国立大学初、長崎大学が公認OB/OG訪問サービスとして「ビズリーチ・キャンパス」を導入、多文化社会学部「キャリア教育科目」との連携も開始
[23/07/21]
提供元:PRTIMES
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株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也)が運営するOB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、長崎大学(所在地:長崎県長崎市/学長:河野茂)と提携を開始し、今年
9月より公認OB/OG訪問サービスとして「ビズリーチ・キャンパス」を導入し、OB/OG訪問のデジタル化に取り組みます。また、本提携に先駆けて長崎大学多文化社会学部では、今年5月より、キャリア教育科目である「キャリア形成論」の授業の一つにビズリーチ・キャンパスを活用したOB/OG訪問を取り入れています。
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■長崎大学キャリアセンター、地理的な情報格差・機会格差と全国のOB/OGとの継続的な接点構築に課題
長崎大学は、以前より就職支援課と各学部の就職担当が就職活動の支援を行っていましたが、2019年に、大学
1年次からのキャリア形成支援を強化するために、「キャリアセンター」を開設しました。同センターでは、「自らの人生を、自ら切り拓くキャリア力の育成」を理念に掲げ、学生が主体的にキャリア形成をできるように、「キャリア教育」に加え、「キャリア相談」「就職支援プログラム」「社会体験プログラム」「情報提供」などの支援を行っています。
キャリアセンターはこれまでも、OB/OG訪問を通じたキャリア形成支援に取り組んできましたが、全国の卒業生(OB/OG)と継続的な接点をもつ仕組みが十分ではないことから、連絡先や勤務先の最新状況を把握することが難しく、つながりが途絶えてしまうという問題がありました。そのため、都市部の学生と比較して就職活動における地理的な情報格差・機会格差に課題を感じていました。
■全国のOB/OGとオンラインでつながり、地域格差をなくす
OB/OG訪問サービス「ビズリーチ・キャンパス for 長崎大学」を導入
そこでこのたび、長崎大学は、OB/OG訪問サービスとして「ビズリーチ・キャンパス for 長崎大学」を導入し、キャリアセンターと学生が、全国のOB/OGと継続的に接点をもてる仕組みを構築します。
ビズリーチ・キャンパスは、大学別にサービスを提供しており、学部やサークルなどの共通点からOB/OGを検索できます。また、OB/OG訪問はオンラインで実施するため、居住地にかかわらず全国の卒業生と気軽につながることができます。
登録するOB/OGは、自身のプロフィールページを作成し、転職等により所属や連絡先が変わってもOB/OG自身が最新の情報に更新できます。これにより、学生は最新のOB/OGの情報を閲覧したうえで、訪問依頼ができます。
■長崎大学多文化社会学部、「ビズリーチ・キャンパス」をキャリア教育授業で活用
このたび、「ビズリーチ・キャンパス for 長崎大学」の導入に先駆けて、長崎大学の多文化社会学部のキャリア
教育科目の授業ではビズリーチ・キャンパスの活用を開始しています。
多文化社会学部では、グローバル時代の学びとして国内外問わずさまざまなキャリアパスに触れる機会を重視し、3年次に企業・自己分析や学部での学びから自らのキャリアを検討する「キャリア形成論」の授業を行っています。学生がリアルな情報に触れることを重視し、授業の課題としてOB/OG訪問を課していますが、昨年度までは、担当教授や学生自身の人脈から訪問先を探していたため、選択肢が限られていました。今年度からは、ビズリーチ・キャンパスを活用することで、学生はより幅広いOB/OGとつながれるようになりました。OB/OG訪問を通して多様なキャリアに触れたうえで得られた学びや気づきを共有し、自らのキャリア観を言語化することで、主体的なキャリア形成意識の醸成を目指しています。
今後も、授業でのビズリーチ・キャンパスの活用を推進し、その教育効果について検証を行っていく予定です。
■長崎大学 副学長(学生担当)/キャリアセンター長 井上 徹志 コメント
長崎大学キャリアセンターでは、全学部の学生が、キャリア教育と課外での社会体験等を通じて主体的なキャリア形成を行うために、教職員一丸となった支援体制を整えてサポートしています。
このたび、ビズリーチ・キャンパスとの連携の下で、積年の課題であったOB/OG訪問のシステム化に着手できたことを大変うれしく思います。本ツールの利用にあたり、学生が自らのキャリアを主体的に考え行動する力をさらに向上させることを期待しております。
