大日本印刷 アジャイル開発を楽しみながら学ぶボードゲーム 「スクラムが体験できるボードゲーム〜目指せスクラムマスター〜」の試作品を開発
[22/05/20]
提供元:PRTIMES
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大日本印刷株式会社(DNP)は、システムやアプリケーションの開発に用いる「アジャイル開発」の手法の一つ、「スクラムが体験できるボードゲーム〜目指せスクラムマスター〜」の試作品を開発しました。「アジャイル開発」とは、小さな仮説から検証を進め、立証した事実を積み重ねることで、無駄を少なく技術や製品・サービスを成長させてゆく手法です。また、その一種に、スポーツのラグビーのように、チームメンバー同士がタスク(業務課題)を分担し、それぞれの成果を持ち寄って開発を進めていく「スクラム」という手法があります。
DNPは生活者にいち早く新しい価値を届けるため、これまでも多くの企業等のソフトウエア開発のほか、自社で提供しているDNPソーシャルアクションサービス「May ii(メイアイ)」やDNPアスリート支援プラットフォーム「CHEER-FULL STADIUM チアスタ!」などでアジャイル開発の手法を取り入れてきました。また、2020年5月より、システム開発に携わる社員に「スクラム」の教育を行い、2022年4月までに200名を超えるScrum Alliance認定資格者を育成しています。
今回、エンジニア以外にも教育の幅を広げ、実務につなげることを目的として、アジャイル開発の初心者がゲーム感覚で楽しみながらスクラムのポイントを体感できるボードゲームを試験的に開発し、2022年5月に社内教育での活用を開始しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/69194/186/resize/d69194-186-3e246c7df71adcc51278-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/69194/186/resize/d69194-186-5e76d7c225c5a2f1778e-1.jpg ]
■アジャイル開発ボードゲームの概要・進め方
○スプリント(ゲーム内での1ターン)内に何を実行するかという「スプリント計画」を決定して、次の1.〜3.を繰り返し実施します。1.デイリースクラム:計画したことを順番に実施する → 2.スプリントレビュー:ターンでの成果物を確認する → 3.レトロスペクティブ:そのターンを振り返る。
○チーム力を強化し、目指す「作成物」の種類と数に応じて「案件」を達成していきます。「案件」の難易度に応じて対価を得ることができ、最も早く、一定の対価を得たプレイヤーが勝利します。
○1回につき60〜90分で、最少2名〜最多4名でプレイできます。
○スクラムの未経験者もプレイ可能です。
■アジャイル開発ボードゲームの主な特長
○スクラムでよく使われる用語(スクラムマスター、スプリント、バックログ等)を使用することで、意識しなくても各用語への理解が深まります。
○アジャイル開発/スクラムでは、最終目的の達成に向けて、できるだけ早く小さい作成物を積み重ねる必要があります。ゲームを通じてそのプロセスを経験することで、アジャイル開発/スクラムの本質の理解につながります。
○スクラムの阻害要因(開発者の体調不良等による人材確保や体制構築の困難さなど)が、ゲーム中にランダムに発生するようにしているため、現実でも起こりえるリスクを学ぶことができます。
○ゲームのプレイ回数を重ねることで効率的にスクラムのプロセスを回せるようになり、自然と上級者として必要なスキルやマインドセットを得ることができます。
■今後の展開について
DNPは、社外向けワークショップの実施やイベントへの出展などで利用者のフィードバックを得ながら、スクラムの教材やアジャイル開発のコンサルティングメニューとしてのサービス提供を目指します。また、オンライン対応や簡略版(ショートバージョン)など、多くの利用者に気軽にプレイしてもらえるようなゲームを開発していきます。
■「スクラムフェス新潟」で、本ボードゲームの体験会を実施
○2022年5月20日(金)〜21日(土)に新潟県ITイノベーション拠点NINNOで開催される「スクラムフェス新潟」で、DNPのアジャイル開発の取り組みについて紹介します。
・日時 : 5月21日(土)11:00-11:25
・テーマ :老舗大企業のアジャイル開発を変えるための第一歩
・登壇者 : 大日本印刷株式会社 情報イノベーション事業部 加藤輝実(写真)
[画像3: https://prtimes.jp/i/69194/186/resize/d69194-186-8c069e575b41e7d5534e-2.jpg ]
○会場内ブースで、今回開発したボードゲームの試作品の体験会を実施します。
・日時 : 5月21日(土) 午後(予定)
