富士山の世界遺産登録についての認知率全国で大幅アップ!! 富士山に関する意識を比較調査
[14/06/17]
提供元:PRTIMES
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世界遺産登録されたことに対する支持率は87.7%で登録前より上昇
“富士山エリアを完全ガイドするウェブサイト”「フジヤマNAVI」〔運営:富士急行株式会社(本社:山梨県
富士吉田市、社長:堀内光一郎)〕では、富士山の世界遺産登録1周年にあたり、国民の富士山に対する登録前
との意識の変化を調べるため、「富士山の世界遺産登録後に関する全国意識調査」を行いました。
富士山が世界遺産登録されたのは、昨年の6月22日。日本の象徴でもある富士山の世界遺産登録は多くの話題を
集め、国民全体に改めて富士山に注目するきっかけを与えたものと思われます。
「フジヤマNAVI」では、登録を控えた2013年2月、富士山の世界遺産登録について全国意識調査を行いまし
た。そして、登録から1年を経て、実際に国民の意識がどのような変化したかを探るため、再び、全国意識調査
を実施。前回同様、全国を8エリアに分けて調査し、登録前との比較分析を行いました。本調査の結果、次のよ
うな結果が明らかになりました。
※本調査結果をご掲載いただけます場合は、「フジヤマNAVIの調査である」旨を表記いただければ幸いです。
-主な調査結果トピックス-
■富士山が世界遺産登録されてことについての認知率は全国で96.2%。登録前の44.5%から大きく増加!!
■登録前には20%に満たなかった盛り上がりを感じている人の割合。登録後には過半数を突破!
■富士山が世界遺産登録されたことに対する支持率は87.7%で登録前より上昇
理由としては「世界に誇れるものが増えた」が52.9%で突出
■今後、富士登山をしたいと思う人の割合は6割以上、富士山周辺を旅行したいと思う人は8割以上!
世界遺産登録の好影響が見て取れ、今後の登山者、旅行者の増加が期待!!
【調査概要】
◆調査名: 「富士山の世界遺産登録後に関する全国意識調査」
◆調査期間: 2014年5月30日(金)〜6月4日(水)
◆調査対象者: 全国の20代〜60代の男女、1,600人
◆割付方法: 北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州・沖縄 各200 人
◆調査方法: インターネット調査 ◆調査機関: オリコン・モニターリサーチ
各エリア分類
1.北海道
2.東北(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)
3.関東(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)
4.中部(新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)
5.近畿(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)
6.中国(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)
7.四国(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)8.九州・沖縄(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、
宮崎県、鹿児島県、沖縄県)
■富士山が世界遺産登録されたことについての認知率は全国で96.2%。登録前の44.5%から大きく増加!!
まず、“富士山が世界遺産登録されたこと”を知っているか尋ねたところ、全体では「知っていた」84.6%、
「何となく知っていた」11.6%で、合わせると認知率96.2%と非常に高い数字となりました。登録前の前回
調査時では、“富士山の世界遺産登録が今年実現するかも知れない”ことについての認知率は全体で44.5%(「
知っていた」12.9%、「何となく知っていた」31.6%)でしたので、世界遺産登録報道を始めとしたアナウン
ス効果は非常に大きかったようです。エリアごとの比較で見ても、関東が99.0%と前回同様最も高い数字に
なりました。しかし、最も低い北海道でも93.5%となっており、全国的にほとんどの方が知っている状態に
あることがわかります。
Q1: あなたは「今年、富士山が世界遺産に登録された(登録されるかもしれない)」ということを知ってい
ましたか?(単一回答/n=1,600/単位:%)
※2013年2月調査:あなたは、今年、富士山が世界遺産に登録されるかも知れないということを知ってい
ましたか?(n=1,600)
■登録前には20%に満たなかった盛り上がりを感じている人の割合。登録後には過半数を突破!
