保育料にかけられる限界ラインはどこにある?! 明確に二分化された世帯年収は○万円!
[17/12/15]
提供元:DreamNews
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カラダノート(本社:東京都港区、代表取締役:佐藤竜也)は、「家族の健康を支え 笑顔をふやす」をビジョンに掲げ、主に妊娠中から育児中の女性を対象とした「カラダノートシリーズ」を提供しております。今回は「保育料」をテーマに、全国のワーキングマザー1,711人を対象としたアンケート調査を実施しました。(調査期間:2017年2017年11月11日〜11月16日)
●そもそも今の保育料って高いですか?それとも安いですか?
現在の保育料が高いと感じる人の割合は、「とても高いと感じる」「高いと感じる」をあわせると59.4%。
所得など条件に応じた保育料ですが、半数を上回る人が高いと感じていることがわかりました。(※データ1)
高いと回答した人に保育料が高いと感じる理由を聞くと、32.6%が「自分の給与の1/3以上保育料にかかっ
ている」と回答。次いで「国の基準が高いと感じる」人が14.1%。保育料を払うと「家計が苦しい」と
回答した人たちが11.3%でした。
●保育園に預けて働く理由No1は「家計・生活のため(41%)」
保育園に預けて働く理由の約4割は家計・生活のため、次いで「将来の貯蓄のため(18%)」でした。
しかし、保育料が高いと回答した約6割の人たちのうち「保育料が自分の給与の1/3以上を占めている」「保育料を払うと家計が苦しい」「保育料のために働いているくらい高い」と回答した人だけで半数になります。
家計のため、将来の貯蓄のために働いているのにも関わらず、保育料が家計を圧迫している家庭も多く見られることがわかりました。(※データ2)
第3位以降は「社会とつながりを持つため(12%)」「働くことが好きだから(11%)」「生活にメリハリを持つため(9%)」「キャリアを維持するため(6%)」といった家計のための理由ではなく、ママ自身の社会的なつながりを重視する理由があげられました。
●これ以上払うなら自分で育てる!の境界線は?世帯年収800万円で明確に二分化
世帯年収が800万円以下は5万円まで支払えるが第1位。800万円超は10万円までが第1位と二分されました。(※データ3)
国の定めた保育料と照らし合わせると、800万円以下の保育料は第1子で41,500円(保育標準時間)、821万円以上から58,000円〜最大で101,000円(保育標準時間)となります。自治体や認可/認可外などでも保育料の条件は変わりますが、現状の保育料と同等までが働きにでる限界点といえることがわかりました。(※データ4)
また支払える金額5万円以下、5万円以上、どんなに高額でも預けて働きたい、の比率が世帯年収でどのように推移するかをみてみると、世帯年収500万円を境に比率が変化します。
さらに世帯年収が1100万円を超えると「どんなに高額でも預けて働きたい」という人の割合が20%弱に増えることも明らかになりました。
●ママ目線での保育ニーズはどこにあるのか
先日、保育士の給与が低いことに関してある有名人がTwitterでつぶやいたことが話題となりましたが、こんなサービスがあったら追加で払いたい!と思える保育サービスはどんなことか聞いてみました。
約7割近い指示を集めたのは、「病児保育、病後児保育も同じ保育園内施設で受け入れ可能(1,176 (68.7%) )でした。子どもが病気になると保育園では預かってもらえず、仕事を休んだり、病児を受け入れてもらえる預け先を探したりと奔走するママたちの苦労の声が反映されている結果となりました。
続く第2位は、「専門講師による幼児教育(英語教育、スポーツ、リトミック、ダンスなど)(924 (54%))という子どもの教育に 対するサービスが人気でした。また第3位には土日休みではないワーキングマザーもいることから、「日曜・祝日も預けられる(709 (41.4%)」ことがランクインしました。(※データ5)
では、こういった保育サービスにいくらまでなら支払えるのでしょうか。
およそ半数は「10,000円まで」、そして「いま以上払えない」が約2割。約6割が現状の保育料が高いと回答していたことから、保育に付加価値をつけていくことの難しさが浮き彫りになりました。
●まとめ
保育料は所得に応じて国の基準があり、それを元にして自治体ごとに定められた金額があります。現状定められている保育料を支払うだけでも家計が厳しいという声が多く聞こえてきたことから、3歳からの幼児教育の無償化が実施されることに期待を持つ人も多いと思われます。
一方で、保育士さんの待遇改善のためにサービスとしての付加価値を上げ、収益をアップさせるという余地はあまり大きくない状況で、施設単独での取り組みには限界がありそうです。
【番外編】預ける理由、地域特性ランキングを紹介します
・仕事が大好きなママ(預ける理由=働きたい!)は群馬県のママ
・備えあれば憂いなし、将来の貯蓄のために働くママは高知県がNO.1
・生活にメリハリがほしいのは、青森県のママ
・社会とのつながりをもっていたいママは京都府と佐賀県のママ
・キャリア志向の強いママNO.1は岐阜県
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■カラダノートママ部「保育料に関する調査」
調査方法:インターネット調査
調査期間: 2017年11月11日〜11月16日
情報公開日:2017年12月15日
対象者:カラダノートママ部メルマガ登録ユーザー1,711名
詳細情報はカラダノート家族総研にて紹介しております。
■サイト名:カラダノート家族総研
URL:http://karadanote.jp/souken/
■株式会社カラダノート<http://corp.karadanote.jp/>
株式会社カラダノートは、「家族の健康を支え笑顔をふやす」をビジョンに掲げ、主に妊娠中から育児中の女性を対象とした「カラダノートシリーズ」を提供しています。今後も妊娠中から育児中の女性をサポートするサービスの提供に努めてまいります。
●そもそも今の保育料って高いですか?それとも安いですか?
