東武鉄道とキリンビバレッジが協同し、ペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始
[22/07/28]
提供元:PRTIMES
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〜東武東上線からスタート〜
キリンビバレッジ株式会社(社長 吉村透留)は東武鉄道株式会社(社長 根津嘉澄、以下東武鉄道)と協同し、使用済みペットボトルを回収してペットボトルに再生する「ボトルtoボトル」の水平リサイクルを東武東上線33駅※1で8月3日(水)より開始します。
※1 東武東上線全46駅(越生線7駅含む)のうち、当社自動販売機が設置されている駅が対象
1.実施の背景
日本では、使用済みペットボトルは回収された後、幅広い用途でリサイクルされることが多いため、ペットボトルからペットボトルへ再生される「ボトルtoボトル」の割合は15.7%※2と低く、一度、ペットボトル以外のPET製品に再生されたものを、ペットボトルに再生することは技術的に困難となります。
また、自動販売機横に設置されているリサイクルボックス内の空き容器は、「事業系ごみ」として事業者ごとに回収されており、非効率な回収スキームとなっています。
今後、「ボトルtoボトル」をより推進するためには、リサイクルボックスから回収したペットボトルを「ボトルtoボトル」が可能な品質まで処理すると共に、回収にかかるコストを低減することが課題となっています。
※2 PETボトルリサイクル推進協議会 「PETボトルリサイクル年次報告書2021」
2.取り組み概要
今回、当社と東武鉄道は、同社路線内に設置されているリサイクルボックスの回収を一括して行うスキームと、路線内で集まったペットボトルを再びペットボトルへ再生する循環サイクルを共同で構築し、先行して運用開始します。
本取り組みでは、東武ビルマネジメント株式会社(社長 伊藤克俊)が、東武東上線各駅の当社の自動販売機の横に設置されているリサイクルボックスから使用済みペットボトルを回収※3し、株式会社木下フレンド(社長 木下公次)にて中間処理を行い、リサイクラーである豊通ペットリサイクルシステムズ株式会社(社長 小坂彦二)に供給した上で、当社が再原料化・再生PETを使用した容器の飲料の製造を行います。
また、駅を利用するお客様に対して、リサイクルボックスの設置目的を正しく理解いただき異物混入を減らすため、ポスター等で啓発する取り組みも行います。
※3 東武ビルマネジメント株式会社が回収する際にはペットボトルだけでなく、缶とびんも同時に回収する。
[画像1: https://prtimes.jp/i/73077/449/resize/d73077-449-6513ee1d4221a6a9f2af-0.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/73077/449/resize/d73077-449-2e81c50ba10adb0f653e-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/73077/449/resize/d73077-449-0b92aeb987a662dfeaca-2.jpg ]
3.取り組みの効果
今回、当社と東武鉄道が協同し、回収した使用済みペットボトルを、確実にペットボトルへの再生に活用するリサイクルモデルを確立することで、「ボトルtoボトル」に向けた社会インフラの拡充を実現します。
また、当スキームを適用することで、当社のリサイクルボックスの回収コストの低減と中間処理までのルートの効率化が可能となり、より低コストでの「ボトルtoボトル」が実現します。
4.今後の展開
今回、東武東上線の33駅にて先行して実施した結果検証を経て、将来的には東武鉄道の全路線に設置されている当社の自動販売機横のリサイクルボックスに対象を広げ、取り組みの規模を拡大させていく予定です。
5.キリングループの環境取り組みについて
キリングループは、2020年2月に社会と企業のレジリエンス強化へ向けた新たなビジョン「キリングループ環境ビジョン2050」を策定し、「容器包装を持続可能に循環している社会」を目指すことを宣言しています。また「キリングループ プラスチックポリシー」では、2027年までに日本国内におけるPET樹脂使用量の50%をリサイクル樹脂にすること掲げています。
キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。
キリンビバレッジ株式会社(社長 吉村透留)は東武鉄道株式会社(社長 根津嘉澄、以下東武鉄道)と協同し、使用済みペットボトルを回収してペットボトルに再生する「ボトルtoボトル」の水平リサイクルを東武東上線33駅※1で8月3日(水)より開始します。
※1 東武東上線全46駅(越生線7駅含む)のうち、当社自動販売機が設置されている駅が対象
1.実施の背景
日本では、使用済みペットボトルは回収された後、幅広い用途でリサイクルされることが多いため、ペットボトルからペットボトルへ再生される「ボトルtoボトル」の割合は15.7%※2と低く、一度、ペットボトル以外のPET製品に再生されたものを、ペットボトルに再生することは技術的に困難となります。
また、自動販売機横に設置されているリサイクルボックス内の空き容器は、「事業系ごみ」として事業者ごとに回収されており、非効率な回収スキームとなっています。
今後、「ボトルtoボトル」をより推進するためには、リサイクルボックスから回収したペットボトルを「ボトルtoボトル」が可能な品質まで処理すると共に、回収にかかるコストを低減することが課題となっています。
※2 PETボトルリサイクル推進協議会 「PETボトルリサイクル年次報告書2021」
2.取り組み概要
今回、当社と東武鉄道は、同社路線内に設置されているリサイクルボックスの回収を一括して行うスキームと、路線内で集まったペットボトルを再びペットボトルへ再生する循環サイクルを共同で構築し、先行して運用開始します。
本取り組みでは、東武ビルマネジメント株式会社(社長 伊藤克俊)が、東武東上線各駅の当社の自動販売機の横に設置されているリサイクルボックスから使用済みペットボトルを回収※3し、株式会社木下フレンド(社長 木下公次)にて中間処理を行い、リサイクラーである豊通ペットリサイクルシステムズ株式会社(社長 小坂彦二)に供給した上で、当社が再原料化・再生PETを使用した容器の飲料の製造を行います。
また、駅を利用するお客様に対して、リサイクルボックスの設置目的を正しく理解いただき異物混入を減らすため、ポスター等で啓発する取り組みも行います。
※3 東武ビルマネジメント株式会社が回収する際にはペットボトルだけでなく、缶とびんも同時に回収する。
[画像1: https://prtimes.jp/i/73077/449/resize/d73077-449-6513ee1d4221a6a9f2af-0.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/73077/449/resize/d73077-449-2e81c50ba10adb0f653e-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/73077/449/resize/d73077-449-0b92aeb987a662dfeaca-2.jpg ]
3.取り組みの効果
今回、当社と東武鉄道が協同し、回収した使用済みペットボトルを、確実にペットボトルへの再生に活用するリサイクルモデルを確立することで、「ボトルtoボトル」に向けた社会インフラの拡充を実現します。
また、当スキームを適用することで、当社のリサイクルボックスの回収コストの低減と中間処理までのルートの効率化が可能となり、より低コストでの「ボトルtoボトル」が実現します。
4.今後の展開
今回、東武東上線の33駅にて先行して実施した結果検証を経て、将来的には東武鉄道の全路線に設置されている当社の自動販売機横のリサイクルボックスに対象を広げ、取り組みの規模を拡大させていく予定です。
5.キリングループの環境取り組みについて
キリングループは、2020年2月に社会と企業のレジリエンス強化へ向けた新たなビジョン「キリングループ環境ビジョン2050」を策定し、「容器包装を持続可能に循環している社会」を目指すことを宣言しています。また「キリングループ プラスチックポリシー」では、2027年までに日本国内におけるPET樹脂使用量の50%をリサイクル樹脂にすること掲げています。
キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。