また、世界遺産登録されたことについての盛り上がりについても、「十分に盛り上がった」14.4%、「やや
盛り上がった」39.8%で、過半数を超える合計54.2%が盛り上がりを感じています。登録前では、実感とし
て盛り上がりに欠け、調査結果でも盛り上がりを感じていた人は僅か16.9%(「十分に盛り上がった」1.6%、
「やや盛り上がった」15.3%)でした。この変化から、登録後にはしっかりと富士山が話題になり、日本を盛
り上げたことが明らかになりました。また、エリア別に見ても、7エリアで過半数を越えるなど、全国に盛り
上がりが広がったことを伺えます。
■富士山が世界遺産登録されたことに対する支持率は87.7%で登録前より上昇
次に、世界遺産登録されたことに対する支持率についても調査。登録前では「登録を支持するか、どうか」、
登録後では「登録されて良かったか、どうか」という指標で比較しました。登録前では、支持する人が81.1%
(「支持する」38.6%、「どちらかというと支持する」42.5%)でしたが、登録後は、登録されて「良かった」
が38.3%、「どちらかというと良かった」が49.4%で、計87.7%が支持することが示されました。元々高い水
準の支持率でありながらも、さらに6.6ポイントの上昇がみられ、やはり世界遺産登録は多くの日本人に好意的
に受け取れられているようです。しかも、全国8エリア全てにおいて前回調査時の数字を上回るという結果も明
らかになりました。
■登録されてよかった理由としては「世界に誇れるものが増えた」が52.9%で突出
支持する理由としては、「世界に誇れるものが増えた」が52.9%で最も高い数字になっています。前回調査時
では「世界に誇れるものが増えるから」を理由にあげた人は44.3%でしたので、登録後の実感として「世界に
誇れる」と、登録前の予想以上に感じた人が多かったようです。中でも北海道と東北エリアでは15ポイント以
上と伸び率が抜き出ており、このエリアの人たちにとって特に予想外のインパクトを与えたことが伺えます。
■今後、富士登山をしたいと思う人の割合は6割以上、富士山周辺を旅行したいと思う人は8割以上!
世界遺産登録の好影響が見て取れ、今後の登山者、旅行者の増加が期待!!
では、世界遺産登録は観光や登山の意欲に影響はあったのでしょうか。関東地方環境事務所の発表によると登
録後となった2013年夏期の登山者数は前年から微減ではありましたが、数字で見ると過去3番目に多く、盛り
上がりによる混雑を避けた人が多かったことや、マイカー規制の影響などを考えると、十分な登山者数であっ
たと考えられます。そこで今後の意向についても、それぞれ調べてみたところ、“今後、富士山に登りたいと思
いますか”との問いに「思う」22.3%、「どちらかというと思う」38.1%と計60.4%が今後富士登山をしたいと
考えていることがわかりました。前回調査と比べても東北を除く7エリアで数字が伸びています。
また、“富士山、またはその周辺に旅行”に対する意向でも、訪れてみたいという答えが82.7%と前回より増加し
ています。全国8エリア全てで増加しており、ここでも、世界遺産登録の好影響が見てとれます。
<調査結果を受けて>
「フジヤマNAVI」編集長 南 貴弘
今回の調査結果から、富士山が世界遺産登録されたことによる全国的な盛り上がりが、国民全体の実感として
あったことを確認することができました。その最たる例は、認知率が96.2%と、ほぼ知らない人はいないとい
えるレベルにまで認知されたことに表れています。
しかも登録に対する支持率が登録前より上がっているように、良い方向で盛り上がっていることが明らかにな
りました。富士登山を今後したいと考える人は6割、富士山、またはその周辺に旅行したいと考えている人も8
割を超えるなど、富士山や周辺への旅行に対する需要も確実に高まっています。その需要の高まりは、富士山
に近いエリアだけではなく、全国的な傾向として示されました。したがって、今後は、公共交通機関など、マ
イカーを使わなくても楽しめる方法について認知を広げたり、周辺観光の具体的な楽しみ方を紹介していくこ
とが、実際の経済効果へとつなげていくうえで重要になってくるのではないでしょうか。「フジヤマNAVI」で
は、今回の調査結果を踏まえたコンテンツの拡充を行っていく予定です。
<ご参考> フジヤマNAVIでは、今回の調査結果をウェブ上でも公開しています。
URL:http://www.fujiyama-navi.jp/report/heritage140617/
