地域資源創発および、ジャパニーズウイスキーの啓発を目的とした TisTa株式会社と活動開始 〜アジア人初ウイスキー殿堂入りした輿水精一氏、東京大学東原教授がアドバイザーとして参画〜
[21/07/21]
提供元:DreamNews
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TSUKURU株式会社(代表取締役:辻 吉彦、本社:神奈川県川崎市、以下「TSUKURU」)は、TisTa株式会社(以下「TisTa」)と業務提携し、新たに地域資源の創発、ジャパニーズウイスキーの啓発に努める活動を2021年7月21日に開始しました。
TSUKURU株式会社は、地域の魅力(地域資源の価値)を引き出したジャパニーズウイスキーづくりをTisTa株式会社とともに企画・共創します。
■ TSUKURUが、TisTaを設立・活動開始する経緯
TSUKURUは「ヒトと地球が1,000年続く仕組みをつくる」というミッションのもと、「SDGs事業開発」と「共育システム(※1)」を事業の柱として、ヒトと地球環境に継続的に貢献できる仕組みづくりに取り組んで参りました。
上記の事業活動の中、2015年にアジア人初のウイスキー殿堂入り(※2)した世界的ブレンダーである輿水精一氏との出会いを通して、「地域の特色が色濃く表れるウイスキーの奥深さ」や「時と場がウイスキーにもたらす影響とその関係性の面白さ」に感銘を受け、その核にあたるジャパニーズ・クラフトマンシップに迫ることで、ヒトと地球が1,000年続く仕組みづくりを模索することができないか検討して参りました。
いまや世界五大ウイスキーのひとつに数えられるジャパニーズウイスキーの歴史は、1923年の山崎蒸留所設立から始まり、2023年には100周年を迎えます。さらに、本年2月17日に洋酒酒造組合からジャパニーズウイスキーの定義(※3)が国内外に発表されるなど、ますます注目が集まっています。
当社は、実際のものづくりに従事するつくり手たちのクラフトマンシップに敬意と感謝を表し、2023年から始まるジャパニーズウイスキーの新たな100年に向けて、クラフトマンシップを伝承し、業界全体で価値を守り、高めていくための活動を開始します。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000238473&id=bodyimage1】
■ TisTaの事業内容
(1)地域資源創発事業
「ジャパニーズウイスキー」を通して新たな地域資源の創発を目指す事業です。日本全国にある蒸溜所やつくり手の方々との連携を通じて、地域の魅力(地域資源の価値)を引き出したジャパニーズウイスキーづくりを企画・共創します。
(2)ジャパニーズウイスキーのつくり手育成事業
さまざまなブレンダーや蒸溜所と連携して「ウイスキーづくりの伝統技術」を蓄積・伝承することで、ウイスキーのつくり手を育成する事業です。本事業を通じて、日本を取り巻く技術の伝承者・後継者不足と品質の更なる向上に向けた課題解決の一助となるべくウイスキー業界を盛り上げて参ります。
また、ウイスキーを中心に取り組みつつ、ビールをはじめとする他のお酒のつくり手たちとの新しい価値の共創も積極的に検討して参ります。
(3)メディア事業CELLARR(R)
ウイスキーのつくり手の視点から「ものづくりに対する想いや伝統・技術」をお届けするウイスキー総合メディア事業です。
ウイスキーづくりの第一線で活躍される方々への取材を通じて、「日本のつくり手の魅力や在り方」を世界中に発信し、ジャパニーズウイスキーの魅力に触れて頂くことで、業界の発展に貢献して参ります。
上記事業だけでなく、今後、地域の酒蔵や蒸溜所、バーテンダー、酒類業界でご活躍されている方々、大学の教授、ウイスキーの原料となる農家の方々など、様々な専門家との連携も順次公開して参ります。
■ TisTa社名の由来
伝統をつくる、つむぐ、つたえる。「日本(ジャパニーズ)のものづくりの価値」を世代を超えて伝承するとともに、世界にもその価値を伝えることのできる会社でありたいとの思いから『Tradition(伝統)+ista(成し遂げるヒト)=TisTa(ティスタ)』と決めました。
■ 体制について
代表取締役:辻 吉彦 (TSUKURU株式会社 代表取締役 兼任)
2004年サントリー株式会社(当時)入社。 グループ財務部にてデットファイナンス、IRに従事。その後、サントリー食品インターナショナル株式会社 食品事業部に異動し、ニチレイアセロラ飲料事業の譲受を担当し、DDからクロージング、譲受後の事業統合を担当。 2013年TSUKURU株式会社を創業。飲料事業を始めに様々な事業を経て、ヒトの重要性に気づき、現在の事業モデルに向け、徐々にピボット。現在では、SDGsの達成に向けて「環境問題に貢献しながら、事業を創れる人材づくりと事業開発」に尽力。
