日経平均は4日続落、世界景気への懸念や円高が重しに
[14/10/10]
提供元:株式会社フィスコ
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相場概況
日経平均は4日続落。9日の米国市場でNYダウが330ドルを超す下落となった流れを受け、日経平均も15300円を割る水準で取引を開始。全33業種がマイナスで推移するなど、幅広い銘柄が売られた。後場に入り下げ幅を拡大する場面も見られたが、大引け前に急速に下げ渋り、15300円台を回復し取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比178.38円安の15300.55円となった。東証1部の売買高は28億5163万株、売買代金は2兆6877億円だった。業種別では、鉱業、非鉄金属、銀行業が下落率上位となった。一方、水産・農林業や不動産業が小幅な下げにとどまった。
個別では、三井住友<8316>や三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>などのメガバンク株の下げが目立った。世界景気への懸念から国際帝石<1605>などの資源株の下落も大きい。また、円高に振れていることを受けて、マツダ<7261>やホンダ<7267>などの自動車株や、ファナック<6954>、京セラ<6971>といった輸出セクター全般が売られた。一方、前日に市場コンセンサスを上回る今期業績見通しを発表したファーストリテ<9983>が終日堅調に推移。また、LINEとの共同出資による新会社設立を発表したグリー<3632>が商いを伴って8%超の上昇となった。
<FA>
大引けの日経平均は前日比178.38円安の15300.55円となった。東証1部の売買高は28億5163万株、売買代金は2兆6877億円だった。業種別では、鉱業、非鉄金属、銀行業が下落率上位となった。一方、水産・農林業や不動産業が小幅な下げにとどまった。
個別では、三井住友<8316>や三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>などのメガバンク株の下げが目立った。世界景気への懸念から国際帝石<1605>などの資源株の下落も大きい。また、円高に振れていることを受けて、マツダ<7261>やホンダ<7267>などの自動車株や、ファナック<6954>、京セラ<6971>といった輸出セクター全般が売られた。一方、前日に市場コンセンサスを上回る今期業績見通しを発表したファーストリテ<9983>が終日堅調に推移。また、LINEとの共同出資による新会社設立を発表したグリー<3632>が商いを伴って8%超の上昇となった。
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