任天堂、日本写真印刷、大京など
[16/01/19]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<6753> シャープ 126 +3買い優勢。革新機構では、同社に対する出資額を従来想定の2000億円規模から3000億円超に引き上げる検討に入ったと伝わっている。鴻海の買収額引き上げに対抗する。出資額引き上げに伴って、その分、再建が進みやすくなるとの期待が先行しているようだ。一方、鴻海による買収の可能性が後退することは、既存株主にとっては買収プレミアム期待の低下につながるほか、出資額の引き上げは希薄化を一層強めるとの懸念もあるもよう。
<8840> 大京 185 +6一時急伸。今春をめどに「民泊」事業に参入すると報じられている。「国家戦略特区」で民泊を認めている東京都大田区を中心に展開するようだ。初年度に約100戸の空き家を買い取って改装していくもよう。マンション最大手企業の市場参入であり、今後、民泊の市場や規制緩和が広がっていった際には優位性が高まるのではといった期待感も高まる方向へ。
<7974> 任天堂 15990 +1330 買い優勢。メリルリンチ日本証券が投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も22000円から25000円に引き上げている。新規IP「Splatooon」の販売好調でカジュアルゲーマー需要喚起の兆しが見えたこと、スマートデバイス向けゲームや新型ハードNX投入による業績回復確度が高まったこと、株価調整で割安感が強まっていることを格上げの背景に。デジタル売上比率の上昇で、セクター内での格差は縮小していると指摘。
<3649> ファインデックス 913 +149上昇率2位。前日に業績予想の上方修正を発表、買い材料視されている。通期営業利益は従来予想の5.1億円から6.7億円にまで上方修正。第3四半期までは大幅減益で推移していたため、ポジティブなインパクトにつながっている。大規模医療機関などへのシステム導入に係る人員のスキルや製品の成熟度の向上などで、従来に比べて短期間で安定した導入を行うことが可能になったようだ。
<7915> 日本写真印刷 2214 +135大幅反発。クレディ・スイス証券(CS)では投資判断を「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」に格上げ、目標株価は2200円を継続としている。デバイス事業での想定を上回る生産性改善効果、産業資材で買収した蒸着紙事業を織り込み、業績予想を上方修正。今期営業利益は86億円から96億円に、来期は88億円から98億円に、再来期は80億円から102億円に増額修正している。売り方の買戻しなどが先行へ。
<5232> 住友大阪セメ 481 +21しっかり。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、来期のセメント需要回復を想定しており、買い材料へとつながっているようだ。前期のセメント内需は4350万トンで前年比4.5%減に留まるとみているが、来期は大型案件の着工開始やRC造への一部回帰などによって、下期以降に需要が本格回復に向かうと考えているもよう。セメント内需は4500万トンと3年ぶりのプラスに転じると期待している。
<6594> 日本電産 8002 +319続伸。産業革新機構の保有するルネサス株の買い手として同社が最有力と先週末に伝わっているが、同社にとってポジティブと捉える見方が強まってきているもよう。ゴールドマン・サックス証券では、報道が事実であれば、同社の車載/IoT分野の成長を大きく加速・前進させる要因になると指摘している。同社がユニークなIoT関連大手デバイスメーカーに発展する可能性が高まるとの見方。
<2503> キリンHD 1552.5 -20.5反落。16.12期営業利益は1300億円強となり、前期会社予想1220億円から1割近く増加する見通しとの観測報道が伝わっている。「一番搾り」など利益率の高い商品の比率が上昇するとされている。ただ、市場コンセンサスは1350億円レベルであり、インパクトは乏しい状況にある。本日は食料品セクターが業種別下落率トップとなっている地合いでもあり、目先の出尽し感につながっているようだ。
