史上最大規模のカタール文化紹介イベント カタール・ウィーク ファラジャンin TOKYOが閉幕
日本とカタール国の国交40周年記念プロジェクト「カタール ジャパン 2012」の一環として、カタール美術館庁が主催する「カタール・ウィーク ファラジャン in Tokyo」が、2012年10月1日(月)閉幕しました。
Press Release
報道関係者各位
2012年10月1日
カタール ジャパン 2012
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史上最大規模のカタール文化紹介イベント
カタール・ウィーク ファラジャンin TOKYOが閉幕
〜 一日平均約5,000人が来場、カタールの伝統市場「スーク」を体験 〜
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日本とカタール国の国交40周年記念プロジェクト「カタール ジャパン 2012」の一環として、カタール美術館庁が主催する「カタール・ウィーク ファラジャン in Tokyo」が、2012年10月1日(月)閉幕しました。
初日の9月27日のオープニングセレモニーには、高円宮妃久子さまをはじめ、アブドゥラ・ビン・ハマド・アル・アティーヤ カタール行政監督庁長官、門司健次郎在カタール特命全権大使、ユセフ・モハメド・ビラール・駐日カタール特命全権大使など両国の来賓が列席。また、日本とカタールの経済交流を支える両国の企業関係者らが多数参加するなか、主催者を代表してカタール美術官庁のマンスール・アル・ハテルCEOより、エネルギー資源を中心としたカタールの経済発展に対する日本の協力に謝意が述べられ、一方、高円宮妃久子さまより、2011年の東日本大震災直後に寄せられたカタール国によるさまざまな支援に対する感謝の言葉が贈られました。
5日間にわたる会期中(9/27〜10/1)、会場となった東京・六本木ヒルズには一日平均約5,000人(主催者発表)の人々が訪れ、アリーナに再現された伝統的な中央市場「スーク」の街並みやカタールの伝統舞踊や音楽、アーティストによるパフォーマンス、カタールゆかりの名産品などを楽しみました。また、会場内には日本とカタールの友好関係をつなぐさまざまな企業活動やカタールの今を紹介した写真展、また芸術やスポーツを通じた文化交流活動などが紹介されました。
さらに9月29日(土)、30日(日)には、俳優の別所哲也氏が親善大使を務めるカタールフレンド基金のトークショーが行われ、同基金による東日本大震災復興支援活動の状況や、今月宮城県女川町に開設される予定の水産加工施設の紹介が行われました。
会場で行われたアンケート調査では、「このイベントの前にカタールを知っていましたか?」との問いに「いいえ」と答えた人のうち、9割を超える人々が、「このイベントの後にカタールに行ってみたい」と回答を寄せ、また、「(東日本大震災直後の)日本に対する支援に感謝したい」「今後友好関係がさらに発展することを望みます」といったコメントが寄せられました。
以上
■カタール ジャパン 2012について
日本とカタールが国交を樹立してから2012年で40周年を迎えることを記念して、昨年、カタールの行政機関であるカタール美術館庁が設立したプロジェクトです。2012年の1年間にわたって文化・スポーツ・ビジネスなどのジャンルで、展示・展覧会、教育交流プログラム、ファッションショー、親善サッカー大会、ビジネスフォーラムなどの各種イベントを両国で開催し、両国の歴史・功績・伝統に対する相互理解を高めることを目指します。これまで開催したイベントは、カタールでは「村上隆 “EGO” 展覧会」を開催し、日本では日本初のアラブのファッションショー「ザ シークレット オブ アラビアンモード」を開催しました。カタール美術館庁が主催、カタールガス、カタール石油公社が協賛しています。また、カタール文化省、アルジャジーラ ・ネットワーク、カタール航空、ドーハ映画協会、カタールビジネス貿易省、カタール 2022、カタール財団、カタールオリンピック委員会、カタール政府観光局、リーチ・アウト・トゥー・アジア、カタール フレンド基金、最高教育評議会の後援を受けています。詳細は公式ホームページ(http://qatarjapan2012.com/online/jp/home)にて確認できます。
■カタールについて
・特長
カタールはアラビア湾の西端にある半島を領土とする国であり、首都はドーハです。南部は砂丘地帯で、北部には耕作地が点在する平坦で岩の多い砂漠が広がります。冬には時々雨も降り、温暖で快適な気候ですが、夏はとても暑く湿度も高くなります。総面積は11,437km2、人口は約170万人で、その多くが若者です。カタールはこれまでに発見された中で最大の非随伴ガス田を持ち、世界で最も重要な石油・液化天然ガス産出国の1つです。
