Snips、ブロックチェーンベースの新しいAI音声アシスタントで日本のコネクテッドホームのプライバシーを保護
[18/07/17]
提供元:@Press
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コネクテッドデバイスに搭載する音声プラットフォームを開発するフランスのスタートアップ、Snips(スニップス)社は、コネクテッドホームデバイスにおけるプライバシーを守る初の音声プラットフォーム「Snips AIR」を発表しました。2019年末に提供開始予定の「Snips AIR」は、プロセス全体を通してプライバシーを考慮する「Private-by-Design」に準拠した分散型プラットフォームで、これまでの音声アシスタントに取って代わるソリューションです。「Snips AIR」は、ユーザーのデータをクラウドに保存することなく、デバイス上ですべてのデータを処理するため、家族の個人データをスマートホーム内にとどめることができます。
Snipsは、あらゆるデバイスにAIアシスタントを搭載することで、テクノロジーを意識させない直感的な操作を可能にします。2017年6月から提供が開始されているSnipsのプラットフォーム上では、1万4,000以上のデベロッパーが登録されており、すでに2万4,000以上の音声アシスタントを開発しています。現時点で、日本語版、英語版、フランス語版、ドイツ語版が利用可能で、2020年までに中国語版と韓国語版が追加される予定です。
Snipsにとって、日本は東アジア地域における重要な市場の一つです。Snipsは今年6月に、日本語版の音声テクノロジーを発表しました。また、SnipsはイノベーションプラットフォームPlug and Playに採用されており、この夏開催されるPlug and Play IoT Japanで紹介されます。Snipsは、年内に日本で製品を販売するために日本のメーカーと最終的な協議を進めています。2018年秋までに合同プロジェクトを実施できるよう、パートナー企業の選定にあたってPlug and Play Japanの支援を受けます。
Snipsはこれまでに、Korelya Capital、MAIF Avenir、BPI France、Eniac Venturesなどの投資会社から2,200万ユーロの資金を調達しています。Snipsを率いるランド・ヒンディは、MITテクノロジーレビューの「35歳未満のイノベーター35人」およびフォーブス誌の「30アンダー30(30歳未満の重要人物)」の起業家にも選ばれています。
現在普及している音声アシスタントは、機械学習モデルの質を改善する目的でユーザーのデータをクラウドに送信していますが、それによって家族のプライバシーが侵害され、個人データが乱用される恐れもあります。アマゾンは、ユーザーに対し、リスニングデバイスを家庭の各部屋に設置するよう推奨していますが、ユーザーは依然として個人情報が漏洩し不特定の人に送信されてしまうという問題に直面しています。
Snipsは、エッジコンピューティングとAIRネットワークブロックチェーンを利用し、ユーザーが自分のデータを管理できる分散型プラットフォームを構築することで、この問題を解決します。Snipsの技術によって、データはすべてローカルデバイスで処理され、クラウドのバックエンドに送信されることはありません。そのため、「Snips AIR」は、ユーザーについての情報を入手しなくても、大量監視やハッキングからユーザーを守ることができます。
Snipsの創業者兼CEOであるランド・ヒンディは次のように述べています。「既存の音声アシスタントには、個人データの集中管理、プライバシーの侵害、ユーザーやデベロッパーのエクスプロイテーション(脆弱性の悪用)といった、今日のインターネットにまつわる問題が表れています。2019年後半に発売される『Snips AIR』は、プライバシーの保護について懸念されているご家庭に、これまでの製品に代わるソリューションを提供します。」
「Snips AIR」は、日常のあらゆるシーンで、ホームオートメーション(照明の管理、温度調節、窓の開閉)、天気、マルチメディア、料理、日付・時刻、カレンダー、リマインダーなど、多くのビルトインアプリに搭載可能です。デベロッパーは、「Snips AIR」向けに追加アプリを開発し、Snipsの分散型アプリストアでリリースすることができます。
OEM企業は、自社製品にSnipsアシスタントを搭載し、ユーザーのプライバシーを守りながら、アプリストア、デベロッパーコミュニティ、AIRブロックチェーンといったSnipsの音声エコシステムを活用することができます。
「Snips AIR」の仕組み:ユーザーとデベロッパーにとって公正なモデル
ユーザーは、AIRブロックチェーンを利用し、分散型台帳のネットワークを通じて学ぶ機械学習モデルに暗号化したデータを送信することで、そのメリットを享受できます。アプリケーションデベロッパーは、処理されたデータを収集し、暗号化されたユーザーのデータを含んだ新しい機械学習モデルを得られます。AIは、関連性のある暗号化された学習を利用してブロックチェーン上で学習するため、ユーザー自身は自分の個人データをさらしてプライバシーを漏らすことはなく、デベロッパーはユーザーのデータを活用して新しいアプリケーションをSnip AIRプラットフォームに追加できます。
Snipsアプリストアは、トークンキュレーション型のマーケットプレイスであるため、デベロッパーのコミュニティは検閲を受ける心配をせずにプラットフォームを活用できます。Snipsは、集中型のアシスタントとは異なり、デベロッパーの開発に口出しすることはありません。デベロッパーコミュニティは、携帯アプリストアでしばしば発生する集中型の検閲を受けることなく、自らの判断でアプリストアをキュレーションし、高品質のアプリだけがリリースされるようにできます。
さらに詳しい「Snips AIR」の情報は同社ウェブサイト (英語) https://air.snips.ai/ をご覧ください
Snipsについて:
