全国約400の教育機関、約80%の国立大学への導入実績 ― アルクのeラーニング・システム 「アルクネットアカデミー2」のラインアップとして『ライフサイエンス英語コース』 が登場
[11/01/14]
提供元:PRTIMES
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株式会社アルク(東京都杉並区永福 代表:平本照麿、以下アルク)から、2011年1月11日よりeラーニング・システム「アルクネットアカデミー2」(ALC NetAcademy2)の新コースとして『ライフサイエンス英語コース』の提供を開始いたしましたのでご案内申し上げます。
■「アルクネットアカデミー2」とは■
1998年に、株式会社アルクと株式会社日立ソリューションズ(旧日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社)は、LAN環境を利用していつでもPCで学習できるWBT(Web-Based Training ※1)システムとして「アルクネットアカデミー」を共同開発いたしました。2006年には大幅に刷新した「アルクネットアカデミー2」を開発。それと同時に、授業利用はもとより学外・社外からの学習も想定して管理機能の充実を実現するとともに、学力低下対策のリメディアル教材、TOEIC(R)テスト対応教材、医学や科学技術英語などの専門英語教材、外国人向けの日本語教材まで、コースラインナップを充実し、様々なレベルや学習方法への対応を可能にしました。
現在、全国約400の教育機関ほか一般企業にも採用され、特に国立大学では約80%の大学に導入されています。(2011年1月13日時点)
※1 WBTとはWebの技術を利用して行う教育を指します。
『ライフサイエンス英語コース』 について
理系の公用語は英語です―
理系の世界では、論文発表、学会プレゼンなど英語が公用語化しています。
専門分野の英語を身につけ、自ら発信できる、
世界で活躍する国際人材の育成が急務となっています。
<開発の背景>
アルク、およびグループ会社のアルク教育社では、大学等教育機関に「アルクネットアカデミー2」の教材提供をし、ご相談を受ける中で、「基礎研究系も対象とする医学英語関連のコースがあるといい」「理学部、農学部の学生にも役立つものがほしい」「論文、学会発表などにつながるよう学習させたい」というご要望が多数寄せられました。
今回、国際性が高く、英語が日常的に必要とされる分野である「ライフサイエンス」に特化し、専用コースを開発いたしました。
【ライフサイエンス英語コース <特長>】
生命科学系の大学生・大学院生のための英語コース
●論文を速く正確に読む力を養成
●本物の論文素材で効率よく語彙を習得
●発表、ディスカッションで役立つ表現を会得
●音声による演習を豊富に収録、反復練習に最適
<構成>
本コースは「論文読解」「使えるフレーズ集」「語彙」の3構成です。
■論文読解
【英語論文読解のポイントを学ぶ】
英語論文を速く・正確に読めるようになることを目標に、各分野の一流の論文(※)を読みながら読解のポイントを
学習します。 本コースには5本の論文が収録されており、復習のための「確認テスト」があります。
(※)分子・細胞/遺伝学/神経/個体・システムバイオロジー/植物科学の各分野から、論文として学生にぜひ読ませたいものを、専門家が厳選。コース中で精読するのは論文からの抜粋部分です。
◇論文読解のコツがつかめる
論文をSummary、Introductionなどの部分ごとに抜粋し、重要な語句、表現、文法などを確認しながら英文の読み方を学びます。
◇速読練習で読むスピードが上がる
主語、動詞を見つける練習、キーワードや重要表現に着目して読む練習など、文構造を素早くつかみ、読む速度を上げる練習を行います。
■使えるフレーズ集
【使えるフレーズで「聞く・話す」の練習をする】
学会での発表や質疑応答からパーティーで使える表現まで、役立つフレーズを集めました。
聞き取り、発話練習を繰り返し行い、実際の現場で「使える表現」を増やしていきます。
◇研究生活で役立つフレーズを場面別に収録
以下の9つの場面別(全12ユニット)にフレーズを
収録しています。
発表の冒頭/研究の背景や目的の説明/図表の説明/
結果や実験の説明/話題の転換や強調/質疑応答/
困った時の表現/懇親会、休憩/ポスター発表
◇「聞く・話す」を徹底練習! 使える表現が身につく
ディクテーション、リピーティング、シャドーイング等の音声演習機能で、「聞く・話す」の両方をしっかり練習し、身につけます。
■語彙
【専門英語の基礎を固める】
英語論文を集めたコーパスを用い、語彙リストを作成。多彩な演習で重要語句をしっかりと身につけていきます。
◇基本重要語句を習得
分子・細胞/遺伝学/神経/個体・システムバイオロジー/植物科学の5分野から、合計157本、約120万語の論文データを収集し、コーパスデータを作成。それをもとに頻出順上位の延べ830語を抽出しています。5人の監修者による重要語句の確認も行っています。
◇多彩な演習で、重要語句が確実に身につく
英語→日本語、日本語→英語、聞き取り、スペルアウトなど、さまざまな演習を用意。単調になりがちな語彙学習も飽きずに続けられます。また、すべての語彙に音声がついています。
【監修】
大隅典子(東北大学大学院医学系研究科)
川市正史(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科)
佐藤匠徳(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科)
島本 功 (奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科)
米田悦啓(大阪大学大学院生命機能研究科)
(五十音順 敬称略)
【執筆】
野口ジュディー(武庫川女子大学薬学部)
スミス朋子(大阪大学)
(順不同 敬称略)
■「アルクネットアカデミー2」の機能■
(1)クラス管理機能
授業利用を想定した複数所属、見やすい履歴や成績管理、メール送信機能、統計分析、コース制御など簡単に操作できます。
(2)小テスト作成機能
授業や自習の成果を確かなものにするため、オリジナルの小テストが簡単に作成できます。
(3)道場(語彙テスト機能)
アルクSVL12000語の語彙テスト機能を標準装備。さらに購入いただいたコースの語彙も追加されます。
(4)認証連携への対応(オプション)
アカウント・パスワードは、お客様の認証ディレクトリで一元管理できます。
(5)学外アクセスへの対応(オプション)
学外アクセスがVPNなどの一定条件下で対応可能で、自宅学習などアクセスしやすい環境が整っています。
(6)携帯電話へ対応(オプション)
一定の条件下において、携帯電話で語彙テストができます(一部のコースに対応)。
■「アルクネットアカデミー2」のコース:既存15コース
スーパースタンダードコース(TOEIC対応)/スタンダードコース/初中級コース プラス(TOEIC対応)/基礎英語コース(TOEIC Bridge対応)/英語入門コース(リメディアル, 英検対応)/PowerWordsコース プラス/英文法コース/ライティング<基礎>コース/技術英語<基礎>コース(工業英検対応)/技術英語パワーアップコース(工業英検対応)/医学英語<基礎>コース/中国語コース(中国語検定対応)/日本語コース/ITパスポートコース/TOEIC(R)テスト演習2000コース
コンテンツ開発:株式会社アルク
システム開発:株式会社日立ソリューションズ
販売:株式会社アルク教育社
[株式会社アルクとは]http://www.alc.co.jp/
アルクは、1969年4月の創業以来、企業理念として「地球人ネットワークを創る」を掲げ、実践的な語学力を身につける教材の開発をすすめてきた出版社です。語学情報ポータルサイト「SPACE ALC」をはじめ、『ENGLISH JOURNAL』などの学習情報誌、受講者数100万人を超える通信講座「ヒアリングマラソン」、eラーニング教材、書籍、各種デジタルコンテンツの提供など、語学分野における学習者向けの様々な支援を行っております。