・日本との国交
1972年5月の国交開始以来、カタールにとって日本は主要貿易相手国の1つであり、日本は約15年間にわたりカタールからLNG(液化天然ガス)を輸入しています。国交開始から40年間に両国の関係はますます緊密化されており、エネルギー部門だけでなく、教育、インフラストラクチャー、テクノロジー、そして文化といった分野にまで及んでいます。こうした繋がりは、災害時の寛大な支援活動にも発展しており、2011年前半、カタールは同年3月11日に起きた東日本大震災・津波被災者への支援金として、日本に1億米ドルを寄付しました。さらに、カタールは震災後の復興支援の一環として日本に対するLNGの供給量も増加させています。
・経済
カタールは湾岸協力会議6 カ国のメンバーであり、国民1人当たりの国内総生産( G D P )は世界最大級の103,275 米ドルに達します。天然ガスの埋蔵量は中東で最大、世界第2 位のおよそ900兆立方フィート[25兆4900億立方メートル](石油は約1620億バレル)です。加えて、国家開発戦略(2011〜2016年)による自由市場政策と低い税率が世界中から投資家を呼び込んでおり、カタールは国際ビジネスの中心となり、健全な経済成長を続けています。
・娯楽とスポーツ
カタールは、これまでにも2006 年の第15 回アジア大会を開催するなど、多様な世界クラスのスポーツ施設を有しています。また、2010年には中東・アラブの国としては初めてFIFAワールドカップ(2022年大会)の開催国に選ばれました。多種多様な高級ホテルやショッピングモールなど、モスクその他、地域の伝統と現代的なライフスタイルがミックスした観光スポットが多数存在します。
・芸術と文化
イスラム芸術美術館、マトハフ・アラブ現代美術館、カタール国立博物館、カタラ文化村をはじめとする文化機関や美術館は、カタールを地域の文化拠点に変えつつあります。2010 年にはユネスコの文化首都プログラムのもと、アラブ連盟によりドーハがアラブ文化首都に選ばれました。
【本件に関するお問い合わせ先】
カタール ジャパン 2012 広報事務局(株式会社トレイントラックス内)
担当: 宮本、遠藤
TEL: 03-5738-4177
FAX: 03-5738-4178
Mail: qj2012@traintracks.jp
Press Release
報道関係者各位
2012年10月1日
カタール ジャパン 2012
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カタール・ウィーク ファラジャンin TOKYOが閉幕
〜 一日平均約5,000人が来場、カタールの伝統市場「スーク」を体験 〜
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日本とカタール国の国交40周年記念プロジェクト「カタール ジャパン 2012」の一環として、カタール美術館庁が主催する「カタール・ウィーク ファラジャン in Tokyo」が、2012年10月1日(月)閉幕しました。
初日の9月27日のオープニングセレモニーには、高円宮妃久子さまをはじめ、アブドゥラ・ビン・ハマド・アル・アティーヤ カタール行政監督庁長官、門司健次郎在カタール特命全権大使、ユセフ・モハメド・ビラール・駐日カタール特命全権大使など両国の来賓が列席。また、日本とカタールの経済交流を支える両国の企業関係者らが多数参加するなか、主催者を代表してカタール美術官庁のマンスール・アル・ハテルCEOより、エネルギー資源を中心としたカタールの経済発展に対する日本の協力に謝意が述べられ、一方、高円宮妃久子さまより、2011年の東日本大震災直後に寄せられたカタール国によるさまざまな支援に対する感謝の言葉が贈られました。
5日間にわたる会期中(9/27〜10/1)、会場となった東京・六本木ヒルズには一日平均約5,000人(主催者発表)の人々が訪れ、アリーナに再現された伝統的な中央市場「スーク」の街並みやカタールの伝統舞踊や音楽、アーティストによるパフォーマンス、カタールゆかりの名産品などを楽しみました。また、会場内には日本とカタールの友好関係をつなぐさまざまな企業活動やカタールの今を紹介した写真展、また芸術やスポーツを通じた文化交流活動などが紹介されました。
さらに9月29日(土)、30日(日)には、俳優の別所哲也氏が親善大使を務めるカタールフレンド基金のトークショーが行われ、同基金による東日本大震災復興支援活動の状況や、今月宮城県女川町に開設される予定の水産加工施設の紹介が行われました。
