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外国語学部 渡部ゼミ、3年連続入賞の快挙達成! 第62回日本学生経済ゼミナール関東部会大会「審査員賞」を受賞

〜ドナーミルクに関する、現状の課題や解決方法について発表〜

 文京学院大学(学長:櫻井隆)は、外国語学部 渡部吉昭教授のゼミナールに所属する3年生6名からなる「8期Team East」が、2022年11月13日に開催された「第62回日本学生経済ゼミナール関東部会大会」本選・決勝にて「審査員賞」を受賞したことをお知らせします。ドナーミルクをテーマに掲げ、現状分析から課題解決方法の模索などについて発表しました。渡部ゼミナールは、一昨年・昨年の「優秀賞」に続き、3年連続受賞の快挙となります。





渡部ゼミ 受賞内容ならびに発表内容について 

 「日本学生経済ゼミナール関東部会大会」は、通称「インナー大会」と呼ばれる関東地区の経済・経営・商業系を専攻する学生を対象にした学術大会です。他大学と交流を深めることを目的として1960年に設立され、「討論部門」と「プレゼンテーション部門」(以下「プレゼン部門」と呼称)の2部門で構成されています。
 渡部ゼミ3年生6名からなる「8期Team East」が参加したプレゼン部門には今年119チームがエントリーし、10月の予選会を突破した10チームが11月の本選に臨みました。「8期Team East」も予選会を勝ち抜き、本選において着眼点、論理的思考力、プレゼン力などが高く評価され、「審査員賞」を受賞しました。

《発表(研究)内容》
 「8期Team East」が発表テーマとした“ドナーミルク”とは、早産など、なんらかの理由で母乳が出ない、または出ても赤ちゃんにあげることが困難な場合などに、母親が母乳をあげられるようになるまでの“つなぎ”として、別の方から寄付された母乳となります。しかし、このドナーミルクの使用率が現状低いことに学生は着目し、課題提起・普及させるための解決策の提案・実施したセミナーや企業の賛同を得た活動内容について、発表しました。
 学生たちは今回の研究を通し、母乳提供者・母乳バンク・医師・大学教授・ハイリスク新生児のご両親など、ドナーミルクに関わる全てのステークホルダーを「つなぐ」ため、小さく生まれた赤ちゃんの命と健康を守るためのドナーミルクの普及に繋がる研究を継続していく予定です。

■ドナーミルクの使用率が低い原因として提起した3つの課題
・母乳提供者数が十分ではない
・母乳バンクとドナーミルクの使用契約を締結している医療施設が少ない
・ハイリスク新生児の両親にドナーミルクの使用を断られる場合がある

■課題解決のため実施した施策(一部)
・結婚前の若者を対象としたセミナーを開催(計2回開催)
・救われた命を実感する場として、母乳提供者と新生児を持つご両親の交流会を初めて開催
・ドナーミルク使用の年会費確保に向けて、110社にアプローチし、賛同企業9社を獲得
・他大学と連携し、学生団体「Save The Baby(Saby)」を設立
・ドナーミルクハンドブックの発案・普及


渡部ゼミ「8期Team East」 受賞学生

(写真左から) 萩原翔梧/肥後美沙希/藤村冴菜/江泉伽耶/久慈陽香/佐藤七海

[画像: https://prtimes.jp/i/35644/219/resize/d35644-219-a982aebc1366326e7b29-0.jpg ]




<受賞学生コメント> チームリーダー 藤村 冴菜

 私達はこの発表に向けて、多くの方にご協力して頂き、今回「審査員賞」を頂くことが出来ました。その過程で多くを経験し、多くを学びました。結果も大切ですが、ここに至るまでに得た全てを忘れずに、能力を更に磨いていく事がより大切だと思います。今後も目標に向けて邁進してまいります。
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