日本の家庭の食卓から魚が消える 子どもの夕食に魚料理を調理する働く母親は9%に過ぎず
[14/06/18]
提供元:@Press
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健康、栄養、素材分野におけるグローバル企業ディー・エス・エム社(以下、DSM)は、6月22日の「DHAの日」を前に、日本の働く母親500名を対象とした「子どもの栄養とDHA (ドコサヘキサエン酸)サプリメント」に関する意識調査の結果を発表しました。
■働く母親が子どもの夕食の主菜に魚料理を調理するのは1割以下
フルタイムまたはパートタイムで働く日本の母親で、子どもの夕食の主菜に魚料理を調理しているのはわずか9.3%に過ぎないことが明らかになりました(別紙図1参照)。魚料理を夕食に用意するのは「週1回以下」と答えた働く母親は35%に上り、魚を調理しない理由としては、手間がかかる(35.2%)、子どもが好まない(30.0%)、新鮮な魚を入手しにくい(25.7%)、食べるのが面倒(18.5%)(図2)のほか、魚が高価であることも一因となっており、魚料理がますます日本の家庭の食卓から消えつつある現実が浮き彫りとなりました。
子どものDHA摂取と学習および行動能力に対する影響を研究している、オックスフォード大学のアレックス・リチャードソン博士は、「日本の子どもの食事は、伝統的に食べられてきた魚料理よりも、西洋式の肉料理中心の食事が増えており、子どもに十分な多価不飽和オメガ3脂肪酸の DHAを摂取させることはますます重要になっています。現在進行中のオックスフォード大学の大規模研究でも、健康な学童期の児童のDHA濃度が低い場合、読解力や記憶力が低く、DHA摂取を増やすことで、児童の認知発達を向上させることがわかっています。」と述べています。
■子どもの魚離れで不足しがちなDHAをサプリメントで取得することには抵抗感
DHAは子どもの脳の発達を促し、記憶力、集中力、読解力、視力などを向上させるほか、睡眠を改善させる働きもあります。DHAについて働く母親の認知は高く(84.5%)、DHAが魚に多く含まれることも7割近くの母親が理解しています(図3)。
しかし、魚を食べなくなったことで不足しがちなDHAを、サプリメントで補うということには、働く母親にも抵抗があるようです。「自分の子どもが学童期を迎えたら、子どもの脳の発達や学習能力の向上に効果があるDHAサプリメントを摂取させる」と回答したのは14.6%にとどまりました(図4)。子どもにサプリメントを摂取させることは、働く母親にとっても、まだ一定のバリアがあることが顕著となりました。
■忙しい働く母親は子どもの栄養バランスや脳の発達のためDHAサプリメントの利用を
女性の活躍の推進が、現在の日本の成長戦略の一つとされ、働く女性を支援する様々な取り組みが政府や企業でも進められています。一方で、働く母親は家族の食事の用意や家事の大部分を負担しており、仕事をしていることで子どもの栄養バランスを考えて食事を料理する時間が十分に費やせていない、という現実も明らかとなりました。
働く母親の94%が子どもの食事は「自分が用意する」と答えており、「夫やパートナー」が用意すると答えたのは2%のみでした。仕事をしていることで、6割以上の母親が、子どもの食事を用意するために十分な時間が費やせていない(63.3%)、半数近くが、栄養バランスを考えて食事を用意できていない(47.1%)、と考えています(図5)。多くの働く母親が家事と仕事との両立が難しいと感じており、子どもの栄養バランスを良好に保つための方策が一層求められています。
リチャードソン博士は、「魚はオメガ3脂肪酸の優れた補給源ですが、魚を調理する時間的余裕がなく、子どもも魚を好まない場合にはlife’sDHAなどのDHAサプリメントを摂取することが安全かつ簡便で効果の高い解決策になります。日本の働くお母さんたちは、仕事でも家庭でもやらなければならないことをたくさん抱えていますが、DHAサプリメントを子どもに定期的に与えることで、子どもの脳の発達や機能に有効な栄養を適切に摂取させ、栄養バランスを保つことができます。」と述べています。