アドバイザー: 輿水 精一(TSUKURU株式会社 アドバイザー 兼任)
1973年サントリー株式会社(当時)入社。多摩川工場でのブレンドグループを経て、76年より研究センターでウイスキーの貯蔵・熟成の研究に従事。85年より山崎蒸溜所で品質管理、貯蔵部門を担当した後91年よりブレンダー室課長に就任。
一日に200種類以上もの原酒をテイスティングし、世界的なコンペティションでトロフィーを受賞した「響30年」(1997年発売)をはじめ、「山崎50年」「同35年」など、様々なサントリーウイスキーの開発・ブレンドに従事。96年に主席ブレンダー、99年より「ウイスキーの品質を決める最終評価者」であるチーフブレンダーを歴任し、2014年よりサントリースピリッツ株式会社名誉チーフブレンダーに就任。
※輿水精一によるコメント
100年近い歴史をもつ日本のウイスキーづくりは、今や世界の五大ウイスキーのひとつとして世界中の注目を集めるようになりました。同時に国内には多くのウイスキーメーカーが誕生しています。日本のモノづくりの質の高さが継承され、永年かけて築き上げたジャパニーズウイスキーのブランド価値を棄損することなく、その魅力を世界中のウイスキーファンに知っていただけるよう、TisTaによるウイスキーの普及啓蒙活動を支援していきたいと思っております。
アドバイザー: 東原 和成(東京大学農学部応用生命化学専攻 生物化学研究室 教授)
1989年東京大学農学部農芸化学科卒業後、渡米し、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校でPh.D.取得。その後、博士研究員として、のちにノーベル化学賞を受賞するRobert Lefkowitz教授の元でGタンパク質共役型受容体の研究に従事。その後、日本人だからこそできる研究を日本から発信したいと志し、1996年に帰国。東大助手、神戸大助手、東大助教授を経て、2009年より現職。
日本帰国以来、匂いやフェロモンの嗅覚研究を独自のアプローチで展開してNatureやScience誌などトップジャーナルに研究成果を発表し、日本学士院学術奨励賞、日本味と匂学会賞、国際Right Awardなどを授賞。現在、JST未来社会創造事業で香りのヒューメインな有効活用に向けてプロジェクト推進中。食における香りの重要性も説き、共書として「ワインの香り」(虹有社)などを執筆。
※東原和成によるコメント
ウイスキーの記憶は、親父が好きだった角瓶から立ち上る香りとともに、小学生時代に遡ります。ウイスキーの肝ともいえる「香り」を感じる嗅覚は、五感の中でも、私たちの情動を動かし、記憶に強く結びつく感覚です。日本のウイスキーには、日本酒や日本ワインと同様に、日本の土地と気候ならではの独自な風味があり、作り手が込める日本人の優しい心が反映されています。それを継承し、世界へ発信していく場は必要です。さらには、遊び心を持って、新しいウイスキーの世界も開拓できるようなポテンシャルが日本にはあると思います。
(※1)TSUKURU独自開発の「新事業を自らの手で創出できる人材」を育て上げる人材育成の仕組み。SDGs事業開発で培ったノウハウやネットワークを生かした実践的な研修制度とフィールドワークから「やりたいことを事業化できる人材」を開発する。
(※2)パラグラフ・パブリッシング社発行のウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」が長年に渡りウイスキー業界において特筆すべき貢献を果たした個人に贈る栄誉ある賞「Hall of Fame」を受賞した個人の通称。2004年から始まったこの賞の受賞者は、世界で72例(2021年7月時点)。
(※3)ジャパニーズウイスキーの国際的な評価が高まる中で、ブランド価値の毀損を防ぐ目的から2021年2月17日に洋酒酒造組合によって発表された。原材料は麦芽を必ず使用するなどの基準が定められた。
■ 会社概要
【TSUKURU株式会社】
所在地 : 神奈川県川崎市宮前区有馬1-19-8
代表者 : 辻 吉彦
設立 : 2013年11月
事業内容 : SDGs事業開発、人材育成事業
WEBサイト : http://www.tskru.jp
【TisTa株式会社】
所在地 : 東京都渋谷区松濤1-29-15
代表者 : 辻 吉彦
設立 : 2020年1月6日 ※2018年6月前身となる会社より名義変更
