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【小学5〜6年生のキャリア観に関する意識調査】親子の会話が多いほど子供は働く親に憧れを抱き、「楽しそう」と感じる傾向に

〜 親が楽しそうに働いている家庭の子供は、自身が将来働くこともポジティブに捉える 〜

“身の回りで働く大人の姿”を応募テーマとする小学生・中学生・高校生対象の写真コンテスト「はたらくすがた」を開催する株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、小学校5年生または6年生の子供を持つ男女1,308名を対象に調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。
※本リリースおよび調査結果は、2018年7月19日に発表した内容の詳細版です





調査結果

※本調査における「子供への調査」は、保護者による代理回答です。
調査時に同席している子供に質問をし、回答を聞いて記入するよう保護者にお願いしています。
※親が「無職」の場合は、家事・育児など「生活の中で担当しているもの」を行っていることを「働く」または「仕事」としています。

【子供への調査】働く父親・母親への憧れ
日々の会話が多いほど、子供は親に憧れを抱きやすい傾向

【子供への調査】働く父親・母親は楽しそうか
日々の会話が多いほど、働く親を「楽しそう」とポジティブに捉える子供が増加

【子供への調査】将来働くことは楽しみか
親の働く姿を「楽しそう」と感じている子供、自身が将来働くこともポジティブに捉える傾向


調査概要

調査対象:小学校5年生または6年生の子供を持つ男女で、子供と一緒にアンケート回答が可能な者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2018年6月14日〜17日
有効回答:1,308名


調査・分析担当者のコメント

アイデム人と仕事研究所 主任 古橋 孝美

親を見て「あんな大人になりたい」と憧れる子供は、50%です。しかし、親子の日々の会話コミュニケーションが多いほど、親の「仕事」や「働く」ことに対しイメージを膨らませることができるのか、親への憧れも強くなる傾向があります。
また、親が「楽しそう」に働いていると、子供自身も将来「働くことが楽しみ」と感じている割合が高くなりました。こちらも、親との会話コミュニケーションが多いほど、その割合も高まっていきます。将来働くことを子供がポジティブに捉えるようになるには、まず親自身がインナーワークライフを充実させ、それを子供に伝える機会を持つことが大切なようです。

※ 本ニュースリリースは調査全文の一部を抜粋しているため、調査全文をご希望の際は、
下記広報担当へお問い合わせいただくか、下記のウェブサイトからダウンロードしてください。
https://apj.aidem.co.jp/enquete/


<株式会社アイデム 会社概要>
【求人媒体事業】求人サイト「イーアイデム」・逆求人型就職活動サイト「JOBRASS新卒」運営。新聞折込求人紙「しごと情報アイデム」、求人フリーペーパー「ジョブアイデム」企画・発行
【採用支援】採用ホームページ構築サービス「Jobギア採促」【人材紹介事業】「Aidem Smart Agent」「JOBRASS新卒紹介」
【アイデム 人と仕事研究所】人材育成:各種セミナー、講師派遣(オリジナル研修)、新入社員育成プログラム
調査・情報サービス:会員制ホームページの運営、オリジナル調査資料の定期発行、人事・労務管理情報誌の編集・発行
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 電話/03-5269-8711(代) https://www.aidem.co.jp

<本件に関するお問い合わせ先> 株式会社アイデム 広報担当/望月・栗木 電話:03-5269-8780


調査結果の詳細(一部抜粋

【子供への調査】働く父親・母親への憧れ
日々の会話が多いほど、子供は親に憧れを抱きやすい傾向

小学校5-6年生の子供に、働いている(※1)父親を見てどのように感じているかを聞いた。父親に対して、「あんな大人になりたい・計(「どちらかと言えばなりたい」も含む、以下同)」と憧れを持っている割合は、48.2%に上った。子供の性別で見ると、女子よりも男子の方が「あんな大人になりたい」の割合が高く、同性ゆえかその憧れも強いようだ。
大人に聞いた「子供との会話時間」との関係を見ると、有職の男性で子供との会話時間が長くなるほど、子供は「あんな大人になりたい・計」が高くなる傾向がある。父親と過ごす時間が多いことで、父親の仕事や考えに触れる機会が増え、憧れにつながっているように思われる。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2663/900/resize/d2663-900-929301-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/2663/900/resize/d2663-900-571613-1.jpg ]


