岡山県真庭市の地域資源「ミツマタ」抽出エキス配合化粧水『結の香ホワイトリフトローション』を7月27日発売
[21/07/21]
提供元:@Press
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株式会社YUNOKA(所在地:岡山県真庭市、代表取締役:内藤 靖史)は、優れた「しみ予防剤(美白剤)」としての機能が発見されたミツマタエキスを配合した「結の香ホワイトリフトローション」を開発し、2021年7月27日から販売開始いたします。
岡山県真庭市の地域資源であるミツマタから抽出したエキスの有用性を、産学連携で岡山理科大学と共同研究を行った結果、「しみ予防剤(美白剤)」として新たな化粧品の可能性が示唆されました。
これを受けて開発されたのが世界初(※)となるミツマタエキス配合の結の香化粧品です。美容液、石鹸は既に発売しております。
※化粧品原料として、世界で初めてミツマタから抽出したエキスとしてINCI名(化粧品成分の国際的表示名称)を取得しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/263366/LL_img_263366_1.jpg
結の香ホワイトリフトローション
■化粧品開発に至った経緯
日本の文化は紙の文化と言われるように、長い間、日本人の生活に深くかかわって来ました。
岡山県真庭市樫西地区は昔から和紙の原料である三椏(みつまた)栽培が盛んで、日本紙幣の原料として旧大蔵省(現・国立印刷局)に納める局納ミツマタの生産で、全国第一位を誇っていました。
■和紙との出会い
きっかけは、地域の伝統工芸品である手漉き樫西和紙の工房を訪ねた折り、厳寒の中、冷水で紙を漉く職人の手肌がキレイで驚いたことです。工房ではミツマタを原料として漉いているとのこと。また、ミツマタを原料とした紙幣は万人が手に触れるが手荒れをしたとは聞きません。これらのことからミツマタは化粧品の原料になり得るのではと着目しました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/263366/LL_img_263366_2.jpg
手漉き
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/263366/LL_img_263366_4.jpg
和紙箱
■ミツマタ抽出エキスの有用性調査
ミツマタから抽出したエキスの有用性を、岡山理科大学 工学部バイオ・応用化学科の安藤 秀哉教授に依頼。
その結果、ミツマタエキスには際立った「メラニン生成抑制作用」があることが判明し、「自身の携わった中で、最上級の効果が得られた」(安藤教授)との評価を得、それ程良いものなら、是非世に出したいと商品化に至りました。
■特許取得
産学連携による研究成果として、ミツマタの特定部位(白皮)に「メラニン生成抑制作用」があることを突き止め、岡山理科大学と特許を共同出願し取得しました。
特許第67650975号
発明の名称:メラニン生成抑制剤。メラニン生成抑制作用を有するミツマタ樹皮の白皮抽出物と、それを含有する化粧料組生物。
■開発の狙いとメリット
新しい価値の創造
ミツマタエキスの「しみ予防剤(美白剤)」としての研究開発は、和紙の製造過程で生じる廃液を活用するので、残った樹皮の繊維はそのまま紙の原料に使用できる為、無駄はありません。
また、化粧品の原料として、高付加価値の商品化により、経済価値を生み出し、和紙を取り巻く経営環境向上に寄与できます。
そして衰退の一途を辿る和紙文化の維持・継承に繋がればと期待しています。
■真庭の活性化、ミツマタの再生
ミツマタは古来、製紙の為の用途に限られていましたが、化粧品原料としての新たな活用策が開発出来たことで、衰退を辿っているミツマタ栽培を再生させることが可能となります。
これをきっかけに真庭市樫西地区の現地コミュニティでは、“ミツマタの郷”再興プロジェクトが立ち上がり、SDGs事業の一環として活動が始まっています。
現地コミュニティ、地元商工会、地域金融機関、行政、大学研究機関等の地域ネットワークで、ミツマタを核とした化粧品事業を地場産業として、地域経済活性化を図りたいと思います。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/263366/LL_img_263366_3.jpg
ミツマタ
■ミツマタ栽培の推移
中国、四国地方の山間部で盛んに栽培され国立印刷局に納められるミツマタ(局納ミツマタ)として、需要を下支えしてきましたが、近年は農村の構造変化に伴って生産者の高齢化、後継者不足で年々衰退の一途を辿っています。全国のミツマタの収穫量、栽培面積の推移をみると、平成2年に栽培面積942ha、生産量810tあったものが、平成27年には40.6ha、18.7tとなっており、面積比4.3%、生産量で2.3%まで縮小しています。