■藻由来のDHAサプリメントが補給源に
そもそも魚にDHAが含まれているのは、魚が食べる藻類にDHAが豊富に含まれているためですが、働く母親の98%は、DHAが藻類に由来していることを知らないことがわかりました。魚からのDHA摂取が少ない場合には、藻類から直接DHAを抽出している栄養サプリメントのlife’s DHAを摂取して、植物性の持続可能なDHAを補給することができます。
一生を通じて重要なDHA
DHAは、全身に存在する多価不飽和オメガ3脂肪酸の一種です。DHAは脳の主要な構造脂肪であり、最大で脳内オメガ3脂肪の97%を占めています。DHAを適度に摂取することは、幼児から成人まですべての人にとって有益であることが、数多くの研究で確認されています。DHAは脳の健康にとって、人の一生を通じて重要であることが証明されています。
魚を食べるのが週2回に満たない児童のために、親は、魚以外に由来するDHAを含むサプリメントや強化食品・飲料を与えて補給することができます。life’sDHAは、植物性の持続可能なDHA補給源で、何百種類ものサプリメントや強化食品・飲料に含まれています。life’sDHAの詳しい情報は www.lifesdha.com をご覧ください。
DSM - Bright Science. Brighter Living.
Royal DSMは、科学をベースとして健康、栄養、素材分野で活躍しているグローバル企業です。ライフサイエンスとマテリアルサイエンスにおける独自の技術を組み合わせることで、経済的繁栄、環境問題への取り組み、そして社会の発展を促進し、DSMと関わる全ての人々にとって持続可能な価値を創造します。また、DSMは食品や栄養補助食品、パーソナルケア、飼料、ファーマシューティカルズ、医療機器、自動車、塗料、電気・電子機器、ライフプロテクション、代替エネルギー、バイオ素材などのグローバル市場において、顧客企業の業績向上・維持に貢献できる革新的なソリューションを提供します。年間の純売上高はおよそ100億ユーロで、NYSE Euronextに上場しており、社員数は24,500名です。
詳細については www.dsm.com (英文) または www.dsmjapan.com (邦文) をご覧ください。
■働く母親が子どもの夕食の主菜に魚料理を調理するのは1割以下
フルタイムまたはパートタイムで働く日本の母親で、子どもの夕食の主菜に魚料理を調理しているのはわずか9.3%に過ぎないことが明らかになりました(別紙図1参照)。魚料理を夕食に用意するのは「週1回以下」と答えた働く母親は35%に上り、魚を調理しない理由としては、手間がかかる(35.2%)、子どもが好まない(30.0%)、新鮮な魚を入手しにくい(25.7%)、食べるのが面倒(18.5%)(図2)のほか、魚が高価であることも一因となっており、魚料理がますます日本の家庭の食卓から消えつつある現実が浮き彫りとなりました。
子どものDHA摂取と学習および行動能力に対する影響を研究している、オックスフォード大学のアレックス・リチャードソン博士は、「日本の子どもの食事は、伝統的に食べられてきた魚料理よりも、西洋式の肉料理中心の食事が増えており、子どもに十分な多価不飽和オメガ3脂肪酸の DHAを摂取させることはますます重要になっています。現在進行中のオックスフォード大学の大規模研究でも、健康な学童期の児童のDHA濃度が低い場合、読解力や記憶力が低く、DHA摂取を増やすことで、児童の認知発達を向上させることがわかっています。」と述べています。
■子どもの魚離れで不足しがちなDHAをサプリメントで取得することには抵抗感
DHAは子どもの脳の発達を促し、記憶力、集中力、読解力、視力などを向上させるほか、睡眠を改善させる働きもあります。DHAについて働く母親の認知は高く(84.5%)、DHAが魚に多く含まれることも7割近くの母親が理解しています(図3)。