事業内容 : 地域資源創発、つくり手育成、メディア事業
WEBサイト : http://www.tskru.jp/tista
CELLARR(R) : 2021年内、公開
配信元企業:TSUKURU株式会社
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TSUKURU株式会社は、地域の魅力(地域資源の価値)を引き出したジャパニーズウイスキーづくりをTisTa株式会社とともに企画・共創します。
■ TSUKURUが、TisTaを設立・活動開始する経緯
TSUKURUは「ヒトと地球が1,000年続く仕組みをつくる」というミッションのもと、「SDGs事業開発」と「共育システム(※1)」を事業の柱として、ヒトと地球環境に継続的に貢献できる仕組みづくりに取り組んで参りました。
上記の事業活動の中、2015年にアジア人初のウイスキー殿堂入り(※2)した世界的ブレンダーである輿水精一氏との出会いを通して、「地域の特色が色濃く表れるウイスキーの奥深さ」や「時と場がウイスキーにもたらす影響とその関係性の面白さ」に感銘を受け、その核にあたるジャパニーズ・クラフトマンシップに迫ることで、ヒトと地球が1,000年続く仕組みづくりを模索することができないか検討して参りました。
いまや世界五大ウイスキーのひとつに数えられるジャパニーズウイスキーの歴史は、1923年の山崎蒸留所設立から始まり、2023年には100周年を迎えます。さらに、本年2月17日に洋酒酒造組合からジャパニーズウイスキーの定義(※3)が国内外に発表されるなど、ますます注目が集まっています。
当社は、実際のものづくりに従事するつくり手たちのクラフトマンシップに敬意と感謝を表し、2023年から始まるジャパニーズウイスキーの新たな100年に向けて、クラフトマンシップを伝承し、業界全体で価値を守り、高めていくための活動を開始します。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000238473&id=bodyimage1】
■ TisTaの事業内容
(1)地域資源創発事業
「ジャパニーズウイスキー」を通して新たな地域資源の創発を目指す事業です。日本全国にある蒸溜所やつくり手の方々との連携を通じて、地域の魅力(地域資源の価値)を引き出したジャパニーズウイスキーづくりを企画・共創します。
(2)ジャパニーズウイスキーのつくり手育成事業
さまざまなブレンダーや蒸溜所と連携して「ウイスキーづくりの伝統技術」を蓄積・伝承することで、ウイスキーのつくり手を育成する事業です。本事業を通じて、日本を取り巻く技術の伝承者・後継者不足と品質の更なる向上に向けた課題解決の一助となるべくウイスキー業界を盛り上げて参ります。
また、ウイスキーを中心に取り組みつつ、ビールをはじめとする他のお酒のつくり手たちとの新しい価値の共創も積極的に検討して参ります。
(3)メディア事業CELLARR(R)
ウイスキーのつくり手の視点から「ものづくりに対する想いや伝統・技術」をお届けするウイスキー総合メディア事業です。
ウイスキーづくりの第一線で活躍される方々への取材を通じて、「日本のつくり手の魅力や在り方」を世界中に発信し、ジャパニーズウイスキーの魅力に触れて頂くことで、業界の発展に貢献して参ります。
上記事業だけでなく、今後、地域の酒蔵や蒸溜所、バーテンダー、酒類業界でご活躍されている方々、大学の教授、ウイスキーの原料となる農家の方々など、様々な専門家との連携も順次公開して参ります。
■ TisTa社名の由来
伝統をつくる、つむぐ、つたえる。「日本(ジャパニーズ)のものづくりの価値」を世代を超えて伝承するとともに、世界にもその価値を伝えることのできる会社でありたいとの思いから『Tradition(伝統)+ista(成し遂げるヒト)=TisTa(ティスタ)』と決めました。
■ 体制について
代表取締役:辻 吉彦 (TSUKURU株式会社 代表取締役 兼任)
2004年サントリー株式会社(当時)入社。 グループ財務部にてデットファイナンス、IRに従事。その後、サントリー食品インターナショナル株式会社 食品事業部に異動し、ニチレイアセロラ飲料事業の譲受を担当し、DDからクロージング、譲受後の事業統合を担当。 2013年TSUKURU株式会社を創業。飲料事業を始めに様々な事業を経て、ヒトの重要性に気づき、現在の事業モデルに向け、徐々にピボット。現在では、SDGsの達成に向けて「環境問題に貢献しながら、事業を創れる人材づくりと事業開発」に尽力。
アドバイザー: 輿水 精一(TSUKURU株式会社 アドバイザー 兼任)