“富士山エリアを完全ガイドするウェブサイト”「フジヤマNAVI」〔運営:富士急行株式会社(本社:山梨県
富士吉田市、社長:堀内光一郎)〕では、富士山の世界遺産登録1周年にあたり、国民の富士山に対する登録前
との意識の変化を調べるため、「富士山の世界遺産登録後に関する全国意識調査」を行いました。
富士山が世界遺産登録されたのは、昨年の6月22日。日本の象徴でもある富士山の世界遺産登録は多くの話題を
集め、国民全体に改めて富士山に注目するきっかけを与えたものと思われます。
「フジヤマNAVI」では、登録を控えた2013年2月、富士山の世界遺産登録について全国意識調査を行いまし
た。そして、登録から1年を経て、実際に国民の意識がどのような変化したかを探るため、再び、全国意識調査
を実施。前回同様、全国を8エリアに分けて調査し、登録前との比較分析を行いました。本調査の結果、次のよ
うな結果が明らかになりました。
※本調査結果をご掲載いただけます場合は、「フジヤマNAVIの調査である」旨を表記いただければ幸いです。
-主な調査結果トピックス-
■富士山が世界遺産登録されてことについての認知率は全国で96.2%。登録前の44.5%から大きく増加!!
■登録前には20%に満たなかった盛り上がりを感じている人の割合。登録後には過半数を突破!
■富士山が世界遺産登録されたことに対する支持率は87.7%で登録前より上昇
理由としては「世界に誇れるものが増えた」が52.9%で突出
■今後、富士登山をしたいと思う人の割合は6割以上、富士山周辺を旅行したいと思う人は8割以上!
世界遺産登録の好影響が見て取れ、今後の登山者、旅行者の増加が期待!!
【調査概要】
◆調査名: 「富士山の世界遺産登録後に関する全国意識調査」
◆調査期間: 2014年5月30日(金)〜6月4日(水)
◆調査対象者: 全国の20代〜60代の男女、1,600人
◆割付方法: 北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州・沖縄 各200 人
◆調査方法: インターネット調査 ◆調査機関: オリコン・モニターリサーチ
各エリア分類
1.北海道
2.東北(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)
3.関東(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)
4.中部(新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)
5.近畿(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)
6.中国(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)
7.四国(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)8.九州・沖縄(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、
宮崎県、鹿児島県、沖縄県)
■富士山が世界遺産登録されたことについての認知率は全国で96.2%。登録前の44.5%から大きく増加!!
まず、“富士山が世界遺産登録されたこと”を知っているか尋ねたところ、全体では「知っていた」84.6%、
「何となく知っていた」11.6%で、合わせると認知率96.2%と非常に高い数字となりました。登録前の前回
調査時では、“富士山の世界遺産登録が今年実現するかも知れない”ことについての認知率は全体で44.5%(「
知っていた」12.9%、「何となく知っていた」31.6%)でしたので、世界遺産登録報道を始めとしたアナウン
ス効果は非常に大きかったようです。エリアごとの比較で見ても、関東が99.0%と前回同様最も高い数字に
なりました。しかし、最も低い北海道でも93.5%となっており、全国的にほとんどの方が知っている状態に
あることがわかります。
Q1: あなたは「今年、富士山が世界遺産に登録された(登録されるかもしれない)」ということを知ってい
ましたか?(単一回答/n=1,600/単位:%)
※2013年2月調査:あなたは、今年、富士山が世界遺産に登録されるかも知れないということを知ってい
ましたか?(n=1,600)
■登録前には20%に満たなかった盛り上がりを感じている人の割合。登録後には過半数を突破!