<8306> 三菱UFJ 646.8 -12.6軟調。本日は銀行セクターが業種別下落率の2位になっている。欧州株式市場で銀行株の売りが優勢だった流れを引き継ぐ形に。欧州では不良債権の拡大などが警戒視されてきているようだ。また、前日にはSMBC日興証券が大手銀行セクターの格付けを「中立」に引き下げている。好材料の確認は年後半になると見られ、当面の上値余地は限定的とみているもよう。
<XH>
<8840> 大京 185 +6一時急伸。今春をめどに「民泊」事業に参入すると報じられている。「国家戦略特区」で民泊を認めている東京都大田区を中心に展開するようだ。初年度に約100戸の空き家を買い取って改装していくもよう。マンション最大手企業の市場参入であり、今後、民泊の市場や規制緩和が広がっていった際には優位性が高まるのではといった期待感も高まる方向へ。
<7974> 任天堂 15990 +1330 買い優勢。メリルリンチ日本証券が投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も22000円から25000円に引き上げている。新規IP「Splatooon」の販売好調でカジュアルゲーマー需要喚起の兆しが見えたこと、スマートデバイス向けゲームや新型ハードNX投入による業績回復確度が高まったこと、株価調整で割安感が強まっていることを格上げの背景に。デジタル売上比率の上昇で、セクター内での格差は縮小していると指摘。
<3649> ファインデックス 913 +149上昇率2位。前日に業績予想の上方修正を発表、買い材料視されている。通期営業利益は従来予想の5.1億円から6.7億円にまで上方修正。第3四半期までは大幅減益で推移していたため、ポジティブなインパクトにつながっている。大規模医療機関などへのシステム導入に係る人員のスキルや製品の成熟度の向上などで、従来に比べて短期間で安定した導入を行うことが可能になったようだ。
<7915> 日本写真印刷 2214 +135大幅反発。クレディ・スイス証券(CS)では投資判断を「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」に格上げ、目標株価は2200円を継続としている。デバイス事業での想定を上回る生産性改善効果、産業資材で買収した蒸着紙事業を織り込み、業績予想を上方修正。今期営業利益は86億円から96億円に、来期は88億円から98億円に、再来期は80億円から102億円に増額修正している。売り方の買戻しなどが先行へ。
<5232> 住友大阪セメ 481 +21しっかり。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、来期のセメント需要回復を想定しており、買い材料へとつながっているようだ。前期のセメント内需は4350万トンで前年比4.5%減に留まるとみているが、来期は大型案件の着工開始やRC造への一部回帰などによって、下期以降に需要が本格回復に向かうと考えているもよう。セメント内需は4500万トンと3年ぶりのプラスに転じると期待している。
<6594> 日本電産 8002 +319続伸。産業革新機構の保有するルネサス株の買い手として同社が最有力と先週末に伝わっているが、同社にとってポジティブと捉える見方が強まってきているもよう。ゴールドマン・サックス証券では、報道が事実であれば、同社の車載/IoT分野の成長を大きく加速・前進させる要因になると指摘している。同社がユニークなIoT関連大手デバイスメーカーに発展する可能性が高まるとの見方。
<2503> キリンHD 1552.5 -20.5反落。16.12期営業利益は1300億円強となり、前期会社予想1220億円から1割近く増加する見通しとの観測報道が伝わっている。「一番搾り」など利益率の高い商品の比率が上昇するとされている。ただ、市場コンセンサスは1350億円レベルであり、インパクトは乏しい状況にある。本日は食料品セクターが業種別下落率トップとなっている地合いでもあり、目先の出尽し感につながっているようだ。
<8306> 三菱UFJ 646.8 -12.6軟調。本日は銀行セクターが業種別下落率の2位になっている。欧州株式市場で銀行株の売りが優勢だった流れを引き継ぐ形に。欧州では不良債権の拡大などが警戒視されてきているようだ。また、前日にはSMBC日興証券が大手銀行セクターの格付けを「中立」に引き下げている。好材料の確認は年後半になると見られ、当面の上値余地は限定的とみているもよう。
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