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第1回 『 ゴルフに関するアンケート調査 』気軽に楽しめるゴルフ場がアクティブな若者のゴルフデビュー後押しに!

〜ゴルフ関心層のゴルフデビュー後押しには、サブスクリプションや初心者向けコースが鍵〜

CCCマーケティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:北村 和彦)はこのたび、昨今のゴルフ市場課題に際し、ゴルフ業界の今後を考えるべく、ゴルファーとノンゴルファーに独自調査を実施し、ゴルフとの付き合い方やゴルフ場利用に関する需要を調査いたしましたのでお知らせいたします。





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【1】ゴルファーにとってゴルフは「コミュニケーションの場」
 『レジャー白書2019(※1)』によると、2018年度のゴルフコース参加人口は670万人であり、市場規模も1990年代に比べ半減、ゴルファーの高齢化も進んでいます。CCCマーケティングでは、このようなゴルフ業界における課題を受け、ゴルフ業界の今後を考えるべく、ゴルファー(直近1年間にゴルフ場でゴルフをした人)とノンゴルファー(直近1年間にゴルフをしたことがない人)にアンケートを実施いたしました。性年代を6区分(男女×20〜30代、40〜50代、60〜70代)に分類し、ゴルフとの付き合い方やゴルフ場利用に関する需要を調査いたしました。
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 はじめに、ゴルファーが最も多い層は、男性60〜70代(ゴルファー全体の41%)という結果になりました。そのうち66%が30年以上のゴルフキャリアを持つ大ベテランで、友人とのゴルフを楽しむ人は86%おり、83%の人がゴルフは健康のバロメーターと考える傾向があります。

 次に多い層は、男性40〜50代(30%)、男性20〜30代(9%)の社会人層でした。取引先や会社の同僚など、仕事付き合いでゴルフをする人が多い(男性40〜50代は69%、男性20〜30代は58%)との結果から、ビジネス上の関係構築のためにゴルフを活用していることが分かります。

 最後に、女性ゴルファー層は全体の20%となっており、内訳は20〜30代が4%、40〜50代が7%、60〜70代が9%と、年代が上がるにつれて増える傾向があります。女性ゴルファーの多くは、友人や夫、パートナーとのゴルフを楽しんでいることが見てとれ、また非常にアクティブな面もあり、旅行やスポーツなど多様なアクティビティにも積極的です。

 上記の結果から、ゴルファーは性年代を問わず、ゴルフを「コミュニケーションの場」と捉え、会話を楽しみながらプレーできるスポーツと考えていることが分かりました。
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【2】多趣味でアクティブな若者ノンゴルファーは、ゴルフを始めたい!
 1年以上ゴルフをしていないノンゴルファーを見てみると、過去にゴルフをしたことがあるノンゴルファーは全体の29%、ゴルフをしたことがないがゴルフをしてみたいと思っているゴルフ関心層は17%、ゴルフ無関心層が54%という結果になりました。

 ゴルフ関心層のうち、男性20〜30代が22%、女性20〜30代が28%と、若年層が50%を占めています。旅行やドライブ、スポーツなどアウトドアな趣味だけでなく、映画やグルメ・食べ歩きなどにも関心が高く、非常に多趣味でアクティブであることが分かりました。

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 一方、ゴルフを始めるにあたっていくつかのハードルがあることが見て取れます。1つ目は「お金がかかること」で、気軽に始めることができない点です。ゴルフ用品(85%)、ゴルフウエアや靴などのアパレル(81%)、プレーフィー(78%)と、いずれも高額な支出を伴うと考えています。2つ目は、「どのようなゴルフ用品をそろえたら良いか分からない(74%)」「ゴルフを一緒にする人がいない(66%)」など、ゴルフに対してなじみがないこともハードルとなっていました。これらの課題をいかにして払拭できるかが、ゴルフ関心層をゴルフデビューに導く鍵となるかもしれません。
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【3】ゴルフを始めるには、気軽に楽しめるゴルフ場の環境や特長が重要
 続いて、ゴルファーとノンゴルファーが、それぞれどのようなゴルフ場を利用したいかを調査しました。様々なゴルフ場のサービスや特徴について、「非常に利用したい」「利用したい」「やや利用したい」と回答した割合を合算した値で評価しています。

■ゴルファーは、コストパフォーマンスの良さやコースレベルを重要視
 ゴルファー全世代共通のニーズは「コストパフォーマンスが良い(94%)」でした。安ければ良いというわけではなく、満足できるサービスに対して納得感のある価格でプレーしたいと考える傾向が高いことが見てとれます。また、「プレー進行がスムーズである(94%)」「芝のメンテナンスが行き届いている(93%)」など、プレー自体をストレスなく楽しめることは非常に重要なポイントとなっています。

 特に、若年層で特徴的な点は「初心者向けのコース(男性20〜30代が79%、女性20〜30代が83%)」であることです。一方の中高年層は「戦略的なコース」を希望する声が多く、コースレベルはゴルフキャリアの違いによって異なることが分かりました。

 また、若年層は「温浴施設、ショッピングモール、遊園地などの総合レジャー施設が隣接している(男性20〜30代が70%、女性20〜30代が79%)」、「クラブ内の施設(エステ、温泉、マッサージなど)が充実している(男性20〜30代が71%、女性20〜30代が78%)」、「ハーフプレーがある(男性20〜30代が71%、女性20〜30代が74%)」などの回答も他年代より高く、ゴルフ場でのプレーを楽しみたいと考えている可能性があります。
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■ノンゴルファーは、サブスクリプションや初心者向けコースを重要視
 ノンゴルファーの全世代に共通するニーズは、「初心者向けのコースである(63%)」「ゴルフクラブを無料で借りることができる(62%)」など、ゴルフ場でのサービスに対する項目が高く出ています。また、ゴルフ関心層の多い20〜30代では、男女ともに「ゴルフシューズのレンタル(男性20〜30代が65%、女性20〜30代が75%)」や「ゴルフウエアのレンタル(男性20〜30代が62%、女性20〜30代が67%)」などへのニーズが他年代よりも高い傾向があります。今後、サブスクリプションの活用は、ノンゴルファーのゴルフデビューを後押しするために有効な手段になるかもしれません。
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【4】アンケート調査概要
調査期間:2019年11月8日(金)〜11月12日(火)
調査機関:CCCマーケティング株式会社 Tアンケート(T会員へのWEB調査)
調査対象:全国/男女/20〜79歳
割付・有効回答数:ゴルファーの年齢構成は『レジャー白書2019(※1)』を参照。
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調査設計: CCCマーケティング株式会社

※1)公益財団法人 日本生産性本部 余暇創研発行『レジャー白書2019』(https://www.jpc-net.jp/leisure/
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