イントラリンクス、M&A活動の世界予測を発表 日本を含むアジア太平洋地域が市場の伸びを牽引する2018年第4四半期から2019年第1四半期 ディール件数は増える見込みも地域間格差は継続
[18/12/05]
提供元:DreamNews
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【東京、2018年12月5日】バーチャルデータルーム(VDR)の世界的なリーディングプロバイダーであるイントラリンクス合同会社(東京都千代田区、代表:村岡 聡)は、M&A活動の2019年第1四半期までの世界トレンドを予測する「イントラリンクス・ディール・フロー・プレディクター」の最新版を発表しました。
本レポートによると、2018年第4四半期から2019年第1四半期に予測される公表M&A(合併・買収)の件数は、前年同期比で6%程度増加する見込みです。M&A活動の短期的な見通しは引続き良好ですが、このところの市場の成長を下支えする一方で市場の緊張状態の兆候の源となっている構造的な不均衡は、M&A市場に是正の必要性があることを示唆しています。
イントラリンクスで戦略ビジネス開発担当バイスプレジデントを務めるフィリップ・ウィチェロ(Philip Whitchelo)は、次のように述べています。
「2018年9月までのM&A活動における対前年比の成長は、アジア太平洋地域でのディール件数の増加によってもたらされたものです。同地域の公表ディール数は6%増加しましたが、他地域では7%減少しました。米国の金利上昇、株式市場の世界的な下落、M&Aバリュエーションの高騰、国際的なM&A取引や貿易フローに対する世界的な保護主義の台頭など、市場の緊張状態が発生する前兆も見られます。これらは、M&A市場の上向き基調が頂点に達しつつある可能性を示しています。」
イントラリンクス・ディール・フロー・プレディクターは、初期段階のM&A活動(準備段階またはデューデリジェンスの段階に達したセルサイドのM&Aディール)を追跡調査することで、将来のM&A活動の公表件数を予測しており、その正確さが実証されています。初期段階のM&A活動は、平均するとディール公表の6カ月前に見られます。
地域別のM&A活動の概況は以下の通りです。
アジア太平洋地域
M&Aディールの公表件数は、TMT、エネルギー/電力、原材料分野を中心に、前年同期比7%から20%の範囲で約14%増加すると予測されます。同地域においては、初期段階のM&A活動が二桁の増加を見せる見込みです。日本を含む中国、韓国、台湾など東アジアとインドが同地域の成長に最も貢献しています。
欧州、中東、アフリカ
M&Aディールの公表件数は、消費者/小売、工業および不動産の分野を中心に-6%から7%の範囲で前年同期の水準を維持すると予測されます。欧州では、フランス、イタリア、英国でのM&Aが増える見込みですが、ドイツは横這い、スペインでは減少が予想されます。
中南米
M&Aディールの公表件数は、前年同期比-17%から6%の範囲で約5%の減少が予測されます。不動産の分野で唯一件数が増える見込みです。同地域では、アルゼンチンでM&Aが最も増加すると予測されますが、ブラジルでは減少、メキシコは前年同期の水準を維持すると見られます。
北米
M&Aディールの公表件数は、不動産、工業、原材料分野を中心に前年同期比-6%から12%の範囲で約3%増加すると予測されます。
最新のイントラリンクス・ディール・フロー・プレディクターには、M&Aにおけるブロックチェーンアプリケーションの見通し、ならびに家族経営企業のM&Aに関する専門家のインタビューも掲載されています。
イントラリンクス・ディール・フロー・プレディクターについての詳細は、こちらのサイトをご覧ください。本レポートは日本語で提供されています。
イントラリンクスについて
イントラリンクスは、グローバルバンキング、ディールメイキングおよびキャピタルマーケットコミュニティ分野における金融テクノロジーのリーディングプロバイダーです。
バーチャルデータルームのパイオニアとして、イントラリンクスは、M&Aやキャピタルレイズ、投資家レポートといった戦略的イニシアティブにおいて情報の交換を促進し、安全性を確保します。22年間の実績を通じてイントラリンクスはFortune 1000企業の99%以上の信頼を得ており、同社のプラットフォームでは累計34兆7,000万ドル相当以上の金融取引が行われています。イントラリンクスは、2018年11月に米SS&Cテクノロジーズに買収されました。詳細は、www.intralinks.com/jpをご覧ください。
商標および著作権表記
「Intralinks」およびIntralinksロゴマークは、Intralinks, Inc.の登録商標です。(C) 2018 Intralinks, Inc.