1973年サントリー株式会社(当時)入社。多摩川工場でのブレンドグループを経て、76年より研究センターでウイスキーの貯蔵・熟成の研究に従事。85年より山崎蒸溜所で品質管理、貯蔵部門を担当した後91年よりブレンダー室課長に就任。
一日に200種類以上もの原酒をテイスティングし、世界的なコンペティションでトロフィーを受賞した「響30年」(1997年発売)をはじめ、「山崎50年」「同35年」など、様々なサントリーウイスキーの開発・ブレンドに従事。96年に主席ブレンダー、99年より「ウイスキーの品質を決める最終評価者」であるチーフブレンダーを歴任し、2014年よりサントリースピリッツ株式会社名誉チーフブレンダーに就任。
※輿水精一によるコメント
100年近い歴史をもつ日本のウイスキーづくりは、今や世界の五大ウイスキーのひとつとして世界中の注目を集めるようになりました。同時に国内には多くのウイスキーメーカーが誕生しています。日本のモノづくりの質の高さが継承され、永年かけて築き上げたジャパニーズウイスキーのブランド価値を棄損することなく、その魅力を世界中のウイスキーファンに知っていただけるよう、TisTaによるウイスキーの普及啓蒙活動を支援していきたいと思っております。
アドバイザー: 東原 和成(東京大学農学部応用生命化学専攻 生物化学研究室 教授)
1989年東京大学農学部農芸化学科卒業後、渡米し、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校でPh.D.取得。その後、博士研究員として、のちにノーベル化学賞を受賞するRobert Lefkowitz教授の元でGタンパク質共役型受容体の研究に従事。その後、日本人だからこそできる研究を日本から発信したいと志し、1996年に帰国。東大助手、神戸大助手、東大助教授を経て、2009年より現職。
日本帰国以来、匂いやフェロモンの嗅覚研究を独自のアプローチで展開してNatureやScience誌などトップジャーナルに研究成果を発表し、日本学士院学術奨励賞、日本味と匂学会賞、国際Right Awardなどを授賞。現在、JST未来社会創造事業で香りのヒューメインな有効活用に向けてプロジェクト推進中。食における香りの重要性も説き、共書として「ワインの香り」(虹有社)などを執筆。
※東原和成によるコメント
ウイスキーの記憶は、親父が好きだった角瓶から立ち上る香りとともに、小学生時代に遡ります。ウイスキーの肝ともいえる「香り」を感じる嗅覚は、五感の中でも、私たちの情動を動かし、記憶に強く結びつく感覚です。日本のウイスキーには、日本酒や日本ワインと同様に、日本の土地と気候ならではの独自な風味があり、作り手が込める日本人の優しい心が反映されています。それを継承し、世界へ発信していく場は必要です。さらには、遊び心を持って、新しいウイスキーの世界も開拓できるようなポテンシャルが日本にはあると思います。
(※1)TSUKURU独自開発の「新事業を自らの手で創出できる人材」を育て上げる人材育成の仕組み。SDGs事業開発で培ったノウハウやネットワークを生かした実践的な研修制度とフィールドワークから「やりたいことを事業化できる人材」を開発する。
(※2)パラグラフ・パブリッシング社発行のウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」が長年に渡りウイスキー業界において特筆すべき貢献を果たした個人に贈る栄誉ある賞「Hall of Fame」を受賞した個人の通称。2004年から始まったこの賞の受賞者は、世界で72例(2021年7月時点)。
(※3)ジャパニーズウイスキーの国際的な評価が高まる中で、ブランド価値の毀損を防ぐ目的から2021年2月17日に洋酒酒造組合によって発表された。原材料は麦芽を必ず使用するなどの基準が定められた。
■ 会社概要
【TSUKURU株式会社】
所在地 : 神奈川県川崎市宮前区有馬1-19-8
代表者 : 辻 吉彦
設立 : 2013年11月
事業内容 : SDGs事業開発、人材育成事業
WEBサイト : http://www.tskru.jp
【TisTa株式会社】
所在地 : 東京都渋谷区松濤1-29-15
代表者 : 辻 吉彦
設立 : 2020年1月6日 ※2018年6月前身となる会社より名義変更
事業内容 : 地域資源創発、つくり手育成、メディア事業
WEBサイト : http://www.tskru.jp/tista
CELLARR(R) : 2021年内、公開
配信元企業:TSUKURU株式会社
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