日本BS放送、井関農機、ホシデンなど
[15/06/24]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<7272> ヤマハ発 2840 -118下げ目立つ。JPモルガン(JPM)では4-6月期の決算プレビューをリリースしている。4-6月期営業利益は324億円と、1-3月期の349億円から減速する公算としている。4-6月期の市場コンセンサスは380億円強であるため、想定外の前四半期比減益をネガティブ視する動きが優勢に。新興国二輪販売の減速などがモメンタムを鈍化させていると指摘。
<4901> 富士フイルム 4567.5 -167.5軟調。シティではプレビュー取材レポートをリリースしているもよう。4-6月期営業利益は推定300億円レベルの会社計画前後になるとみているようだ。総じて堅調推移だが、FPD材料がユーザー都合による減収で下振れとみているもよう。4-6月期の市場コンセンサスは360億円程度であるため、ネガティブに受け止められているようだ。昨日から、アナリストの第1四半期業績見通しを受けて、株価が乱高下するものが目立っている。
<8001> 伊藤忠 1715.5 +45買い先行。シェールガス事業から撤退すると報じられている。25%出資していた米社の全株式を売却したようだ。前期まで同事業で累計1000億円の減損損失を計上、業績への追加の影響はないようだ。依然として先行き不透明感の残る同事業であり、事業撤退により今後の追加損失リスクが低下することをポジティブに捉える動きが優勢のようだ。なお、本日は資源価格の上昇も総合商社には支援材料となっている。
<5803> フジクラ 717 +16続伸。大和が投資判断「2」を継続、目標株価を610円から720円に引き上げていることが好材料視されているようだ。RPC事業に関して更なる受注拡大の可能性が示されたこと、ワイヤーハーネスに関しても欧州顧客向け販売拡大や立ち上げコスト減少で増益見通しが高まったこと、金庫株に関しては原則として消却する方向性が示唆されたことなどが主なポイントとしているようだ。
<6310> 井関農機 240 +14急伸。米国ではTPP妥結に不可欠なTPA法案の再可決見通しが強まっており、週内にも法案成立の見込みとなっている。TPP交渉の大きな前進につながるとの見方につながっているようだ。これに伴い、TPP妥結によるメリットが期待されている同社には期待感が再燃する格好にもなっているようだ。足元では、TPP交渉の妥結は大幅に遅れる可能性も台頭、同社株価も低迷が続く状況となっていた。
<9414> 日本BS放送 1175 +126上昇率トップ。株主優待制度の変更を前日に発表している。現行のショッピング専門チャンネルで商品購入できる優待券(1000円相当)から、ビックカメラグループ全店で利用できる「ビックカメラ商品券」(1000円券)に変更。株主には利便性が高まるとの見方が優勢に。また、長期保有の株主には、毎年8月末に「ビックカメラ商品券」(1000円券)を追加贈呈する制度を導入。長期保有の株主は年間3000円相当の商品券が得られるため、前日終値をベースとすると、配当・優待利回りは4.3%程度に達することになる。
<6804> ホシデン 800 -56さえない。みずほ証券では投資判断「買い」を継続ながら、目標株価を1050円から970円に引き下げ。第1四半期営業損益は6億円の赤字を予想、会社側の上期予想は下方修正される可能性が高いとしている。スマホ関連の主要顧客向け売上が想定以上に苦戦とみているようだ。今期の業績回復見通しをきっかけに株価が急伸した経緯もあり、業績下振れには失望感も強まりやすいようだ。
<5105> 東洋ゴム 2841 +99大幅続伸。前日には首脳陣の総退陣を発表、再発防止に向けたコンプライアンス体制なども示しており、免震ゴム問題に関する当面の悪材料は出尽くしたとも受け止められているようだ。また、今後は本業に焦点が向かうとみられるなか、北米タイヤの販売好調やタイヤのマージン改善などを背景に、業績にも上振れ余地は大きいとの見方が強いようだ。
<8750> 第一生命 2414.5 -56.5さえない。バークレイズでは投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げ、目標株価は2500円としている。証券・保険・ノンバンクセクターのトップピックからも削除へ。業績に特段の不安はないものの、過去3ヶ月間の大幅な株価上昇によって、アップサイド余地は縮小したとみているもよう。保険各社の株主還元拡充に関しては、概ね株価に織り込み済みとも判断のようだ。
<7248> カルソカンセイ 932 -25売り優勢。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「中立」から「売り」に格下げしている。目標株価は680円を据え置きのようだ。北米収益の改善ピークアウト、日産の中国販売低迷の影響懸念などに加えて日産とのバリュエーションギャップは過去最低水準にまで縮小で割高感も強まったと考えているようだ。なお、GSではTSテックも「買い」から「中立」に格下げしている。
