化して構成しています。NVIDIA にはこれらの AI エキスパートがいるため、数多くのケーブルで接続された、数十または数百のノードで AI インフラストラクチャを拡大するときも、設置を簡単に行うことができます。
導入後、NVIDIA と認定エキスパートが、クラウド ネイティブであるとともに、GPU に最適化されたコンテナ、モデルならびに業界ごとの SDK が揃った NGC ハブにある、最新の NVIDIA ソフトウェアで AI ワークロードを最適化するための作業をお客様とともに行います。
発売予定
DGX SuperPOD Solution for Enterprise は、全世界の優良 NVIDIA パートナーより入手いただけます。詳しくは、www.nvidia.com/dgxsuperpod をご覧ください。
新しい DGX SuperPOD Solution for Enterprise とともに、DGX SuperPOD の設計図 NVIDIA 認定パートナー向けの業界ガイドとして用意されており、これによって、認定パートナーは NGC ソフトウェアのサービスと認定サポートを備えた、独自の DGX SuperPOD 関連製品を計画および展開することができます。
NVIDIA について
1999 年における NVIDIA (NASDAQ 表示: NVDA) による GPU の発明は、PC ゲーミング市場の成長に爆発的な拍車をかけ、現代のコンピューター グラフィックスを再定義し、並列コンピューティングに革命的変化を起こしました。最近では、GPU ディープラーニングが最新の AI (次世代コンピューティング) に火をつけ、世界を知覚し理解することができるコンピューター、ロボット、自律走行車の脳として GPU は機能しています。詳細は、こちらのリンクから: http://nvidianews.nvidia.com/
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2020 年 10 月 5 日、カリフォルニア州サンタクララ — GTC — NVIDIA は本日、世界初のターンキー型 AI インフラストラクチャであり、驚異的なパワーを持つ AI スーパーコンピューターを多くの場合わずか数週間というきわめて速いスピードで設置できる、NVIDIA DGX SuperPODTM Solution for Enterprise を発表しました。
利用可能なクラスタのサイズの範囲が20台 から 140台 の独立した NVIDIA DGX A100TM システムとなっている DGX SuperPOD は、現在出荷が進められており、今年の年末までに韓国、英国、スウェーデンおよびインドに納入される予定です。
NVIDIA Mellanox(R) HDR InfiniBandネットワーキングで相互接続された 20 ユニットのモジュールとして発売される DGX SuperPOD システムの AI 性能は、100 PFLOPS から、最も複雑な AI ワークロードを実行するために最大 700 PFLOPS へと拡張することができます。
NVIDIA の DGX システム担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるチャーリー ボイル (Charlie Boyle) は、次のように述べています。「従来のスーパーコンピューターは、計画から導入に数年もかかることがありますが、ターンキー型の NVIDIA DGX SuperPOD Solution for Enterprise により、お客様は今日からでも AI トランスフォーメーションを開始することができます。最先端の対話型 AI、レコメンデーション システムおよびコンピューター ビジョンのワークロードが、従来のインフラストラクチャの性能を急速に凌駕しており、NVIDIA の新しいソリューションにより、お客様は、世界で最も先進的で、拡張の高い AI インフラストラクチャと NVIDIA の専門知識をすばやく手に入れられるようになります」
世界のイノベーターが、優れた AI センターを構築するために DGX SuperPOD を採用
明確なビジョンを持つ組織は、NVIDIA DGX SuperPOD Solution for Enterprise を使って、優れた AI センターを構築しようとしています。本日新たに発表された DGX SuperPOD AI スーパーコンピューターの採用については以下となります
・NAVER は、韓国の大手検索エンジンで、日本のナンバーワン メッセージング サービスである LINE と AI テクノロジ ブランドの NAVER CLOVA を運営しています。NAVER CLOVA は、140台 の DGX A100 システムで構成された DGX SuperPOD を使い、高性能なディープラーニング推論を実現する NVIDIA TensorRTTM SDK をベースにした AI プラットフォームで自然言語処理モデルおよび対話型 AI サービスの研究開発を強化しようとしています。
・Linköping University はスウェーデンの大学で、60 台の DGX A100 システムで構成された DGX SuperPOD である、BerzeLiUs を構築しています。BerzeLiUs は、Knut and Alice Wallenberg Foundation が資金を提供する、Wallenberg 人工知能、自律システムおよびソフトウェア プログラムといった研究プログラム、ならびにライフサイエンスおよび量子テクノロジでのイニシアティブを通じて、AI 研究を後押しするとともに、スウェーデンの学界と産業界のコラボレーションを強化する、パワフルなリソースとなるでしょう。
