キャスター、オルツと生成AIを活用したプロダクト開発・サービス運用事業に関する合弁会社の組成に合意
[24/05/23]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げる株式会社キャスター(本社:宮崎県西都市、代表取締役 中川祥太、以下「キャスター」)は、2024年5月23日開催の取締役会において、P.A.I.(R)?(パーソナル人工知能 ※1)をはじめ、AIクローン技術でつくり出すパーソナルAIの開発および実用化を行う株式会社オルツ(本社:東京都港区、代表取締役 米倉千貴、以下「オルツ」)と生成AIを活用したプロダクト開発とサービス運用を主な内容とする合弁事業の組成に向けて基本合意書を締結することを決議しましたのでお知らせいたします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12003/219/12003-219-5fc9b76129e599c56fd34ed39937ef71-1200x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※1 「P.A.I. (R)?(パーソナル人工知能)」とは、私たち自身の意思をデジタル化し、それをクラウド上に配置してあらゆるデジタル作業をそのクローンにさせることを目的としたAIです。P.A.I.(パーソナル人工知能)は、株式会社オルツの登録商標です。
■ 合弁事業を組成する目的
近年、労働人口の減少にともなう人手不足への対応が急務であり、省力化や労働生産性の向上に資する新たなテクノロジーの活用を積極的に行っていく必要があると考えられています。そのような中で、技術進歩、マシンパワーの向上、データ量の増大等を要因としたイノベーションが続いており、中でも生成AIは、労働者の負担を軽減させ、労働生産性を高めることを通じて、大きな社会的変化を創出することが期待されています。このような状況を踏まえて、キャスターとオルツは、キャスターがこれまで培ってきたフルリモートワークを前提としたプロダクト開発に関する知見とオルツが有するAI要素技術とを組み合わせ、「労働バイアス」の解除と「人の非生産的労働からの解放」に向けた事業展開を行うことを目的とし、生成AIを活用したプロダクト開発およびサービス運用を主な内容とする合弁事業の組成に向けて、基本合意書の締結に至りました。今後、キャスターの完全子会社として新会社(以下、「本合弁会社」)を2024年9月1日に設立し、本合弁会社において合弁事業を実施することを予定しています。本合弁会社については、オルツより現物(ライセンス及び技術)供与が行われる予定であり、供与された現物に関しては、DES(Debt Equity Swap)により、資本に転換される予定となっております。
■ 合弁会社の概要
名称 : 未定
所在地 : 未定
代表者の役職・氏名 : 未定
事業内容 : 生成AIを活用したプロダクト開発及びサービス運用
・アノテーション(※2)事業
・AIエージェント(※3)受託開発事業
・AIエージェント派遣(※4)事業
資本金 : 未定
設立年月日 : 2024年9月1日(予定)
決算期 : 8月
出資比率 : 株式会社キャスター 100%
※2 「アノテーション」とは、AI開発の過程において、AI学習のために、画像やテキスト、音声等のデータにタグやメタデータと呼ばれる意味情報を付与していく工程を指し、「アノテーション事業」とはこのような工程を行うことによりAI開発のための教師データを作成するサービスを提供する事業を指します。
※3 「AIエージェント」とは、あらかじめ決められた目標を達成するために行動するコード又はメカニズムのうち、AIを用いることにより一定の自律化が図られ、少なくとも単一の種類のタスクにつき、あたかも人の代わりとして機能し得るものを指します。
※4 「AIエージェント派遣」とは、第三者に対して、本合弁事業にて開発されたAIエージェントの使用を許諾する等の方法によりAIエージェントを利用して頂くことで、あたかも人材を派遣した場合のように、当該第三者の業務をサポートするサービスを指します。
■ 両社からのコメント
オルツ 代表取締役 米倉千貴氏
キャスター社との提携により、リモートアシスタント事業の革新を加速し、究極のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現します。また、オルツのP.A.I.(パーソナル人工知能)構想とキャスター社のリモートアシスタント事業のシナジーにより、個々の能力を最大限に引き出し、企業の業務効率化と生産性向上を実現します。この提携は、働き方改革を推進し、未来の働き方を共に創造する大きな一歩です。
P.A.I.を活用することで、社会全体の働き方のあり方を根本から変え、より豊かで効率的な社会を築くことを目指します。これからの展開にご期待ください。キャスター 代表取締役 中川祥太
日本国内のAI開発、特に人格を再現するAIクローン領域にてリードするオルツ社と取り組みを実施できることに大変強い期待を持っております。新会社において、まずはAI学習における必需品ともいえるアノテーション事業を中心に、キャスターのオペレーション構築力と人的リソースの拡充力を活かして業界の発展に寄与できるように活動を開始する予定です。最終的にはコミュニケーションをメイン軸としたセールス・カスタマーサポートなどの領域での専用人工知能の開発を視野に入れることで、キャスターの取り組むリモートアシスタント市場においても生産性を大幅に引き上げることが可能な領域と考えています。
■ オルツについて
オルツは、2014年11月に設立された、P.A.I.(R)?(パーソナル人工知能)、AIクローンをつくり出すことによって「人の非生産的労働からの解放を目指す」ベンチャー企業です。生成AI、独自開発LLM及び音声認識技術をはじめとするAI要素技術を豊富に保有し、それらを活用した多くのAI Productsを開発・提供しています。2024年4月までの累計調達額は約100億円超に達しています。会社名 :株式会社オルツ
本社所在地 :東京都港区六本木7-15-7 新六本木ビル
代表者 :代表取締役 米倉 千貴
設立 :2014年11月
事業内容 :P.A.I.(R)?(パーソナル人工知能)の研究開発
AI技術を活用したプロダクト開発・ソリューション提供
AIコンサルティング・DX推進支援
URL :https://alt.ai/
■ キャスターについて
キャスターは、2014年9月に「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げて創業し、フルリモートワークで組織運営を行っております。導入企業数No.1(※5)のリモートアシスタントサービス「CASTER BIZ」シリーズをはじめとした人材事業を運営し、累計4,700社以上の企業にサービス提供しています。労働人口が減少していく社会において、従来から「仕事とはこうあるべきだ」と捉えられていた労働にまつわるさまざまな「労働バイアス」を解除していくことが当社の使命です。
※5 国内主要リモートアシスタントサービス・オンラインアシスタントサービス導入企業数比較による自社調べ(2024年2月)
会社名 :株式会社キャスター
本社所在地 :宮崎県西都市鹿野田11365-1 神楽酒造内 アグリ館2階
代表者 :代表取締役 中川 祥太
設立 :2014年9月
事業内容 :リモートアシスタントをはじめとした人材事業運営
URL :https://caster.co.jp