会場で行われたアンケート調査では、「このイベントの前にカタールを知っていましたか?」との問いに「いいえ」と答えた人のうち、9割を超える人々が、「このイベントの後にカタールに行ってみたい」と回答を寄せ、また、「(東日本大震災直後の)日本に対する支援に感謝したい」「今後友好関係がさらに発展することを望みます」といったコメントが寄せられました。
以上
■カタール ジャパン 2012について
日本とカタールが国交を樹立してから2012年で40周年を迎えることを記念して、昨年、カタールの行政機関であるカタール美術館庁が設立したプロジェクトです。2012年の1年間にわたって文化・スポーツ・ビジネスなどのジャンルで、展示・展覧会、教育交流プログラム、ファッションショー、親善サッカー大会、ビジネスフォーラムなどの各種イベントを両国で開催し、両国の歴史・功績・伝統に対する相互理解を高めることを目指します。これまで開催したイベントは、カタールでは「村上隆 “EGO” 展覧会」を開催し、日本では日本初のアラブのファッションショー「ザ シークレット オブ アラビアンモード」を開催しました。カタール美術館庁が主催、カタールガス、カタール石油公社が協賛しています。また、カタール文化省、アルジャジーラ ・ネットワーク、カタール航空、ドーハ映画協会、カタールビジネス貿易省、カタール 2022、カタール財団、カタールオリンピック委員会、カタール政府観光局、リーチ・アウト・トゥー・アジア、カタール フレンド基金、最高教育評議会の後援を受けています。詳細は公式ホームページ(http://qatarjapan2012.com/online/jp/home)にて確認できます。
■カタールについて
・特長
カタールはアラビア湾の西端にある半島を領土とする国であり、首都はドーハです。南部は砂丘地帯で、北部には耕作地が点在する平坦で岩の多い砂漠が広がります。冬には時々雨も降り、温暖で快適な気候ですが、夏はとても暑く湿度も高くなります。総面積は11,437km2、人口は約170万人で、その多くが若者です。カタールはこれまでに発見された中で最大の非随伴ガス田を持ち、世界で最も重要な石油・液化天然ガス産出国の1つです。
・日本との国交
1972年5月の国交開始以来、カタールにとって日本は主要貿易相手国の1つであり、日本は約15年間にわたりカタールからLNG(液化天然ガス)を輸入しています。国交開始から40年間に両国の関係はますます緊密化されており、エネルギー部門だけでなく、教育、インフラストラクチャー、テクノロジー、そして文化といった分野にまで及んでいます。こうした繋がりは、災害時の寛大な支援活動にも発展しており、2011年前半、カタールは同年3月11日に起きた東日本大震災・津波被災者への支援金として、日本に1億米ドルを寄付しました。さらに、カタールは震災後の復興支援の一環として日本に対するLNGの供給量も増加させています。
・経済
カタールは湾岸協力会議6 カ国のメンバーであり、国民1人当たりの国内総生産( G D P )は世界最大級の103,275 米ドルに達します。天然ガスの埋蔵量は中東で最大、世界第2 位のおよそ900兆立方フィート[25兆4900億立方メートル](石油は約1620億バレル)です。加えて、国家開発戦略(2011〜2016年)による自由市場政策と低い税率が世界中から投資家を呼び込んでおり、カタールは国際ビジネスの中心となり、健全な経済成長を続けています。
・娯楽とスポーツ
カタールは、これまでにも2006 年の第15 回アジア大会を開催するなど、多様な世界クラスのスポーツ施設を有しています。また、2010年には中東・アラブの国としては初めてFIFAワールドカップ(2022年大会)の開催国に選ばれました。多種多様な高級ホテルやショッピングモールなど、モスクその他、地域の伝統と現代的なライフスタイルがミックスした観光スポットが多数存在します。
・芸術と文化
イスラム芸術美術館、マトハフ・アラブ現代美術館、カタール国立博物館、カタラ文化村をはじめとする文化機関や美術館は、カタールを地域の文化拠点に変えつつあります。2010 年にはユネスコの文化首都プログラムのもと、アラブ連盟によりドーハがアラブ文化首都に選ばれました。
【本件に関するお問い合わせ先】
カタール ジャパン 2012 広報事務局(株式会社トレイントラックス内)
担当: 宮本、遠藤
TEL: 03-5738-4177
FAX: 03-5738-4178
Mail: qj2012@traintracks.jp