Snipsは、2013年に3人の博士によって設立されました。あらゆるデバイスにAI音声アシスタントを搭載し、テクノロジーを意識させないほど直感的に操作できることを目指しています。Snipsは、産業向けデバイスメーカー向けに、音声アシスタントテクノロジーをホワイトラベル・ソリューションとして提供しています。Snipsは、他の音声ソリューションと違い、データをすべてデバイス上で処理し、クラウドに一切送信せず、Private-by-DesignとEU一般データ保護規則(GDPR)に準拠しています。Snipsはパリとニューヨークに60人以上の従業員を擁し、現在までに2,200万ユーロの資金を調達しています。
Snipsは、あらゆるデバイスにAIアシスタントを搭載することで、テクノロジーを意識させない直感的な操作を可能にします。2017年6月から提供が開始されているSnipsのプラットフォーム上では、1万4,000以上のデベロッパーが登録されており、すでに2万4,000以上の音声アシスタントを開発しています。現時点で、日本語版、英語版、フランス語版、ドイツ語版が利用可能で、2020年までに中国語版と韓国語版が追加される予定です。
Snipsにとって、日本は東アジア地域における重要な市場の一つです。Snipsは今年6月に、日本語版の音声テクノロジーを発表しました。また、SnipsはイノベーションプラットフォームPlug and Playに採用されており、この夏開催されるPlug and Play IoT Japanで紹介されます。Snipsは、年内に日本で製品を販売するために日本のメーカーと最終的な協議を進めています。2018年秋までに合同プロジェクトを実施できるよう、パートナー企業の選定にあたってPlug and Play Japanの支援を受けます。
Snipsはこれまでに、Korelya Capital、MAIF Avenir、BPI France、Eniac Venturesなどの投資会社から2,200万ユーロの資金を調達しています。Snipsを率いるランド・ヒンディは、MITテクノロジーレビューの「35歳未満のイノベーター35人」およびフォーブス誌の「30アンダー30(30歳未満の重要人物)」の起業家にも選ばれています。
現在普及している音声アシスタントは、機械学習モデルの質を改善する目的でユーザーのデータをクラウドに送信していますが、それによって家族のプライバシーが侵害され、個人データが乱用される恐れもあります。アマゾンは、ユーザーに対し、リスニングデバイスを家庭の各部屋に設置するよう推奨していますが、ユーザーは依然として個人情報が漏洩し不特定の人に送信されてしまうという問題に直面しています。
Snipsは、エッジコンピューティングとAIRネットワークブロックチェーンを利用し、ユーザーが自分のデータを管理できる分散型プラットフォームを構築することで、この問題を解決します。Snipsの技術によって、データはすべてローカルデバイスで処理され、クラウドのバックエンドに送信されることはありません。そのため、「Snips AIR」は、ユーザーについての情報を入手しなくても、大量監視やハッキングからユーザーを守ることができます。
Snipsの創業者兼CEOであるランド・ヒンディは次のように述べています。「既存の音声アシスタントには、個人データの集中管理、プライバシーの侵害、ユーザーやデベロッパーのエクスプロイテーション(脆弱性の悪用)といった、今日のインターネットにまつわる問題が表れています。2019年後半に発売される『Snips AIR』は、プライバシーの保護について懸念されているご家庭に、これまでの製品に代わるソリューションを提供します。」
「Snips AIR」は、日常のあらゆるシーンで、ホームオートメーション(照明の管理、温度調節、窓の開閉)、天気、マルチメディア、料理、日付・時刻、カレンダー、リマインダーなど、多くのビルトインアプリに搭載可能です。デベロッパーは、「Snips AIR」向けに追加アプリを開発し、Snipsの分散型アプリストアでリリースすることができます。
OEM企業は、自社製品にSnipsアシスタントを搭載し、ユーザーのプライバシーを守りながら、アプリストア、デベロッパーコミュニティ、AIRブロックチェーンといったSnipsの音声エコシステムを活用することができます。
「Snips AIR」の仕組み:ユーザーとデベロッパーにとって公正なモデル
ユーザーは、AIRブロックチェーンを利用し、分散型台帳のネットワークを通じて学ぶ機械学習モデルに暗号化したデータを送信することで、そのメリットを享受できます。アプリケーションデベロッパーは、処理されたデータを収集し、暗号化されたユーザーのデータを含んだ新しい機械学習モデルを得られます。AIは、関連性のある暗号化された学習を利用してブロックチェーン上で学習するため、ユーザー自身は自分の個人データをさらしてプライバシーを漏らすことはなく、デベロッパーはユーザーのデータを活用して新しいアプリケーションをSnip AIRプラットフォームに追加できます。
Snipsアプリストアは、トークンキュレーション型のマーケットプレイスであるため、デベロッパーのコミュニティは検閲を受ける心配をせずにプラットフォームを活用できます。Snipsは、集中型のアシスタントとは異なり、デベロッパーの開発に口出しすることはありません。デベロッパーコミュニティは、携帯アプリストアでしばしば発生する集中型の検閲を受けることなく、自らの判断でアプリストアをキュレーションし、高品質のアプリだけがリリースされるようにできます。
さらに詳しい「Snips AIR」の情報は同社ウェブサイト (英語) https://air.snips.ai/ をご覧ください
Snipsについて:
Snipsは、2013年に3人の博士によって設立されました。あらゆるデバイスにAI音声アシスタントを搭載し、テクノロジーを意識させないほど直感的に操作できることを目指しています。Snipsは、産業向けデバイスメーカー向けに、音声アシスタントテクノロジーをホワイトラベル・ソリューションとして提供しています。Snipsは、他の音声ソリューションと違い、データをすべてデバイス上で処理し、クラウドに一切送信せず、Private-by-DesignとEU一般データ保護規則(GDPR)に準拠しています。Snipsはパリとニューヨークに60人以上の従業員を擁し、現在までに2,200万ユーロの資金を調達しています。