・場所 : NINNO/ニーノ(新潟県新潟市中央区笹口1-2(プラーカ2 2F/新潟駅南口直結)
・参加方法:スクラムフェス新潟の現地参加チケットが必要です(有料)
*「スクラムフェス新潟」の詳細はこちら → https://www.scrumfestniigata.org/
2022年5月20日16:30 追記: 本文中の用語につき、下記の通り訂正しました。
誤)スクラム開発 正)スクラム
誤)成果物 正)作成物
DNPは生活者にいち早く新しい価値を届けるため、これまでも多くの企業等のソフトウエア開発のほか、自社で提供しているDNPソーシャルアクションサービス「May ii(メイアイ)」やDNPアスリート支援プラットフォーム「CHEER-FULL STADIUM チアスタ!」などでアジャイル開発の手法を取り入れてきました。また、2020年5月より、システム開発に携わる社員に「スクラム」の教育を行い、2022年4月までに200名を超えるScrum Alliance認定資格者を育成しています。
今回、エンジニア以外にも教育の幅を広げ、実務につなげることを目的として、アジャイル開発の初心者がゲーム感覚で楽しみながらスクラムのポイントを体感できるボードゲームを試験的に開発し、2022年5月に社内教育での活用を開始しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/69194/186/resize/d69194-186-3e246c7df71adcc51278-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/69194/186/resize/d69194-186-5e76d7c225c5a2f1778e-1.jpg ]
■アジャイル開発ボードゲームの概要・進め方
○スプリント(ゲーム内での1ターン)内に何を実行するかという「スプリント計画」を決定して、次の1.〜3.を繰り返し実施します。1.デイリースクラム:計画したことを順番に実施する → 2.スプリントレビュー:ターンでの成果物を確認する → 3.レトロスペクティブ:そのターンを振り返る。
○チーム力を強化し、目指す「作成物」の種類と数に応じて「案件」を達成していきます。「案件」の難易度に応じて対価を得ることができ、最も早く、一定の対価を得たプレイヤーが勝利します。
○1回につき60〜90分で、最少2名〜最多4名でプレイできます。
○スクラムの未経験者もプレイ可能です。
■アジャイル開発ボードゲームの主な特長
○スクラムでよく使われる用語(スクラムマスター、スプリント、バックログ等)を使用することで、意識しなくても各用語への理解が深まります。
○アジャイル開発/スクラムでは、最終目的の達成に向けて、できるだけ早く小さい作成物を積み重ねる必要があります。ゲームを通じてそのプロセスを経験することで、アジャイル開発/スクラムの本質の理解につながります。
○スクラムの阻害要因(開発者の体調不良等による人材確保や体制構築の困難さなど)が、ゲーム中にランダムに発生するようにしているため、現実でも起こりえるリスクを学ぶことができます。
○ゲームのプレイ回数を重ねることで効率的にスクラムのプロセスを回せるようになり、自然と上級者として必要なスキルやマインドセットを得ることができます。
■今後の展開について
DNPは、社外向けワークショップの実施やイベントへの出展などで利用者のフィードバックを得ながら、スクラムの教材やアジャイル開発のコンサルティングメニューとしてのサービス提供を目指します。また、オンライン対応や簡略版(ショートバージョン)など、多くの利用者に気軽にプレイしてもらえるようなゲームを開発していきます。
■「スクラムフェス新潟」で、本ボードゲームの体験会を実施
○2022年5月20日(金)〜21日(土)に新潟県ITイノベーション拠点NINNOで開催される「スクラムフェス新潟」で、DNPのアジャイル開発の取り組みについて紹介します。
・日時 : 5月21日(土)11:00-11:25
・テーマ :老舗大企業のアジャイル開発を変えるための第一歩
・登壇者 : 大日本印刷株式会社 情報イノベーション事業部 加藤輝実(写真)
[画像3: https://prtimes.jp/i/69194/186/resize/d69194-186-8c069e575b41e7d5534e-2.jpg ]
○会場内ブースで、今回開発したボードゲームの試作品の体験会を実施します。
・日時 : 5月21日(土) 午後(予定)
・場所 : NINNO/ニーノ(新潟県新潟市中央区笹口1-2(プラーカ2 2F/新潟駅南口直結)
・参加方法:スクラムフェス新潟の現地参加チケットが必要です(有料)
*「スクラムフェス新潟」の詳細はこちら → https://www.scrumfestniigata.org/
2022年5月20日16:30 追記: 本文中の用語につき、下記の通り訂正しました。
誤)スクラム開発 正)スクラム
誤)成果物 正)作成物