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<4901> 富士フイルム 4567.5 -167.5軟調。シティではプレビュー取材レポートをリリースしているもよう。4-6月期営業利益は推定300億円レベルの会社計画前後になるとみているようだ。総じて堅調推移だが、FPD材料がユーザー都合による減収で下振れとみているもよう。4-6月期の市場コンセンサスは360億円程度であるため、ネガティブに受け止められているようだ。昨日から、アナリストの第1四半期業績見通しを受けて、株価が乱高下するものが目立っている。
<8001> 伊藤忠 1715.5 +45買い先行。シェールガス事業から撤退すると報じられている。25%出資していた米社の全株式を売却したようだ。前期まで同事業で累計1000億円の減損損失を計上、業績への追加の影響はないようだ。依然として先行き不透明感の残る同事業であり、事業撤退により今後の追加損失リスクが低下することをポジティブに捉える動きが優勢のようだ。なお、本日は資源価格の上昇も総合商社には支援材料となっている。
<5803> フジクラ 717 +16続伸。大和が投資判断「2」を継続、目標株価を610円から720円に引き上げていることが好材料視されているようだ。RPC事業に関して更なる受注拡大の可能性が示されたこと、ワイヤーハーネスに関しても欧州顧客向け販売拡大や立ち上げコスト減少で増益見通しが高まったこと、金庫株に関しては原則として消却する方向性が示唆されたことなどが主なポイントとしているようだ。
<6310> 井関農機 240 +14急伸。米国ではTPP妥結に不可欠なTPA法案の再可決見通しが強まっており、週内にも法案成立の見込みとなっている。TPP交渉の大きな前進につながるとの見方につながっているようだ。これに伴い、TPP妥結によるメリットが期待されている同社には期待感が再燃する格好にもなっているようだ。足元では、TPP交渉の妥結は大幅に遅れる可能性も台頭、同社株価も低迷が続く状況となっていた。
<9414> 日本BS放送 1175 +126上昇率トップ。株主優待制度の変更を前日に発表している。現行のショッピング専門チャンネルで商品購入できる優待券(1000円相当)から、ビックカメラグループ全店で利用できる「ビックカメラ商品券」(1000円券)に変更。株主には利便性が高まるとの見方が優勢に。また、長期保有の株主には、毎年8月末に「ビックカメラ商品券」(1000円券)を追加贈呈する制度を導入。長期保有の株主は年間3000円相当の商品券が得られるため、前日終値をベースとすると、配当・優待利回りは4.3%程度に達することになる。
<6804> ホシデン 800 -56さえない。みずほ証券では投資判断「買い」を継続ながら、目標株価を1050円から970円に引き下げ。第1四半期営業損益は6億円の赤字を予想、会社側の上期予想は下方修正される可能性が高いとしている。スマホ関連の主要顧客向け売上が想定以上に苦戦とみているようだ。今期の業績回復見通しをきっかけに株価が急伸した経緯もあり、業績下振れには失望感も強まりやすいようだ。
<5105> 東洋ゴム 2841 +99大幅続伸。前日には首脳陣の総退陣を発表、再発防止に向けたコンプライアンス体制なども示しており、免震ゴム問題に関する当面の悪材料は出尽くしたとも受け止められているようだ。また、今後は本業に焦点が向かうとみられるなか、北米タイヤの販売好調やタイヤのマージン改善などを背景に、業績にも上振れ余地は大きいとの見方が強いようだ。
<8750> 第一生命 2414.5 -56.5さえない。バークレイズでは投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げ、目標株価は2500円としている。証券・保険・ノンバンクセクターのトップピックからも削除へ。業績に特段の不安はないものの、過去3ヶ月間の大幅な株価上昇によって、アップサイド余地は縮小したとみているもよう。保険各社の株主還元拡充に関しては、概ね株価に織り込み済みとも判断のようだ。
<7248> カルソカンセイ 932 -25売り優勢。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「中立」から「売り」に格下げしている。目標株価は680円を据え置きのようだ。北米収益の改善ピークアウト、日産の中国販売低迷の影響懸念などに加えて日産とのバリュエーションギャップは過去最低水準にまで縮小で割高感も強まったと考えているようだ。なお、GSではTSテックも「買い」から「中立」に格下げしている。
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