小学校5-6年生の子供に、働いている(※1)母親を見てどのように感じているかを聞いた。母親に対して、「あんな大人になりたい・計」と憧れを持っている割合は、48.8%に上った。子供の性別で見ると、男子よりも女子の方が「あんな大人になりたい」と感じている割合が高い。父親に対する「あんな大人になりたい」の回答割合の男女差が4.3ポイントだったのに対し、母親の同項目の男女差は12.4ポイントと大きくなっており、男子の父親に対する憧れよりも、女子の母親に対する憧れの方が強い。大人に聞いた「子供との会話時間」との関係を見ると、有職の女性の場合、子供との会話時間が「30分未満」だと、子供は「あんな大人になりたい」という回答はなく、強い憧れは抱きづらいようだ。とは言え、会話時間が30分以上になれば、5〜6割の子供は「あんな大人になりたい(どちらかと言えばも含む)」と回答している。また、無職の女性の子供は、会話時間が長くなるほど、「あんな大人になりたい・計」は高くなっていく傾向がある。

[画像3: https://prtimes.jp/i/2663/900/resize/d2663-900-130210-2.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/2663/900/resize/d2663-900-786673-3.jpg ]


【子供への調査】働く父親・母親は楽しそうか
日々の会話が多いほど、働く親を「楽しそう」とポジティブに捉える子供が増加

小学校5-6年生の子供に、働いている(※1)父親を見て楽しそうに見えるかを聞いた。 全体では、「楽しそう」9.6%、「どちらかと言えば楽しそう」34.3%となり、合わせて43.9%の子供が、働いている父親は楽しそうに見えると回答している。一方、「わからない」と回答した子供も30.6%いた。


「男性有職者の労働日の子供との会話時間」との関係を見ると、会話時間が長い男性の子供ほど「楽しそう」「どちらかと言えば楽しそう」の合計値も高くなり、「わからない」という子供の割合も低くなっていた。子供たちは、日頃のコミュニケーションを通じて、父親の仕事の様子を感じ取っているのかもしれない。


[画像5: https://prtimes.jp/i/2663/900/resize/d2663-900-295648-4.jpg ]


小学校5-6年生の子供に、働いている(※1)母親を見て楽しそうに見えるかを聞いた。全体では、「楽しそう」10.4%、「どちらかと言えば楽しそう」38.5%となり、合わせて48.9%の子供が働く母親が楽しそうに見えると回答した。父親に対してよりも5ポイント高い。一方、「わからない」と回答した子供も27.7%おり、母親が「無職」の場合は34.2%と他よりも高くなっていた。
大人に聞いた「子供との会話時間」との関係を見ると、会話時間が長い女性の子供ほど「楽しそう」「どちらかと言えば楽しそう」の合計値も高くなる。無職者の場合も、会話時間が長くなるほど「楽しそう」「どちらかと言えば楽しそう」の合計値は高くなるが、有職者に比べて「わからない」の回答割合が多いのも特徴である。
[画像6: https://prtimes.jp/i/2663/900/resize/d2663-900-896957-5.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/2663/900/resize/d2663-900-382841-6.jpg ]


【子供への調査】将来働くことは楽しみか
親の働く姿を「楽しそう」と感じている子供、自身が将来働くこともポジティブに捉える傾向

小学校5-6年生の子供に、将来働くことを楽しみに感じているかを聞いた。結果は、「楽しみ・計(「どちらかと言えば楽しみ」も含む、以下同)」が、75.0%に上った。
子供に聞いた「働く父親は楽しそうか」「働く母親は楽しそうか」との関係を見た。父親の働く姿を「楽しそう」と感じている子供は「楽しみ・計」が85.9%、母親の働く姿を「楽しそう」と感じている子供は「楽しみ・計」が85.0%だった。それぞれ親の働く姿を「嫌そう」「わからない」と感じている子供よりも大幅に高くなっており、親の働く様子が子供にも伝わり、ポジティブな将来イメージを抱かせていることが感じられる。


大人に聞いた「子供との会話時間」との関係を見た。有職の男性では、会話時間が長い男性の子供ほど、将来働くことを「楽しみ」「どちらかと言えば楽しみ」と感じている割合が高くなる。有職の女性の場合、労働日においては会話時間が多くなるほど、「楽しみ・計」の割合が高くなっていく。休日や、無職の場合は、同様の傾向ではないものの、いずれも「2時間以上」会話をしている場合は、子供が将来働くことを「楽しみ」「どちらかと言えば楽しみ」と感じている割合が最も高くなっていた。

[画像8: https://prtimes.jp/i/2663/900/resize/d2663-900-719887-7.jpg ]



※1 就労状況が「無職」の場合は、家事・育児など「生活の中で担当しているもの」を行っていることを「働く」または「仕事」としている
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