本件に関するお問い合わせは
イントラリンクス合同会社
電話:03-4510-7900(代)
お問合せフォーム:https://www.intralinks.com/jp/contact/sales
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000186044&id=bodyimage1】
本レポートによると、2018年第4四半期から2019年第1四半期に予測される公表M&A(合併・買収)の件数は、前年同期比で6%程度増加する見込みです。M&A活動の短期的な見通しは引続き良好ですが、このところの市場の成長を下支えする一方で市場の緊張状態の兆候の源となっている構造的な不均衡は、M&A市場に是正の必要性があることを示唆しています。
イントラリンクスで戦略ビジネス開発担当バイスプレジデントを務めるフィリップ・ウィチェロ(Philip Whitchelo)は、次のように述べています。
「2018年9月までのM&A活動における対前年比の成長は、アジア太平洋地域でのディール件数の増加によってもたらされたものです。同地域の公表ディール数は6%増加しましたが、他地域では7%減少しました。米国の金利上昇、株式市場の世界的な下落、M&Aバリュエーションの高騰、国際的なM&A取引や貿易フローに対する世界的な保護主義の台頭など、市場の緊張状態が発生する前兆も見られます。これらは、M&A市場の上向き基調が頂点に達しつつある可能性を示しています。」
イントラリンクス・ディール・フロー・プレディクターは、初期段階のM&A活動(準備段階またはデューデリジェンスの段階に達したセルサイドのM&Aディール)を追跡調査することで、将来のM&A活動の公表件数を予測しており、その正確さが実証されています。初期段階のM&A活動は、平均するとディール公表の6カ月前に見られます。
地域別のM&A活動の概況は以下の通りです。
アジア太平洋地域
M&Aディールの公表件数は、TMT、エネルギー/電力、原材料分野を中心に、前年同期比7%から20%の範囲で約14%増加すると予測されます。同地域においては、初期段階のM&A活動が二桁の増加を見せる見込みです。日本を含む中国、韓国、台湾など東アジアとインドが同地域の成長に最も貢献しています。
欧州、中東、アフリカ
M&Aディールの公表件数は、消費者/小売、工業および不動産の分野を中心に-6%から7%の範囲で前年同期の水準を維持すると予測されます。欧州では、フランス、イタリア、英国でのM&Aが増える見込みですが、ドイツは横這い、スペインでは減少が予想されます。
中南米
M&Aディールの公表件数は、前年同期比-17%から6%の範囲で約5%の減少が予測されます。不動産の分野で唯一件数が増える見込みです。同地域では、アルゼンチンでM&Aが最も増加すると予測されますが、ブラジルでは減少、メキシコは前年同期の水準を維持すると見られます。
北米
M&Aディールの公表件数は、不動産、工業、原材料分野を中心に前年同期比-6%から12%の範囲で約3%増加すると予測されます。
最新のイントラリンクス・ディール・フロー・プレディクターには、M&Aにおけるブロックチェーンアプリケーションの見通し、ならびに家族経営企業のM&Aに関する専門家のインタビューも掲載されています。
イントラリンクス・ディール・フロー・プレディクターについての詳細は、こちらのサイトをご覧ください。本レポートは日本語で提供されています。
イントラリンクスについて
イントラリンクスは、グローバルバンキング、ディールメイキングおよびキャピタルマーケットコミュニティ分野における金融テクノロジーのリーディングプロバイダーです。
バーチャルデータルームのパイオニアとして、イントラリンクスは、M&Aやキャピタルレイズ、投資家レポートといった戦略的イニシアティブにおいて情報の交換を促進し、安全性を確保します。22年間の実績を通じてイントラリンクスはFortune 1000企業の99%以上の信頼を得ており、同社のプラットフォームでは累計34兆7,000万ドル相当以上の金融取引が行われています。イントラリンクスは、2018年11月に米SS&Cテクノロジーズに買収されました。詳細は、www.intralinks.com/jpをご覧ください。
商標および著作権表記
「Intralinks」およびIntralinksロゴマークは、Intralinks, Inc.の登録商標です。(C) 2018 Intralinks, Inc.
本件に関するお問い合わせは
イントラリンクス合同会社
電話:03-4510-7900(代)
お問合せフォーム:https://www.intralinks.com/jp/contact/sales
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