また、世界遺産登録されたことについての盛り上がりについても、「十分に盛り上がった」14.4%、「やや
盛り上がった」39.8%で、過半数を超える合計54.2%が盛り上がりを感じています。登録前では、実感とし
て盛り上がりに欠け、調査結果でも盛り上がりを感じていた人は僅か16.9%(「十分に盛り上がった」1.6%、
「やや盛り上がった」15.3%)でした。この変化から、登録後にはしっかりと富士山が話題になり、日本を盛
り上げたことが明らかになりました。また、エリア別に見ても、7エリアで過半数を越えるなど、全国に盛り
上がりが広がったことを伺えます。
■富士山が世界遺産登録されたことに対する支持率は87.7%で登録前より上昇
次に、世界遺産登録されたことに対する支持率についても調査。登録前では「登録を支持するか、どうか」、
登録後では「登録されて良かったか、どうか」という指標で比較しました。登録前では、支持する人が81.1%
(「支持する」38.6%、「どちらかというと支持する」42.5%)でしたが、登録後は、登録されて「良かった」
が38.3%、「どちらかというと良かった」が49.4%で、計87.7%が支持することが示されました。元々高い水
準の支持率でありながらも、さらに6.6ポイントの上昇がみられ、やはり世界遺産登録は多くの日本人に好意的
に受け取れられているようです。しかも、全国8エリア全てにおいて前回調査時の数字を上回るという結果も明
らかになりました。
■登録されてよかった理由としては「世界に誇れるものが増えた」が52.9%で突出
支持する理由としては、「世界に誇れるものが増えた」が52.9%で最も高い数字になっています。前回調査時
では「世界に誇れるものが増えるから」を理由にあげた人は44.3%でしたので、登録後の実感として「世界に
誇れる」と、登録前の予想以上に感じた人が多かったようです。中でも北海道と東北エリアでは15ポイント以
上と伸び率が抜き出ており、このエリアの人たちにとって特に予想外のインパクトを与えたことが伺えます。
■今後、富士登山をしたいと思う人の割合は6割以上、富士山周辺を旅行したいと思う人は8割以上!
世界遺産登録の好影響が見て取れ、今後の登山者、旅行者の増加が期待!!
では、世界遺産登録は観光や登山の意欲に影響はあったのでしょうか。関東地方環境事務所の発表によると登
録後となった2013年夏期の登山者数は前年から微減ではありましたが、数字で見ると過去3番目に多く、盛り
上がりによる混雑を避けた人が多かったことや、マイカー規制の影響などを考えると、十分な登山者数であっ
たと考えられます。そこで今後の意向についても、それぞれ調べてみたところ、“今後、富士山に登りたいと思
いますか”との問いに「思う」22.3%、「どちらかというと思う」38.1%と計60.4%が今後富士登山をしたいと
考えていることがわかりました。前回調査と比べても東北を除く7エリアで数字が伸びています。
また、“富士山、またはその周辺に旅行”に対する意向でも、訪れてみたいという答えが82.7%と前回より増加し
ています。全国8エリア全てで増加しており、ここでも、世界遺産登録の好影響が見てとれます。
<調査結果を受けて>
「フジヤマNAVI」編集長 南 貴弘
今回の調査結果から、富士山が世界遺産登録されたことによる全国的な盛り上がりが、国民全体の実感として
あったことを確認することができました。その最たる例は、認知率が96.2%と、ほぼ知らない人はいないとい
えるレベルにまで認知されたことに表れています。
しかも登録に対する支持率が登録前より上がっているように、良い方向で盛り上がっていることが明らかにな
りました。富士登山を今後したいと考える人は6割、富士山、またはその周辺に旅行したいと考えている人も8
割を超えるなど、富士山や周辺への旅行に対する需要も確実に高まっています。その需要の高まりは、富士山
に近いエリアだけではなく、全国的な傾向として示されました。したがって、今後は、公共交通機関など、マ
イカーを使わなくても楽しめる方法について認知を広げたり、周辺観光の具体的な楽しみ方を紹介していくこ
とが、実際の経済効果へとつなげていくうえで重要になってくるのではないでしょうか。「フジヤマNAVI」で
は、今回の調査結果を踏まえたコンテンツの拡充を行っていく予定です。
<ご参考> フジヤマNAVIでは、今回の調査結果をウェブ上でも公開しています。
URL:http://www.fujiyama-navi.jp/report/heritage140617/