■ミツマタについて
科名 : ジンチョウゲ科
属名 : ミツマタ属
和名 : ミツマタ(三椏、三又)
中国名 : 結香(ジェシアン)、黄端香
学名 : Edgeworthia Chrysantha
原産地 : 中国中南部、ヒマラヤ地方
分布地域: ネパール、中国、韓国、日本等が一般的に知られている
樹高 : 1〜2メートル。落葉低木、花期3〜4月
■商品概要
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/263366/LL_img_263366_5.jpg
結の香ホワイトリフトローション
商品名: 結の香ホワイトリフトローション
種類 : 化粧水
容量 : 150ml
価格 : 3,960円税込
材状 : さらっとしたテクスチャーで、肌の奥※まで潤いを届ける化粧水
(※角質層まで)
全成分: 水、DPG、BG、グリセリン、メチルグルセス-20、ベタイン、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール、PPG-6デシルテトラデセス-30、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、クエン酸Na、メタリン酸Na、オレンジ油、ライム油、アオモジ果実油、コウスイガヤ油、ユーカリシトリオドラ油、ラベンダー油、マヨラナ葉油、ローズマリー葉油、ミツマタ樹皮エキス、グルコシルナリンギン、ソルビトール、ナリンギン、サッカロミセス/コメヌカ発酵液エキス、酒粕エキス、酵母エキス、サトザクラ花エキス、トコフェロール、リン酸Na
【処方の特徴】
浸透性にこだわり、さっぱりなのにきちんと潤い美容液の通り道をつくる化粧水
【処方フリー条件】
パラベン・アルコール・シリコーン鉱物油・紫外線吸収剤・旧表示指定成分
【販売開始日】
2021年7月27日
【販売元】
株式会社YUNOKA
岡山県真庭市久世2827
【発売元】
株式会社エイチケイ商会
岡山県真庭市久世2512-12
【製造販売元】
株式会社コスメテックジャパン
大阪市中央区上町1丁目4-1
■会社概要
商号 : 株式会社YUNOKA
所在地 : 岡山県真庭市久世2827
設立 : 2020年9月17日
代表取締役 : 内藤 靖史
資本金 : 300万円
事業目的 : 化粧品の企画、製造・販売
健康食品、飲料の販売等
取引先銀行 : 中国銀行 久世支店、ゆうちょ銀行
グループ会社: 株式会社エイチケイ商会
URL : https://www.yunokapj.jp
岡山県真庭市の地域資源であるミツマタから抽出したエキスの有用性を、産学連携で岡山理科大学と共同研究を行った結果、「しみ予防剤(美白剤)」として新たな化粧品の可能性が示唆されました。
これを受けて開発されたのが世界初(※)となるミツマタエキス配合の結の香化粧品です。美容液、石鹸は既に発売しております。
※化粧品原料として、世界で初めてミツマタから抽出したエキスとしてINCI名(化粧品成分の国際的表示名称)を取得しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/263366/LL_img_263366_1.jpg
結の香ホワイトリフトローション
■化粧品開発に至った経緯
日本の文化は紙の文化と言われるように、長い間、日本人の生活に深くかかわって来ました。
岡山県真庭市樫西地区は昔から和紙の原料である三椏(みつまた)栽培が盛んで、日本紙幣の原料として旧大蔵省(現・国立印刷局)に納める局納ミツマタの生産で、全国第一位を誇っていました。
■和紙との出会い
きっかけは、地域の伝統工芸品である手漉き樫西和紙の工房を訪ねた折り、厳寒の中、冷水で紙を漉く職人の手肌がキレイで驚いたことです。工房ではミツマタを原料として漉いているとのこと。また、ミツマタを原料とした紙幣は万人が手に触れるが手荒れをしたとは聞きません。これらのことからミツマタは化粧品の原料になり得るのではと着目しました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/263366/LL_img_263366_2.jpg
手漉き
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/263366/LL_img_263366_4.jpg
和紙箱
■ミツマタ抽出エキスの有用性調査
ミツマタから抽出したエキスの有用性を、岡山理科大学 工学部バイオ・応用化学科の安藤 秀哉教授に依頼。
その結果、ミツマタエキスには際立った「メラニン生成抑制作用」があることが判明し、「自身の携わった中で、最上級の効果が得られた」(安藤教授)との評価を得、それ程良いものなら、是非世に出したいと商品化に至りました。
