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楽天トラベル、2016年 春の旅行動向を発表

- 新幹線、動物、映画やアニメゆかりの地がランクイン -

 楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、旅行予約サービス「楽天トラベル」 ( http://travel.rakuten.co.jp/ )にて、2016年3月1日(火)〜2016年4月28日(木)の国内予約人泊数をもとに、「2016年 春旅行人気上昇エリアランキング トップ10」(http://travel.rakuten.co.jp/ranking/special/tabisaki/)を発表しました。福井県、富山県、石川県の北陸3県がトップ10入りを果たすなど引き続き北陸新幹線の開業効果がみられます。また2年連続の2位となった和歌山県では、インバウンド観光客が前年同期比で78%増加したほか、ふるさと割によって特に南紀の人泊数が急増しています。3位の鳥取県は漫画家ゆかりの米子地区の宿泊予約が急増しています。いずれの地域においても、交通インフラの整備や観桜時期にあわせた、行政および宿泊施設による積極的な観光施策が奏功しています。




[画像: http://prtimes.jp/i/5889/339/resize/d5889-339-660942-0.jpg ]



【2016年 春旅行人気上昇エリアランキング トップ10】
(国内旅行 行き先別 宿泊予約前年同期比ランキング)


[表: http://prtimes.jp/data/corp/5889/table/339_1.jpg ]



※調査概要
調査日: 2016年2月25日(木)
調査対象: 国内宿泊(通常、デイユース)、ANA楽パック、JAL楽パック、インバウンドにおける2名以上利用時の予約人泊数
対象期間: 2016年3月1日(火)〜2016年4月28日(木)の予約
詳細は以下URLをご参照ください。
http://travel.rakuten.co.jp/ranking/special/tabisaki/

【1位 福井県】
 北陸新幹線の開業によって福井県の認知度が高まり、観光客が急増しています。「蘇(よみがえ)る中世越前の威風」として日本遺産の認定を目指す一乗谷朝倉氏遺跡がある福井市では、前年同期比98%増に達しています。同遺跡は、往年の武家の面影をしのばせる遺跡としてますます注目を集めるほか、4月上旬からライトアップ・イベントが予定されるなど観桜スポットとしても知られています。また、あわら温泉を含む、あわら・三国地区では、特に複数名の女性による宿泊が前年同期比2倍以上の増加となっています。昨年10月に開館した国登録有形文化財「敦賀赤レンガ倉庫」や、映画公開で話題となった杉原千畝にちなんだ資料館がある敦賀地区は、前年同期比143%増を記録し、上位10県の中で最も人泊数が増加した地域となりました。

【2位 和歌山県】
 和歌山県は、対象期間が3月までの、ふるさと割を利用する旅行者やインバウンド観光客が増え、昨年に続いて全国2位の人泊数の増加率を記録しています。奇跡の実話と呼ばれる、オスマン帝国軍艦「エルトゥールル号」遭難事件を題材にした映画の舞台となった串本地区は前年同期比113%増と福井県の敦賀に匹敵する伸び率を示しました。同地区は、那智の滝、橋杭岩の奇石群、潮岬灯台、古座川の一枚岩など見ごたえのある自然景観で知られる地域です。また、同51%増となった南紀白浜・龍神地区では、昨年12月に1歳を迎えた双子のジャイアントパンダを含む7頭のパンダが人気を博するアドベンチャーワールドだけでなく、日本三古湯の白浜温泉、日本三美人湯の龍神温泉など泉質の良い温泉に改めて注目が集まっています。

【3位 鳥取県】
 鳥取県では、松江自動車道の全線開通や鳥取自動車道の無料化により、関西をはじめ中国地方域内からの流入が増加。中でも米子地区の人泊数が大きく伸び、前年同期比68%の増加となりました。米子地区には著名作家ゆかりの「皆生(かいけ)温泉」や、2年後に開山1300年を控える中国地方最高峰「大山」も含まれます。冬季シーズンは「蟹取県」として話題を呼んだ鳥取県ですが、春以降も人気は途切れることなく続いています。

【その他】
 4位の秋田県は、来年本番を迎える国際花火大会のプレ大会の開催などが主な増加要因となっています。5位の茨城県では、ネモフィラやスイセン、チューリップなどの開花で有名なひたち海浜公園のほか、昨年末公開のアニメの劇場版の舞台となった、大洗・ひたちなかでは著しい増加を示しています。四国からは6位の徳島県と10位の高知県がランクインしました。陶板でオリジナル名画を再現した徳島の国際大塚美術館や、閏年にあたる今年は、ご利益が数倍になるといわれる、四国遍路を88番札所から巡る「逆うち」が注目を集めました。また、北海道は、増加率については、トップ10には及ばないものの、合計人泊数の上位5都道府県の中では唯一増加率が30%を超えており、新幹線開業効果があらわれた結果となっています。


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