austriamicrosystems、低電力、省スペース、低コストが必須となる組み込み型および民生用アプリケーション向けに新しい無線ICタグ読取装置(RFID)を発表
[12/04/04]
提供元:DreamNews
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austriamicrosystems(日本法人:オーストリアマイクロシステムズ・ジャパン株式会社、東京都品川区、カントリーマネージャー 岩本桂一)は、2つの新しいRFIDリーダーチップ製品、「AS3980」、「AS3993」を発表しました。これらの製品は、低電力での動作、小型化、低コスト化などのメリットを、組み込み型でポータブルな民生用デバイスへのRFID導入を目指す製品開発企業に対して提供します。
AS3993は、ISO 18000-6C、モバイルRFID送信機用ISO 29143エア・インターフェースプロトコル、ISO 18000-6A/B(直接操作モード用)を含む、すべての関連プロトコルを実装する、EPC Class1 Gen2 RFIDリーダーICです。AS3993は、オンチップVCOおよびパワーアンプを含む高度集積化により、密集リーダーモード(DRM)機能および、周波数ホッピング、ローレベル伝送コーディング、ローレベルデコード、データフレーミング、CRCチェックなどをサポートするRFID機能の完全なセットを提供します。
AS3980は、AS3993と同じくEPC Class1 Gen2 RFIDリーダーICで、AS3993の姉妹デバイスです。本製品は、高度な統合と無線周波数性能を提供しますが、DRMやダイレクトモードといった特定の機能を省くことで、ブランド消耗品の認証などコスト制約の大きい民生用アプリケーションに最適なデバイスとなっています。
AS3993およびAS3980は、供給電圧3.3Vで通常75mAという低電力で動作しますので、携帯電話などのポータブルなバッテリー駆動型デバイスへの使用に適しています。
AS3993およびAS3980は、7×7mm QFNパッケージにて提供されます。これらの製品は、austriamicrosystems独自の製造プロセス技術によって、-90dBmという超高感度を実現しながら、アンテナ反射や自己電磁障害などへの高い耐性を提供します。これは、アンテナの設計がコストやサイズの制約が大きいモバイルおよび組み込み型アプリケーションにとって、たいへん重要です。製品開発者は、これらの製品が実現する高い感度によって、シンプルで廉価なアンテナを使用しても、必要な帯域幅を確保できる製品の設計が可能になると共に、システム部品コストを削減できます。
AS3993またはAS3980は、単体の最終製品への利用の場合、シンプルな8ビットのマイクロコントローラを追加するだけで、完全なRFIDリーダーシステムの構築を可能にします。これらデバイスは、高度な統合を実現し、必要なRFID機能をオンチップで実行します。また、同製品は、内蔵プロセッサと併用することができることで、処理オーバーヘッドが少なくてすむため、RFIDコプロセッサが不要となります。
austriamicrosystems、製品マネージャ、マーク・ディクソンのコメント:
「なじみがあり信頼性の高いRFID規格は、新たに組み込み型および民生用製品に採用される多くの可能性がありますが、コストと電力の制約のためにこれまで市場に広く受け入れられることがありませんでした。AS3993およびAS3980の導入によって、この便利なワイヤレス技術の恩恵をこれまで受けられなかった多くの製品に、RFIDリーダー機能が組み込まれることを期待しています」
AS3993およびAS3980 RFIDリーダーICは、本日よりサンプル出荷されます。この2つのデバイスに関するより詳しい情報は、こちらをご覧ください。www.austriamicrosystems.com/RFID
austriamicrosystemsは、4月3〜5日にフロリダ州オーランドで開かれるRFID Journal Live! (718番ブース)において、AS3993およびAS3980導入例のデモを行います。www.austriamicrosystems.com/events
本件に関するお問い合わせ先
オーストリアマイクロシステム・ジャパン株式会社
広報担当:鳥羽
Tel: 03-5269-1038
Email:austriamicrosystems@jspin.co.jp
AS3993は、ISO 18000-6C、モバイルRFID送信機用ISO 29143エア・インターフェースプロトコル、ISO 18000-6A/B(直接操作モード用)を含む、すべての関連プロトコルを実装する、EPC Class1 Gen2 RFIDリーダーICです。AS3993は、オンチップVCOおよびパワーアンプを含む高度集積化により、密集リーダーモード(DRM)機能および、周波数ホッピング、ローレベル伝送コーディング、ローレベルデコード、データフレーミング、CRCチェックなどをサポートするRFID機能の完全なセットを提供します。
AS3980は、AS3993と同じくEPC Class1 Gen2 RFIDリーダーICで、AS3993の姉妹デバイスです。本製品は、高度な統合と無線周波数性能を提供しますが、DRMやダイレクトモードといった特定の機能を省くことで、ブランド消耗品の認証などコスト制約の大きい民生用アプリケーションに最適なデバイスとなっています。
AS3993およびAS3980は、供給電圧3.3Vで通常75mAという低電力で動作しますので、携帯電話などのポータブルなバッテリー駆動型デバイスへの使用に適しています。
AS3993およびAS3980は、7×7mm QFNパッケージにて提供されます。これらの製品は、austriamicrosystems独自の製造プロセス技術によって、-90dBmという超高感度を実現しながら、アンテナ反射や自己電磁障害などへの高い耐性を提供します。これは、アンテナの設計がコストやサイズの制約が大きいモバイルおよび組み込み型アプリケーションにとって、たいへん重要です。製品開発者は、これらの製品が実現する高い感度によって、シンプルで廉価なアンテナを使用しても、必要な帯域幅を確保できる製品の設計が可能になると共に、システム部品コストを削減できます。
AS3993またはAS3980は、単体の最終製品への利用の場合、シンプルな8ビットのマイクロコントローラを追加するだけで、完全なRFIDリーダーシステムの構築を可能にします。これらデバイスは、高度な統合を実現し、必要なRFID機能をオンチップで実行します。また、同製品は、内蔵プロセッサと併用することができることで、処理オーバーヘッドが少なくてすむため、RFIDコプロセッサが不要となります。
austriamicrosystems、製品マネージャ、マーク・ディクソンのコメント:
「なじみがあり信頼性の高いRFID規格は、新たに組み込み型および民生用製品に採用される多くの可能性がありますが、コストと電力の制約のためにこれまで市場に広く受け入れられることがありませんでした。AS3993およびAS3980の導入によって、この便利なワイヤレス技術の恩恵をこれまで受けられなかった多くの製品に、RFIDリーダー機能が組み込まれることを期待しています」
AS3993およびAS3980 RFIDリーダーICは、本日よりサンプル出荷されます。この2つのデバイスに関するより詳しい情報は、こちらをご覧ください。www.austriamicrosystems.com/RFID
austriamicrosystemsは、4月3〜5日にフロリダ州オーランドで開かれるRFID Journal Live! (718番ブース)において、AS3993およびAS3980導入例のデモを行います。www.austriamicrosystems.com/events
本件に関するお問い合わせ先
オーストリアマイクロシステム・ジャパン株式会社
広報担当:鳥羽
Tel: 03-5269-1038
Email:austriamicrosystems@jspin.co.jp