しかし、魚を食べなくなったことで不足しがちなDHAを、サプリメントで補うということには、働く母親にも抵抗があるようです。「自分の子どもが学童期を迎えたら、子どもの脳の発達や学習能力の向上に効果があるDHAサプリメントを摂取させる」と回答したのは14.6%にとどまりました(図4)。子どもにサプリメントを摂取させることは、働く母親にとっても、まだ一定のバリアがあることが顕著となりました。
■忙しい働く母親は子どもの栄養バランスや脳の発達のためDHAサプリメントの利用を
女性の活躍の推進が、現在の日本の成長戦略の一つとされ、働く女性を支援する様々な取り組みが政府や企業でも進められています。一方で、働く母親は家族の食事の用意や家事の大部分を負担しており、仕事をしていることで子どもの栄養バランスを考えて食事を料理する時間が十分に費やせていない、という現実も明らかとなりました。
働く母親の94%が子どもの食事は「自分が用意する」と答えており、「夫やパートナー」が用意すると答えたのは2%のみでした。仕事をしていることで、6割以上の母親が、子どもの食事を用意するために十分な時間が費やせていない(63.3%)、半数近くが、栄養バランスを考えて食事を用意できていない(47.1%)、と考えています(図5)。多くの働く母親が家事と仕事との両立が難しいと感じており、子どもの栄養バランスを良好に保つための方策が一層求められています。
リチャードソン博士は、「魚はオメガ3脂肪酸の優れた補給源ですが、魚を調理する時間的余裕がなく、子どもも魚を好まない場合にはlife’sDHAなどのDHAサプリメントを摂取することが安全かつ簡便で効果の高い解決策になります。日本の働くお母さんたちは、仕事でも家庭でもやらなければならないことをたくさん抱えていますが、DHAサプリメントを子どもに定期的に与えることで、子どもの脳の発達や機能に有効な栄養を適切に摂取させ、栄養バランスを保つことができます。」と述べています。
■藻由来のDHAサプリメントが補給源に
そもそも魚にDHAが含まれているのは、魚が食べる藻類にDHAが豊富に含まれているためですが、働く母親の98%は、DHAが藻類に由来していることを知らないことがわかりました。魚からのDHA摂取が少ない場合には、藻類から直接DHAを抽出している栄養サプリメントのlife’s DHAを摂取して、植物性の持続可能なDHAを補給することができます。
一生を通じて重要なDHA
DHAは、全身に存在する多価不飽和オメガ3脂肪酸の一種です。DHAは脳の主要な構造脂肪であり、最大で脳内オメガ3脂肪の97%を占めています。DHAを適度に摂取することは、幼児から成人まですべての人にとって有益であることが、数多くの研究で確認されています。DHAは脳の健康にとって、人の一生を通じて重要であることが証明されています。
魚を食べるのが週2回に満たない児童のために、親は、魚以外に由来するDHAを含むサプリメントや強化食品・飲料を与えて補給することができます。life’sDHAは、植物性の持続可能なDHA補給源で、何百種類ものサプリメントや強化食品・飲料に含まれています。life’sDHAの詳しい情報は www.lifesdha.com をご覧ください。
DSM - Bright Science. Brighter Living.
Royal DSMは、科学をベースとして健康、栄養、素材分野で活躍しているグローバル企業です。ライフサイエンスとマテリアルサイエンスにおける独自の技術を組み合わせることで、経済的繁栄、環境問題への取り組み、そして社会の発展を促進し、DSMと関わる全ての人々にとって持続可能な価値を創造します。また、DSMは食品や栄養補助食品、パーソナルケア、飼料、ファーマシューティカルズ、医療機器、自動車、塗料、電気・電子機器、ライフプロテクション、代替エネルギー、バイオ素材などのグローバル市場において、顧客企業の業績向上・維持に貢献できる革新的なソリューションを提供します。年間の純売上高はおよそ100億ユーロで、NYSE Euronextに上場しており、社員数は24,500名です。
詳細については www.dsm.com (英文) または www.dsmjapan.com (邦文) をご覧ください。