また、多文化社会学部のキャリア教育科目では、既に授業内で同ツールの利用を開始しておりますが、今後は他学部のキャリア教育科目の授業や、キャリア相談に来る学生にも利用を推奨しながら、その教育効果についても継続して検証してまいります。
ビズリーチ・キャンパスが、利用者の安全性を配慮したうえで効果的に活用できるツールとして、学生の多様な
キャリア選択の一助となることを願っています。
■株式会社ビズリーチ 新卒事業 事業部長 藤田 拓秀 コメント
このたび、長崎大学様と、キャリア支援の体制強化に向けた新たな取り組みを開始できますことを、大変光栄に思います。
就職活動の多様化が進むなかで、都内を中心にインターンシップやOB/OG訪問の機会が増えています。ビズリーチ・キャンパスは、大学1年次から利用でき、全国のOB/OGの最新情報からオンラインでOB/OG訪問ができることが特徴です。これにより、長崎大学の学生の方々が、県内にとどまらず、全国のOB/OGにキャリアの相談をすることで、多様なキャリアの可能性を知ったうえでキャリア選択ができるようになることを期待しています。
また、このたびは、国立大学としては初めてのビズリーチ・キャンパスの導入および、ビズリーチ・キャンパスを活用したキャリア教育科目の授業の開始となります。この授業を通じて、実際にOB/OGからリアリティーのある一次情報を収集し、自身のキャリアの志向性を理解する機会を得ていただきたいと思います。長崎大学様へのご支援を通じて、地理的な情報格差・機会格差を解消し、学生の「納得のいくキャリア選択」に貢献できるよう尽力してまいります。
■長崎大学について
長崎大学は1857年(安政4年)11月12日、オランダ軍医ポンペ・ファン・メールデルフォールトが長崎奉行所西役所の一室で医学伝習を開始したことを創基とする。江戸時代末期、世界から長崎へ入ってきた最新の知識と技術が日本近代化の礎となり、その近代化に足並みをそろえて発展を続け、今では10学部7研究科1学環3研究所および大学病院を擁する総合大学として、地域に根差しながら世界に比肩する教育研究を推進している。2020年1月、長崎大学の将来ビジョン、戦略目標として「プラネタリーヘルスへの貢献」を宣言し、人類と地球の抱える多様で相互に連関する問題群の解決に向けて、国内外の諸機関等との連携をはかりつつ、世界的「プラネタリーヘルス」教育研究拠点となることを基本的目標としている。この挑戦を推進するために、長崎大学は、高度な専門性や論理性を有し、科学的思考力や創造力、高い倫理観や国際感覚にも優れた人材の育成に注力している。
URL: https://www.nagasaki-u.ac.jp/
■OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」について
「ビズリーチ・キャンパス」は、学生と、その学生が所属する大学・大学院所属の内定者やOB/OG、企業を
つなぐオンラインのキャリア教育プラットフォームです。
主な特徴は以下の3点です。
1. オンラインOB/OG訪問がサービス内で完結:内定者・OB/OGの検索・訪問依頼から、OB/OG訪問
(ビデオ通話)までをサービス内で実施できます。
2. 大学ごとにサービスを提供:大学ごとの専用サイトで、出身学部やサークルなどの共通点からも
先輩を探せます。
3. 学年を問わず通年で利用可能:学年や時期を問わず、さまざまな業界で活躍する社会人から話を聞き、
早期に就業観を醸成できます。
また、学生の皆様に安心・安全にご活用いただくための対策に注力しています。主な対策は以下の3点です。
1. OB/OG訪問の依頼やビデオ通話の発信を学生起点に制限。
2. ボランティアOB/OGは原則オンライン訪問のみに制限
(OB/OGには企業公認とボランティアの2種類があります)。
3. サービス内のメッセージを運営事務局が24時間有人監視し、目的外利用があった場合は注意喚起や
アカウント停止などの対応を実施。
URL:https://br-campus.jp/
[表: https://prtimes.jp/data/corp/34075/table/542_1_c3e0d8c3877bba63e36a6f4cb59974f2.jpg ]
■株式会社ビズリーチについて
「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開するVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。
URL:https://www.bizreach.co.jp/