現在の保育料が高いと感じる人の割合は、「とても高いと感じる」「高いと感じる」をあわせると59.4%。
所得など条件に応じた保育料ですが、半数を上回る人が高いと感じていることがわかりました。(※データ1)
高いと回答した人に保育料が高いと感じる理由を聞くと、32.6%が「自分の給与の1/3以上保育料にかかっ
ている」と回答。次いで「国の基準が高いと感じる」人が14.1%。保育料を払うと「家計が苦しい」と
回答した人たちが11.3%でした。
●保育園に預けて働く理由No1は「家計・生活のため(41%)」
保育園に預けて働く理由の約4割は家計・生活のため、次いで「将来の貯蓄のため(18%)」でした。
しかし、保育料が高いと回答した約6割の人たちのうち「保育料が自分の給与の1/3以上を占めている」「保育料を払うと家計が苦しい」「保育料のために働いているくらい高い」と回答した人だけで半数になります。
家計のため、将来の貯蓄のために働いているのにも関わらず、保育料が家計を圧迫している家庭も多く見られることがわかりました。(※データ2)
第3位以降は「社会とつながりを持つため(12%)」「働くことが好きだから(11%)」「生活にメリハリを持つため(9%)」「キャリアを維持するため(6%)」といった家計のための理由ではなく、ママ自身の社会的なつながりを重視する理由があげられました。
●これ以上払うなら自分で育てる!の境界線は?世帯年収800万円で明確に二分化
世帯年収が800万円以下は5万円まで支払えるが第1位。800万円超は10万円までが第1位と二分されました。(※データ3)
国の定めた保育料と照らし合わせると、800万円以下の保育料は第1子で41,500円(保育標準時間)、821万円以上から58,000円〜最大で101,000円(保育標準時間)となります。自治体や認可/認可外などでも保育料の条件は変わりますが、現状の保育料と同等までが働きにでる限界点といえることがわかりました。(※データ4)
また支払える金額5万円以下、5万円以上、どんなに高額でも預けて働きたい、の比率が世帯年収でどのように推移するかをみてみると、世帯年収500万円を境に比率が変化します。
さらに世帯年収が1100万円を超えると「どんなに高額でも預けて働きたい」という人の割合が20%弱に増えることも明らかになりました。
●ママ目線での保育ニーズはどこにあるのか
先日、保育士の給与が低いことに関してある有名人がTwitterでつぶやいたことが話題となりましたが、こんなサービスがあったら追加で払いたい!と思える保育サービスはどんなことか聞いてみました。
約7割近い指示を集めたのは、「病児保育、病後児保育も同じ保育園内施設で受け入れ可能(1,176 (68.7%) )でした。子どもが病気になると保育園では預かってもらえず、仕事を休んだり、病児を受け入れてもらえる預け先を探したりと奔走するママたちの苦労の声が反映されている結果となりました。
続く第2位は、「専門講師による幼児教育(英語教育、スポーツ、リトミック、ダンスなど)(924 (54%))という子どもの教育に 対するサービスが人気でした。また第3位には土日休みではないワーキングマザーもいることから、「日曜・祝日も預けられる(709 (41.4%)」ことがランクインしました。(※データ5)
では、こういった保育サービスにいくらまでなら支払えるのでしょうか。
およそ半数は「10,000円まで」、そして「いま以上払えない」が約2割。約6割が現状の保育料が高いと回答していたことから、保育に付加価値をつけていくことの難しさが浮き彫りになりました。
●まとめ
保育料は所得に応じて国の基準があり、それを元にして自治体ごとに定められた金額があります。現状定められている保育料を支払うだけでも家計が厳しいという声が多く聞こえてきたことから、3歳からの幼児教育の無償化が実施されることに期待を持つ人も多いと思われます。
一方で、保育士さんの待遇改善のためにサービスとしての付加価値を上げ、収益をアップさせるという余地はあまり大きくない状況で、施設単独での取り組みには限界がありそうです。
【番外編】預ける理由、地域特性ランキングを紹介します
・仕事が大好きなママ(預ける理由=働きたい!)は群馬県のママ
・備えあれば憂いなし、将来の貯蓄のために働くママは高知県がNO.1
・生活にメリハリがほしいのは、青森県のママ
・社会とのつながりをもっていたいママは京都府と佐賀県のママ
・キャリア志向の強いママNO.1は岐阜県
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■カラダノートママ部「保育料に関する調査」
調査方法:インターネット調査
調査期間: 2017年11月11日〜11月16日
情報公開日:2017年12月15日
対象者:カラダノートママ部メルマガ登録ユーザー1,711名
詳細情報はカラダノート家族総研にて紹介しております。
■サイト名:カラダノート家族総研
URL:http://karadanote.jp/souken/
■株式会社カラダノート<http://corp.karadanote.jp/>
株式会社カラダノートは、「家族の健康を支え笑顔をふやす」をビジョンに掲げ、主に妊娠中から育児中の女性を対象とした「カラダノートシリーズ」を提供しています。今後も妊娠中から育児中の女性をサポートするサービスの提供に努めてまいります。