・C-DAC (Centre for Development of Advanced Computing) はインドの電子情報技術省が運営する組織で、PARAM Siddhi – AI と呼ばれる、インドで最速かつ最大の HPC-AI スーパーコンピューターを稼働させようとしています。42台 の DGX A100 システムで構成された、このスーパーコンピューターにより、学界、産業界およびスタートアップ企業を横断した研究提携とコラボレーションが可能になり、ヘルスケア、教育、エネルギー、サイバーセキュリティ、宇宙、自動車および農業における国内および世界の課題に対処できるようになります。
上記以外にも、NVIDIA は本日、400 PFLOPS の AI 性能を備えた 80 ノードの DGX SuperPOD である、Cambridge-1 の構築についての発表も行いました。今年末に設置が完了すると、Cambridge-1 は英国で最速のスーパーコンピューターとなります。このシステムは、学界、産業界およびスタートアップ企業を横断して、英国の AI およびヘルスケア コミュニティ内の共同研究に使用されます。
Cambridge-1 は、NVIDIA ClaraTM ヘルスケア アプリケーション フレームワークを使った薬剤開発を含む、多様なヘルスケア ワークロードを加速するようになるでしょう。また、Cambridge-1 により、研究者は、NVIDIA NGCTM ソフトウェア ハブで入手可能な、専用の NVIDIA BioMegatron モデルによる自然言語処理を使って、膨大な量の医療情報を迅速に分析できるようになります。
世界をリードするインフラストラクチャで AI イノベーションを実現
DGX SuperPOD Solution for Enterprise は、長年の研究開発を通じて、NVIDIAの自動車、ヘルスケア、対話型 AI、レコメンデーション システム、データサイエンスおよびコンピューター グラフィックスにおけるエンジニアリングを支援する世界最先端のAI システムを開発してきました。
280 ノードの DGX SuperPOD である NVIDIA Selene は、今年初めに発表された TOP500 と MLPerf の両方の結果で上位にランクされたことで、AI の基準を高めました。NVIDIA Selene の DGX SuperPOD アーキテクチャは、20 GFLOPS/W という、Green500 で記録となる性能を打ち立て、画期的な効率性を実現しています。
AI インフラストラクチャの構築には、テキストや表形式データ、音声やビデオといった多様なタイプのデータを並列に処理する、きわめて速度の速いストレージが必要となります。NVIDIA DGX SuperPOD Solution for Enterprise は、顧客の個別の要件および AI ワークロードに対する個々の需要に応えるように最適化されたオールフラッシュ ストレージを備えています。DDN は、DGX SuperPOD Solution for Enterprise の初の NVIDIA 認定ストレージ パートナーです。
システムからソフトウェア至る、あらゆる部分に AI を実装
カスタマイズされた規模のプランニングおよびデータセンター設計サービスから、アプリケーション性能のテストと開発者向け運用トレーニングに至るまで、DGX SuperPOD Solution for Enterprise は、大規模な AI イノベーションに向けた最適なパスを提供します。それぞれの DGX SuperPOD は、NVIDIA 認定パートナーがすべてをラック化、スタック化して構成しています。NVIDIA にはこれらの AI エキスパートがいるため、数多くのケーブルで接続された、数十または数百のノードで AI インフラストラクチャを拡大するときも、設置を簡単に行うことができます。
導入後、NVIDIA と認定エキスパートが、クラウド ネイティブであるとともに、GPU に最適化されたコンテナ、モデルならびに業界ごとの SDK が揃った NGC ハブにある、最新の NVIDIA ソフトウェアで AI ワークロードを最適化するための作業をお客様とともに行います。
発売予定
DGX SuperPOD Solution for Enterprise は、全世界の優良 NVIDIA パートナーより入手いただけます。詳しくは、www.nvidia.com/dgxsuperpod をご覧ください。
新しい DGX SuperPOD Solution for Enterprise とともに、DGX SuperPOD の設計図 NVIDIA 認定パートナー向けの業界ガイドとして用意されており、これによって、認定パートナーは NGC ソフトウェアのサービスと認定サポートを備えた、独自の DGX SuperPOD 関連製品を計画および展開することができます。
NVIDIA について
1999 年における NVIDIA (NASDAQ 表示: NVDA) による GPU の発明は、PC ゲーミング市場の成長に爆発的な拍車をかけ、現代のコンピューター グラフィックスを再定義し、並列コンピューティングに革命的変化を起こしました。最近では、GPU ディープラーニングが最新の AI (次世代コンピューティング) に火をつけ、世界を知覚し理解することができるコンピューター、ロボット、自律走行車の脳として GPU は機能しています。詳細は、こちらのリンクから: http://nvidianews.nvidia.com/