■特許取得
産学連携による研究成果として、ミツマタの特定部位(白皮)に「メラニン生成抑制作用」があることを突き止め、岡山理科大学と特許を共同出願し取得しました。
特許第67650975号
発明の名称:メラニン生成抑制剤。メラニン生成抑制作用を有するミツマタ樹皮の白皮抽出物と、それを含有する化粧料組生物。
■開発の狙いとメリット
新しい価値の創造
ミツマタエキスの「しみ予防剤(美白剤)」としての研究開発は、和紙の製造過程で生じる廃液を活用するので、残った樹皮の繊維はそのまま紙の原料に使用できる為、無駄はありません。
また、化粧品の原料として、高付加価値の商品化により、経済価値を生み出し、和紙を取り巻く経営環境向上に寄与できます。
そして衰退の一途を辿る和紙文化の維持・継承に繋がればと期待しています。
■真庭の活性化、ミツマタの再生
ミツマタは古来、製紙の為の用途に限られていましたが、化粧品原料としての新たな活用策が開発出来たことで、衰退を辿っているミツマタ栽培を再生させることが可能となります。
これをきっかけに真庭市樫西地区の現地コミュニティでは、“ミツマタの郷”再興プロジェクトが立ち上がり、SDGs事業の一環として活動が始まっています。
現地コミュニティ、地元商工会、地域金融機関、行政、大学研究機関等の地域ネットワークで、ミツマタを核とした化粧品事業を地場産業として、地域経済活性化を図りたいと思います。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/263366/LL_img_263366_3.jpg
ミツマタ
■ミツマタ栽培の推移
中国、四国地方の山間部で盛んに栽培され国立印刷局に納められるミツマタ(局納ミツマタ)として、需要を下支えしてきましたが、近年は農村の構造変化に伴って生産者の高齢化、後継者不足で年々衰退の一途を辿っています。全国のミツマタの収穫量、栽培面積の推移をみると、平成2年に栽培面積942ha、生産量810tあったものが、平成27年には40.6ha、18.7tとなっており、面積比4.3%、生産量で2.3%まで縮小しています。
■ミツマタについて
科名 : ジンチョウゲ科
属名 : ミツマタ属
和名 : ミツマタ(三椏、三又)
中国名 : 結香(ジェシアン)、黄端香
学名 : Edgeworthia Chrysantha
原産地 : 中国中南部、ヒマラヤ地方
分布地域: ネパール、中国、韓国、日本等が一般的に知られている
樹高 : 1〜2メートル。落葉低木、花期3〜4月
■商品概要
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/263366/LL_img_263366_5.jpg
結の香ホワイトリフトローション
商品名: 結の香ホワイトリフトローション
種類 : 化粧水
容量 : 150ml
価格 : 3,960円税込
材状 : さらっとしたテクスチャーで、肌の奥※まで潤いを届ける化粧水
(※角質層まで)
全成分: 水、DPG、BG、グリセリン、メチルグルセス-20、ベタイン、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール、PPG-6デシルテトラデセス-30、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、クエン酸Na、メタリン酸Na、オレンジ油、ライム油、アオモジ果実油、コウスイガヤ油、ユーカリシトリオドラ油、ラベンダー油、マヨラナ葉油、ローズマリー葉油、ミツマタ樹皮エキス、グルコシルナリンギン、ソルビトール、ナリンギン、サッカロミセス/コメヌカ発酵液エキス、酒粕エキス、酵母エキス、サトザクラ花エキス、トコフェロール、リン酸Na
【処方の特徴】
浸透性にこだわり、さっぱりなのにきちんと潤い美容液の通り道をつくる化粧水
【処方フリー条件】
パラベン・アルコール・シリコーン鉱物油・紫外線吸収剤・旧表示指定成分
【販売開始日】
2021年7月27日
【販売元】
株式会社YUNOKA
岡山県真庭市久世2827
【発売元】
株式会社エイチケイ商会
岡山県真庭市久世2512-12
【製造販売元】
株式会社コスメテックジャパン
大阪市中央区上町1丁目4-1
■会社概要
商号 : 株式会社YUNOKA
所在地 : 岡山県真庭市久世2827
設立 : 2020年9月17日
代表取締役 : 内藤 靖史
資本金 : 300万円
事業目的 : 化粧品の企画、製造・販売
健康食品、飲料の販売等
取引先銀行 : 中国銀行 久世支店、ゆうちょ銀行
グループ会社: 株式会社エイチケイ商会
URL : https://www.yunokapj.jp